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玩具パーティ
【今回の内容】
玩具責め
その日の夕方、目を覚ます。
「うわっ…身体、重っ…」
久々にまともなベットで寝たのもあって、昨日までの疲れが一気に出たんだろうか。
驚くほど重い身体を引きずって起きると、もう目を覚ましていたけど寝ぼけている様子のイリアが横になったまま天井を見つめていた。
「…生きてる?」
「なんとか」
声が掠れてしまっていて、気の毒だ。
…まぁ昨日あれだけ喘いだら仕方ないか。
「2人ともおはよう」
後ろから声をかけられる。
あたりにいい匂いがして振り返ると、レインが紅茶を淹れてくれたところだった。
さわやかな匂いが鼻腔に入ると寝ぼけた頭が冴えていくようで心地いい。
「ピッチャーがなくて…、ごめんね」
紅茶を温めたカップへ注いだあと、レインは小さなコップにミルクと蜂蜜をそれぞれ入れて出してくれる。
俺は一口だけ濃いめのお茶をストレートで飲んでから、両方ともダバダバ足してカサの増えた紅茶を改めて啜ったけれど、イリアはミルクの方を見て一瞬変な顔をして、結局両方使わなかった。
「…俺はいい」
「自分が昨日散々出したもn」
余計なことを言いそうになって、どこからか殺気を感じて咄嗟に黙る。
隣でイリアがそれ以上言ったら殺す、と唇が動かしているのが見えた。
読唇術なんて使えないのにそう言っているのがはっきりわかって、人間の神秘を感じる。
「…でも、蜂蜜は喉にもいいから。
スプーンを持ってくるから少しくらいたべて欲しいかな、…ね?」
レインはイリアへスプーンを差し出し笑いかけている。
…いいお兄さんだ。
献身的な振る舞いに何故か感動まで覚えた。
俺もああいうのがいい…。
そう思ったけど、また曲解でややこしいことになる気がしたのでもう黙って甘ったるい紅茶を啜った。
それから少しして、本格的に日が暮れた頃とりあえず夕食に何か買うことにして俺は出かけた。
2人には少し寄り道をする、と伝えてある。
行き先は一応恩人の変態の家。
昨日グレイが飛び出てきた建物、多分あれが家なんだろうと勝手に想像して買い物が終わってから昨日と同じ道を歩くと、程なくしてポッカリと大きな穴を側面に開けた石造りの家が見えてきた。
中から昨日と同じ白衣の男が今度は前転しながら転がり出てきた。
「グギャーーーーー!」
「…アンタ、普通に登場できねえの?」
また痙攣してるので呆れて、それからもう全力疾走はしたくないのでまだ痙攣してるグレイを暴言を吐く前に脇に抱えて家に戻っていった。
「お礼?」
「…あぁ、無事に仲間が助かった。道具も貸してくれたからお礼」
ついさっき見つけて買った金色の髪留めをグレイに渡す。
「…これは?」
「アンタ前髪、邪魔そうによくしてたから。
…さっきその辺で買ったやつだし気にいるかわかんないけど」
それからこれも返す、と諸々の器具を渡すとそっちはいらないと切り捨てられた。
「別に良いのに」
「気に入らなかったら俺の見えないところで捨てといてよ」
「…いや」
前髪ではなく、顔の横から伸びる髪を集めてそれをパチンと止めた。
俺の方を見て、どうだ、とだけ聞いてくる。
「似合ってるよ」
「なら貰っておく」
「そう」
一瞬しんと部屋が静かになって、けれどグレイが思い出したように口を開く。
「礼だというのであれば、1つお願いがあるんだ」
「お願い?」
「あぁ、…まずはついてきて欲しい」
普通の木製の扉の先、普通の寝室に通される。
そこには特にイカれた器具は見当たらなかったけど、なんかのアートっぽい置物は数個置いてあった。
その中の1つ、赤と白の縞模様の筒を掴んでグレイは手の中で転がしている。
「これはTENG●」
「その名前はマズイ」
「…じゃあマスべくん」
何故だかわからないけど無性にその名前はダメな気がして注意した。
雑に新しい名前の決まったそれを見ながらグレイは続ける。
「俺は昨日言ったが、面倒だと機械に全てを任せていた。…だが、それは逃げているだけだったんだ」
「はぁ」
「結果、この年までなんの経験もない。
俺の家系は魔法が下手か使えないはずなのに、この間の誕生日から俺は簡単に風くらいなら操れるようになった」
魔法使いって本当に30まで童貞だとなれるんだ。
どこかで発表したら激震の走りそうな情報だ、でも発表したらバカにされるのでみんな気づいても言わないのだろう。
謎のカミングアウトに困っているとグレイはカッと目を見開いて急に俺の顔へ筒をぐりぐり擦りつけてくる、…これ未使用だろうな。
「このままじゃリアリティある快感をクリエイトできないんだ!
