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騎士くんは優しくされると蕩けて甘々になる □
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湯上がりの軽装でスノウが寛いでいる。
「……」
ソファに腰掛け俺に背を向け、この辺りの地方の地図や観光名所も載った本らしきものを読んでいて、多分今後の行き先を調べてくれているんだろうけど「背中を隠したいから」伸ばしている髪を括って上げて、普段よりだいぶラフな寝巻きで油断しているのを見るとお互い結構打ち解けたのかなぁってなんかほっこりした。
「スノウ」
「あ、レオ様。…もう眠るなら灯りを消したほうがいいだろうか?」
「いや、もうちょっと起きてるつもり」
「そうか」
隣に座って何を読んでるの、と覗き込むけどソワソワして読書どころじゃなくなってる。
「ひぅっ♡……な、なにを」
いつもと違う髪型や雰囲気が可愛くて耳を撫でてみたら弱いのか、過剰なほどびっくりしたけれど俺の手を払い除けたりはせず上擦った声で行為を受け入れている。
「…え?あー…そういえばレオンぼくろって他のとこには無いのかな、と思って。
なんか探しやすそうな格好してるし二号を探そうかと」
「……っ♡そ、そうなのか、っ、私、は、探しやすいよう、脱いだ方が、良いだろうか…?♡」
めちゃくちゃ意味がわからない事を言ってるのに何故かスノウは協力的に服を脱ごうとしてくる。
「いや?別に自力で探すし大丈夫。リラックスしといて」
「わかっ、ふ♡、わかった…」
顔が興奮しきって真っ赤だし呼吸も荒くて、もうリラックス出来る訳が無いんだけどスノウはうなづいて大人しくしている。
適当言っただけだったんだけど、なんか期待されてるし本当にほくろ探しをしてみる事にした。
「これはレオンぼくろだもんなぁ」
「……ぅっ♡……♡」
腕を上げさせ、脇の下の一箇所だけある薄いほくろをつついて周囲の皮膚ごと撫でる。
なんかやらしく腰が揺れて、一気に触れた箇所の体温が上がった。
「うーん?お腹にはなし。
…てか絶対前より痩せてない?なんか腰とか掴みやすい割に筋肉落ちたっていうか。
身体からエロメスアピールしていく事にしたの?」
「…わからなっ、ぐっ♡こんな、優しくさすらないでくれ…♡切ない…♡お腹、きゅんきゅんしてくるから…♡」
下腹を撫でて確認し、へそを指で広げたりカリカリ掻くと腰をカクつかせながら脚を開き始めた。
シたいんだろうけど、アホのスイッチの入っていないスノウは手を繋ごう、すら満足に言えないシャイボーイだ。
中途半端な刺激ではハメを外せていないらしく俺を見て何か言おうとしては躊躇って目を伏せてまた腰を少し振っている。
「服持ってて」
「え…?あ、あぁ…♡」
スノウに自分の服の裾を握って胸を露出させる。
触って欲しそうにぷっくり♡腫れて主張している乳輪や乳首は無視して、脇や鎖骨を軽く撫でながらまさぐった。
手が乳首に近づく度スノウは期待して少し胸を逸らすけど、結局またその手が違うところを這うと悲しそうな声と一緒に元の姿勢に戻ってちょっと面白い。
「上半身にはなさそう。…後は背中と、お尻とかかな?
ここじゃ探しにくいしやっぱり脱いでベッドで四つん這いになってもらってもいい?」
「へっ?…あ、あぁ♡勿論だ♡ぜひ隅々まで全部♡確認して欲しい♡」
そんな嬉しそうに言うんだ。
ソファに座ったままスノウはシャツを脱ぐとズボンに手をかけゆっくりと下ろす。
すでに興奮で先走りがドロドロ出てしまっていたらしい陰茎はいつも通り勃っておらず、もう種付する気なんて皆無のメスちんぽに成り果てているんだろうな、と他人事ながら気の毒になった。
ストリップショーを終わらせるとスノウはおぼつかない足取りと腰を庇った変なポーズでベッドに向かい、四つん這いのまま大きく脚を開いている。
「さ、さぁ♡…あ、もし無くても、良かったら作って貰っても構わない♡針や、タバコでも買ってくる♡」
「……」
針はピアスでも開ける用だと思いたいが、そっちはまだしも根性焼きしても良いって今言われた?
