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黒髪の綺麗なお兄さんと人参挿入セックスは興奮する △
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【今回の内容】
遺物挿入
結局スノウも付いてくることになって騎士団については脱けるのではなく無期限で休暇を取るよう、団長へ嘆願しにいくため出発を昼頃まで待ってほしいと言われた。
絶対に13時には合流するからとか、待てないなら次の目的地を教えてくれれば追いかけるとか、やたら必死な形相で散々言われおいていかないからと宥め出発させるのが大変だった。
スノウを待つ間は自由時間になったので、純粋な意味でイリアに遊んでもらおうと声をかけたら「ギルドの奴らに出発前に挨拶だけしてくる」と出かけようとしてて、
一緒に来るか?とも聞いてくれたけどやましい事がありすぎてそっとお断りしてしまった。
「ここかぁ」
…その時、暇ならレインは今日ギリギリまでずっとここにいるらしいとメモをくれたのでそこに書かれた家屋を訪れた。
なんでも片付けさえすれば金額に応じた時間、家や中の設備を好きに使わせてくれる貸し家のような商売をしているやつと昨日知り合って、昨日の報酬でここをレインは借りたらしい。
「やっほー」
扉を開ける、少し蒸し暑くて何かが煮える音と匂いがしていた。
「あ、レオン」
レインは何か調理中だったのかエプロンをつけて俺を出迎えてくれた。
一瞬とびつこうとしてたけど、エプロンや自分の手が水気を帯びていたので躊躇ったのだろう。
がく、と一歩だけ前に踏み出してそのまま硬直してた。
「なにしてんの?」
「お弁当、作ってみようと思って」
「へぇ」
ちゃんと全員分あるんだろう、木製の色々なサイズの弁当箱がキッチンの脇に積み上がっていて、鍋の中ではいくつかの野菜が煮えていた。
「レインって料理とか好きなんだっけ?」
普段、野宿の時は食事は当番で作ってるけど俺は得意でもないので(ちなみに俺が当番の日は口には出さないけどイリアは判るとちょっと残念そうな顔をする、俺は悲しい)、すごいなぁ、と思った。
「ううん、別に」
「えっ」
「食べるのも面倒だし、料理や食事よりもっとしたい事が沢山あって時間がもったいないから嫌い。
…でもね、僕の作った料理や同じものを食べてできた血肉であなたが構成されたら、それはすごく幸せで」
手を拭いてエプロンを外し、結局抱きつかれた。
後ろを見ると鍋の火ももう消えてて、中断する気満々なのが伺える。
「完全に同じ素材で作られた身体なら、…違う個体と区別できる根拠が魂だけなら、僕の魂があなたと同一の…ううん、あなたの器に入っている事に成れる日がくると思うんです。
僕はあなたと一つになりたい」
「ぉん…」
とんでもない理論と計画を告白されてしまった。
キラキラした、希望に満ちた目でこっちを見てるけど相変わらずその瞳の色かクマのせいか、聞かされたトンデモ計画のせいかで威圧感がすごい。
ま、まぁ俺に実害がない分にはいい、…んだろうか。
頭を撫でて、あ!とわざとらしく目についた人参を指さす。
「すごい!でっかい人参!草生えてんじゃん!」
「…うん、人参、すきなの?」
話を逸らす。
持ってきてくれたので手に取ってしげしげと眺めながら、
「美味しいし、栄養もあるんだろ?
いや~、すごいと思う、尊敬する、俺は結構好き」
と人参の信者のように色や形も含めて褒め称えた。
…別に普通に食べるけどそこまで俺、人参好きだっけ?
