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100話も旅して変わったこと ○△□
ある程度の期間旅をしてきた彼らについて、良くも悪くも変化したりしなかった箇所をレオンくんの1日を通じてご紹介しよう。
「眠い」
昼前、もう日は高く登っていたが、
久々に宿のベッドで眠れたレオンは当然のようにこの時間に目を覚ます。
明け方まで淫行日明け暮れては昼前に起きたり起きなかったりする、こんなハードな生活を野営中も繰り返しているのでレオンの自律神経は乱れ切り、
野営初日は特に睡眠時間が少なすぎて内臓が荒れ「お腹痛い」しか言わなくなる程なのだが、本人に全く改善する気はなかった。
(ちなみに、
スノウやレインどころかイリアすら、なんだかんだ優しいのでレオンの自業自得だというのにキツい深夜の見張り番を免除しようか毎回聞いてくる。
流石に申し訳ないと毎度断って見張をしている自分に、レオンくんは自主性を感じ偉いといつも思っている)
「……あ」
廊下を出て洗面台の前で傾き、立ったまま寝ているのはスノウだ。
スノウは聖騎士時代から清く健全な生活を送っているので、昨日も早くに寝ていた筈なのだが、
格好を見る限りこの昼前にレオンと同じく起きたところのようで、
レオンは最近寝坊をついしてしまう、とスノウが悩んでいる事を思い出す。
「むにゃむにゃ」
これこそがスノウの変化しつつある一面だった。
規律や戒律に則り、日々を真面目に規則正しく己を律し教団員や市民の模範となるように勝手に生活し続けていたスノウだったが、
最近姦淫に怠惰、暴食に爆睡その他諸々、見事に堕落しつつある。
「あと5分」と「次から気をつけよう」という禁断の言い訳を覚えてしまったスノウは、もはや堕ちるしかできない。
「スノウ、おはよー」
「……?」
レオンはスノウに声をかけるとスノウが転ばないよう壁に押さえつけ、正面からちゅ♡ちゅ♡と啄むようにキスをする。
眠ったままのスノウの脳では何が起きているのか理解できなかったが、
ただ漠然と、気持ち良いのでもっとしてもらおうと口を開いて正面の「なにか」に抱きついて、腿をすりすり♡と擦り付け甘えた。
「んっ♡ふ…っ♡ちゅ♡…………っんむ?♡ふっ、……あ♡」
ちゅくちゅくちゅくちゅく♡と寝ぼけた口内を貪られ、酸欠と興奮で徐々に目が覚める。
下半身がじんじんと熱くて我慢できず、ようやく重い瞼を開けると、そこにはとんでもない美形。
みんな大好きレオンくんが「おはよう」と笑って、スノウの頭を撫でていて、
眠ったまま無意識にレオンに腿へヘコヘコ腰を擦り付けていたスノウは流石に、あまりの事態に顔が一気に熱くなった。
「あ、レオ様…?え、あ…っ、えっ」
自分が先程までしていた醜態を理解し、スノウは慌てふためくが、
レオンにまた口内を舌でくちくち♡と這いずられ、今度は尻を強めに揉まれる。
「ん゛ぅっ…♡」
寝巻きの薄い布ではダイレクトにレオンの指の感触を感じてしまい、
キスと同時に尻を揉まれる快感にスノウはじわじわと追い詰められ、そのままゆっくりメスイキした。
「はぁー…♡……その、こ、ここでは邪魔になるかもしれない、みんなの……うん♡
寝室へいこう…♡」
スノウはまだ正気というか、メス奴隷のスイッチが完全に入っていた訳ではなかったが、レオンにくっつくと尻を揉まれる度ぷるぷる身震いしながら寝室へ戻っていった。
「あ゛っ♡レオ様っ♡深っ♡しゅの♡……ん゛ぉっ♡♡やめて♡お゛っ♡♡スノウのメスイキスイッチ♡ぱんぱんして玩具にしないでくださいっ♡♡♡…え?『突く度潮吹くから笑う』?……っ♡ん゛ぅ♡」
スノウは遊び半分で敏感な身体を散々弄られ、
挙句ぱんぱんと下から突き上げておもちゃにされた。
行為が終われば淫液まみれの陰茎をお掃除フェラをさせて“もらえた”ので、スノウはニコニコブヒブヒとお礼を言いながら土下座ポーズで陰茎をしゃぶり、
その後もおかわりで、気絶するまでレオンに犯されて、スノウも幸せいっぱいにレオンの身体のどこかしらを触って喜んでいた。
前途の「堕落」に関わる話でもあるが、
スノウは最近若干の幼児退行を起こしているのかこうして幼稚な一面を見せることが多くなり、
特にレオンへ崇拝じみた依存や甘え、好意を見せている。
この心境の変化はスノウの天涯孤独の生い立ちや、背中の火傷、
過去の辛い経験などが絡む複雑かつヘビーな話が原因だったりするのだが、
本人は無自覚に、自分がどんな醜態を晒すマゾ犬になろうが受け入れてもらえる居場所を手にして、生まれて初めての幸福感を胸いっぱいに得ているし、