ニコニコと笑って期待してるけど俺が痛いのも痛そうなのも嫌だ、いやまて、冷静に考えてピアスもおかしい。
適当に検討しておく、と言いながら首の裏から指を伸ばして話題を逸らした。
「…ん゛っ♡……レオ、様…、あなたが良いなら、私は構わないがその…背中は、見ていて、気分が良いものでは、無いんじゃ…?」
下半身を触られる気満々だったスノウは少し驚いた声を上げた後、背中をなぞられて不安そうに振り向いてこっちを見ている。
「なんで?…最初はちょっと痛そうだと思ったけど、もう痛くないんだろ?
綺麗な背筋とかこの、お尻近くの窪んだところとかいつも後ろから突いてる時見ててエロいし好きなんだけどな。
スノウが嫌じゃないなら俺が触るとすぐプルプルするスノウの背中見ながらヤんの、可愛くて結構好き」
普段隠したり、触れようとすると申し訳なさそうにされていた背中へいい機会なのでキスを落とす。
変色した火傷痕の上はなんとなく皮膚が突っ張っていたけど、感度はとても良好らしく唇が触れる度甘い声を出して四肢を震わせていた。
「あっ♡…レオ、様…♡」
「んー?」
気を取り直してほくろ探しを再開しようかと内腿を撫でたけど、スノウは向き直ると俺の袖の裾を摘んでじっとこっちを見つめてきた。
「せ、せっかく、私の、身体を調べてくれているのに、申し訳、無い…っ、っ♡、が、我慢ができないのも、情けないけれど、もう…シ、シて、くれないだろうか…?
さっきからずっと気持ちよくて…、けれどっ、今は、…ふ♡それ以上に、レオ様と、シたい、気分なんだ…」
うまく言えないのかスノウは辿々しく色々と言葉を唱えては訂正し、困ったように額の火傷を撫でていたので返事の代わりに唇へ触れるだけのキスをした。
「スノウ、可愛い」
笑いかけて、それが肯定だと分かるとスノウは俺に抱きついてすりすりと頬擦りしてきた。
「…レオ様……♡先に、口で♡あなたにご奉仕しても良いか?私の全部で、あなたに触れたい…♡」
「ありがとう、…どうぞ?」
胸元で弱々しく聞こえる媚びた声に返事をするとゆっくり身体が膝元へ降りていく。
ズボンを寛げられ、陰茎を取り出すとスノウは上目遣いで俺の顔をじっと見ながら亀頭をちゅぱちゅぱと唇で覆って飴のように卑猥に舐め始めた。
「ん…♡ふぅ、ん……♡」
竿を手で擦りながら唇で刺激され、俺が気持ち良くなる以上に、スノウ自身が興奮しているらしく段々視線が陰茎の方を向くようになった。
「ん゛っ♡ふぅっ♡うぶ♡…む♡ふぅっ♡う♡」
口内で亀頭全体を頬張るとそのまま顔が前後に動き始める。
同時に俺に見せつけるよう大股を開いて行われる、アナルへくちゅくちゅ指を出し入れする自慰で触れてもいないのに陰茎から先走りが垂れていた。
「ふー…♡レオ様の、こんなに大きくピクピクしてる…♡
ど、どうだろう♡そろそろ、私に、挿れ、っ♡挿れないか?
