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8話:看板娘、初めて“叱られてしょんぼり“
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その日の事故は、“笑って許せるライン”を――ほんの少しだけ、越えた。
王都は基本的に優しい。多少の混乱なら「祭りだもんね」で受け止める。むしろ喜ぶ。だが今日のは、喜ぶ余地が薄かった。
理由は単純だ。
増殖したのが、マスコットではなく――
屋台そのものだったからだ。
*ーーー*
朝、にこにこ企画堂。
ミアは前日までの反省を、ちゃんと形にしていた。
「監査官さん! 今日は“屋台の行列”を解消する企画です!」
レオンは嫌な予感を押し込めながら、企画書を受け取った。
タイトル。
《歩く屋台“おすそわけ便” ――列を作らない王都――》
列を作らない。
“ゼロ”系の匂いがする。
「ミア」
「はい!」
「“列を作らない”って言うな」
「じゃあ、“列が短くなる”です!」
ミアの言い換えはまだ危ない。だが、企画内容は一見まともだった。
・人気屋台の品を小分けにして運ぶ
・固定屋台の前に集まらないように導線を作る
・小さな“配達屋台”を数台走らせる
そして、問題の魔法。
《“補助屋台”生成:軽量・短時間》
レオンの眉間が寄った。
「生成って何だ」
「簡易コピーです! 屋台を“ちょっとだけ増やす”と列が分散するんです!」
「増やすなと言った」
「ちょっとだけです!」
“ちょっとだけ”は、王都で信用してはいけない単語だ。
レオンは、いつもより慎重に条件を書き足した。
「生成は三台まで。時間は一時間。解除札の携帯。増殖禁止」
「はい!」
そして――朱印を押した。
押してしまった。
*ーーー*
結果。
生成屋台は、三台ではなく、三十台になった。
しかも、増えた屋台は“ゆるかわ”に見えて、普通に重い。普通に道を塞ぐ。普通に馬車が止まる。
屋台が増える → 物が売れる → 人が集まる → また屋台が必要と判断 → 屋台が増える
魔法が“善意の最適化”を続けた。
王都の大通りは、屋台で埋まった。
屋台が屋台を呼び、屋台が屋台を守り、屋台が屋台に挟まれて動けなくなる。
子どもははしゃぐ。大人は笑う。だが、笑いながらも、通れない。帰れない。救護車が曲がれない。
そして何より――
屋台の店主たちが、困った顔をしていた。
「わしの屋台が勝手に増えとる……」
「え、これ、私の味!? え、勝手に売ってる!?」
「火の管理は!? 誰がしてるの!?」
火は安全魔法で抑えてある。そこだけはミアの優しさが効いていた。だから“明るい範囲”ではある。
でも、被害は大きめだ。
営業の信用。通行。役所への苦情。監査課の胃。
レオンは、現場の真ん中で――初めて、声を荒げた。
「ミア!!」
ミアは、屋台の間から顔を出した。
頬に粉ではなく、煤がついている。焦って走り回った証拠。目はきらきらしていない。
「……はい」
「これは何だ」
「……屋台、が……」
「増えすぎてる」
ミアが唇を噛んだ。
「……三台のはずだったんです。ほんとに」
「“はず”で街を動かすな」
言葉が、鋭く出た。
レオンは自分でも驚いた。
いつもはツッコミで済ませる。止めて、直して、報告書にして終わる。だが今日は、終わらない。被害が残る。
目の前で、店主が困っている。
レオンの中で、監査官の“守るもの”が鳴った。
「お前は、面白いからやってるのか」
ミアが息を飲んだ。
「……違う」
「じゃあ何だ」
「……みんなが、困らないようにって」
「困らせてる」
レオンの声が低い。低すぎて、周囲の笑い声が一瞬だけ小さくなった。
ミアは、肩をすくめた。
「……ごめんなさい」
その「ごめんなさい」は、いつもの明るい反省じゃない。
ちゃんと、落ちていた。
レオンはその落ち方に、さらに苛立ちが出そうになってしまう。
それが怖くて、言葉を続けた。