レオンも「可愛いけどイく度やっぱり脳細胞死んでるのかなぁ」程度にしかその醜態を気にしていないので、
スノウがおかしくなっても本人らを含め特に誰も困っていない。
今日もスノウはレオンに揉まれる幸せを感じながら、まだ午前中だが今日一日の活動を諦めたのだった。
====
スノウと遊んでいる間にイリアは出かけてしまったらしく、
レオンはシャワーを浴びると誰もいない部屋で自分の美をひけらかしたくなったので、
パンツ1枚でソファへ転がって本を読んでいた。
そこに躊躇なく上にのしかかってきたのはレイン。
レオンの今履いている壊滅的なダサ柄パンツ、
『クマと喧嘩するカナブンレインボーパンツ』をチョイスした自称レオンの恋人だ。
「ぐえ」
相当痩せ型の幽霊ではあるが、レインは身長が高い。
あくまで“成人男性”の体重をしている。
勢いよく落ちてこられると衝撃もそれなりにあるのだが、それでレオンが怯んだのを良いことにレインはレオンの上に平行に寝転がって、
後ろから耳をかぷかぷ噛みレオンのこの世の宝である甘い香りを脳にキメ、
自分の氷のように冷たい指でずぼっと腋を掴み、優しく手を温めてくれる恋人の温度を堪能した。
「ふふ、つかまーえた。」
「はい、捕まった。なに?どうした?」
レインがいくらネト……っ、と光のない目で笑って、物理的にも重い愛を向けても、
レオンは怯まず、青空のような瞳で自分を見つめてくれる。
レインはあまりの幸福感に、思わずぶる、と一瞬震えてしまったが、レオンを驚かさないよう頑張って落ち着くと元の話題を思い出した。
「ご飯食べる?何か作るけど」
「あー?まだお腹空いてないかな、ありがと」
「そう」
一度服を脱いでから素肌でレオンの背に密着し、
もぞもぞ動きながら甘い息を漏らしてほとんど裸のレオンの肌へ触れ首筋をべろ、と舐め上げる。
恐ろしい事にレインは別にこれを誘うためやっている訳では無かった。
もちろんこれで興奮したレオンに襲われてもそれはそれで楽しめるが、
レインとしては大好きなレオンへ恋人同士の可愛いスキンシップとして密着しているだけなので、
これを“セックスしようと挑発した”とか言われてもとても困る。
なので今のよう、当然のように食事の話ができるが、
下半身に脳がついているレオンは特に、レインに対し「人の乳首転がしながらなんで昼食に誘ってくるんだろう」と日々疑問が尽きなかった。
「あ。ふふレオン、おはようのキスがまだだよ?」
「えっ?…あぁ、ごめんごめん」
レオンはとりあえず身体を回転させ、正面からレインにハグすると至近距離にあった綺麗な青白い顔の、冷たい唇を吸う。
「んー……♡」
舌を入れただけでか細い喘ぎが聞こえ、数秒お互いにぴちゃぴちゃとわざと音を立てながら唇を食みあい、
レインが興奮でちょっとイってしまったので離れてから顔を見上げるとレインは満足そうに笑っていた。
が、それは気のせいだと思うほど一瞬のことで、
すぐにいつもの生気の無い無表情に戻った。
「約束、守ってくれてありがとう♡」
「え。うん?」
現在2人の間には、おはようのキスとおやすみのキスがお互いがなんとなくキスをしたくなった時と別枠で(レインが一方的に決め)設定されている。
キスを義務にしてしまって良いのか、と言う点については、
ここで重視しているのは「2人だけのルール」であり、内容はなんでも良かったが折角なのでキスを設定しただけなので問題ない、とレインは後に語っていた。
出会った当初のレインであれば自分が一方的に課したルールであろうが、
さっきのよう曖昧な態度で反故や先延ばしにされれば多少なりとも不機嫌になり、
一日レオンを麻痺させて、強めに取り憑いたりもしていただろう。
だが最近のレインはとても偉いので成長し、
「レオンの都合」に配慮できるようになったのだ、
偉いね。
「ずっと人の乳首いじってるけどさ、同じことされたらいっつもイきまくるからやめて♡って泣くよな?
他人に、自分がして欲しくないことはしたらダメだろ」
「あっ♡ふぅ…っ♡こんな、いやらしく、してないっ♡」
起き上がったレオンに身体を抱き寄せられると、自分がしていたようにくにくにとまだ柔らかい乳首を押さえて弾かれる。
レインは本当にそんなつもりじゃなかったのだが、大好きなレオンにやさしく、かついやらしく触れられていると、多幸感で脳がトロトロになり、あっという間に乳首で感じて下半身へ熱が降りてしまった。
アナルがヒクヒクして苦しい、腰が揺れてしまう。
「同じような事しかしてないと思うけど?
