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154話 GW㉙2日目
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……ふぅ…風呂さっぱりした…次は夕食だ。
今日は何だろう…昨日は豪華だったしきっと今日もそうなんだろうな~ワクワク♪
〈ガチャ〉
「あら…2人共早いわね。ん?なんでエプロン姿なの?夕食は亜樹の家の専属シェフが作ってくれるんじゃないの?」
「今日は違うよ。」
「俺達で作ったんだ。」
「え…そうなん?シェフがいるのに何で?」
「2人で風呂入っているときにどっちが料理上手なのかって話になって、それで今回はシェフにはお休みしてもらって作ったんだ。」
「へぇ…2人で入ったんだ…ラブラブじゃん。」
「偶然ね!入りたい風呂が被って。」
「あっそう、別に弁解しなくていいのに…でっ話は変わるけど作った料理は結局なんなの?さっきからいい匂いは立ち込めてはいるけど。」
「「今持って来るね。」」
「うん……ワクワク♪」
「「はい、これです。」」
「わぁ…ハンバーグとハンバーグか…見事に被っているわね。途中でどっちか別のにしようとは思わなかったの?」
「おろしポン酢とチーズインのデミグラスだから味は違うよ。」
「ほら食べて。」
「わかった…いただきます。まずはじゃあおろしポン酢から……パクッモグモグ……美味しい。素材も味付けもバッチグー!ポン酢は手作り?」
「うん、材料があったから作った。市販もいいけど手作りの方がより微調整がしやすいから。」
「ほぉ~関心関心…次はデミグラスを……パクッモグモグ……」
「どう?」
「亜樹、中のチーズ…ブルーチーズにした?」
「うん、ちょっとひと工夫。」
「そっか…」
「もしかして美味しくなかった?」
「美味しいけど……ちょっと味がくどいかな。ごめん…好みの問題だから十分美味しいよ。」
「……そう…」
「フッ……この勝負俺の勝ちみたいだな…」
「うるさいな…おろしポン酢なんて置きにいってるじゃないか。あんなん下手に作る方が難しいよ。」
「フンッ負け惜しみか…」
「違うし!もう1回勝負しよう。」
「いいけど。どうせまた負けるじゃねぇの?」
「負けないし。次はデザート勝負だ。」
「いいよ、じゃあ今からスタートだ。」
「うん。」
「ちょっと…お2人さん……勝負なんてどうでもいいから楽しく食べましょうよ。」
「「男の勝負だから美月は口出さないで!」」
「はいはい…」
……『男の勝負』とか張り合って馬鹿みたい。
こういうところかまだガキだな……
はぁ……デザートが出来るまでYou●ube観てよう。
何観ようかな…やっぱ今は癒やされたいからにゃんこかな…
フフッ……可愛い……癒やされる~~
今日は何だろう…昨日は豪華だったしきっと今日もそうなんだろうな~ワクワク♪
〈ガチャ〉
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「俺達で作ったんだ。」
「え…そうなん?シェフがいるのに何で?」
「2人で風呂入っているときにどっちが料理上手なのかって話になって、それで今回はシェフにはお休みしてもらって作ったんだ。」
「へぇ…2人で入ったんだ…ラブラブじゃん。」
「偶然ね!入りたい風呂が被って。」
「あっそう、別に弁解しなくていいのに…でっ話は変わるけど作った料理は結局なんなの?さっきからいい匂いは立ち込めてはいるけど。」
「「今持って来るね。」」
「うん……ワクワク♪」
「「はい、これです。」」
「わぁ…ハンバーグとハンバーグか…見事に被っているわね。途中でどっちか別のにしようとは思わなかったの?」
「おろしポン酢とチーズインのデミグラスだから味は違うよ。」
「ほら食べて。」
「わかった…いただきます。まずはじゃあおろしポン酢から……パクッモグモグ……美味しい。素材も味付けもバッチグー!ポン酢は手作り?」
「うん、材料があったから作った。市販もいいけど手作りの方がより微調整がしやすいから。」
「ほぉ~関心関心…次はデミグラスを……パクッモグモグ……」
「どう?」
「亜樹、中のチーズ…ブルーチーズにした?」
「うん、ちょっとひと工夫。」
「そっか…」
「もしかして美味しくなかった?」
「美味しいけど……ちょっと味がくどいかな。ごめん…好みの問題だから十分美味しいよ。」
「……そう…」
「フッ……この勝負俺の勝ちみたいだな…」
「うるさいな…おろしポン酢なんて置きにいってるじゃないか。あんなん下手に作る方が難しいよ。」
「フンッ負け惜しみか…」
「違うし!もう1回勝負しよう。」
「いいけど。どうせまた負けるじゃねぇの?」
「負けないし。次はデザート勝負だ。」
「いいよ、じゃあ今からスタートだ。」
「うん。」
「ちょっと…お2人さん……勝負なんてどうでもいいから楽しく食べましょうよ。」
「「男の勝負だから美月は口出さないで!」」
「はいはい…」
……『男の勝負』とか張り合って馬鹿みたい。
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