レオ様の好きなポーズで♡前でも後ろからでも、このつよつよおちんぽ様で♡突かれたくて、身体がもう準備万端なんだ♡」
「はは、ベッドにシミまで作ってド変態。
…じゃあ、せっかくさっき言ったし後ろからシよっか?スノウ」
「…う……♡」
名前を呼びながら耳の中へ舌を出し入れし、ゆっくりその身体を倒す。
脚を開かせ、後ろから陰茎でスノウの陰嚢をぐりぐりゆっくり突き上げてこれからお前をこのポーズで犯す、と教えるとスノウは肌を粟立たせ泣きそうな声で喘いでいた。
「ん゛っ♡先っちょ♡挿入ってきた…、あっ♡あっ♡また…♡ふっ、や♡これ、ズル♡何回も先♡ちゅぽちゅぽするのやめてください♡メス穴拡がって♡おちんぽ様待ってるのに、期待して勝手に奥までぐちゅぐちゅ動いてるんです♡ん゛ぉっ♡何回もこんな、先っちょだけキスされたら♡腰♡勝手に動くから♡……お゛ぉおおっ!?♡おちんぽ来たぁ…っ♡♡♡」
カリの手前まで挿れて引き抜いたり何度も陰嚢を潰すような動きでスノウを焦らして、辛そうに腰を下ろそうとした瞬間ずぷ♡と奥まで挿入して陰茎を美味しそうに食べる腸内を堪能しながらスノウの下腹を軽く押さえる。
ぐちゅ、ぐちゅ、と音がするのと一緒にスノウは獣みたいに唸って枕を抱きしめていて、たまに奥が吸うみたいに強く締まると、ゆるイキしているのか可愛い声でひぃひぃ喘ぐけどまた陰茎を後ろから扱きながら突き上げると徐々に枕を抱いて低く鳴いた。
「んお゛ぉ…っ♡お゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡……♡
おちんぽ様、熱っ…♡あ゛っ♡…ふー……♡お゛っ、お゛っ!?♡脇♡今舐めないでくれ♡気持ちいいんですっ♡いつも♡えっちのときレオ様がペロペロしてるから♡脇舐められたらイくようにっ♡ん゛ぉっ♡お゛っ♡出ますっ♡」
スノウ大きな声で宣言した後、潮を勢いよく吹いて痙攣した。
見ているだけで恥ずかしいのに、わざわざ脚をさらに開いて後ろからじゃよく見えないのに俺のためにより外気へ晒すための恥ずかしい体勢を取り続ける。
「ふっ♡うっ♡ごめんなさ、今日寝るベッド♡汚してっ♡」
「いや?ソファでも寝れるし」
実はさっきからスノウの出した色々な液体でシーツは結構湿ってそこそこ汚れていた。
今更だな、と思いながら身体を起こし、泣きそうな声で喘ぐスノウの腿を掴んで支え、横から突くと独特の苦しそうなエロい声を出してスノウはガクガク悶えている。
先走りか精液かわからない薄い白濁の液体が滴りトロトロとまたシーツを汚しているが、もうそれに気づける余裕はスノウにはないらしく枕まで涎でドロドロにして身体を跳ねさせていた。
「お゛っ♡おおっ♡レオ様♡レオ様っ♡はぁっ♡あ♡イきますっ♡すごい深いの♡キますっ♡見ててくださいっ♡あなたのペット♡ご主人様に犯されるの嬉しくて♡深ザコアクメ♡メスイキしますっ♡♡♡
……っ♡お゛っ♡ゔぅ……っ♡♡♡」
なんかスノウがよくわからない宣言と一緒にした、「すごい深いアクメ」とやらは別に絶叫する訳でもなく表面上は静かにイった感じだった。
けれど体内では蠢く腸壁が何度も限界まで締まっては急に緩むのを繰り返すし、じょぼじょぼと垂れ流される潮でスノウの陰茎の下にはシーツが吸いきれなくなった液体の水溜りが出来ている。
声を出さないまま何度も痙攣するスノウの横顔を見ながら体内へ射精すると、ぐ♡とナカが締まって引き抜いてからも精液が少しも垂れてこず、これはまた後処理で指突っ込まれてイキ散らかすパターンなんだろうな、とぼんやり思った。
====
「私は、床で寝ても構わないが…、そもそもベッドを汚してしまったのは私だし…」
案の定体内から精液を掻き出すのに指を意識してしまってスノウは泣きながら2回ほど潮を吹いて絶頂し、汗を流すためのシャワーを尻に浴びせられただけで腰を突き出してついでに一度メスイキした。
なんとか全身を洗い終えてパジャマを着直す頃には深夜になっていて、疲れた体でソファに向き合い寝転がるとスノウは俺に強く抱きついてきてる癖にそんな事を言ってくる。
「え?もしかして一緒に寝るの嫌?今度からもベッド2つある部屋にしたほうがいい?」
「……!?ち、違う!そんな訳な……っ」
「しー」