レインがちょっと乳首摘まれたらサカる淫乱なだけで」
「……っ、ふ♡違う…っ♡」
もっとしっかり『レオンに触られてるからいいんです♡』と言いたかったが、
長い指に乳首をカリカリ♡と弾かれ、甘くキスしながら、果ては必要以上に敏感な陰茎までクチュクチュ触られてしまって、
こんなに発情しているのに恋人に求められて堪える理由が特に無い。
足を開いてレオンの動きやすいよう腰を浮かせ、
レインもレオンの股間へ手を伸ばし、下着の上から勃った陰茎を撫でた。
「レオン……♡」
我慢できずずり下がって頬擦りしてしまう。
熱く、どくっ♡どくっ♡と力強く脈打っているのがわかり、
自分のモノとは大違いの太い陰茎に雄としての格の違い感じてほう、と息を漏らしてしまった。
この人にメスにされたのかと、思い出すと幸せできゅん♡とか肉穴が疼いてしまう。
そんな中、指できゅう♡きゅう♡と乳首を摘んで虐めてられると頭にビリビリと痺れと快感が走って、潤んだ目でレオンを見つめ自分の中のメスがまたレオンに媚びてしまうが、
当然ながらこれが“嫌な気分”の訳は一切なく、
むしろもっとしてほしい、気持ちよさと嬉しさで頭は一杯だ。
欠片も「自分がして欲しくない事」ではないので、
レインは今後とも今のようなスキンシップを続けていこうと心に誓った。
「あ゛っ♡や゛ぁあっ♡乳首吸わないで…♡♡♡ん゛っ♡イっ♡イくから…っ♡」
「はは、腰上げてかわいー。
こんなヘコヘコ可愛く腰振ってても種付できないよ? 乳首噛まれて可愛い顔してるし。レインは女の子みたいだな?」
意地悪に声をかけられているのに、労わるよう、優しく髪を指で梳かれて気持ちいい。
「…ん゛っ♡おんな、のこ……じゃ、ない……!♡レオン♡レオンのお嫁さっ、~~~っ♡ひっ♡ん゛ぁあ…っ♡」
結局乳首が気持ちよくてちょろろっ♡と潮を吹いてしまい、レオンの下着を汚し、足元までぐちゃぐちゃになったので浴室へ連れて行かれ、
レインは「ここでなら出しても問題ないから」とごしごし陰茎を扱き何度潮を吹けるか試された。
たまにシャワーの水を顔面にかけて水分補給にとがぶがぶ飲まされ、
挿入されたまま亀頭を何度も連続で刺激され、また潮を噴射させられあまりに負担に半狂乱で泣き喚き、
最後には陰茎が壊れてしまったんじゃ無いかと思うくらいずっとじんじんして、
なにかに擦れるとイってしまうので下着すら満足に履けない程になった。
この日から数日、潮の吹き癖がついてしまった。
(ちなみに文句と言いつつ責任とって♡プレイをしたかっただけなので、
レオンには適当にまた泣くまで陰茎を延々と弄られ、今度はアナルまでずっと気持ちよくなってしまった)
「あっ♡もう……♡外では、ダメです♡レオン、人前では本気のやつ、してくれないんだから、ん゛っ♡」
謎の緑の触手を、道端で潮吹きアクメしてしまった際の体液回収用にレオンが貸してくれたおかげで触れるだけのキスで達してしまう身体でもなんとか町を歩けたが、
後にレインは「こっちの方がレオンが面白がって触ってくれて嬉しかった」と語る。
結論を申し上げればレインくんはちょっと偉く、我慢強くなったがほぼ変わったところはない。
日に日にレオンへの想いが募り、粘り着くような恋心は悪化している。
====
「ヤバいな」
レインも疲れて寝てしまったので、昼食に全員分の軽食(スノウの分は5人前を買ったので重たかった)を買い、机に置いた後、
レオンはまたシャワーを浴びて今度は『サラマンダーがひっくり返って脱皮してるパンツ』1枚で寛いでいたが、
改めて今日はセックス以外何もしていないのに夕方になったのを思い出して自堕落さに我ながら驚いてしまう。
「ただいま」
「あ、おかえり」
「…なんで裸なんだ」
そうしているとイリアが帰宅したが、
すぐに視界に入る、下着だけの格好でベッドの上で寛ぎ、ダラダラと本を読み返しているレオンに思わず呆れため息混じりの声を出した。
「なんか暑くて。
イリアこそ昼間動いてたなら暑くない?あ!お風呂入れてこよっか?」
「その格好で徘徊するな」
ソファに放置していた服を拾われ上だけ強引に被せられた。
湯が沸くまでの間、久々のセックスが絡まないまともな会話が楽しくてイリアをつついて絡み、
5回に1回全力で手を叩かれながらも、お互い今日は何をしていたか世間話した。
「そういえば今日は久しぶりに水棲の魔物を見たな、
熱砂地帯の魔物用の武器で行ったから攻撃が当たらなくて……少し焦った」
「へぇ?なんで当たらないの?」
「お前みたいにヌルヌル動く奴を上から押さえつけても横に逃げるだろ」
「……?なるほど?」
なぜ急に自分で例えられたのか分からなかったが、
とりあえず相槌を打つ。
