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冷たくされると凹むマゾに優しくするとこうなる □

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墓地の近くを通った時、レインが「死霊にはこれが一番早いよ」とか言いながらゾンビやらに回復魔法をぶっ放した。

ゾンビが苦しんでのたうち回るのを見て神経や痛覚が生き返ったのだと教えてくれて、
俺とイリアは慣れないグロい光景に引いてたけどスノウもこれならきちんと死ぬから再生しないと笑顔で加勢してた。

ダメージ与えるより優しくする方が効く、という実例に俺はふとしょうもない、いつもの思いつきをした。

====

「スノウ♡」

「レオ様?どうしたんだ、そんなに嬉しそうに…?」

今日はいつかの続きの相部屋で、レインとイリアが一緒に泊まってる。
ちょうどいいので昼間の思いつきを実行しようと魔素石で動く送風機…髪を乾かすのに温風が出るそれを装備して風呂上がりのスノウを待っていた。

「ここに座って」

「え、あ、あぁ…?」

スノウをクッションを敷いた床に座らせて、頭を撫でながら髪を梳かして乾かした。

「スノウの髪って長くてサラサラで、すごい綺麗だな。
乾かすのとか大変そうだけど似合ってると思う」

「…ええと、ありがとう…?
背中を隠したいだけだったんだが…、これからも伸ばすよ」

「あ、ぱっちりした目がかわいい、ナイーブなマゾだけど明るいところ喋ってて楽しい、声が落ち着いて聞きやすくて好き。
姿勢とか食べ方綺麗だよな、ああいうのって勉強してんの?」

「ちょ、ちょっと待ってほしい…!」

「何?」

髪乾かしてるのに振り向いたと思ったら顔が真っ赤だった。
露骨に照れてるみたいで数回口をパクパクしてから視線を彷徨わせて困っている。

「私は別に何をされても怒らないし、そんなにおだてられなくてもレオ様の望みなら叶える努力をするつもりだ…!
だから、そんなに言わなくても」

「俺はスノウの好きなところを言いたいだけなんだけどなぁ、嫌?」

「そ、そういう訳ではないが…」

「じゃあ諦めて髪乾かされて。
俺まだまだ言えるけど無視してくれていいし」

その後も延々と俺に最近戦闘中危害が行かないよう防御魔法張ってる事への感謝とか俺が好きって言ってから料理の味付け変えてるとこ可愛いとかお礼と褒めを続けた。

長い髪が乾き切る頃にはスノウは相槌も返さなくなってて、飽きたか呆れたのかと思って声をかけると俺をぼーっと熱っぽい視線で見てた。

「…スノウ?」

返事はない、けど、腕を広げるとベッドに上がってきてもそもそ俺に抱きつく。

「…レオ様は、そんなに私を見てくれているのだな」

「まぁ、あんまりお返しとかは出来てないけどな。
そのうち金でなんとかする」

「いや、いい」

スノウは何故か俺の肩に顔を埋めて大きく息を吸っていた。

…嗅がれているんだろうか、風呂上がりだしいいけど嗅ぐような匂いがなんかしてるのかちょっと不安になる。

背中をトントンと叩いてあやして、顔を上げたら柔らかそうに色づいた唇へ触れるだけのキスをして笑いかけた。

そしたらまたぎゅ、としがみつかれたので頭を撫でる。

普段(狂ったスイッチが入らなければ)しっかりしてる方なんだけど、今は大きな子供みたいだと思った。

「スノウは甘えん坊だなぁ」

「…レオ様」

「んー?」

一緒に寝転んで、ベッドの中でスノウの頬を揉んだり伸ばしたりする。

「…明日、私は死ぬんだろうか?」

「えっ?」

一切予想していなかった質問を、スノウは不安そうに真顔で聞いてくるから面食らってしまった。

「何かでレオ様には今、死期が見えていて…明日には私が死ぬから最期に楽しい思い出をと」

「違うからな?」

冗談ではないらしく、重苦しい声で覚悟しながら聞いてきたので即座に否定した。

誰も死ぬ予定はないし日頃の感謝を伝えたくてやっているだけだ、と必死に言い続けてようやくスノウは安心したようで「人生やっと楽しくなってきたのにもう終わりなのかと思った」って笑われてそれはそれでコメントに困ってスノウをくすぐって誤魔化した。