話を逸らすのに必死すぎて自分で自分がよくわからない、正直ぶどうとかの方が好きだけどもういいや。
レインはその様子を微動だにせずじっと見てた。
「…いいなぁ」
「えっ」
「僕は?」
「えっ?」
「僕は、おいしくない?」
野菜に張り合うな、そう言おうと思ったけどキスされて、なんとなく甘い味のする舌がくすぐったく俺に絡んできた。
膝の上に乗っかって足まで巻きつけてきて、少しでも俺と接する面積を増やすよう密着される。
くっつきすぎてキスがしにくくなったのかレインは俺から離れると、少し身体を引いて胸元へ頭を擦り付けてきた。
「…どう?」
「…おいしい」
可愛らしく胸元で頬擦りされ、不安そうな上目遣いで反応を求められたものだから思わず呟いてしまう。
その言葉を聞くとレインは嬉しそうに俺の首筋をペロぺロ舐めながら、服の中へ冷たい手を突っ込んできた。
「んっ、…ふ、レオン、レオン…」
俺の名前をしきりに呼び、硬い前を胴へ擦り付けてくる。
余裕がなさそうにせわしなく動いている背中に手を回して撫で、もう片方の手で顔にかかった髪を耳の後ろに避けてやった。
それだけのことしかしていないのに、レインは嬉しそうに顔を歪めてにっこりと笑い、邪魔な俺の服を脱がせて自分も脱いで、素肌同士でまたベタベタとくっついてきた。
相変わらずレインの体温は恐ろしく低くて、触れると自分の体温を持っていかれるようなレベルで冷える。
けれど本人自体は熱を持っているらしく、下を脱がせるとそこはもう勃ち上がっていて小ぶりのものを握ると脈打ち少し擦っただけでサラサラの液体を、溢すように先端から分泌し始める。
「ひっ、うあ…っ、や、だ、レオン…っ♡だめ…」
「何が?」
こんな良さそうなのに。
制止を無視してそこを何度も扱いて、後ろもレインの先走りで濡れた二本の指で解す。
レインは泣きながら腰を揺らして、けれど弱々しく俺の手を掴み抵抗を見せた。
「ぁ、レ、オン、も…!気持ち、よくっ…!う、あ、あぁっ…!」
「ふーん…」
自分だけ良くなるのが嫌だったらしい。
その言葉を聞いてそんなに言ってくれるなら、と思い考える。
手を止めた時、視界の端にさっき放置した人参が映った。
「…それじゃあ、俺、やってみたかった事あるんだけど付き合ってくれる?」
「……んっ、なに」
急に全部の刺激を取り上げられて、レインは辛そうに腰を揺らしながらも俺の頼み通り食卓の上に座って四つん這いになり、俺に秘部を向ける。
「どうしたら、いい…?」
「あー、大丈夫、あとは大人しくしててくれたらいいから」
片手にした人参の先端、細い方をレインの後孔へ突き立てる。
「……っ!?レオン、なに、を…!?」
「角度とかいるのかな」
なんか言われそうになったので適当に片手で竿を扱きながら、調理油で滑りを良くし傷つけないよう人参が上手く挿入る角度を探す。
それがズブズブと、意外と深くまで刺さって先端1cmと少しくらい、ほとんど葉っぱしか見えていないような箇所まで入ったので「おぉー」と馬鹿みたいな感心した声を出してしまった。
「レインさ、今下の口で人参食べてるけどどう?美味しい?」
「うっ、ふ、あぁあ…!?」
葉っぱの部分を掴み、ちょっとだけ角度を変えたり出し入れしてみるとレインは気に入ってくれたのか上半身を倒して崩れて、前のそれも今にも出してしまいそうなほど張り詰め血が集まってた。
「あっ、やだ、抜いて、レオン、おねがい、抜いてっ♡あ゛っ、お願いです…!」
しばらくは人参でナカを掻き回すとキャンキャン良さそうに鳴いてたのに、限界が近いのか息が荒くなってくるとまたやめるように言ってきた。
「今度はなんで?わがままだな」
「ふ、ぅ…!ごめん、なさ…、ぁ、おねが、一緒に、いっ、つ、うぅ…!」