意地悪で聞いてみると慌てて飛び起きて顔を青くして弁解しようとするが、時間が時間なので唇に一度指を当て黙らせる。
スノウもはっとして、それから小声で違う、と呟いた。
「次からも、ずっとこれが良いくらい嬉しいし私はレオ様と一緒に寝るのが大好きだが…狭いから、あなたが寝苦しいのが嫌で…」
「そう」
素直な気持ちを聞かせてくれたので、お礼に頭を撫でる。
「流石にずっとは肩凝りそうだけど、たまには良くない?俺も楽しい」
「……そ、そうか…♡」
手を握るとスノウは少し黙って何かを考えてから、嬉しそうにあの夜みたいだ、と呟く。
「…あの夜?」
「あぁ、レオ様と、初めて会った夜。
あの晩終わってからあなたにもう帰る、と言われた時離れたくなくて、こんな風に手を離さなければあなたが仕方なくでも、ずっといてくれるんじゃないかと、子供じみた考えで手を離せなかった。
…時間切れなんて気にせず、あなたの隣で眠れる今の私はなんて幸せなんだろうと思う」
手を握る力が強くなったので俺も握り返すと、スノウはにっこりと笑って「おやすみ」と言って目を閉じた。
翌朝、ソファから一瞬落ちそうになって浮遊感で目が覚めたけど、寝たままのスノウにすごい力で支え引っ張られて、腕の中へ戻される。
…もしかしてこのイベント、今晩俺が寝てる間も何回も起きてたりした?って、スノウに抱きしめられながらその健やかな頬を撫でた。
「……」
ソファに腰掛け俺に背を向け、この辺りの地方の地図や観光名所も載った本らしきものを読んでいて、多分今後の行き先を調べてくれているんだろうけど「背中を隠したいから」伸ばしている髪を括って上げて、普段よりだいぶラフな寝巻きで油断しているのを見るとお互い結構打ち解けたのかなぁってなんかほっこりした。
「スノウ」
「あ、レオ様。…もう眠るなら灯りを消したほうがいいだろうか?」
「いや、もうちょっと起きてるつもり」
「そうか」
隣に座って何を読んでるの、と覗き込むけどソワソワして読書どころじゃなくなってる。
「ひぅっ♡……な、なにを」
いつもと違う髪型や雰囲気が可愛くて耳を撫でてみたら弱いのか、過剰なほどびっくりしたけれど俺の手を払い除けたりはせず上擦った声で行為を受け入れている。
「…え?あー…そういえばレオンぼくろって他のとこには無いのかな、と思って。
なんか探しやすそうな格好してるし二号を探そうかと」
「……っ♡そ、そうなのか、っ、私、は、探しやすいよう、脱いだ方が、良いだろうか…?♡」
めちゃくちゃ意味がわからない事を言ってるのに何故かスノウは協力的に服を脱ごうとしてくる。
「いや?別に自力で探すし大丈夫。リラックスしといて」
「わかっ、ふ♡、わかった…」
顔が興奮しきって真っ赤だし呼吸も荒くて、もうリラックス出来る訳が無いんだけどスノウはうなづいて大人しくしている。
適当言っただけだったんだけど、なんか期待されてるし本当にほくろ探しをしてみる事にした。
「これはレオンぼくろだもんなぁ」
「……ぅっ♡……♡」
腕を上げさせ、脇の下の一箇所だけある薄いほくろをつついて周囲の皮膚ごと撫でる。
なんかやらしく腰が揺れて、一気に触れた箇所の体温が上がった。
「うーん?お腹にはなし。
…てか絶対前より痩せてない?なんか腰とか掴みやすい割に筋肉落ちたっていうか。
身体からエロメスアピールしていく事にしたの?」
「…わからなっ、ぐっ♡こんな、優しくさすらないでくれ…♡切ない…♡お腹、きゅんきゅんしてくるから…♡」
下腹を撫でて確認し、へそを指で広げたりカリカリ掻くと腰をカクつかせながら脚を開き始めた。
シたいんだろうけど、アホのスイッチの入っていないスノウは手を繋ごう、すら満足に言えないシャイボーイだ。
中途半端な刺激ではハメを外せていないらしく俺を見て何か言おうとしては躊躇って目を伏せてまた腰を少し振っている。
「服持ってて」
「え…?あ、あぁ…♡」
スノウに自分の服の裾を握って胸を露出させる。
触って欲しそうにぷっくり♡腫れて主張している乳輪や乳首は無視して、脇や鎖骨を軽く撫でながらまさぐった。
手が乳首に近づく度スノウは期待して少し胸を逸らすけど、結局またその手が違うところを這うと悲しそうな声と一緒に元の姿勢に戻ってちょっと面白い。
「上半身にはなさそう。…後は背中と、お尻とかかな?
