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第二章:過去と現在の交錯
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私とこころは、幼稚園と小学校、中学校、高校と何年も共にした。今、私達は高校2年生。私はあの当時流行った少女コミックがシリーズ化されていたため、それを読んでいた。こころは、私の腐れ縁3人組にパシリにされていた。その3人組とも私は仲は良好のため失いたくなかった。だけど、こころを助けたかった。でも、助けたら助けたで今度は私が同じ仕打ちを受ける。こころには悪いけど、見て見ぬフリをするしか無かった。
納夢宅。
「ただいま……」
私は高校を進学すると共に1人暮らしを始めた。バイトもして家賃や生活費を節約しながら暮らしている。私がダイニングの椅子に座り、コンビニの弁当を食べていると
「舞……」
ハスキーな声が聞こえた。
「え? 誰?」
この部屋には、私以外同居している人はいない。居るはずがない。すると、もう1つの空席に学ランを着た男の子が座っていた。
「誰って……忘れたのか?」
学ランを着た男の子は、私を睨む。その姿はまるで、今読んでいる少女コミックの翔太そっくりだった。
「え! まさか……翔太くん?」
私は高校生になった翔太を本の中以外で初めて見た。
「そうだよ……11年ぶりか?」
翔太は立ち上がる。
「なんで、いきなり出てきたの?」
私が翔太に聞く。
「明日、心理学の授業あるだろ? それで分かるんじゃね?」
翔太は時間割表を指差す。私の通う高校には国数英理社の5教科と家体保芸(選択)に加えて心理学という授業が入っている。なぜ心理学しか無いのか分からない。しかも、必修科目の区分だった。
翌日、授業科目心理学。
「今日は、イマジナリーフレンドについて学習します」
担当教師が今日の話題を教える。
「まず、イマジナリーフレンドの定義だ」
担当教師が黒板に提示する。
『イマジナリーフレンドとは、実在しない空想上の友達のことです。これは、子供が自分の想像力を使って作り出した友達で、実際には存在しませんが、子供にとっては本当にいるかのように感じられます。イマジナリーフレンドと会話したり、一緒に遊んだりすることで、子供の心の支えになることがあります』
と。
「これは、特に長男や長女など1人っ子に起こりやすい」
私はノートを取る。
《翔太くんも、その部類に入るのかな?》
私は授業終わりに聞いてみた。
「先生、質問いいですか?」
「納夢さん、どうかしましたか?」
「その今日話したイマジナリーフレンドって、高校生になっても見えたりするんですか?」
「非常に珍しいケースだな」
「その……もしそのイマジナリーフレンドに消えて欲しいって言ったら消えてくれますか?」
「うーん……優しいイマジナリーフレンドなら、少し心苦しいが消えてくれるかもな」
教師は続けて
「だが、これだけは断言できる……中には攻撃的なイマジナリーフレンドも存在するから」
担当教師はそうやって教室を出て行った。こうして、私は翔太と再び出会った。
納夢宅。
「ただいま……」
私は高校を進学すると共に1人暮らしを始めた。バイトもして家賃や生活費を節約しながら暮らしている。私がダイニングの椅子に座り、コンビニの弁当を食べていると
「舞……」
ハスキーな声が聞こえた。
「え? 誰?」
この部屋には、私以外同居している人はいない。居るはずがない。すると、もう1つの空席に学ランを着た男の子が座っていた。
「誰って……忘れたのか?」
学ランを着た男の子は、私を睨む。その姿はまるで、今読んでいる少女コミックの翔太そっくりだった。
「え! まさか……翔太くん?」
私は高校生になった翔太を本の中以外で初めて見た。
「そうだよ……11年ぶりか?」
翔太は立ち上がる。
「なんで、いきなり出てきたの?」
私が翔太に聞く。
「明日、心理学の授業あるだろ? それで分かるんじゃね?」
翔太は時間割表を指差す。私の通う高校には国数英理社の5教科と家体保芸(選択)に加えて心理学という授業が入っている。なぜ心理学しか無いのか分からない。しかも、必修科目の区分だった。
翌日、授業科目心理学。
「今日は、イマジナリーフレンドについて学習します」
担当教師が今日の話題を教える。
「まず、イマジナリーフレンドの定義だ」
担当教師が黒板に提示する。
『イマジナリーフレンドとは、実在しない空想上の友達のことです。これは、子供が自分の想像力を使って作り出した友達で、実際には存在しませんが、子供にとっては本当にいるかのように感じられます。イマジナリーフレンドと会話したり、一緒に遊んだりすることで、子供の心の支えになることがあります』
と。
「これは、特に長男や長女など1人っ子に起こりやすい」
私はノートを取る。
《翔太くんも、その部類に入るのかな?》
私は授業終わりに聞いてみた。
「先生、質問いいですか?」
「納夢さん、どうかしましたか?」
「その今日話したイマジナリーフレンドって、高校生になっても見えたりするんですか?」
「非常に珍しいケースだな」
「その……もしそのイマジナリーフレンドに消えて欲しいって言ったら消えてくれますか?」
「うーん……優しいイマジナリーフレンドなら、少し心苦しいが消えてくれるかもな」
教師は続けて
「だが、これだけは断言できる……中には攻撃的なイマジナリーフレンドも存在するから」
担当教師はそうやって教室を出て行った。こうして、私は翔太と再び出会った。
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