頼む、一回でいい!他人の感触を教えてほしい!」
あぁーやっぱりそっち系か、薄々予想はしてたしあまり驚かない。
一回とりあえずグレイを落ち着けて、確認する。
「俺とヤりたいの?挿れる方?挿れられる方?
俺痛いの嫌いだし突っ込まれんのめちゃくちゃ嫌だし絶対嫌だけど」
「…は?何を言っているんだ?お前は、気色悪い。
レオンハルトと粘膜接触をする気は一切ない、むしろ絶対直に触れるなお前病気持ってそうだし」
「ひどい」
急にボロクソ言われてびっくりした。
面食らってる間にグレイはテキパキと勝手に準備する。
「これは全自動束縛紐。
器具を全部設置したらこれを俺の手足の上に置け。
勝手に一定時間拘束してくれる、後、これはお前用の消毒済み手袋だ。
機械かこれ越しにしか触れるなよ、設置し終わったら勝手に帰れ」
「……」
えっ、俺いらないじゃん。
自分でするお手伝いとかいう次元を超えた指示に動揺しかないけど、お礼だと考えれば仕方ない、安いもの…なのだろうか。
ちょっと納得が行ってないけど勝手にグレイは全裸になって、その辺の器具を使えと枕元の置物を指さしてからベットに寝転んだ。
…それ、変態器具だったんだ、というか変態器具枕元に置いて寝てるんだ…。
ある種のカルチャーショックに来た事を後悔し始めた。
けれどグレイは頭を抱える俺を無視しアイマスクをしてコップ(轡)を咥える、絵面が最悪になった。
「なんで?」
「ふふふふふうへほほへひぅう」
「なんて?」
もうやだ。
突っ込むのも面倒になってきたので、さっさと終わらせて帰ることに決めた。
とりあえず渡されていた筒を、すでにテンションのぶち上がっているグレイのに手袋をしてからあてがってみる。
「う、ぐぅ」
「やりにくい」
乾いた筒はツルツルした素材だったけど、いきなりグレイのを入れようとすると皮膚がつっぱって上手くいかなかった。
グレイも痛い、と言いたいのか首を上げてなんか言ってる。
「…あー…」
なにかないかと枕元をまた見る。
液体の入った容器があったので用途を察してそれを手に取ってみた。
案の定粘り気のある、ぬるぬるの油みたいな液体が入っていたのでそれを筒の中にぶちまけてからまたグレイのの上に被せた。
「うむ!?」
冷えたそれが筒を逆さにした勢いで溢れてグレイの腹にかかると驚いて身体を跳ねさせていたけど、その後すぐに一気に筒でグレイのを覆ったからそれどころじゃなくなったらしく身体を逸らしてなんかむーむー言っていた。
「えぇと、次は…」
「うっ♡ふっ、うぐ、おぉお…!♡」
さすが自動化に全てを賭けている男。
筒がグレイのを包むと勝手に振動を始めたので特に俺がなにかこれ以上する必要はなさそうだ。
一人でグレイは盛り上がって身を捩っているので俺は次の器具を探す。
「……」
なんか平たい、聴診器みたいな見た目のなにか。
聴診器と違うのは全部の箇所が細く柔らかい紐みたいな素材で出来ている点と、
耳をかける部分に肌に吸い付く丸いシートが付いていることだろうか。
二股に分かれたそれを試しに手の甲に貼って、根元の赤いボタンを押してみる。
「いたたた」
なんかピクピク手のひらを刺激したのはいいけど、ついでにちょっと電気でも流れたのかちくちく痛くてびっくりした。
「うっ、ふっ、ふぅっ♡ふっ」
「…用途は想像ついた」
2つあるので乳首に張り付けてボタンを押した。
少しシートが隆起して、胸を刺激しているのがわかる。
「ふ!?ぅうっ、ゔっ♡ぅっ!」
「あれ?もう一個ある」
同じ器具をもう一個見つけた。
人体で他に対の部位…?