ちょうどいいタイミングで風呂が沸いて、レオンが一緒に入ろうとヘラヘラ持ちかけると、イリアが疲れていたおかげかなんと、
「暴れるなよ」とだけ忠告され、珍しく脱衣所で追い出されなかった。
「はー…熱」
身体を互いに洗い流し、浴槽でついキスをしたり密着しながら過ごしていた。
濡れたイリアの身体を見ると、レオンはここでセックスしてしまうと今日がいよいよ終わってしまうのに、
そのむち♡むち♡とした褐色の、筋肉に覆われた素肌を凝視してしまう。
つい、腕を伸ばして丸く出た胸を揉み、顔を近づけてくにくに乳首を舌で転がし、遊んでいたが、
幸い今日はイリアも素直にセックスに応じる気分だったようではぁ、とレオンに聞こえるようにため息をついてから身体を倒し、浴槽に深く沈んだ。
「え?この体勢ムカつくんですけど」
「なにが」
狭い浴槽の中では当然レオンがイリアにまたがる姿勢になり、そのまま胸を揉んでいたのだが、
どうもレオンはそれが気に入らなかったようで眉を顰めていた。
「なら先に上がればいいだろ」
「なんでそんな悲しいこと言うの?アンタ“も”ちんこバキバキにしてる癖に」
レオンの言うように、今日2、3発すでに射精している筈のレオンの陰茎はまたむく♡と頭をもたげ、高度を見せつつある。
腕を伸ばし、イリアが太い指でレオンの竿を掴んで上下に扱くとお湯がちゃぷちゃぷと跳ねる音がして、
一瞬くすぐったそうに身体を動かした。
湯の温度と興奮でレオンの頬はうっすら赤く染まり、それを見てイリアは無意識に可愛いな、と感じてしまう。
もう少しレオンの普段見られない可愛げのある姿が見たい、
追い詰められた表情が見たいと親指を動かすと、敏感な裏筋をぐりぐり特に擦った。
イリアにとってレオンはすぐく喚くうるさくて淫行しか頭にないバカ、
異常に運が悪く、放置するとすぐに死にかける危機管理能力の死滅した外見だけがいいクソバカだ。
その認識は今でも一切変わっていない筈だったが、
「…イリア」
「……」
真剣な目でレオンに見つめられると、イリアは言葉に詰まり唇を閉じた。
もっと幾らでも扱いやすい奴ら、抱きがいのある奴らが幾らでも寄ってくるような華やかな容姿をした者が、
何故かわざわざ自分のような口下手で、体躯のデカい男をベタベタ触っては、
邪険にしてもしつこくまとわりついてくるのを見ていると、
鬱陶しさの中に一瞬、今のように“可愛い”と感じてしまう時があった。
「…く、うっ……」
「お湯、あったかいな。なんか不思議な感じ」
自分の血迷いに気づいて、慌てて至近距離にあるレオンの顔を睨むと、
何故かにこ、と人懐こく笑われたので、腹が立って顔の近くに寄ってきた鼻に噛みついてやった。
「いぎゃ!?
え、なんで……いや良いけど」
「あっ、おい、レーヴェ!?っ」
レオンもお返しに、と、
首筋を噛んで、ゆっくりと身体を動かす。
今度はばしゃ、と、強く湯が跳ねる音がした。
「ふ、あ゛っ♡……く、ぅう…」
「あ、今の声エロ。どこ?この辺触ったっけ」
「…っ、やめ、ろ♡レーヴェ…!」
じわじわと快感を煽られ、むに♡と大きく張った睾丸を揉まると身体が跳ね、脂汗がぶわ♡と全身に滲む。
レオンはめざとくその反応を見つけるとイリアの巨根をずりずりと扱き、
睾丸を優しく手のひらで捏ねた。
旅の当初、同じ部屋で過ごそうとしただけで接触を拒否していたイリア思い返すと、
今の混浴スキンシップは考えられない絆され方をしている。
胸やアナルで充分に快感を得れるようになったいやらしいムチムチの身体と
“レオンに甘くなった”事が、イリアの大きな変化だった。
「……っ♡ぐっ♡」
「大丈夫?お疲れ様」
2人が暴れ、体の大きなイリアがほとんど全身を湯船に沈めてしまったことで、
行為が終わる頃には浴槽の湯は元の半分くらいの量になっていた。
イリアのナカにごぷ♡と精液を放ち、落ち着いてから逞しいイリアの背中をじっと眺め、
美味しそうに汗ばんだ首筋にレオンは噛み付いて強く歯を当てた。
イリアは行為を終えた後、
日中一生懸命身体を動かしたのに、暑い風呂場で激しく運動までして、ついにすっかりのぼせてしまったようで、後処理が終わると無言でふらふらと歩き、なんとか下着だけ履いてからベッドの上に倒れ込んでしまった。
「さっき俺にその格好で徘徊すんなって言ってなかったっけ」
(コイツ…………)
身体を冷やさないようにイリアの体へブランケットをかけてから、
レオンはニヤニヤ笑っている。
イリアはこんな奴に絆されたなんてやっぱり気のせいだ、と確信したのだった。
====
「あ、『尿管媚薬ヒル焼き』だって、長っ。
スノウ食べる?」
「あぁ、美味しそうだな。是非」
少し後、無事元気になったスノウが先ほど買ってきた夕食は全てうっかり食べてしまったので、
