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第五話 「足りない」
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私
翌日、奥の扉を開けた瞬間に、違和感があった。
空気が、いつもより“整いすぎて”いる。
机の角度。椅子の位置。資料の山の高さ。
そして――机の端に、紙袋がひとつ。
上品な包装。リボン。
明らかに「差し入れ」より重たい気配。
彼はいつもの顔で、いつものように淡々と書類を揃えていた。
でも、指先だけが少し忙しい。
「おはよう」
「……おはようございます」
視線が、一瞬だけ紙袋に落ちて、すぐ逸れた。
あぁ。来たな。
私は胸の奥で、そっと深呼吸した。
恋を急がない。
でも、ここは止める。
「それ、なに?」
彼は一拍置いて、きっちりした声で答えた。
「……返礼では、ないです」
「じゃあ、なに?」
「……共同作業、です」
共同作業の紙袋。
新ジャンル。
私は近づいて、紙袋を覗いた。中には――
・高級そうな焼き菓子
・あったかい飲み物用の粉末(たぶんミルク多め)
・小さな保温ボトル(新品っぽい)
・そして一枚の紙
“今日の分”運用強化(提案)
1. 温度の安定化(猫舌対応)
2. 糖分補給(集中維持)
3. 体調管理(撤収疲労の回復)
※過剰な負担を避けるため、差し入れの主導は僕が担います
最後の一行を読んだところで、私は思わず笑いそうになって、でも笑わなかった。
笑うと、彼は“照れ”の後に“逃げ”に行く。
代わりに、静かに言う。
「主導、あなたが担うの?」
「はい」
即答。
珍しいくらいの即答。
でもその声は、強いというより、必死だった。
“これをしないと落ち着かない”の必死。
私は紙を机に置いて、彼の顔を見る。
「ねえ。これって、あなたが落ち着くため?」
彼は少しだけ目を伏せた。
「……そうです」
やっぱり。
「私、言ったよね。返礼は禁止。共同作業は歓迎。だから、これは――」
私は紙袋を軽く指で押した。
「あなたの“帳尻”に見える」
彼の喉が、かすかに動いた。
「……分かっています」
分かってるのに、やる。
それが彼の癖。
そしてたぶん、彼の“臆病”の核。
私は少しだけ声を落とした。責める声にならないように。
「昨日の撤収、疲れた?」
「……疲れてないです」
即答。
嘘だ。目の奥が、少しだけ重い。
「うん。疲れてる顔はしてない。……でも、疲れていいよ」
彼はぴくりと反応した。
「疲れていい、って……」
「疲れていい。迷惑かけてもいい。役に立てない日があってもいい。……私がそれで嫌いにならないの、分かってる?」
言いながら、私の胸も少しだけ痛くなる。
こういう言葉は、相手の傷を撫でる代わりに、触ってしまうこともある。
でも彼は逃げなかった。
少し黙って、ぽつりと言った。
「……分かりません」
正直だ。
「……分からないから、準備してしまいます。こういうふうに」
紙袋の中のボトルを、指でそっと押した。
「受け取ったままだと、落ち着かないんです」
私は頷いた。ゆっくり。
「うん。知ってるよ」
知ってる、と言うと、彼の肩がほんの少しだけ下がった。
責められないだけで、こんなに体が緩む。
「じゃあさ」
私は紙袋から、焼き菓子を一つだけ取り出した。
「これは、共同作業として受け取る。ありがとう」
彼の目が揺れる。
受け取ったのに、胸の針が刺さるのが見える。
「で、保温ボトルは――却下」
「……却下」
「うん。だってそれ、あなたが“主導”って言って、私の“今日の分”を取り上げようとしてる」
言い切った瞬間、彼が息を呑んだ。
当たった。
私は笑ってごまかさない。
ただ、優しく言い直す。
「あなたが落ち着くために、私の“今日の分”を減らさないで。私は、あげたい。あなたは、受け取る練習。これ、共同作業」
「……」
彼は何か言おうとして、言葉が出ない。
だから私は、もう一段だけ“逃げ道”を用意する。
「でもね。あなたがどうしても何かしたいなら――共同作業でお願い」
「共同作業……」
「うん。朗読会が終わった後の在庫整理、あなたがリスト作って。私は棚を動かす。そういうの」