一緒にイきたかったんだろうか、そんな感じのことを言ってたけど間に合わなかったみたいで突いてたら身体を丸めて精液を吐き出してしまった。
まだ物欲しそうにヒクヒクしているそこから人参を引き抜いて、とりあえずそれは流しのところに投げ置いてからまた椅子に腰掛ける。
「……う…」
「レイン、こっちおいで」
自分1人だけ出したからだろうか。
レインは悲しいのか怒っているのか少し機嫌の悪そうな顔をしていたが俺が腕を広げると机から降りて、いそいそとまたくっついて甘えてくる。
首の後ろに手が伸ばされたのでそれを掴んで、俺の興奮したのを触らせた。
それに手が当てるとレインは真っ赤になって、驚いたよう俺とそこを交互に見ていたので、腰を撫でながら「もうできない?」と聞いてみた。
「もう疲れた?したくない?」
「…ううん、すき、したい…♡いっぱい、して欲しい…」
さっき出したところなのにまた気分が盛り上がったらしくレインは小さい声で喘ぎ、荒い息を吐いて俺のズボンの前を開くと勃ったそれを取り出した。
それから俺の反応を伺って、一度キスをするとぴたりと密着して自分の縁へ充てがったそれを飲み込む、
「あっ、あぁっ!?ん、くっう、うぅ…!♡」
「…っ…、はは、やば、すっげえ可愛い顔してる」
身体が不自然に震えて、何かと思い腹を見るとくっついた腹へレインが挿れた途端に射精していたのが見えてびっくりした。
けどそれはまだ萎えてなくて、前後に腰を動かして自分が良いように動いている。
「早漏、…じゃなくて感度がいい、かな」
「あ゛っ、だって、…レオン、がっ♡ふ、ぅっ、…!あ、あぁっ」
下から突き上げると、レインは口の端から唾液をこぼして悦んでいる。
ナカが痛いくらい締まって、けれど表皮と違い溶けるくらい熱いそこはどこも柔らかく俺のを包み込んできて心地よかった。
「あっ、あぁっ、あ、ひ、ぃ」
「レイン、こっち見て」
甲高い、追い詰められたような嬌声は耳に心地よかった。
けれどこっち向かせて、さっき甘いと感じた舌をもう一度味わって口を塞ぎ楽しむ。
すこしざらざらとしてて、けれど柔らかくて暖かい。
舌や唇同士が触れ合って摩擦するくすぐったい刺激と子供みたいな甘えるくぐもったレインの声や様子が可愛くて、全部の興奮が下に行った。
「ふ、うぅ、んん…っ!」
指を絡めて、ぎゅ、と手を握られ、もう片方の手で腰を強く引いて一番奥に精を放つ。
唇を離すと、口を開けたまま呆けているレインも出したらしいが3回目なのでほとんど量もなく、少しだけ透明に近いものが垂れるように飛び出しただけだった。
「落ち着いたら片付けはやっとくけど、お弁当作りも手伝って良い?」
「うん…♡」
まだちょっとレインはどこかに飛んでる様子で、繋がったまま俺の耳を何度も唇で柔らかく噛んだり吸ったりして甘えてた。
====
「そんなわけで、レインがお弁当を作ってくれました」
昼過ぎ、出発してからすぐにスノウとイリアに昼食を取ったか聞いて、それぞれまだだったことを確認する。
まだ戻れる距離だし昼食だけでも食べに戻るか、とか言われたのでそれを発表して、木陰の下にシートを引いて全員で座ってついさっき完成した弁当を食べることにした。
…と言っても、俺も皿洗いとかメインで調理はしてないから何がどう出来上がってんのか全然知らないんだけど。
「…これは、イリアとスノウの分」
「ありがとう」
まず取り出されたそれは大きめの箱に、肉メインで色々詰まっている男が喜びそうなずっしり重そうな弁当で、
食べ盛り(?)のイリアは物珍しそうにその中身しげしげ見ていた。
「私の分もあるのか、ありがとう」
スノウもそれを綺麗な笑顔で受け取る。
細く見えるけど全部食べれるのかな、と思ったけどまぁ脱いだらすごいし意外と食べるかも?