今度は一緒にダウンしている2人の夕飯の買い出しに出かける。
(最近元気だなぁ、俺)
うどんのような細長いナニかを咀嚼しながら、
レオンは一日中淫行していた今日を振り返っていた。
日に3回も出来る程度に持久力他が上がって、
以前にも増して無駄に下半身が元気になった。
それがレオンくんの変化点だった。
尚、他は特に成長もしていない。
レオンとの買い出しが楽しくて白髪をさらさら揺らしてはしゃぐスノウと手を繋ぎながら、
さっきすれ違ったカップルが2人とも素敵な尻をしていたので追いかけてナンパしようか悩む。
成長しないレオンの倫理観は今日も終わっていた。
「眠い」
昼前、もう日は高く登っていたが、
久々に宿のベッドで眠れたレオンは当然のようにこの時間に目を覚ます。
明け方まで淫行日明け暮れては昼前に起きたり起きなかったりする、こんなハードな生活を野営中も繰り返しているのでレオンの自律神経は乱れ切り、
野営初日は特に睡眠時間が少なすぎて内臓が荒れ「お腹痛い」しか言わなくなる程なのだが、本人に全く改善する気はなかった。
(ちなみに、
スノウやレインどころかイリアすら、なんだかんだ優しいのでレオンの自業自得だというのにキツい深夜の見張り番を免除しようか毎回聞いてくる。
流石に申し訳ないと毎度断って見張をしている自分に、レオンくんは自主性を感じ偉いといつも思っている)
「……あ」
廊下を出て洗面台の前で傾き、立ったまま寝ているのはスノウだ。
スノウは聖騎士時代から清く健全な生活を送っているので、昨日も早くに寝ていた筈なのだが、
格好を見る限りこの昼前にレオンと同じく起きたところのようで、
レオンは最近寝坊をついしてしまう、とスノウが悩んでいる事を思い出す。
「むにゃむにゃ」
これこそがスノウの変化しつつある一面だった。
規律や戒律に則り、日々を真面目に規則正しく己を律し教団員や市民の模範となるように勝手に生活し続けていたスノウだったが、
最近姦淫に怠惰、暴食に爆睡その他諸々、見事に堕落しつつある。
「あと5分」と「次から気をつけよう」という禁断の言い訳を覚えてしまったスノウは、もはや堕ちるしかできない。
「スノウ、おはよー」
「……?」
レオンはスノウに声をかけるとスノウが転ばないよう壁に押さえつけ、正面からちゅ♡ちゅ♡と啄むようにキスをする。
眠ったままのスノウの脳では何が起きているのか理解できなかったが、
ただ漠然と、気持ち良いのでもっとしてもらおうと口を開いて正面の「なにか」に抱きついて、腿をすりすり♡と擦り付け甘えた。
「んっ♡ふ…っ♡ちゅ♡…………っんむ?♡ふっ、……あ♡」
ちゅくちゅくちゅくちゅく♡と寝ぼけた口内を貪られ、酸欠と興奮で徐々に目が覚める。
下半身がじんじんと熱くて我慢できず、ようやく重い瞼を開けると、そこにはとんでもない美形。
みんな大好きレオンくんが「おはよう」と笑って、スノウの頭を撫でていて、
眠ったまま無意識にレオンに腿へヘコヘコ腰を擦り付けていたスノウは流石に、あまりの事態に顔が一気に熱くなった。
「あ、レオ様…?え、あ…っ、えっ」
自分が先程までしていた醜態を理解し、スノウは慌てふためくが、
レオンにまた口内を舌でくちくち♡と這いずられ、今度は尻を強めに揉まれる。
「ん゛ぅっ…♡」
寝巻きの薄い布ではダイレクトにレオンの指の感触を感じてしまい、
キスと同時に尻を揉まれる快感にスノウはじわじわと追い詰められ、そのままゆっくりメスイキした。
「はぁー…♡……その、こ、ここでは邪魔になるかもしれない、みんなの……うん♡
寝室へいこう…♡」
スノウはまだ正気というか、メス奴隷のスイッチが完全に入っていた訳ではなかったが、レオンにくっつくと尻を揉まれる度ぷるぷる身震いしながら寝室へ戻っていった。
「あ゛っ♡レオ様っ♡深っ♡しゅの♡……ん゛ぉっ♡♡やめて♡お゛っ♡♡スノウのメスイキスイッチ♡ぱんぱんして玩具にしないでくださいっ♡♡♡…え?『突く度潮吹くから笑う』?……っ♡ん゛ぅ♡」
スノウは遊び半分で敏感な身体を散々弄られ、
挙句ぱんぱんと下から突き上げておもちゃにされた。
行為が終われば淫液まみれの陰茎をお掃除フェラをさせて“もらえた”ので、スノウはニコニコブヒブヒとお礼を言いながら土下座ポーズで陰茎をしゃぶり、
その後もおかわりで、気絶するまでレオンに犯されて、スノウも幸せいっぱいにレオンの身体のどこかしらを触って喜んでいた。
前途の「堕落」に関わる話でもあるが、
スノウは最近若干の幼児退行を起こしているのかこうして幼稚な一面を見せることが多くなり、
特にレオンへ崇拝じみた依存や甘え、好意を見せている。
この心境の変化はスノウの天涯孤独の生い立ちや、背中の火傷、
