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春が来た。
もうすぐマティアス陛下は結婚する。
陛下には幸せになって欲しい。
そして時々ほんの少しだけ思い出してくれたら私はそれでいい。
今はまだ辛いけど、お互い懐かしく思えるようになったらまた首都で会うのもいいかもしれない。
夜なのに花の香りが強い。
ああ、これはマティアス陛下の香りだ。
土属性の陛下はいつも花の香りがした。
きっとこれは夢の中。
良かった陛下の香りも温もりも声もまだちゃんと覚えている。
「シオン、起きて。」
「ん…マティ…会いたかった。」
夢なら抱き締めてもいいよね。
「私もだ…会いたかった。」
「嘘つき…ずっと側にいるって言ったのに。」
夢なら甘えてもいいよね。
「すまない…。」
強く抱き締められて気がついた、夢じゃない。
押し退けて起き上がる。
なぜベッドにマティアス陛下が?
「なっ、どうしてここに?」
言葉にならない。
「会いたかったのだ。」
会いたいからと言って来てもいいもんじゃない。
「けっ、結婚式は?こんな所にいてはいけません!」
「わかっている、あまり時間が無い。
ひと目だけでいいから会いたかったのだ。
迷惑なのはわかっている。
だが、どうしても会って…会って…シオン。」
押し倒され口づけをされた。
荒い息使いで無理やり舌をねじ込んでくる。
「はっ…ん…ちょっ…まって…んん。」
「はぁ…はぁ…すまない…こんな事するつもりはなかったのだ。本当にどうかしている。
会って、ちゃんとお別れを言うはずだったのに。
駄目だ、我慢できない。」
抱きつき、首筋に強く吸い付く。
「んっ…だめです、離して下さい。」
シャツのボタンに手をかけるがうまく外せない。
いったい何をしようというの?こんなマティアス陛下は見たことが無い。
「シオン、私は今から自分勝手で最低な事をする。だから、私を許すな!」
シャツを力任せに引き裂いた。
「やめてっ…あ…。」
両手を押さえ唇を首筋から胸へとすべらせると、乳首を捕らえで軽く吸ったり舌で転がす。
「んっ…く…だめ…。」
「はぁっ…はぁっ…硬くなったな…ここも。」
股間を私のモノに擦り付けると陛下のソレも硬くなっていた。
シャツを脱がそうとするが袖がからまりなかなか脱げない。
「くそっ、このまま…。」
両手にシャツを巻き付けベッドの支柱にくくりつけた。
「だめです、こんな事…。」
きっと後で後悔する。
ズボンに手をかけ下着ごとずり下げると、硬くなったモノが勢いよく跳ね返った。
「嫌っ…だめ…恥ずかしい。」
もうすぐマティアス陛下は結婚する。
陛下には幸せになって欲しい。
そして時々ほんの少しだけ思い出してくれたら私はそれでいい。
今はまだ辛いけど、お互い懐かしく思えるようになったらまた首都で会うのもいいかもしれない。
夜なのに花の香りが強い。
ああ、これはマティアス陛下の香りだ。
土属性の陛下はいつも花の香りがした。
きっとこれは夢の中。
良かった陛下の香りも温もりも声もまだちゃんと覚えている。
「シオン、起きて。」
「ん…マティ…会いたかった。」
夢なら抱き締めてもいいよね。
「私もだ…会いたかった。」
「嘘つき…ずっと側にいるって言ったのに。」
夢なら甘えてもいいよね。
「すまない…。」
強く抱き締められて気がついた、夢じゃない。
押し退けて起き上がる。
なぜベッドにマティアス陛下が?
「なっ、どうしてここに?」
言葉にならない。
「会いたかったのだ。」
会いたいからと言って来てもいいもんじゃない。
「けっ、結婚式は?こんな所にいてはいけません!」
「わかっている、あまり時間が無い。
ひと目だけでいいから会いたかったのだ。
迷惑なのはわかっている。
だが、どうしても会って…会って…シオン。」
押し倒され口づけをされた。
荒い息使いで無理やり舌をねじ込んでくる。
「はっ…ん…ちょっ…まって…んん。」
「はぁ…はぁ…すまない…こんな事するつもりはなかったのだ。本当にどうかしている。
会って、ちゃんとお別れを言うはずだったのに。
駄目だ、我慢できない。」
抱きつき、首筋に強く吸い付く。
「んっ…だめです、離して下さい。」
シャツのボタンに手をかけるがうまく外せない。
いったい何をしようというの?こんなマティアス陛下は見たことが無い。
「シオン、私は今から自分勝手で最低な事をする。だから、私を許すな!」
シャツを力任せに引き裂いた。
「やめてっ…あ…。」
両手を押さえ唇を首筋から胸へとすべらせると、乳首を捕らえで軽く吸ったり舌で転がす。
「んっ…く…だめ…。」
「はぁっ…はぁっ…硬くなったな…ここも。」
股間を私のモノに擦り付けると陛下のソレも硬くなっていた。
シャツを脱がそうとするが袖がからまりなかなか脱げない。
「くそっ、このまま…。」
両手にシャツを巻き付けベッドの支柱にくくりつけた。
「だめです、こんな事…。」
きっと後で後悔する。
ズボンに手をかけ下着ごとずり下げると、硬くなったモノが勢いよく跳ね返った。
「嫌っ…だめ…恥ずかしい。」
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