ちょっとだけ考えてから、天才的な頭脳で答えを導き出しさっきからグレイがはしゃぐたびにプルプル揺れてる両方の玉にシートを貼ると同じ要領でボタンを押した。
「う!!?うぐ、ふっ!うっ♡♡!?」
痛かったら萎えるだろうし、その時は謝ろう。
適当に考えて貼ったのにグレイのそこは一向に萎えなくて、結構痛かったその刺激で嬉しそうに腰を跳ねさせている。
「すご、ド変態瓶底眼鏡」
もう悪口を言っても俺の言葉はろくに聞こえないみたいで、ただただグレイは良さそうにベットの上を這っていた。
「あとは……これかぁ」
最後に残ったのは、不恰好なU字みたいな形状のツルツルのなにか。
長い方は楕円形に膨らんでいて、短い方の先端は球体がついていたので何かをここは固定する場所なのか、と想像力を働かせる。
U字の角度を変えることができて、でっぱった長い方の裏側と自分の指を交互に見比べてたら、ようやくどういう器具か想像がついた。
たっぷりぬるぬるの液体をぶっかけ、滑りのよくなった細身のそれの長い方をグレイの穴に強引に突っ込む。
「ふっ!?」
「この辺?」
そして足を開脚させて、睾丸の裏へ短い方を置いて固定するとU字の角度を変えてグレイのいいところを探した。
「あってる?」
「う、ふぅ…っ♡」
何度か角度と位置を変えるとグレイはこの位置でいい、と頷いて、それから全身をガクガクと震わせてあらゆる責め苦を楽しむようになった。
あとは…、手足固定しろって言われてたっけ。
渡された紐を、グレイへ後ろで手をくっつけさせて親指の上に落とす。
紐は自分で長さを変え、親指にぴっちりと隙間なく巻きついて到底抜けれなさそうな見栄えになった。
鬱血が怖かったけど、その辺も配慮されているようでしばらく待っても指先は変色していない。
「これ一定時間で勝手に解けるんだよな?」
「うっ♡うぅんっ♡♡」
一応怖くなって確認したけど頷いていた。
…どっちにしろ、ここまでの品々を作れるヤツなら最悪解けなくてもなんか別の方法でも持ってそうだ。
前を包む筒から透明な潤滑油と別の、白濁が混ざって垂れているのに相変わらず喘いでいるのを見て、良く出るなぁとちょっとだけ尊敬しつつベットの柵と左足も紐で繋いどいた。
「うっ、ぐ、うぅ!ふ…♡!」
「それじゃあ一応、覚えてたら明日また見にくるわ
死ぬなよー」
目隠しと轡、両手足を拘束され全身に変な管をつけられて放置されるグレイ。
俺がやったってバレたらなんらかの罪に問われたりしないだろうか。
不安になりつつ任務は終わったと寝室の扉を開くと、顔を布で覆った覆面集団が立ってた。
「え?あ?…は?」
「なっ…、あのグレイ博士が客人を…?」
「面倒だ、眠らせろ」
俺が驚いている間にそいつらは一瞬焦っていたけど一足先に我に返って、その言葉と同時に俺の顔へ何かか液体をかけた。
急に猛烈な頭痛で昏倒する。
頭上でなにか相変わらず覆面集団は喚いていたけど、耳鳴りが煩くてわからない。
すぐに俺の意識は、真っ暗な水底へ落ちていった。
玩具責め
その日の夕方、目を覚ます。
「うわっ…身体、重っ…」
久々にまともなベットで寝たのもあって、昨日までの疲れが一気に出たんだろうか。
驚くほど重い身体を引きずって起きると、もう目を覚ましていたけど寝ぼけている様子のイリアが横になったまま天井を見つめていた。
「…生きてる?」
「なんとか」
声が掠れてしまっていて、気の毒だ。
…まぁ昨日あれだけ喘いだら仕方ないか。
「2人ともおはよう」
後ろから声をかけられる。
あたりにいい匂いがして振り返ると、レインが紅茶を淹れてくれたところだった。
さわやかな匂いが鼻腔に入ると寝ぼけた頭が冴えていくようで心地いい。
「ピッチャーがなくて…、ごめんね」