彼の目が、ほんの少しだけ落ち着いた。
点数の世界に戻れる。
“役に立つ”の形が見える。
私はそれを責めない。
いきなり全部は無理だ。
彼は小さく頷いて、ペンを取った。
「……リスト、作ります」
その声が、少し安心している。
よし。
今日の落としどころはここ。
私は椅子に座って、焼き菓子を一口齧った。
甘い。ちゃんと美味しい。
受け取って、喜ぶ練習。私のほうも。
「美味しい。……観察、上手」
彼の耳が、また赤くなった。
「……観察ではなく、検索です」
「検索?」
「……店の人に聞きました。“あなたが好きそうなやつ”を」
それ、観察よりずるい。
私は笑ってしまった。今度は止められなかった。
「なにそれ、可愛い……」
彼は反射的に“効率”を探す顔をした。
「……効率です」
「どこが」
「……あなたが喜ぶと、作業が進むので」
言い訳が、ちょっとだけ上手くなってる。
しかも、私のためじゃなく自分のためみたいに言うのが、相変わらず不器用で優しい。
私は資料を開いた。
今日も進める。
恋を急がない。
でも、ちゃんと一緒にいる。
そう思ったところで――
彼が、ぽつりと言った。
「……あの」
「ん?」
「……今日は、ここまでにしませんか」
え。
彼が“終わり”を提案するのは初めてだった。
私が張り切っている時ほど、止められないのを知ってるんだ。
「疲れてないって言ったのに?」
私が冗談めかすと、彼は目を逸らして言った。
「疲れてないです。……ただ」
ただ、の後が続かない。
私は心臓が少しだけ早くなるのを感じて、待った。
待つのも、恋の進め方。
彼はゆっくり息を吐いて、言った。
「……あなたが無理しているのが、嫌です」
その言葉は、言い訳がなかった。
効率も、共同作業も、制度もない。
私は胸の奥が、静かに熱くなった。
「無理してないよ?」
「……してます」
淡々と言い切る。
そこだけ、やけに確定。
「僕は、あなたが頑張ってるのが好きです。……でも、頑張りすぎるのは、嫌です」
好き。
今、好きって言った?言ってない?
でも言ってる。
私は笑いながら、でも真剣に頷いた。
「分かった。じゃあ、休憩する」
「……はい」
彼は机の引き出しを開けて、カップを二つ出した。
いつの間に用意してたの。
怖いくらいに。
「熱すぎないようにします」
「ありがとう」
彼が粉末を入れて、湯を注ぐ。
湯気が立つ。甘い匂い。
彼の手つきが、いつもより丁寧だ。
“主導”って、こういうことなんだ。
私はカップを受け取って、両手で包んだ。
「ね、あなたさ」
「はい」
「受け取る練習、うまくなってきたよ」
彼の指が、ほんの少し止まる。
「……まだです」
「まだ?」
「……受け取ったら、落ち着かないのは、変わらないので」
私は頷いた。
「うん。でも、逃げなくなってきた」
そう言うと、彼は小さく息を吐いた。
それから、目を伏せたまま――
「……落ち着かないのは」
彼の声が、ほんの少しだけ低くなる。
「……今日の分が、足りないからかもしれません」
……え。
私の心臓が、きゅっと縮んだ。
彼は続けて言う。淡々と。
でも、言葉の端が震えている。
「受け取るのが怖いのに、受け取りたいんです。……だから、釣り合いを探す」
「……」
「帳尻を合わせれば、安心できると思ってた。でも」
彼はそこで一度、呼吸を整えた。
「……今日の分が、足りない」
足りない。
それは、要求じゃない。
それは、欲。
欲を言った。
言い訳なしで。
私はカップを握り直して、ゆっくり笑った。
「そっか」
「……」
「じゃあ、増やす?」
彼の目が、ぱっと上がる。
子どもみたいに驚いてる。
私は慌てて付け足す。逃げ道も一緒に。
「無理はしないよ。今すぐじゃなくていい。……でも、あなたが“足りない”って言ったの、嬉しい」
彼は黙ったまま、唇を結んだ。
言葉を飲み込む癖が出そうで、私は少し怖くなる。
でも彼は、飲み込まなかった。
「……明日も、来ますか」
「うん」
「……来てほしい」
もう一度、言い訳なし。
私は胸の奥が熱くなって、でも平然を装って頷いた。
「うん。行くよ。今日の分、持って」
彼は小さく頷いて、カップの縁を指で押さえた。