ベッドの中でこそばくて身を捩って逃げ回るスノウを追いかけて脇腹や首を撫でたり揉んで、飽きた頃また抱き寄せるとなにが楽しいのかクスクス笑ってる。

優しくしても喜ぶので効かない、という結果を得れた俺はもう満足だったので寝ようかと思ったが明かりを消して戻るとスノウは少し不満そうに俺のところにやってきて同じ枕の上に頭を置いた。

「どうしたの?」

「…今日は、しないんだろうか」

「ん?」

何を、と聞く前に誘われていると理解した。

「スノウが可愛い事言ってきたからしたくなった」

「…そ、そうか」

頭をまた撫でて、暗い中手探りでスノウの服のボタンを外して行く。
暗闇の中ではまともに顔も見えないが、今スノウはどんな表情をしているんだろう。

少しみじろぎする振動だけが伝わってきて、1番下までボタンを開けて上半身を撫でると向こうも俺の服の中に手を入れてきた。

風呂上がりで体がぽかぽかと暖かく、胸の上に手を置くと驚くほど大きな心音が聞こえる。
そんなに早く心臓を動かしたら疲れるんじゃないだろうかと心配になる程だった。

「なんか緊張してない?今更どうしたの?」

「わからない、けれど…、あぁ、顔が熱い…。
わからないけれど悪い気分ではないから、どうか心配しないでほしい。」

「そう」

頭を近くに寄せて唇を食みあって、スノウが口を開けたとき舌を口内へ潜り込ませて舌先を触れ合わせたり側面を擦ったりして柔らかい感触を楽しんだ。

スノウの後ろに手を回し服越しに尻を揉み、際どいところを指でなぞるとスペースに余裕のある布越しに硬いものが当たりスノウは甘い声を漏らしている。

「キスだけでこんな風になるの?スノウは可愛いなぁ」

「ちが…っ、なんで…っ、こんな…♡」

尻を揉んでいるだけで甘イキしているらしく、身体をブルブルとたまに震わせるようになった。

片方手を前に回し、さっきから腰に擦り付けられているものへ触れる。
下着を下ろすと勢いよく飛び出るそれは先走りか精子か曖昧な粘液で汚れていて、両手で覆い扱くとくちゃくちゃと水音を響かせた。

「お゛っ、あぁっ、あ」

暗闇に慣れた視界で、スノウが枕に顔を埋めているのが見えた。

くぐもった声が聞こえて耳を甘噛みしてもっと顔を見せて、と頼む。
ゆっくりこっちを見ると快感に耐えるため顰めた顔に少しだけ汗をかいていて、けれど俺と目が合うと表情を緩め微笑んで、またぎゅ、と目を瞑る。

「今日は正面向いてシよっか、足開いて」

スノウが手を彷徨わせて俺のに触れてきて、硬くなってるのを確かめると恥ずかしそうに赤面して自分のをまた固くした。

「ん……」

誘うとスノウは頷いて俺のを受け入れるために大きく片足を開いた状態で寄りかかってきた。

アナルの縁を指でなぞると待ちきれなさそうに収縮して、先走りを絡めた指を挿れて中を指の肉で擦り引っ掻くと、ナカ全体で性器みたいに指を締めて来たから指を伸ばし前立腺を指で弱く撫でる。

時間をかけてほぐし3本の指でしゅこしゅこナカを荒らせるようになった頃、一旦やめようと指を引いたら抜く寸前まで感触を惜しんで肉がまとわりついてきた。

「お゛っ…♡うぅ…っ、うっ、ふぅう…っ♡」

「ほら、もっとこっち近づいて」

身体が出来上がって、スノウは何もしなくても悶えて体をくねらせている。
腰を引いてくっつくと腹に当たったスノウの陰茎はガチガチで二人の腹の間で滑って熱を持っていた。

「スノウの腹に当たってるの、ヌルヌル。人のヘソにこすりつけて、気持ちいい?」

「あ゛っ♡ごめんなさ、やめます、も♡しません」

「別にいーよ」

足をより引いて密着する姿勢をとり、縁に当てるだけでちゅうちゅうと先端を収縮し味わおうとしてくるアナルへ少しだけ挿入する。

その間もスノウは俺の腹やヘソに自分の竿をこすりつけて悦んでて、あと一回、とかやめれそうにない癖に言い訳してるから許可したらお礼言いながらもっと強く腹に陰茎を押し付けてきた。