「今すぐ解除しろ。全部。店主の信用を戻す。導線を空ける。救護車が通れる道を作る」
「……はい」
ミアは小さく頷き、解除札を取り出した。
だが、屋台は多すぎる。
解除札を貼っても貼っても、追いつかない。
魔法が“必要”と判断し続けている。
レオンは息を吸って、決めた。
「中止だ。ミア、魔法の核を出せ」
「……核?」
「生成の中心。どこに置いた」
「……あの、看板です」
大通りの中央に、可愛い看板が立っていた。
《おすそわけ便 増量中!》
増量中って書くな。
レオンは看板へ向かい、抜刀するように“監査官の停止札”を取り出し、看板に叩きつけた。
ぺたり。
空気が、すん、と静かになる。
増殖が止まる。
屋台が、少しずつ薄くなっていく。残るのは本物だけ。
通りが、戻ってくる。
人が「おお……」と声を漏らす。
救護車が動き出す。店主たちの顔がほどける。
そこまで来てようやく、現場は収束した。
レオンは肩で息をしながら、振り返った。
ミアは――
立ち尽くしていた。
小さく。静かに。
しょんぼり、が、形になったみたいに。
レオンの胸が、嫌な音を立てた。
だが、その場では声をかけられなかった。
監査官として、ここで慰めたら、言葉の重みが薄くなる気がした。
そして何より、さっきの自分の言い方が――
自分でも、痛かった。
*ーーー*
その夜。
にこにこ企画堂は、提灯の明かりも落として、静かだった。
オーナーは店の奥で「祭りは……」と小さく呟きながら反省文らしきものを書かされている。珍しい光景だ。
レオンは役所に戻り、報告書を書き終えた。
『屋台生成魔法の暴走。通行阻害。営業信用への影響。停止札により収束。再発防止:生成魔法の禁止(当面)。』
公文書は冷たい。
冷たい文字を書き終えたあと、レオンは机の引き出しを開けた。
中に入っていたのは、昼の屋台で買った――小さな焼き菓子の包み。
そして、温かい飲み物の瓶。
(別に、優しさじゃない。業務だ。常駐先の空気を整える必要がある)
言い訳が、自分の中でうるさい。
レオンは包みを持ち、夜の王都を歩いた。
にこにこ企画堂の扉の前で、少しだけ立ち止まる。
ノックするか迷って――
結局、ノックした。
こんこん。
中から、足音がする。小さな足音。
扉が開く。
ミアが出てきた。
いつものきらきらが、少ない。目が少し赤い。泣いたわけではないが、泣きそうだった気配が残っている。
レオンは、言葉を探した。
探して、見つけたのは、短いのだった。
「……差し入れだ」
ミアが瞬きをする。
「……監査官さん」
「今日は……その……」
レオンは視線を逸らし、包みを差し出した。
「……やりすぎた」
ミアの口が、少し開いた。
「叱り方だ。……必要だったが、言い方が良くなかった」
「……」
「俺も、焦ってた」
ミアは受け取らず、しばらく黙っていた。
沈黙が、夜に溶ける。
そして、ミアが小さく言った。
「……怒られて、ちょっと、嬉しかったです」
レオンが固まる。
「……は?」
「だって、監査官さんが本気で怒るって……本気で、守ってるってことだから」
ミアは、少しだけ笑った。泣きそうな笑い。
「でも、今日は……怖かった」
「……」
「監査官さんが、遠くなるみたいで」
その言葉が、胸の奥に刺さった。
レオンは、包みをミアの手に押し付けるみたいに渡した。
「遠くならない」
「……」
「常駐だ。逃げ場なしだろ」
いつもの言い方で、冗談みたいに言う。
ミアは、ふっと息を吐いた。
「……逃げ場なし、好きです」
「好きになるな」
ミアは包みを受け取り、少し照れた顔をした。
「……じゃあ、入ってください。差し入れ、一緒に食べます」
「……」
レオンは一瞬だけ迷って――
頷いた。
店内に入ると、監査官席の旗が目に入った。
《逃げ場なし》
今夜だけは、その文字が少しだけ、優しく見えた。
ミアが湯気の立つ飲み物を用意しながら、ぽつりと言う。
「明日から、生成魔法、封印します」
「当面な」
「当面、です」
ミアが笑う。
レオンはカップを受け取り、短く言った。
「……また、やり直せる」
