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呪われ読心レオンくん〜レイン編〜 △
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宿でダラダラしてたらノック音が聞こえて、扉を開けると小太りに白い髭、コック帽を被った「ベタなパン屋」がいた。
「出張販売です、この辺りの宿屋で呪いのコッペパンを売ってるんですよ」
人の良さそうなパン屋が紙に包んだ焼き立てらしきパンを見せてくる。
小麦の香ばしい匂いはちょうど小腹の空いていた俺には非常に魅力的に感じた。
「へぇ、呪いのコッペパン?美味しすぎてってこと?」
「ほほほ、味は保証しますよ。丹精込めて焼き上げましたから」
小銭を払ってパンを貰い、ほんのり温かいそれを食べると柔らかくてとても美味しい。
…が、なぜか食べた瞬間脳内で「デンデロデンデロデン」みたいな初めて聞く変な音がした。
「…呪われました」
「は?」
「あなたは今呪いのコッペパンを食べて呪われました」
急にパン屋が悪い顔をしている。
脳内に「かわいそうに…」というパン屋の声が別で聞こえた。
「あなたには今人の心の声が聞こえるだろう、
この呪いを他者にコッペパン経由で移すため僕は30年の歳月をかけた、本来の解呪方は『王子のキス』を待つことだけ…
申し訳ない、だが僕も限界だったんだ…耳を塞いでも他人の本音が聞こえる日々…すまない、本当にすまない…」
俺が呆然としている間にパン屋は「やったー!やっと呪いをなすりつけれるアホを見つけた!」と嬉しそうに多分心の中で唱えながら去っていった。
「…最悪」
俺は遠い目をして、とりあえず二度寝に戻った。
====
「レオン、起きて」
(あぁ♡寝ている顔も可愛いなぁ、寝てても良いよ♡
あ、だめ、これ以上こんなに可愛い顔を見ていたらおかしくなる♡起きてもらわないと)
「…おはよう」
情報量の多さに目を覚ます。
レインはいつも通り無表情だし、不思議そうに俺をじっと見てるけど脳内には俺をどうこうしたい願望が無限に垂れ流されていた。
多分これが心の声とやらなんだろう。
「…うーん」
(なんだかレオンの雰囲気がいつもと違うな…?どうしたんだろう、一回確かめよう、体調が悪いならかわいそう…、あ、ちょっと雑味がある。お腹痛いかのも)
急に親指を齧られたけどこれ、体調を確かめるやってた上に味でコンディションを判断されてたんだと知って呪いの恐ろしさを体感する。
「レイン」
「ん?」
「可愛いな」
「…ふふ、レオンはカッコいいよ?」
(~~~♡レオン♡すき♡だいすきっ♡♡♡キスしていっぱいシて貰おうっ♡
レオンもえっちなこと好きだから良いよね、いっぱい触ってもらって♡もっとレオンを好きになろう♡♡♡あぁあカッコいい♡♡♡)
ちょっと好奇心で褒めてみたら、いつも通りに返しの裏で、こんな大変なことになっていたとは。
レインはうっとり「カッコいい」なんてもう一度言いながら、触れる箇所ひとつひとつに脳内ではとんでもない数の賞賛を重ねている。
「ふ、ぅう♡」
(レオンとキスするのは気持ちよくて嬉しいなぁ♡♡舌柔らかい♡♡♡……もっとちゅ♡って舌吸ったら怒られるかな、
レオンはきっと怒らないけど…、くっついて鬱陶しい、って思われたら…、……♡けど、もう少しだけなら良いかな…)