紅茶を温めたカップへ注いだあと、レインは小さなコップにミルクと蜂蜜をそれぞれ入れて出してくれる。
俺は一口だけ濃いめのお茶をストレートで飲んでから、両方ともダバダバ足してカサの増えた紅茶を改めて啜ったけれど、イリアはミルクの方を見て一瞬変な顔をして、結局両方使わなかった。
「…俺はいい」
「自分が昨日散々出したもn」
余計なことを言いそうになって、どこからか殺気を感じて咄嗟に黙る。
隣でイリアがそれ以上言ったら殺す、と唇が動かしているのが見えた。
読唇術なんて使えないのにそう言っているのがはっきりわかって、人間の神秘を感じる。
「…でも、蜂蜜は喉にもいいから。
スプーンを持ってくるから少しくらいたべて欲しいかな、…ね?」
レインはイリアへスプーンを差し出し笑いかけている。
…いいお兄さんだ。
献身的な振る舞いに何故か感動まで覚えた。
俺もああいうのがいい…。
そう思ったけど、また曲解でややこしいことになる気がしたのでもう黙って甘ったるい紅茶を啜った。
それから少しして、本格的に日が暮れた頃とりあえず夕食に何か買うことにして俺は出かけた。
2人には少し寄り道をする、と伝えてある。
行き先は一応恩人の変態の家。
昨日グレイが飛び出てきた建物、多分あれが家なんだろうと勝手に想像して買い物が終わってから昨日と同じ道を歩くと、程なくしてポッカリと大きな穴を側面に開けた石造りの家が見えてきた。
中から昨日と同じ白衣の男が今度は前転しながら転がり出てきた。
「グギャーーーーー!」
「…アンタ、普通に登場できねえの?」
また痙攣してるので呆れて、それからもう全力疾走はしたくないのでまだ痙攣してるグレイを暴言を吐く前に脇に抱えて家に戻っていった。
「お礼?」
「…あぁ、無事に仲間が助かった。道具も貸してくれたからお礼」
ついさっき見つけて買った金色の髪留めをグレイに渡す。
「…これは?」
「アンタ前髪、邪魔そうによくしてたから。
…さっきその辺で買ったやつだし気にいるかわかんないけど」
それからこれも返す、と諸々の器具を渡すとそっちはいらないと切り捨てられた。
「別に良いのに」
「気に入らなかったら俺の見えないところで捨てといてよ」
「…いや」
前髪ではなく、顔の横から伸びる髪を集めてそれをパチンと止めた。
俺の方を見て、どうだ、とだけ聞いてくる。
「似合ってるよ」
「なら貰っておく」
「そう」
一瞬しんと部屋が静かになって、けれどグレイが思い出したように口を開く。
「礼だというのであれば、1つお願いがあるんだ」
「お願い?」
「あぁ、…まずはついてきて欲しい」
普通の木製の扉の先、普通の寝室に通される。
そこには特にイカれた器具は見当たらなかったけど、なんかのアートっぽい置物は数個置いてあった。
その中の1つ、赤と白の縞模様の筒を掴んでグレイは手の中で転がしている。
「これはTENG●」
「その名前はマズイ」
「…じゃあマスべくん」
何故だかわからないけど無性にその名前はダメな気がして注意した。
雑に新しい名前の決まったそれを見ながらグレイは続ける。
「俺は昨日言ったが、面倒だと機械に全てを任せていた。…だが、それは逃げているだけだったんだ」
「はぁ」
「結果、この年までなんの経験もない。
俺の家系は魔法が下手か使えないはずなのに、この間の誕生日から俺は簡単に風くらいなら操れるようになった」
魔法使いって本当に30まで童貞だとなれるんだ。
どこかで発表したら激震の走りそうな情報だ、でも発表したらバカにされるのでみんな気づいても言わないのだろう。
謎のカミングアウトに困っているとグレイはカッと目を見開いて急に俺の顔へ筒をぐりぐり擦りつけてくる、…これ未使用だろうな。
「このままじゃリアリティある快感をクリエイトできないんだ!