「……はい」
その返事が、いつもより少しだけ、強かった。
翌日、奥の扉を開けた瞬間に、違和感があった。
空気が、いつもより“整いすぎて”いる。
机の角度。椅子の位置。資料の山の高さ。
そして――机の端に、紙袋がひとつ。
上品な包装。リボン。
明らかに「差し入れ」より重たい気配。
彼はいつもの顔で、いつものように淡々と書類を揃えていた。
でも、指先だけが少し忙しい。
「おはよう」
「……おはようございます」
視線が、一瞬だけ紙袋に落ちて、すぐ逸れた。
あぁ。来たな。
私は胸の奥で、そっと深呼吸した。
恋を急がない。
でも、ここは止める。
「それ、なに?」
彼は一拍置いて、きっちりした声で答えた。
「……返礼では、ないです」
「じゃあ、なに?」
「……共同作業、です」
共同作業の紙袋。
新ジャンル。
私は近づいて、紙袋を覗いた。中には――
・高級そうな焼き菓子
・あったかい飲み物用の粉末(たぶんミルク多め)
・小さな保温ボトル(新品っぽい)
・そして一枚の紙
“今日の分”運用強化(提案)
1. 温度の安定化(猫舌対応)
2. 糖分補給(集中維持)
3. 体調管理(撤収疲労の回復)
※過剰な負担を避けるため、差し入れの主導は僕が担います
最後の一行を読んだところで、私は思わず笑いそうになって、でも笑わなかった。
笑うと、彼は“照れ”の後に“逃げ”に行く。
代わりに、静かに言う。
「主導、あなたが担うの?」
「はい」
即答。
珍しいくらいの即答。
でもその声は、強いというより、必死だった。
“これをしないと落ち着かない”の必死。
私は紙を机に置いて、彼の顔を見る。
「ねえ。これって、あなたが落ち着くため?」
彼は少しだけ目を伏せた。
「……そうです」
やっぱり。
「私、言ったよね。返礼は禁止。共同作業は歓迎。だから、これは――」
私は紙袋を軽く指で押した。
「あなたの“帳尻”に見える」
彼の喉が、かすかに動いた。
「……分かっています」
分かってるのに、やる。
それが彼の癖。
そしてたぶん、彼の“臆病”の核。
私は少しだけ声を落とした。責める声にならないように。
「昨日の撤収、疲れた?」
「……疲れてないです」
即答。
嘘だ。目の奥が、少しだけ重い。
「うん。疲れてる顔はしてない。……でも、疲れていいよ」
彼はぴくりと反応した。
「疲れていい、って……」
「疲れていい。迷惑かけてもいい。役に立てない日があってもいい。……私がそれで嫌いにならないの、分かってる?」
言いながら、私の胸も少しだけ痛くなる。
こういう言葉は、相手の傷を撫でる代わりに、触ってしまうこともある。
でも彼は逃げなかった。
少し黙って、ぽつりと言った。
「……分かりません」
正直だ。
「……分からないから、準備してしまいます。こういうふうに」
紙袋の中のボトルを、指でそっと押した。
「受け取ったままだと、落ち着かないんです」
私は頷いた。ゆっくり。
「うん。知ってるよ」
知ってる、と言うと、彼の肩がほんの少しだけ下がった。
責められないだけで、こんなに体が緩む。
「じゃあさ」
私は紙袋から、焼き菓子を一つだけ取り出した。
「これは、共同作業として受け取る。ありがとう」
彼の目が揺れる。
受け取ったのに、胸の針が刺さるのが見える。
「で、保温ボトルは――却下」
「……却下」
「うん。だってそれ、あなたが“主導”って言って、私の“今日の分”を取り上げようとしてる」
言い切った瞬間、彼が息を呑んだ。
当たった。
私は笑ってごまかさない。
ただ、優しく言い直す。
「あなたが落ち着くために、私の“今日の分”を減らさないで。私は、あげたい。あなたは、受け取る練習。これ、共同作業」
「……」
彼は何か言おうとして、言葉が出ない。
だから私は、もう一段だけ“逃げ道”を用意する。
「でもね。あなたがどうしても何かしたいなら――共同作業でお願い」
「共同作業……」
「うん。朗読会が終わった後の在庫整理、あなたがリスト作って。私は棚を動かす。そういうの」
彼の目が、ほんの少しだけ落ち着いた。
点数の世界に戻れる。
“役に立つ”の形が見える。
私はそれを責めない。
いきなり全部は無理だ。