過去の辛い経験などが絡む複雑かつヘビーな話が原因だったりするのだが、
本人は無自覚に、自分がどんな醜態を晒すマゾ犬になろうが受け入れてもらえる居場所を手にして、生まれて初めての幸福感を胸いっぱいに得ているし、
レオンも「可愛いけどイく度やっぱり脳細胞死んでるのかなぁ」程度にしかその醜態を気にしていないので、
スノウがおかしくなっても本人らを含め特に誰も困っていない。
今日もスノウはレオンに揉まれる幸せを感じながら、まだ午前中だが今日一日の活動を諦めたのだった。
====
スノウと遊んでいる間にイリアは出かけてしまったらしく、
レオンはシャワーを浴びると誰もいない部屋で自分の美をひけらかしたくなったので、
パンツ1枚でソファへ転がって本を読んでいた。
そこに躊躇なく上にのしかかってきたのはレイン。
レオンの今履いている壊滅的なダサ柄パンツ、
『クマと喧嘩するカナブンレインボーパンツ』をチョイスした自称レオンの恋人だ。
「ぐえ」
相当痩せ型の幽霊ではあるが、レインは身長が高い。
あくまで“成人男性”の体重をしている。
勢いよく落ちてこられると衝撃もそれなりにあるのだが、それでレオンが怯んだのを良いことにレインはレオンの上に平行に寝転がって、
後ろから耳をかぷかぷ噛みレオンのこの世の宝である甘い香りを脳にキメ、
自分の氷のように冷たい指でずぼっと腋を掴み、優しく手を温めてくれる恋人の温度を堪能した。
「ふふ、つかまーえた。」
「はい、捕まった。なに?どうした?」
レインがいくらネト……っ、と光のない目で笑って、物理的にも重い愛を向けても、
レオンは怯まず、青空のような瞳で自分を見つめてくれる。
レインはあまりの幸福感に、思わずぶる、と一瞬震えてしまったが、レオンを驚かさないよう頑張って落ち着くと元の話題を思い出した。
「ご飯食べる?何か作るけど」
「あー?まだお腹空いてないかな、ありがと」
「そう」
一度服を脱いでから素肌でレオンの背に密着し、
もぞもぞ動きながら甘い息を漏らしてほとんど裸のレオンの肌へ触れ首筋をべろ、と舐め上げる。
恐ろしい事にレインは別にこれを誘うためやっている訳では無かった。
もちろんこれで興奮したレオンに襲われてもそれはそれで楽しめるが、
レインとしては大好きなレオンへ恋人同士の可愛いスキンシップとして密着しているだけなので、
これを“セックスしようと挑発した”とか言われてもとても困る。
なので今のよう、当然のように食事の話ができるが、
下半身に脳がついているレオンは特に、レインに対し「人の乳首転がしながらなんで昼食に誘ってくるんだろう」と日々疑問が尽きなかった。
「あ。ふふレオン、おはようのキスがまだだよ?」
「えっ?…あぁ、ごめんごめん」
レオンはとりあえず身体を回転させ、正面からレインにハグすると至近距離にあった綺麗な青白い顔の、冷たい唇を吸う。
「んー……♡」
舌を入れただけでか細い喘ぎが聞こえ、数秒お互いにぴちゃぴちゃとわざと音を立てながら唇を食みあい、
レインが興奮でちょっとイってしまったので離れてから顔を見上げるとレインは満足そうに笑っていた。
が、それは気のせいだと思うほど一瞬のことで、
すぐにいつもの生気の無い無表情に戻った。
「約束、守ってくれてありがとう♡」
「え。うん?」
現在2人の間には、おはようのキスとおやすみのキスがお互いがなんとなくキスをしたくなった時と別枠で(レインが一方的に決め)設定されている。
キスを義務にしてしまって良いのか、と言う点については、
ここで重視しているのは「2人だけのルール」であり、内容はなんでも良かったが折角なのでキスを設定しただけなので問題ない、とレインは後に語っていた。
出会った当初のレインであれば自分が一方的に課したルールであろうが、
さっきのよう曖昧な態度で反故や先延ばしにされれば多少なりとも不機嫌になり、
一日レオンを麻痺させて、強めに取り憑いたりもしていただろう。
だが最近のレインはとても偉いので成長し、
「レオンの都合」に配慮できるようになったのだ、
偉いね。
「ずっと人の乳首いじってるけどさ、同じことされたらいっつもイきまくるからやめて♡って泣くよな?
他人に、自分がして欲しくないことはしたらダメだろ」
「あっ♡ふぅ…っ♡こんな、いやらしく、してないっ♡」
起き上がったレオンに身体を抱き寄せられると、自分がしていたようにくにくにとまだ柔らかい乳首を押さえて弾かれる。
レインは本当にそんなつもりじゃなかったのだが、大好きなレオンにやさしく、かついやらしく触れられていると、多幸感で脳がトロトロになり、あっという間に乳首で感じて下半身へ熱が降りてしまった。
アナルがヒクヒクして苦しい、腰が揺れてしまう。
「同じような事しかしてないと思うけど?