ちょっとくらいなら残っても俺とイリアで分けて貰えば良いし。
2人にお礼を言われて、「ついでに作っただけだから」と謙遜しつつレインは嬉しそうだった。
「これは僕の」
「米」
次に取り出した一番小さい弁当箱、レインの分のそれには米しか詰まっていない。
おかずはおろか、薬味すらない。
雪景色かと見紛うほど米しか入ってないそれを特に説明もなくつまらなさそうに端によけると、
「これがレオンの分」
と言ってレインは続けざまに傍に置いてた5段も積んである豪華な弁当箱を差し出してきた。
1段目、おかず
2段目、おかず
3段目、おかず
4段目、おかず
5段目、…おかず。
「…おいしそう、…けど、主食は?」
そのバリエーション豊富な品々は、たしかに美味しそうだけれど隣に米しか食べない人がいる中ではちょっと食べづらい。
そんなに米好きなのか確認してみる。
「交換、しよっか」
「うん?」
「お弁当、中身の交換したらいいって聞いたから」
…多分、各ご家庭のみんなで集まった時の話だと思うんだけど、なんで同じ製作者の弁当で米とおかずのトレードが発生してしまうんだろう。
突っ込む前に嬉しそうに笑って米をくれたので俺も揚げ物をひとつ渡す。
レインが嬉しそうにニコニコしているが、趣旨と正解がわからなくてイリアの方を見て助けを求めた。
けど巻き込まれるのを嫌がったのか完全にそれを無視して自分の分を食べ始めてた。
「おいしい、レインはすごいな。…この量、苦労したんじゃないのか」
「大丈夫、途中からレオンが遊びにきてくれて楽しかったから」
「…その、レオ様。私にも1段おかずを分けてもらえたりしないだろうか」
「えっ、アンタもう全部アレ食べたのか、…レイン、いいかな?」
「どうぞ」
スノウがめちゃくちゃ食べることがわかって驚いたけど、俺もスノウに分けた上でそれでも大量のおかずを食べてかなり腹が膨れた。
美味しかったので無意識に「美味しかったなぁ」と呟くと、レインは嬉しそうにはにかんでて、「細胞が一新されるサイクルは3ヶ月ごとだよ」とついでに教えてくれたけど、それは聞かなかったことにした。
遺物挿入
結局スノウも付いてくることになって騎士団については脱けるのではなく無期限で休暇を取るよう、団長へ嘆願しにいくため出発を昼頃まで待ってほしいと言われた。
絶対に13時には合流するからとか、待てないなら次の目的地を教えてくれれば追いかけるとか、やたら必死な形相で散々言われおいていかないからと宥め出発させるのが大変だった。
スノウを待つ間は自由時間になったので、純粋な意味でイリアに遊んでもらおうと声をかけたら「ギルドの奴らに出発前に挨拶だけしてくる」と出かけようとしてて、
一緒に来るか?とも聞いてくれたけどやましい事がありすぎてそっとお断りしてしまった。
「ここかぁ」
…その時、暇ならレインは今日ギリギリまでずっとここにいるらしいとメモをくれたのでそこに書かれた家屋を訪れた。
なんでも片付けさえすれば金額に応じた時間、家や中の設備を好きに使わせてくれる貸し家のような商売をしているやつと昨日知り合って、昨日の報酬でここをレインは借りたらしい。
「やっほー」
扉を開ける、少し蒸し暑くて何かが煮える音と匂いがしていた。
「あ、レオン」
レインは何か調理中だったのかエプロンをつけて俺を出迎えてくれた。
一瞬とびつこうとしてたけど、エプロンや自分の手が水気を帯びていたので躊躇ったのだろう。
がく、と一歩だけ前に踏み出してそのまま硬直してた。
「なにしてんの?」
「お弁当、作ってみようと思って」
「へぇ」
ちゃんと全員分あるんだろう、木製の色々なサイズの弁当箱がキッチンの脇に積み上がっていて、鍋の中ではいくつかの野菜が煮えていた。
「レインって料理とか好きなんだっけ?」
普段、野宿の時は食事は当番で作ってるけど俺は得意でもないので(ちなみに俺が当番の日は口には出さないけどイリアは判るとちょっと残念そうな顔をする、俺は悲しい)、すごいなぁ、と思った。
「ううん、別に」
「えっ」
「食べるのも面倒だし、料理や食事よりもっとしたい事が沢山あって時間がもったいないから嫌い。
