婚約破棄された令嬢は、辺境伯のやさしい執着に包まれる
幼い頃から王子の婚約者として生きてきた侯爵令嬢リディアは、ある日突然、婚約破棄を告げられる。
「結婚するため」に努力を重ねてきた彼女は、自分の居場所まで失ったような喪失感に襲われた。
そんな彼女の前に現れたのは、冷静沈着と名高いルフトハイム辺境伯アルヴェイン。
彼は戸惑うリディアに、ただ静かに告げる。
――あなたが欲しかったから、迎えに来ました。
辺境の地で始まった新しい暮らし。
あたたかく迎えられ、やさしく、けれど確かに求められながら、リディアは少しずつ「役目」ではなく「自分自身」が愛されることを知っていく。
可愛い贈り物を持ち帰る無表情な辺境伯と、ヒロインに懐いた厳つい魔獣。
これは、恋を知らなかった令嬢が、辺境で帰る場所と初めての恋を見つける甘くてやさしい物語。
(完結済ー本編12話+後日談2話)
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