せっかく声が聞こえるので、その通りにレインを抱き寄せて密着してから舌を食む。
俺にしがみついた後、こっちをじっと見てから目を細めて笑い身体を震わせた。
「レオン…♡」
(この人はいつだって僕がして欲しいことをわかってくれる…♡どうしよう、イっちゃった…♡
バレないようにしないと♡キスだけでイく変態だと思われちゃう♡♡♡レオンが好きすぎてイっただけなのに、続きしてもらえなくなる…♡)
赤い顔や荒い息遣い、そうでなくても不自然に引かれた腰を見ればバレバレなのだがレインはどうも達してしまったのをまだ悟られて居ないつもりだし、バレたくないらしい。
逃げるのを抱きしめなおし、腕の中で後ろ向きにして捕まえてズボンを脱がせると少し抵抗したあと薄い精液やら先走りでベタベタの下半身を見られて恥ずかしそうに俯いていた。
「レインはもうイっちゃったの?すごいどろどろ。
子供みたいなツルツルちんぽの癖にえっちなんだな」
「……っ♡ちがう、イってない、です…♡」
「そう?」
弄んでいた陰茎から手を離して乳首をぎゅ♡と両指で掴んで強く伸ばす。
普通なら痛そうな刺激も毎日乳首アクメを教え込まれ敏感なエロ突起化してしまったレインの身体には快感として受け取れるようで、途端に甘い声を出して腰を浮かせた。
「痛…♡」
「痛いだけ?」
上下に引いてから真っ赤になった乳首を離し、清楚な顔に似合わない下品な赤くふっくらした乳輪をなぞった後埋めるように中央の尖ったのを押し込む。
むりやり陥没乳首にされた乳首はむりむりと放っておいても飛び出そうと捲れていたが乳輪を押しつぶして飛び出るお手伝いをしてやるとぷる♡とまた乳首が顔を覗かせて興奮のせいか埋める前より腫れて勃っていた。
「すごい気持ちよさそうにしてくれてると思ってたんだけど…乳首も痛いしイってない?」
ピシピシとデコピンしたり指先で潰して、わざと「痛い」動きだけしているとレインはどう見てもよさそうに悶えて下腹部をピクピク痙攣させているのに頑なにイってない、と主張している。
「ん゛ぉお…♡いっへ♡イってない…っ♡いたい、です…っ♡♡♡」
(もう乳首いじめないでください♡レオンがずっと乳首いじめるからお尻きゅんきゅんしてる♡♡♡気持ちいい♡乳首ぎゅってされるとおちんちん凄い切なくなるっ♡
やだ♡痛いのがいい変態なのバレる♡♡♡やだやだやだ♡やめて♡乳首潰されるの♡またイくの早くなる♡)
もう少しでイきます、と言わんばかりに陰茎がピクピク膨らんでいるのを見て手を止めるとレインは少し残念そうにしつつも安心して息を吐いた。
「レイン」
「…ん♡」
耳を噛みながら全身をやわやわと撫で、ぬるぬるの内腿を際どい足の付け根までくすぐると優しい刺激にレインは身を捩る。
「俺は、普段のレインも可愛いけど乳首もどこも弱くてすぐイける敏感なレインも可愛いと思うんだけどなぁ…?」
「ん……♡そん、なの…♡♡」
(あ♡レオンの指♡挿入ってきてる♡ふ♡指もどかしい♡もっとぐりぐりしていいのに、優しくなでなでしてくれるの足りない…♡
でも奥コリコリされるの気持ちいい♡もっとして♡レオン♡大好きなレオンの指でもっと身体触ってほしい♡♡♡)
脳内はデレデレに触れられて喜んでいるのに、まだ羞恥が残っているのは可愛いが勿体無い。
「…じゃあ、どうやったらレインは嫌じゃない?