…でもね、僕の作った料理や同じものを食べてできた血肉であなたが構成されたら、それはすごく幸せで」
手を拭いてエプロンを外し、結局抱きつかれた。
後ろを見ると鍋の火ももう消えてて、中断する気満々なのが伺える。
「完全に同じ素材で作られた身体なら、…違う個体と区別できる根拠が魂だけなら、僕の魂があなたと同一の…ううん、あなたの器に入っている事に成れる日がくると思うんです。
僕はあなたと一つになりたい」
「ぉん…」
とんでもない理論と計画を告白されてしまった。
キラキラした、希望に満ちた目でこっちを見てるけど相変わらずその瞳の色かクマのせいか、聞かされたトンデモ計画のせいかで威圧感がすごい。
ま、まぁ俺に実害がない分にはいい、…んだろうか。
頭を撫でて、あ!とわざとらしく目についた人参を指さす。
「すごい!でっかい人参!草生えてんじゃん!」
「…うん、人参、すきなの?」
話を逸らす。
持ってきてくれたので手に取ってしげしげと眺めながら、
「美味しいし、栄養もあるんだろ?
いや~、すごいと思う、尊敬する、俺は結構好き」
と人参の信者のように色や形も含めて褒め称えた。
…別に普通に食べるけどそこまで俺、人参好きだっけ?
話を逸らすのに必死すぎて自分で自分がよくわからない、正直ぶどうとかの方が好きだけどもういいや。
レインはその様子を微動だにせずじっと見てた。
「…いいなぁ」
「えっ」
「僕は?」
「えっ?」
「僕は、おいしくない?」
野菜に張り合うな、そう言おうと思ったけどキスされて、なんとなく甘い味のする舌がくすぐったく俺に絡んできた。
膝の上に乗っかって足まで巻きつけてきて、少しでも俺と接する面積を増やすよう密着される。
くっつきすぎてキスがしにくくなったのかレインは俺から離れると、少し身体を引いて胸元へ頭を擦り付けてきた。
「…どう?」
「…おいしい」
可愛らしく胸元で頬擦りされ、不安そうな上目遣いで反応を求められたものだから思わず呟いてしまう。
その言葉を聞くとレインは嬉しそうに俺の首筋をペロぺロ舐めながら、服の中へ冷たい手を突っ込んできた。
「んっ、…ふ、レオン、レオン…」
俺の名前をしきりに呼び、硬い前を胴へ擦り付けてくる。
余裕がなさそうにせわしなく動いている背中に手を回して撫で、もう片方の手で顔にかかった髪を耳の後ろに避けてやった。
それだけのことしかしていないのに、レインは嬉しそうに顔を歪めてにっこりと笑い、邪魔な俺の服を脱がせて自分も脱いで、素肌同士でまたベタベタとくっついてきた。
相変わらずレインの体温は恐ろしく低くて、触れると自分の体温を持っていかれるようなレベルで冷える。
けれど本人自体は熱を持っているらしく、下を脱がせるとそこはもう勃ち上がっていて小ぶりのものを握ると脈打ち少し擦っただけでサラサラの液体を、溢すように先端から分泌し始める。
「ひっ、うあ…っ、や、だ、レオン…っ♡だめ…」
「何が?」
こんな良さそうなのに。
制止を無視してそこを何度も扱いて、後ろもレインの先走りで濡れた二本の指で解す。
レインは泣きながら腰を揺らして、けれど弱々しく俺の手を掴み抵抗を見せた。
「ぁ、レ、オン、も…!気持ち、よくっ…!う、あ、あぁっ…!」
「ふーん…」
自分だけ良くなるのが嫌だったらしい。
その言葉を聞いてそんなに言ってくれるなら、と思い考える。
手を止めた時、視界の端にさっき放置した人参が映った。
「…それじゃあ、俺、やってみたかった事あるんだけど付き合ってくれる?」
「……んっ、なに」
急に全部の刺激を取り上げられて、レインは辛そうに腰を揺らしながらも俺の頼み通り食卓の上に座って四つん這いになり、俺に秘部を向ける。
「どうしたら、いい…?」
「あー、大丈夫、あとは大人しくしててくれたらいいから」
片手にした人参の先端、細い方をレインの後孔へ突き立てる。
「……っ!?レオン、なに、を…!?」
「角度とかいるのかな」
なんか言われそうになったので適当に片手で竿を扱きながら、調理油で滑りを良くし傷つけないよう人参が上手く挿入る角度を探す。