頼む、一回でいい!他人の感触を教えてほしい!」
あぁーやっぱりそっち系か、薄々予想はしてたしあまり驚かない。
一回とりあえずグレイを落ち着けて、確認する。
「俺とヤりたいの?挿れる方?挿れられる方?
俺痛いの嫌いだし突っ込まれんのめちゃくちゃ嫌だし絶対嫌だけど」
「…は?何を言っているんだ?お前は、気色悪い。
レオンハルトと粘膜接触をする気は一切ない、むしろ絶対直に触れるなお前病気持ってそうだし」
「ひどい」
急にボロクソ言われてびっくりした。
面食らってる間にグレイはテキパキと勝手に準備する。
「これは全自動束縛紐。
器具を全部設置したらこれを俺の手足の上に置け。
勝手に一定時間拘束してくれる、後、これはお前用の消毒済み手袋だ。
機械かこれ越しにしか触れるなよ、設置し終わったら勝手に帰れ」
「……」
えっ、俺いらないじゃん。
自分でするお手伝いとかいう次元を超えた指示に動揺しかないけど、お礼だと考えれば仕方ない、安いもの…なのだろうか。
ちょっと納得が行ってないけど勝手にグレイは全裸になって、その辺の器具を使えと枕元の置物を指さしてからベットに寝転んだ。
…それ、変態器具だったんだ、というか変態器具枕元に置いて寝てるんだ…。
ある種のカルチャーショックに来た事を後悔し始めた。
けれどグレイは頭を抱える俺を無視しアイマスクをしてコップ(轡)を咥える、絵面が最悪になった。
「なんで?」
「ふふふふふうへほほへひぅう」
「なんて?」
もうやだ。
突っ込むのも面倒になってきたので、さっさと終わらせて帰ることに決めた。
とりあえず渡されていた筒を、すでにテンションのぶち上がっているグレイのに手袋をしてからあてがってみる。
「う、ぐぅ」
「やりにくい」
乾いた筒はツルツルした素材だったけど、いきなりグレイのを入れようとすると皮膚がつっぱって上手くいかなかった。
グレイも痛い、と言いたいのか首を上げてなんか言ってる。
「…あー…」
なにかないかと枕元をまた見る。
液体の入った容器があったので用途を察してそれを手に取ってみた。
案の定粘り気のある、ぬるぬるの油みたいな液体が入っていたのでそれを筒の中にぶちまけてからまたグレイのの上に被せた。
「うむ!?」
冷えたそれが筒を逆さにした勢いで溢れてグレイの腹にかかると驚いて身体を跳ねさせていたけど、その後すぐに一気に筒でグレイのを覆ったからそれどころじゃなくなったらしく身体を逸らしてなんかむーむー言っていた。
「えぇと、次は…」
「うっ♡ふっ、うぐ、おぉお…!♡」
さすが自動化に全てを賭けている男。
筒がグレイのを包むと勝手に振動を始めたので特に俺がなにかこれ以上する必要はなさそうだ。
一人でグレイは盛り上がって身を捩っているので俺は次の器具を探す。
「……」
なんか平たい、聴診器みたいな見た目のなにか。
聴診器と違うのは全部の箇所が細く柔らかい紐みたいな素材で出来ている点と、
耳をかける部分に肌に吸い付く丸いシートが付いていることだろうか。
二股に分かれたそれを試しに手の甲に貼って、根元の赤いボタンを押してみる。
「いたたた」
なんかピクピク手のひらを刺激したのはいいけど、ついでにちょっと電気でも流れたのかちくちく痛くてびっくりした。
「うっ、ふっ、ふぅっ♡ふっ」
「…用途は想像ついた」
2つあるので乳首に張り付けてボタンを押した。
少しシートが隆起して、胸を刺激しているのがわかる。
「ふ!?ぅうっ、ゔっ♡ぅっ!」
「あれ?もう一個ある」
同じ器具をもう一個見つけた。
人体で他に対の部位…?