ここじゃ探しにくいしやっぱり脱いでベッドで四つん這いになってもらってもいい?」
「へっ?…あ、あぁ♡勿論だ♡ぜひ隅々まで全部♡確認して欲しい♡」
そんな嬉しそうに言うんだ。
ソファに座ったままスノウはシャツを脱ぐとズボンに手をかけゆっくりと下ろす。
すでに興奮で先走りがドロドロ出てしまっていたらしい陰茎はいつも通り勃っておらず、もう種付する気なんて皆無のメスちんぽに成り果てているんだろうな、と他人事ながら気の毒になった。
ストリップショーを終わらせるとスノウはおぼつかない足取りと腰を庇った変なポーズでベッドに向かい、四つん這いのまま大きく脚を開いている。
「さ、さぁ♡…あ、もし無くても、良かったら作って貰っても構わない♡針や、タバコでも買ってくる♡」
「……」
針はピアスでも開ける用だと思いたいが、そっちはまだしも根性焼きしても良いって今言われた?
ニコニコと笑って期待してるけど俺が痛いのも痛そうなのも嫌だ、いやまて、冷静に考えてピアスもおかしい。
適当に検討しておく、と言いながら首の裏から指を伸ばして話題を逸らした。
「…ん゛っ♡……レオ、様…、あなたが良いなら、私は構わないがその…背中は、見ていて、気分が良いものでは、無いんじゃ…?」
下半身を触られる気満々だったスノウは少し驚いた声を上げた後、背中をなぞられて不安そうに振り向いてこっちを見ている。
「なんで?…最初はちょっと痛そうだと思ったけど、もう痛くないんだろ?
綺麗な背筋とかこの、お尻近くの窪んだところとかいつも後ろから突いてる時見ててエロいし好きなんだけどな。
スノウが嫌じゃないなら俺が触るとすぐプルプルするスノウの背中見ながらヤんの、可愛くて結構好き」
普段隠したり、触れようとすると申し訳なさそうにされていた背中へいい機会なのでキスを落とす。
変色した火傷痕の上はなんとなく皮膚が突っ張っていたけど、感度はとても良好らしく唇が触れる度甘い声を出して四肢を震わせていた。
「あっ♡…レオ、様…♡」
「んー?」
気を取り直してほくろ探しを再開しようかと内腿を撫でたけど、スノウは向き直ると俺の袖の裾を摘んでじっとこっちを見つめてきた。
「せ、せっかく、私の、身体を調べてくれているのに、申し訳、無い…っ、っ♡、が、我慢ができないのも、情けないけれど、もう…シ、シて、くれないだろうか…?