レインがちょっと乳首摘まれたらサカる淫乱なだけで」
「……っ、ふ♡違う…っ♡」
もっとしっかり『レオンに触られてるからいいんです♡』と言いたかったが、
長い指に乳首をカリカリ♡と弾かれ、甘くキスしながら、果ては必要以上に敏感な陰茎までクチュクチュ触られてしまって、
こんなに発情しているのに恋人に求められて堪える理由が特に無い。
足を開いてレオンの動きやすいよう腰を浮かせ、
レインもレオンの股間へ手を伸ばし、下着の上から勃った陰茎を撫でた。
「レオン……♡」
我慢できずずり下がって頬擦りしてしまう。
熱く、どくっ♡どくっ♡と力強く脈打っているのがわかり、
自分のモノとは大違いの太い陰茎に雄としての格の違い感じてほう、と息を漏らしてしまった。
この人にメスにされたのかと、思い出すと幸せできゅん♡とか肉穴が疼いてしまう。
そんな中、指できゅう♡きゅう♡と乳首を摘んで虐めてられると頭にビリビリと痺れと快感が走って、潤んだ目でレオンを見つめ自分の中のメスがまたレオンに媚びてしまうが、
当然ながらこれが“嫌な気分”の訳は一切なく、
むしろもっとしてほしい、気持ちよさと嬉しさで頭は一杯だ。
欠片も「自分がして欲しくない事」ではないので、
レインは今後とも今のようなスキンシップを続けていこうと心に誓った。
「あ゛っ♡や゛ぁあっ♡乳首吸わないで…♡♡♡ん゛っ♡イっ♡イくから…っ♡」
「はは、腰上げてかわいー。
こんなヘコヘコ可愛く腰振ってても種付できないよ? 乳首噛まれて可愛い顔してるし。レインは女の子みたいだな?」
意地悪に声をかけられているのに、労わるよう、優しく髪を指で梳かれて気持ちいい。
「…ん゛っ♡おんな、のこ……じゃ、ない……!♡レオン♡レオンのお嫁さっ、~~~っ♡ひっ♡ん゛ぁあ…っ♡」
結局乳首が気持ちよくてちょろろっ♡と潮を吹いてしまい、レオンの下着を汚し、足元までぐちゃぐちゃになったので浴室へ連れて行かれ、
レインは「ここでなら出しても問題ないから」とごしごし陰茎を扱き何度潮を吹けるか試された。
たまにシャワーの水を顔面にかけて水分補給にとがぶがぶ飲まされ、
挿入されたまま亀頭を何度も連続で刺激され、また潮を噴射させられあまりに負担に半狂乱で泣き喚き、
最後には陰茎が壊れてしまったんじゃ無いかと思うくらいずっとじんじんして、
なにかに擦れるとイってしまうので下着すら満足に履けない程になった。
この日から数日、潮の吹き癖がついてしまった。
(ちなみに文句と言いつつ責任とって♡プレイをしたかっただけなので、
レオンには適当にまた泣くまで陰茎を延々と弄られ、今度はアナルまでずっと気持ちよくなってしまった)
「あっ♡もう……♡外では、ダメです♡レオン、人前では本気のやつ、してくれないんだから、ん゛っ♡」
謎の緑の触手を、道端で潮吹きアクメしてしまった際の体液回収用にレオンが貸してくれたおかげで触れるだけのキスで達してしまう身体でもなんとか町を歩けたが、
後にレインは「こっちの方がレオンが面白がって触ってくれて嬉しかった」と語る。
結論を申し上げればレインくんはちょっと偉く、我慢強くなったがほぼ変わったところはない。
日に日にレオンへの想いが募り、粘り着くような恋心は悪化している。
====
「ヤバいな」
レインも疲れて寝てしまったので、昼食に全員分の軽食(スノウの分は5人前を買ったので重たかった)を買い、机に置いた後、
レオンはまたシャワーを浴びて今度は『サラマンダーがひっくり返って脱皮してるパンツ』1枚で寛いでいたが、
改めて今日はセックス以外何もしていないのに夕方になったのを思い出して自堕落さに我ながら驚いてしまう。
「ただいま」
「あ、おかえり」
「…なんで裸なんだ」
そうしているとイリアが帰宅したが、
すぐに視界に入る、下着だけの格好でベッドの上で寛ぎ、ダラダラと本を読み返しているレオンに思わず呆れため息混じりの声を出した。
「なんか暑くて。
イリアこそ昼間動いてたなら暑くない?あ!お風呂入れてこよっか?」
「その格好で徘徊するな」
ソファに放置していた服を拾われ上だけ強引に被せられた。
湯が沸くまでの間、久々のセックスが絡まないまともな会話が楽しくてイリアをつついて絡み、
5回に1回全力で手を叩かれながらも、お互い今日は何をしていたか世間話した。
「そういえば今日は久しぶりに水棲の魔物を見たな、
熱砂地帯の魔物用の武器で行ったから攻撃が当たらなくて……少し焦った」
「へぇ?なんで当たらないの?」
「お前みたいにヌルヌル動く奴を上から押さえつけても横に逃げるだろ」
「……?なるほど?」
なぜ急に自分で例えられたのか分からなかったが、
とりあえず相槌を打つ。
ちょうどいいタイミングで風呂が沸いて、レオンが一緒に入ろうとヘラヘラ持ちかけると、イリアが疲れていたおかげかなんと、
「暴れるなよ」とだけ忠告され、珍しく脱衣所で追い出されなかった。
「はー…熱」
身体を互いに洗い流し、浴槽でついキスをしたり密着しながら過ごしていた。
濡れたイリアの身体を見ると、レオンはここでセックスしてしまうと今日がいよいよ終わってしまうのに、