彼は小さく頷いて、ペンを取った。
「……リスト、作ります」
その声が、少し安心している。
よし。
今日の落としどころはここ。
私は椅子に座って、焼き菓子を一口齧った。
甘い。ちゃんと美味しい。
受け取って、喜ぶ練習。私のほうも。
「美味しい。……観察、上手」
彼の耳が、また赤くなった。
「……観察ではなく、検索です」
「検索?」
「……店の人に聞きました。“あなたが好きそうなやつ”を」
それ、観察よりずるい。
私は笑ってしまった。今度は止められなかった。
「なにそれ、可愛い……」
彼は反射的に“効率”を探す顔をした。
「……効率です」
「どこが」
「……あなたが喜ぶと、作業が進むので」
言い訳が、ちょっとだけ上手くなってる。
しかも、私のためじゃなく自分のためみたいに言うのが、相変わらず不器用で優しい。
私は資料を開いた。
今日も進める。
恋を急がない。
でも、ちゃんと一緒にいる。
そう思ったところで――
彼が、ぽつりと言った。
「……あの」
「ん?」
「……今日は、ここまでにしませんか」
え。
彼が“終わり”を提案するのは初めてだった。
私が張り切っている時ほど、止められないのを知ってるんだ。
「疲れてないって言ったのに?」
私が冗談めかすと、彼は目を逸らして言った。
「疲れてないです。……ただ」
ただ、の後が続かない。
私は心臓が少しだけ早くなるのを感じて、待った。
待つのも、恋の進め方。
彼はゆっくり息を吐いて、言った。
「……あなたが無理しているのが、嫌です」
その言葉は、言い訳がなかった。
効率も、共同作業も、制度もない。
私は胸の奥が、静かに熱くなった。
「無理してないよ?」
「……してます」
淡々と言い切る。
そこだけ、やけに確定。
「僕は、あなたが頑張ってるのが好きです。……でも、頑張りすぎるのは、嫌です」
好き。
今、好きって言った?言ってない?
でも言ってる。
私は笑いながら、でも真剣に頷いた。
「分かった。じゃあ、休憩する」
「……はい」
彼は机の引き出しを開けて、カップを二つ出した。
いつの間に用意してたの。
怖いくらいに。
「熱すぎないようにします」
「ありがとう」
彼が粉末を入れて、湯を注ぐ。
湯気が立つ。甘い匂い。
彼の手つきが、いつもより丁寧だ。
“主導”って、こういうことなんだ。
私はカップを受け取って、両手で包んだ。
「ね、あなたさ」
「はい」
「受け取る練習、うまくなってきたよ」
彼の指が、ほんの少し止まる。
「……まだです」
「まだ?」
「……受け取ったら、落ち着かないのは、変わらないので」
私は頷いた。
「うん。でも、逃げなくなってきた」
そう言うと、彼は小さく息を吐いた。
それから、目を伏せたまま――
「……落ち着かないのは」
彼の声が、ほんの少しだけ低くなる。
「……今日の分が、足りないからかもしれません」
……え。
私の心臓が、きゅっと縮んだ。
彼は続けて言う。淡々と。
でも、言葉の端が震えている。
「受け取るのが怖いのに、受け取りたいんです。……だから、釣り合いを探す」
「……」
「帳尻を合わせれば、安心できると思ってた。でも」
彼はそこで一度、呼吸を整えた。
「……今日の分が、足りない」
足りない。
それは、要求じゃない。
それは、欲。
欲を言った。
言い訳なしで。
私はカップを握り直して、ゆっくり笑った。
「そっか」
「……」
「じゃあ、増やす?」
彼の目が、ぱっと上がる。
子どもみたいに驚いてる。
私は慌てて付け足す。逃げ道も一緒に。
「無理はしないよ。今すぐじゃなくていい。……でも、あなたが“足りない”って言ったの、嬉しい」
彼は黙ったまま、唇を結んだ。
言葉を飲み込む癖が出そうで、私は少し怖くなる。
でも彼は、飲み込まなかった。
「……明日も、来ますか」
「うん」
「……来てほしい」
もう一度、言い訳なし。
私は胸の奥が熱くなって、でも平然を装って頷いた。
「うん。行くよ。今日の分、持って」
彼は小さく頷いて、カップの縁を指で押さえた。
「……はい」
その返事が、いつもより少しだけ、強かった。
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