「はい」
小さな返事。
小さな音。
でも、その音が、今日の王都のどんな花火よりも、あたたかかった。
王都は基本的に優しい。多少の混乱なら「祭りだもんね」で受け止める。むしろ喜ぶ。だが今日のは、喜ぶ余地が薄かった。
理由は単純だ。
増殖したのが、マスコットではなく――
屋台そのものだったからだ。
*ーーー*
朝、にこにこ企画堂。
ミアは前日までの反省を、ちゃんと形にしていた。
「監査官さん! 今日は“屋台の行列”を解消する企画です!」
レオンは嫌な予感を押し込めながら、企画書を受け取った。
タイトル。
《歩く屋台“おすそわけ便” ――列を作らない王都――》
列を作らない。
“ゼロ”系の匂いがする。
「ミア」
「はい!」
「“列を作らない”って言うな」
「じゃあ、“列が短くなる”です!」
ミアの言い換えはまだ危ない。だが、企画内容は一見まともだった。
・人気屋台の品を小分けにして運ぶ
・固定屋台の前に集まらないように導線を作る
・小さな“配達屋台”を数台走らせる
そして、問題の魔法。
《“補助屋台”生成:軽量・短時間》
レオンの眉間が寄った。
「生成って何だ」
「簡易コピーです! 屋台を“ちょっとだけ増やす”と列が分散するんです!」
「増やすなと言った」
「ちょっとだけです!」
“ちょっとだけ”は、王都で信用してはいけない単語だ。
レオンは、いつもより慎重に条件を書き足した。
「生成は三台まで。時間は一時間。解除札の携帯。増殖禁止」
「はい!」
そして――朱印を押した。
押してしまった。
*ーーー*
結果。
生成屋台は、三台ではなく、三十台になった。
しかも、増えた屋台は“ゆるかわ”に見えて、普通に重い。普通に道を塞ぐ。普通に馬車が止まる。
屋台が増える → 物が売れる → 人が集まる → また屋台が必要と判断 → 屋台が増える
魔法が“善意の最適化”を続けた。
王都の大通りは、屋台で埋まった。
屋台が屋台を呼び、屋台が屋台を守り、屋台が屋台に挟まれて動けなくなる。
子どもははしゃぐ。大人は笑う。だが、笑いながらも、通れない。帰れない。救護車が曲がれない。
そして何より――
屋台の店主たちが、困った顔をしていた。
「わしの屋台が勝手に増えとる……」
「え、これ、私の味!? え、勝手に売ってる!?」
「火の管理は!? 誰がしてるの!?」
火は安全魔法で抑えてある。そこだけはミアの優しさが効いていた。だから“明るい範囲”ではある。
でも、被害は大きめだ。
営業の信用。通行。役所への苦情。監査課の胃。
レオンは、現場の真ん中で――初めて、声を荒げた。
「ミア!!」
ミアは、屋台の間から顔を出した。
頬に粉ではなく、煤がついている。焦って走り回った証拠。目はきらきらしていない。
「……はい」
「これは何だ」
「……屋台、が……」
「増えすぎてる」
ミアが唇を噛んだ。
「……三台のはずだったんです。ほんとに」
「“はず”で街を動かすな」
言葉が、鋭く出た。
レオンは自分でも驚いた。
いつもはツッコミで済ませる。止めて、直して、報告書にして終わる。だが今日は、終わらない。被害が残る。
目の前で、店主が困っている。
レオンの中で、監査官の“守るもの”が鳴った。
「お前は、面白いからやってるのか」
ミアが息を飲んだ。
「……違う」
「じゃあ何だ」
「……みんなが、困らないようにって」
「困らせてる」
レオンの声が低い。低すぎて、周囲の笑い声が一瞬だけ小さくなった。
ミアは、肩をすくめた。
「……ごめんなさい」
その「ごめんなさい」は、いつもの明るい反省じゃない。
ちゃんと、落ちていた。
レオンはその落ち方に、さらに苛立ちが出そうになってしまう。
それが怖くて、言葉を続けた。
「今すぐ解除しろ。全部。店主の信用を戻す。導線を空ける。救護車が通れる道を作る」
「……はい」
ミアは小さく頷き、解除札を取り出した。
だが、屋台は多すぎる。
解除札を貼っても貼っても、追いつかない。
魔法が“必要”と判断し続けている。