そのむち♡むち♡とした褐色の、筋肉に覆われた素肌を凝視してしまう。
つい、腕を伸ばして丸く出た胸を揉み、顔を近づけてくにくに乳首を舌で転がし、遊んでいたが、
幸い今日はイリアも素直にセックスに応じる気分だったようではぁ、とレオンに聞こえるようにため息をついてから身体を倒し、浴槽に深く沈んだ。
「え?この体勢ムカつくんですけど」
「なにが」
狭い浴槽の中では当然レオンがイリアにまたがる姿勢になり、そのまま胸を揉んでいたのだが、
どうもレオンはそれが気に入らなかったようで眉を顰めていた。
「なら先に上がればいいだろ」
「なんでそんな悲しいこと言うの?アンタ“も”ちんこバキバキにしてる癖に」
レオンの言うように、今日2、3発すでに射精している筈のレオンの陰茎はまたむく♡と頭をもたげ、高度を見せつつある。
腕を伸ばし、イリアが太い指でレオンの竿を掴んで上下に扱くとお湯がちゃぷちゃぷと跳ねる音がして、
一瞬くすぐったそうに身体を動かした。
湯の温度と興奮でレオンの頬はうっすら赤く染まり、それを見てイリアは無意識に可愛いな、と感じてしまう。
もう少しレオンの普段見られない可愛げのある姿が見たい、
追い詰められた表情が見たいと親指を動かすと、敏感な裏筋をぐりぐり特に擦った。
イリアにとってレオンはすぐく喚くうるさくて淫行しか頭にないバカ、
異常に運が悪く、放置するとすぐに死にかける危機管理能力の死滅した外見だけがいいクソバカだ。
その認識は今でも一切変わっていない筈だったが、
「…イリア」
「……」
真剣な目でレオンに見つめられると、イリアは言葉に詰まり唇を閉じた。
もっと幾らでも扱いやすい奴ら、抱きがいのある奴らが幾らでも寄ってくるような華やかな容姿をした者が、
何故かわざわざ自分のような口下手で、体躯のデカい男をベタベタ触っては、
邪険にしてもしつこくまとわりついてくるのを見ていると、
鬱陶しさの中に一瞬、今のように“可愛い”と感じてしまう時があった。
「…く、うっ……」
「お湯、あったかいな。なんか不思議な感じ」
自分の血迷いに気づいて、慌てて至近距離にあるレオンの顔を睨むと、
何故かにこ、と人懐こく笑われたので、腹が立って顔の近くに寄ってきた鼻に噛みついてやった。
「いぎゃ!?
え、なんで……いや良いけど」
「あっ、おい、レーヴェ!?っ」
レオンもお返しに、と、
首筋を噛んで、ゆっくりと身体を動かす。
今度はばしゃ、と、強く湯が跳ねる音がした。
「ふ、あ゛っ♡……く、ぅう…」
「あ、今の声エロ。どこ?この辺触ったっけ」
「…っ、やめ、ろ♡レーヴェ…!」
じわじわと快感を煽られ、むに♡と大きく張った睾丸を揉まると身体が跳ね、脂汗がぶわ♡と全身に滲む。
レオンはめざとくその反応を見つけるとイリアの巨根をずりずりと扱き、
睾丸を優しく手のひらで捏ねた。
旅の当初、同じ部屋で過ごそうとしただけで接触を拒否していたイリア思い返すと、
今の混浴スキンシップは考えられない絆され方をしている。
胸やアナルで充分に快感を得れるようになったいやらしいムチムチの身体と
“レオンに甘くなった”事が、イリアの大きな変化だった。
「……っ♡ぐっ♡」
「大丈夫?お疲れ様」
2人が暴れ、体の大きなイリアがほとんど全身を湯船に沈めてしまったことで、
行為が終わる頃には浴槽の湯は元の半分くらいの量になっていた。
イリアのナカにごぷ♡と精液を放ち、落ち着いてから逞しいイリアの背中をじっと眺め、
美味しそうに汗ばんだ首筋にレオンは噛み付いて強く歯を当てた。
イリアは行為を終えた後、
日中一生懸命身体を動かしたのに、暑い風呂場で激しく運動までして、ついにすっかりのぼせてしまったようで、後処理が終わると無言でふらふらと歩き、なんとか下着だけ履いてからベッドの上に倒れ込んでしまった。
「さっき俺にその格好で徘徊すんなって言ってなかったっけ」
(コイツ…………)
身体を冷やさないようにイリアの体へブランケットをかけてから、
レオンはニヤニヤ笑っている。
イリアはこんな奴に絆されたなんてやっぱり気のせいだ、と確信したのだった。
====
「あ、『尿管媚薬ヒル焼き』だって、長っ。
スノウ食べる?」
「あぁ、美味しそうだな。是非」
少し後、無事元気になったスノウが先ほど買ってきた夕食は全てうっかり食べてしまったので、
今度は一緒にダウンしている2人の夕飯の買い出しに出かける。
(最近元気だなぁ、俺)
うどんのような細長いナニかを咀嚼しながら、
レオンは一日中淫行していた今日を振り返っていた。
日に3回も出来る程度に持久力他が上がって、
以前にも増して無駄に下半身が元気になった。
それがレオンくんの変化点だった。
尚、他は特に成長もしていない。
レオンとの買い出しが楽しくて白髪をさらさら揺らしてはしゃぐスノウと手を繋ぎながら、
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成長しないレオンの倫理観は今日も終わっていた。
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