それがズブズブと、意外と深くまで刺さって先端1cmと少しくらい、ほとんど葉っぱしか見えていないような箇所まで入ったので「おぉー」と馬鹿みたいな感心した声を出してしまった。
「レインさ、今下の口で人参食べてるけどどう?美味しい?」
「うっ、ふ、あぁあ…!?」
葉っぱの部分を掴み、ちょっとだけ角度を変えたり出し入れしてみるとレインは気に入ってくれたのか上半身を倒して崩れて、前のそれも今にも出してしまいそうなほど張り詰め血が集まってた。
「あっ、やだ、抜いて、レオン、おねがい、抜いてっ♡あ゛っ、お願いです…!」
しばらくは人参でナカを掻き回すとキャンキャン良さそうに鳴いてたのに、限界が近いのか息が荒くなってくるとまたやめるように言ってきた。
「今度はなんで?わがままだな」
「ふ、ぅ…!ごめん、なさ…、ぁ、おねが、一緒に、いっ、つ、うぅ…!」
一緒にイきたかったんだろうか、そんな感じのことを言ってたけど間に合わなかったみたいで突いてたら身体を丸めて精液を吐き出してしまった。
まだ物欲しそうにヒクヒクしているそこから人参を引き抜いて、とりあえずそれは流しのところに投げ置いてからまた椅子に腰掛ける。
「……う…」
「レイン、こっちおいで」
自分1人だけ出したからだろうか。
レインは悲しいのか怒っているのか少し機嫌の悪そうな顔をしていたが俺が腕を広げると机から降りて、いそいそとまたくっついて甘えてくる。
首の後ろに手が伸ばされたのでそれを掴んで、俺の興奮したのを触らせた。
それに手が当てるとレインは真っ赤になって、驚いたよう俺とそこを交互に見ていたので、腰を撫でながら「もうできない?」と聞いてみた。
「もう疲れた?したくない?」
「…ううん、すき、したい…♡いっぱい、して欲しい…」
さっき出したところなのにまた気分が盛り上がったらしくレインは小さい声で喘ぎ、荒い息を吐いて俺のズボンの前を開くと勃ったそれを取り出した。
それから俺の反応を伺って、一度キスをするとぴたりと密着して自分の縁へ充てがったそれを飲み込む、
「あっ、あぁっ!?ん、くっう、うぅ…!♡」
「…っ…、はは、やば、すっげえ可愛い顔してる」
身体が不自然に震えて、何かと思い腹を見るとくっついた腹へレインが挿れた途端に射精していたのが見えてびっくりした。
けどそれはまだ萎えてなくて、前後に腰を動かして自分が良いように動いている。
「早漏、…じゃなくて感度がいい、かな」
「あ゛っ、だって、…レオン、がっ♡ふ、ぅっ、…!あ、あぁっ」
下から突き上げると、レインは口の端から唾液をこぼして悦んでいる。
ナカが痛いくらい締まって、けれど表皮と違い溶けるくらい熱いそこはどこも柔らかく俺のを包み込んできて心地よかった。
「あっ、あぁっ、あ、ひ、ぃ」
「レイン、こっち見て」
甲高い、追い詰められたような嬌声は耳に心地よかった。
けれどこっち向かせて、さっき甘いと感じた舌をもう一度味わって口を塞ぎ楽しむ。
すこしざらざらとしてて、けれど柔らかくて暖かい。
舌や唇同士が触れ合って摩擦するくすぐったい刺激と子供みたいな甘えるくぐもったレインの声や様子が可愛くて、全部の興奮が下に行った。
「ふ、うぅ、んん…っ!」
指を絡めて、ぎゅ、と手を握られ、もう片方の手で腰を強く引いて一番奥に精を放つ。
唇を離すと、口を開けたまま呆けているレインも出したらしいが3回目なのでほとんど量もなく、少しだけ透明に近いものが垂れるように飛び出しただけだった。
「落ち着いたら片付けはやっとくけど、お弁当作りも手伝って良い?」
「うん…♡」
まだちょっとレインはどこかに飛んでる様子で、繋がったまま俺の耳を何度も唇で柔らかく噛んだり吸ったりして甘えてた。
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「そんなわけで、レインがお弁当を作ってくれました」
昼過ぎ、出発してからすぐにスノウとイリアに昼食を取ったか聞いて、それぞれまだだったことを確認する。
まだ戻れる距離だし昼食だけでも食べに戻るか、とか言われたのでそれを発表して、木陰の下にシートを引いて全員で座ってついさっき完成した弁当を食べることにした。