さっきからずっと気持ちよくて…、けれどっ、今は、…ふ♡それ以上に、レオ様と、シたい、気分なんだ…」
うまく言えないのかスノウは辿々しく色々と言葉を唱えては訂正し、困ったように額の火傷を撫でていたので返事の代わりに唇へ触れるだけのキスをした。
「スノウ、可愛い」
笑いかけて、それが肯定だと分かるとスノウは俺に抱きついてすりすりと頬擦りしてきた。
「…レオ様……♡先に、口で♡あなたにご奉仕しても良いか?私の全部で、あなたに触れたい…♡」
「ありがとう、…どうぞ?」
胸元で弱々しく聞こえる媚びた声に返事をするとゆっくり身体が膝元へ降りていく。
ズボンを寛げられ、陰茎を取り出すとスノウは上目遣いで俺の顔をじっと見ながら亀頭をちゅぱちゅぱと唇で覆って飴のように卑猥に舐め始めた。
「ん…♡ふぅ、ん……♡」
竿を手で擦りながら唇で刺激され、俺が気持ち良くなる以上に、スノウ自身が興奮しているらしく段々視線が陰茎の方を向くようになった。
「ん゛っ♡ふぅっ♡うぶ♡…む♡ふぅっ♡う♡」
口内で亀頭全体を頬張るとそのまま顔が前後に動き始める。
同時に俺に見せつけるよう大股を開いて行われる、アナルへくちゅくちゅ指を出し入れする自慰で触れてもいないのに陰茎から先走りが垂れていた。
「ふー…♡レオ様の、こんなに大きくピクピクしてる…♡
ど、どうだろう♡そろそろ、私に、挿れ、っ♡挿れないか?
レオ様の好きなポーズで♡前でも後ろからでも、このつよつよおちんぽ様で♡突かれたくて、身体がもう準備万端なんだ♡」
「はは、ベッドにシミまで作ってド変態。
…じゃあ、せっかくさっき言ったし後ろからシよっか?スノウ」
「…う……♡」
名前を呼びながら耳の中へ舌を出し入れし、ゆっくりその身体を倒す。
脚を開かせ、後ろから陰茎でスノウの陰嚢をぐりぐりゆっくり突き上げてこれからお前をこのポーズで犯す、と教えるとスノウは肌を粟立たせ泣きそうな声で喘いでいた。
「ん゛っ♡先っちょ♡挿入ってきた…、あっ♡あっ♡また…♡ふっ、や♡これ、ズル♡何回も先♡ちゅぽちゅぽするのやめてください♡メス穴拡がって♡おちんぽ様待ってるのに、期待して勝手に奥までぐちゅぐちゅ動いてるんです♡ん゛ぉっ♡何回もこんな、先っちょだけキスされたら♡腰♡勝手に動くから♡……お゛ぉおおっ!?♡おちんぽ来たぁ…っ♡♡♡」
カリの手前まで挿れて引き抜いたり何度も陰嚢を潰すような動きでスノウを焦らして、辛そうに腰を下ろそうとした瞬間ずぷ♡と奥まで挿入して陰茎を美味しそうに食べる腸内を堪能しながらスノウの下腹を軽く押さえる。
ぐちゅ、ぐちゅ、と音がするのと一緒にスノウは獣みたいに唸って枕を抱きしめていて、たまに奥が吸うみたいに強く締まると、ゆるイキしているのか可愛い声でひぃひぃ喘ぐけどまた陰茎を後ろから扱きながら突き上げると徐々に枕を抱いて低く鳴いた。
「んお゛ぉ…っ♡お゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡……♡
おちんぽ様、熱っ…♡あ゛っ♡…ふー……♡お゛っ、お゛っ!?♡脇♡今舐めないでくれ♡気持ちいいんですっ♡いつも♡えっちのときレオ様がペロペロしてるから♡脇舐められたらイくようにっ♡ん゛ぉっ♡お゛っ♡出ますっ♡」
スノウ大きな声で宣言した後、潮を勢いよく吹いて痙攣した。
見ているだけで恥ずかしいのに、わざわざ脚をさらに開いて後ろからじゃよく見えないのに俺のためにより外気へ晒すための恥ずかしい体勢を取り続ける。
「ふっ♡うっ♡ごめんなさ、今日寝るベッド♡汚してっ♡」
「いや?ソファでも寝れるし」
実はさっきからスノウの出した色々な液体でシーツは結構湿ってそこそこ汚れていた。
今更だな、と思いながら身体を起こし、泣きそうな声で喘ぐスノウの腿を掴んで支え、横から突くと独特の苦しそうなエロい声を出してスノウはガクガク悶えている。
先走りか精液かわからない薄い白濁の液体が滴りトロトロとまたシーツを汚しているが、もうそれに気づける余裕はスノウにはないらしく枕まで涎でドロドロにして身体を跳ねさせていた。
