今日の分を、あなたに

私が先に好きになって、私が先に進めた恋だった。
なのに気づけば、彼のほうが“確定”を積み上げていた。

「休憩、五分」
「触れてもいいですか」
「名前で呼んでもいいですか」
臆病な彼の主導は、いつも優しい条件付きで、私の世界を息のしやすい方へ変えていく。

――そして最後に、彼がくれた今日の分の名前。
「会いたい」
その一言は、ふたりの帰る場所になる。

⭐︎完結済ー全20話⭐︎
24h.ポイント 7pt
0
小説 38,031 位 / 220,414件 恋愛 16,406 位 / 64,287件

あなたにおすすめの小説

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

帰ってきてください、私のところに (逃げた俺を、あなたが迎えに来る)

星乃和花
恋愛
人に優しくするのは得意だ。 特別にするのは、怖い。 期待してしまったら、失う痛みを知っているから。 だから俺は、誰にも近づきすぎないふりをしてきた。 ――なのに婚約者は、軽い好きができない人だった。 重い愛で俺を囲い、 本音をひとつずつ回収して、逃げ道を塞いでいく。 触れてほしい。離れたくない。迎えに来てほしい。 気づけば俺の方が、ずっと重かった。 「帰ってきてください  これからも  俺のところに」 初めてのキスは、誓いみたいに甘い。 逃げた俺を迎えに来る彼女に、 俺は今日も捕まって、赦されて、救われていくーー。 ⭐︎完結済ー本編8話+後日談1話⭐︎

悪役令嬢にされたので婚約破棄を受け入れたら、なぜか全員困っています

かきんとう
恋愛
 王城の大広間は、いつも以上に華やいでいた。  磨き上げられた床は燭台の光を反射し、色とりどりのドレスが揺れるたびに、まるで花畑が動いているかのように見える。貴族たちの笑い声、楽団の優雅な旋律、そして、ひそやかな噂話が、空気を満たしていた。  その中心に、私は立っていた。  ――今日、この瞬間のために。 「エレノア・フォン・リーベルト嬢」  高らかに呼ばれた私の名に、ざわめきがぴたりと止む。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

冷酷公爵と呼ばれる彼は、幼なじみの前でだけ笑う

由香
恋愛
“冷酷”“無慈悲”“氷の貴公子”――そう恐れられる公爵アレクシスには、誰も知らない秘密がある。 それは、幼なじみのリリアーナの前でだけ、優しく笑うこと。 貴族社会の頂点に立つ彼と、身分の低い彼女。 決して交わらないはずの二人なのに、彼は彼女を守り、触れ、独占しようとする。 「俺が笑うのは、お前の前だけだ」 無自覚な彼女と、執着を隠しきれない彼。 やがてその歪な関係は周囲を巻き込み、彼の“冷酷”と呼ばれる理由、そして彼女への想いの深さが暴かれていく―― これは、氷のような男が、たった一人にだけ溺れる物語。

『借景の婚約者 ― 学院長代理の計算違い』

星乃和花
恋愛
学院長が病気療養中で、若き策士紳士セドリックが「学院長代理」に就任。 ある有力貴族が「学院長代理が独身なのは不安材料だ」と寄付を渋り始め、 セドリックは評判回復のために「(仮の)婚約者を立てる」ことを思いつくが―― そこで拾ってしまったのが、家政学科の天然少女リラ。 「……君だ。君に頼みたい」 リラは学園のためになれるならと、喜んで引き受ける。 学園のために寄付金を安定させたい目的だったのに、ふたりの日常に募り始める"恋"はおおきくてーー 少しの緊迫感(6話と8話)も添えた、糖度高めの日常ラブコメです。 【完結済:全9話+@】

貴方に私は相応しくない【完結】

迷い人
恋愛
私との将来を求める公爵令息エドウィン・フォスター。 彼は初恋の人で学園入学をきっかけに再会を果たした。 天使のような無邪気な笑みで愛を語り。 彼は私の心を踏みにじる。 私は貴方の都合の良い子にはなれません。 私は貴方に相応しい女にはなれません。