レオンは息を吸って、決めた。
「中止だ。ミア、魔法の核を出せ」
「……核?」
「生成の中心。どこに置いた」
「……あの、看板です」
大通りの中央に、可愛い看板が立っていた。
《おすそわけ便 増量中!》
増量中って書くな。
レオンは看板へ向かい、抜刀するように“監査官の停止札”を取り出し、看板に叩きつけた。
ぺたり。
空気が、すん、と静かになる。
増殖が止まる。
屋台が、少しずつ薄くなっていく。残るのは本物だけ。
通りが、戻ってくる。
人が「おお……」と声を漏らす。
救護車が動き出す。店主たちの顔がほどける。
そこまで来てようやく、現場は収束した。
レオンは肩で息をしながら、振り返った。
ミアは――
立ち尽くしていた。
小さく。静かに。
しょんぼり、が、形になったみたいに。
レオンの胸が、嫌な音を立てた。
だが、その場では声をかけられなかった。
監査官として、ここで慰めたら、言葉の重みが薄くなる気がした。
そして何より、さっきの自分の言い方が――
自分でも、痛かった。
*ーーー*
その夜。
にこにこ企画堂は、提灯の明かりも落として、静かだった。
オーナーは店の奥で「祭りは……」と小さく呟きながら反省文らしきものを書かされている。珍しい光景だ。
レオンは役所に戻り、報告書を書き終えた。
『屋台生成魔法の暴走。通行阻害。営業信用への影響。停止札により収束。再発防止:生成魔法の禁止(当面)。』
公文書は冷たい。
冷たい文字を書き終えたあと、レオンは机の引き出しを開けた。
中に入っていたのは、昼の屋台で買った――小さな焼き菓子の包み。
そして、温かい飲み物の瓶。
(別に、優しさじゃない。業務だ。常駐先の空気を整える必要がある)
言い訳が、自分の中でうるさい。
レオンは包みを持ち、夜の王都を歩いた。
にこにこ企画堂の扉の前で、少しだけ立ち止まる。
ノックするか迷って――
結局、ノックした。
こんこん。
中から、足音がする。小さな足音。
扉が開く。
ミアが出てきた。
いつものきらきらが、少ない。目が少し赤い。泣いたわけではないが、泣きそうだった気配が残っている。
レオンは、言葉を探した。
探して、見つけたのは、短いのだった。
「……差し入れだ」
ミアが瞬きをする。
「……監査官さん」
「今日は……その……」
レオンは視線を逸らし、包みを差し出した。
「……やりすぎた」
ミアの口が、少し開いた。
「叱り方だ。……必要だったが、言い方が良くなかった」
「……」
「俺も、焦ってた」
ミアは受け取らず、しばらく黙っていた。
沈黙が、夜に溶ける。
そして、ミアが小さく言った。
「……怒られて、ちょっと、嬉しかったです」
レオンが固まる。
「……は?」
「だって、監査官さんが本気で怒るって……本気で、守ってるってことだから」
ミアは、少しだけ笑った。泣きそうな笑い。
「でも、今日は……怖かった」
「……」
「監査官さんが、遠くなるみたいで」
その言葉が、胸の奥に刺さった。
レオンは、包みをミアの手に押し付けるみたいに渡した。
「遠くならない」
「……」
「常駐だ。逃げ場なしだろ」
いつもの言い方で、冗談みたいに言う。
ミアは、ふっと息を吐いた。
「……逃げ場なし、好きです」
「好きになるな」
ミアは包みを受け取り、少し照れた顔をした。
「……じゃあ、入ってください。差し入れ、一緒に食べます」
「……」
レオンは一瞬だけ迷って――
頷いた。
店内に入ると、監査官席の旗が目に入った。
《逃げ場なし》
今夜だけは、その文字が少しだけ、優しく見えた。
ミアが湯気の立つ飲み物を用意しながら、ぽつりと言う。
「明日から、生成魔法、封印します」
「当面な」
「当面、です」
ミアが笑う。
レオンはカップを受け取り、短く言った。
「……また、やり直せる」
「はい」
小さな返事。
小さな音。
でも、その音が、今日の王都のどんな花火よりも、あたたかかった。
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