「お゛っ♡おおっ♡レオ様♡レオ様っ♡はぁっ♡あ♡イきますっ♡すごい深いの♡キますっ♡見ててくださいっ♡あなたのペット♡ご主人様に犯されるの嬉しくて♡深ザコアクメ♡メスイキしますっ♡♡♡
……っ♡お゛っ♡ゔぅ……っ♡♡♡」
なんかスノウがよくわからない宣言と一緒にした、「すごい深いアクメ」とやらは別に絶叫する訳でもなく表面上は静かにイった感じだった。
けれど体内では蠢く腸壁が何度も限界まで締まっては急に緩むのを繰り返すし、じょぼじょぼと垂れ流される潮でスノウの陰茎の下にはシーツが吸いきれなくなった液体の水溜りが出来ている。
声を出さないまま何度も痙攣するスノウの横顔を見ながら体内へ射精すると、ぐ♡とナカが締まって引き抜いてからも精液が少しも垂れてこず、これはまた後処理で指突っ込まれてイキ散らかすパターンなんだろうな、とぼんやり思った。
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「私は、床で寝ても構わないが…、そもそもベッドを汚してしまったのは私だし…」
案の定体内から精液を掻き出すのに指を意識してしまってスノウは泣きながら2回ほど潮を吹いて絶頂し、汗を流すためのシャワーを尻に浴びせられただけで腰を突き出してついでに一度メスイキした。
なんとか全身を洗い終えてパジャマを着直す頃には深夜になっていて、疲れた体でソファに向き合い寝転がるとスノウは俺に強く抱きついてきてる癖にそんな事を言ってくる。
「え?もしかして一緒に寝るの嫌?今度からもベッド2つある部屋にしたほうがいい?」
「……!?ち、違う!そんな訳な……っ」
「しー」
意地悪で聞いてみると慌てて飛び起きて顔を青くして弁解しようとするが、時間が時間なので唇に一度指を当て黙らせる。
スノウもはっとして、それから小声で違う、と呟いた。
「次からも、ずっとこれが良いくらい嬉しいし私はレオ様と一緒に寝るのが大好きだが…狭いから、あなたが寝苦しいのが嫌で…」
「そう」
素直な気持ちを聞かせてくれたので、お礼に頭を撫でる。
「流石にずっとは肩凝りそうだけど、たまには良くない?俺も楽しい」
「……そ、そうか…♡」
手を握るとスノウは少し黙って何かを考えてから、嬉しそうにあの夜みたいだ、と呟く。
「…あの夜?」
「あぁ、レオ様と、初めて会った夜。
あの晩終わってからあなたにもう帰る、と言われた時離れたくなくて、こんな風に手を離さなければあなたが仕方なくでも、ずっといてくれるんじゃないかと、子供じみた考えで手を離せなかった。
…時間切れなんて気にせず、あなたの隣で眠れる今の私はなんて幸せなんだろうと思う」
手を握る力が強くなったので俺も握り返すと、スノウはにっこりと笑って「おやすみ」と言って目を閉じた。
翌朝、ソファから一瞬落ちそうになって浮遊感で目が覚めたけど、寝たままのスノウにすごい力で支え引っ張られて、腕の中へ戻される。
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お兄ちゃんは律といい、悠を過剰にかわいがる。
「悠くんはえらい子だね。」
「よしよ〜し。悠くん、いい子いい子♡」
「ふふ、かわいいね。」
律のお兄ちゃんな甘さに逃げたり、逃げられなかったりするあまあま義兄弟ラブコメ♡
「お兄ちゃん以外、見ないでね…♡」
ヤンデレ一途兄 律×人見知り純粋弟 悠の純愛ヤンデレラブ。
臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話
八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。
古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。
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