ちょっとだけ考えてから、天才的な頭脳で答えを導き出しさっきからグレイがはしゃぐたびにプルプル揺れてる両方の玉にシートを貼ると同じ要領でボタンを押した。
「う!!?うぐ、ふっ!うっ♡♡!?」
痛かったら萎えるだろうし、その時は謝ろう。
適当に考えて貼ったのにグレイのそこは一向に萎えなくて、結構痛かったその刺激で嬉しそうに腰を跳ねさせている。
「すご、ド変態瓶底眼鏡」
もう悪口を言っても俺の言葉はろくに聞こえないみたいで、ただただグレイは良さそうにベットの上を這っていた。
「あとは……これかぁ」
最後に残ったのは、不恰好なU字みたいな形状のツルツルのなにか。
長い方は楕円形に膨らんでいて、短い方の先端は球体がついていたので何かをここは固定する場所なのか、と想像力を働かせる。
U字の角度を変えることができて、でっぱった長い方の裏側と自分の指を交互に見比べてたら、ようやくどういう器具か想像がついた。
たっぷりぬるぬるの液体をぶっかけ、滑りのよくなった細身のそれの長い方をグレイの穴に強引に突っ込む。
「ふっ!?」
「この辺?」
そして足を開脚させて、睾丸の裏へ短い方を置いて固定するとU字の角度を変えてグレイのいいところを探した。
「あってる?」
「う、ふぅ…っ♡」
何度か角度と位置を変えるとグレイはこの位置でいい、と頷いて、それから全身をガクガクと震わせてあらゆる責め苦を楽しむようになった。
あとは…、手足固定しろって言われてたっけ。
渡された紐を、グレイへ後ろで手をくっつけさせて親指の上に落とす。
紐は自分で長さを変え、親指にぴっちりと隙間なく巻きついて到底抜けれなさそうな見栄えになった。
鬱血が怖かったけど、その辺も配慮されているようでしばらく待っても指先は変色していない。
「これ一定時間で勝手に解けるんだよな?」
「うっ♡うぅんっ♡♡」
一応怖くなって確認したけど頷いていた。
…どっちにしろ、ここまでの品々を作れるヤツなら最悪解けなくてもなんか別の方法でも持ってそうだ。
前を包む筒から透明な潤滑油と別の、白濁が混ざって垂れているのに相変わらず喘いでいるのを見て、良く出るなぁとちょっとだけ尊敬しつつベットの柵と左足も紐で繋いどいた。
「うっ、ぐ、うぅ!ふ…♡!」
「それじゃあ一応、覚えてたら明日また見にくるわ
死ぬなよー」
目隠しと轡、両手足を拘束され全身に変な管をつけられて放置されるグレイ。
俺がやったってバレたらなんらかの罪に問われたりしないだろうか。
不安になりつつ任務は終わったと寝室の扉を開くと、顔を布で覆った覆面集団が立ってた。
「え?あ?…は?」
「なっ…、あのグレイ博士が客人を…?」
「面倒だ、眠らせろ」
俺が驚いている間にそいつらは一瞬焦っていたけど一足先に我に返って、その言葉と同時に俺の顔へ何かか液体をかけた。
急に猛烈な頭痛で昏倒する。
頭上でなにか相変わらず覆面集団は喚いていたけど、耳鳴りが煩くてわからない。
すぐに俺の意識は、真っ暗な水底へ落ちていった。
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