…と言っても、俺も皿洗いとかメインで調理はしてないから何がどう出来上がってんのか全然知らないんだけど。
「…これは、イリアとスノウの分」
「ありがとう」
まず取り出されたそれは大きめの箱に、肉メインで色々詰まっている男が喜びそうなずっしり重そうな弁当で、
食べ盛り(?)のイリアは物珍しそうにその中身しげしげ見ていた。
「私の分もあるのか、ありがとう」
スノウもそれを綺麗な笑顔で受け取る。
細く見えるけど全部食べれるのかな、と思ったけどまぁ脱いだらすごいし意外と食べるかも?
ちょっとくらいなら残っても俺とイリアで分けて貰えば良いし。
2人にお礼を言われて、「ついでに作っただけだから」と謙遜しつつレインは嬉しそうだった。
「これは僕の」
「米」
次に取り出した一番小さい弁当箱、レインの分のそれには米しか詰まっていない。
おかずはおろか、薬味すらない。
雪景色かと見紛うほど米しか入ってないそれを特に説明もなくつまらなさそうに端によけると、
「これがレオンの分」
と言ってレインは続けざまに傍に置いてた5段も積んである豪華な弁当箱を差し出してきた。
1段目、おかず
2段目、おかず
3段目、おかず
4段目、おかず
5段目、…おかず。
「…おいしそう、…けど、主食は?」
そのバリエーション豊富な品々は、たしかに美味しそうだけれど隣に米しか食べない人がいる中ではちょっと食べづらい。
そんなに米好きなのか確認してみる。
「交換、しよっか」
「うん?」
「お弁当、中身の交換したらいいって聞いたから」
…多分、各ご家庭のみんなで集まった時の話だと思うんだけど、なんで同じ製作者の弁当で米とおかずのトレードが発生してしまうんだろう。
突っ込む前に嬉しそうに笑って米をくれたので俺も揚げ物をひとつ渡す。
レインが嬉しそうにニコニコしているが、趣旨と正解がわからなくてイリアの方を見て助けを求めた。
けど巻き込まれるのを嫌がったのか完全にそれを無視して自分の分を食べ始めてた。
「おいしい、レインはすごいな。…この量、苦労したんじゃないのか」
「大丈夫、途中からレオンが遊びにきてくれて楽しかったから」
「…その、レオ様。私にも1段おかずを分けてもらえたりしないだろうか」
「えっ、アンタもう全部アレ食べたのか、…レイン、いいかな?」
「どうぞ」
スノウがめちゃくちゃ食べることがわかって驚いたけど、俺もスノウに分けた上でそれでも大量のおかずを食べてかなり腹が膨れた。
美味しかったので無意識に「美味しかったなぁ」と呟くと、レインは嬉しそうにはにかんでて、「細胞が一新されるサイクルは3ヶ月ごとだよ」とついでに教えてくれたけど、それは聞かなかったことにした。
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「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」
そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー
昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」
*
総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。
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誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。
臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話
八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。
古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。
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