「あ゛っ♡レオさま♡もっと、挿れてください、そこばっかり♡いやっ、あ゛っ♡」

「んー?なんのこと?」

敏感な亀頭だけ挿れてはギリギリまで引き抜いて、また浅い場所に挿れてを繰り返す。

段々焦れたナカがより強い刺激を求めて奥までうねるよう、深く肉を締めたり緩めたりしているのがわかって、
スノウ自身も少し突っ込んだだけで苦しげな声を出して俺にしがみついて震えるようになった。

背中を痛いくらい掴まれ、ピンと張っている足の甲がたまに身体に当たる。

内腿がピクピク痙攣し腹に当たる竿から出る先走りも次々溢れていくようで、腹の下のシーツがぐっしょり濡れていくのがわかった。

「おくぅ…♡お゛っ、おねがいです、1番奥♡ください♡
レオ様の…あ゛っ♡精子っ、私の♡1番奥で、お願い、します、出してっ♡」

「いいの?そんなおねだりして…、こんなの男は頼まないと思うよ?スノウは女の子なの?」

「い゛いですっ♡女の子っ、なりゅ♡なりますっ♡レオ様の子♡孕みますっ♡してくだ、あ゛っ♡さいっ♡
お願いしますっ♡ください♡奥にっ♡あ゛っ♡子宮に、あ゛ぁっ♡あ゛♡ぜんぶくだ、さいっ♡」

内心、甘やかしたり変なこと聞いた俺が悪いのかもしれないと思ったが強要しなくてもここまで言うほど仕上げてきたかと困惑する。

けれどエロいものはエロいので、求められた通り奥までゆっくりと肉を割り行って挿入した。

「お゛っ!?♡あ゛ぁー……!?」

うっすら暗い部屋で、スノウがほぼ白目剥いた下品な顔でアクメをキメてるのが見える。

待ち侘びていた肉棒の感触に内壁が全体で人の竿をしゃぶり尽くそうとまとわりついてきて、それを無理矢理押し広げS字結腸に先端が当たるともう俺の些細な動きだけで連続でイってるのか腹に何度も熱い液体がかかって、それでもスノウは自分からより深くそれを咥え込もうと、腰を振るっていうかなすりつけるみたいにぐいぐい自分の尻や足の付け根を俺の腰へ当ててねじ込んでいた。

「お゛っ!?しゅご、あ゛っ♡あぁっ♡やっ♡でてる♡おぐっ♡あだっでまず♡」

さっきまで散々先端だけ突っ込んで気持ちよくなってたので、5往復くらい引いては奥で挿して擦り付けるみたいな動きをしていたら熱く包んでくるナカが気持ちよくて中へそこそこ射精してしまった。

スノウはそれすら気持ちいいみたいで、俺に密着して1番奥で出される感触を享受している。

俺が動くより先にスノウが腰をゆっくり振って俺のをもっと搾ろうと柔らかい肉でしゃぶってくるから、長い射精が終わる頃には俺もぐったりと疲れてしまった。

腰を引いて最後にまとわりついてくる肉を掻きながらゆっくりと引き抜ききった瞬間、一緒に空気の漏れる音がする。

「あ゛っ♡ど、しよ♡でる♡せっかくもらったのに♡や゛♡レオ様のせーし♡でちゃう」

言葉通り、塞がらないそこから精液が垂れているようでひどい音と一緒にスノウの足の間で湿った音もしてる。

「あー…、なんか今日、スノウマジで可愛いかも」

俺の精液が身体から出ていくのを本気で惜しんで半泣きになっている醜態とも言えるその愚かしい姿にめちゃくちゃ興奮して、額にキスしてまた勃ってしまったそれをスノウの竿と擦り合わせた。

まだ正気に帰って来れていないスノウはそれで嬉しそうにまたアホみたいな声でお礼を言ってキスしながら俺に乗っかってきて、さっきまで挿れてたそこにまた突っ込んで俺は今度はゆっくりと柔らかく解れたそこを楽しんだ。

キスしすぎて唇がふやけて、いつも元気に回復するスノウは流石に明け方までしたら声も枯れて動けなくなって一回寝て起きたらスノウはようやく正気に戻ったらしく、恥ずかしそうに昨日の晩や一日宿泊が延びることを謝ってきて、いつも通りイリアは引いてた。

けど、前までも大概狂ってたから多分俺以外誰も気づいてないけどスノウは俺に「あーん」をねだるほど甘えてくるようになってて、また変な扉を開けた気がするな、って甘えられるのは悪い気がしないけど不安になった。

結論としてマゾを甘やかすと(少なくともスノウは)そっちもいけるようになる、というのが俺の得た知見。
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