レインが気持ちいいように今度から俺も頑張るから」
甘やかすようどこも優しく撫でて耳元で囁くと、心の中の声も少しためらった後、唇から言葉が発せられた。
「…全部、気持ちいいです……♡」
「え?」
メスしこりをこちゅこちゅ指で潰しながら腸壁を押さえるとレインはたまに低い声で喘ぎながらも言葉を続ける。
「レオンに乳首ちぎれるくらい虐められるのも、キスもお尻で指がぐりぐり動くのも、全部気持ちいい…♡
こ、これからも…たくさん、いじめて?」
急に俺を見上げて言われるそれは元々の美しい容姿を差し引いても可愛らしい仕草と表情の元発せられていて、俺の中の“雄”が興奮するには十分すぎるほどのいやらしいメスの懇願だった。
ぴったりと心の声と一致した言葉に勃起して、それを背中越しに感じたレインが恥ずかしそうに腰を動かして前を向いてしまう。
(レオンの、硬くなってる♡言っても良かったんだぁ♡嬉しい、僕で興奮してくれてるのかな…♡
挿れて欲しいな♡また熱いおちんちん全部でナカごしごしされてイって、レオンのせいでメス射精しかできないおちんちんで今日もレオンの雌♡なのわからせられながらお尻でたくさん精子受け止めたい♡♡♡)
…この呪い、ヤバいかもしれない。
普段口数がそんなに多くない「僕は愛の営みが好きなんです快感自体はどっちでもいいです」みたいな事を言っているレインが内心こんなに発情していて、メスらしくちんぽへ媚びようとしているのを知ってしまえば頬を染めはにかむ可愛らしい顔も違う意味合いに見えてくる。
そっとレインを正面へ押し倒し、腰を上げさせた状態で尻を晒すと、白い小さい尻を手のひらで撫でてから期待でヒクヒクと収縮しているアナルへ陰茎を押し当てた。
「はぁ、レインが可愛過ぎてヤバいくらい興奮してる…。
挿れていい?足開いて、限界」
「……♡うん、や、優しくしてくださいね…♡」
(嘘♡レオンが優しいのなんて知ってるけど♡レオンなら痛くしてもいいよ♡♡♡レオンにされたら痛くても気持ちよくなるから♡すき♡…好きだからちょっとだけおちんちんにすりすり♡しよう…♡)
焦れて少し腰を振って快感をレインが得ようとした瞬間、陰茎をずりゅ♡と挿入して深くまで突き上げた。
自分の動きに合わせて媚肉を抉られ、深くまで刺さった陰茎にアナルを無理やり拡げられているレインは途端にぷしゃあ、と景気良く潮を吹いて無言で震え、それから一回だけ変な潰れた声を出した。
「…ん゛ぉっ♡」
「あー…なんか震えまくってるけどイキまん大丈夫?すごい狭くて俺は気持ちいい」
そのまま無遠慮にばちゅばちゅ後ろから突くと薄い精液っぽいのが奥に挿さるたび噴き出てぴたぴた揺れるちんぽのせいで色んなところを汚している。
心の声も飛んでしまったのか「イイ」とか「出る」とか意味のない単語の羅列になってしまった。
「顔見せて」
「……はい♡」
一回抜いて正面を向かせると正気を失っているとしか思えないとろん♡とした黒い瞳と目があって、腕を伸ばしているので抱き抱えるとぷちゅぷちゅと繰り返し唇を重ねられた。
「うゔ~っ♡ん゛ぅっ♡あ゛……♡イく♡またイっちゃう……♡♡♡レオン♡ぎゅ、ってもっとしよ♡ちゅーもすき♡キスしてそのままいっぱいパンパンして♡♡♡」
レインはキスをしながら乳首をこねると甘えた声で鳴いて、見た目も心も、陰茎をしゃぶるアナルのどこもかしこもトロトロに蕩けて俺に媚びることに必死になっていた。
「あぁ゛っ♡これ♡しゅご…っ♡♡♡お尻にぐりぐり擦り付けないでっ♡深過ぎてイってる♡んぉ゛っ♡イって♡またおちんちん食べてイっちゃうからっ♡♡♡」
「イってよ、俺レインのイき顔エロくてすき」
額にキスすると唇を噛み締めて上を向いた綺麗な顔が勿体無い下品なアクメ顔をみせてくれた。
それをかわいい、と褒めて胸を撫でると熱い腸壁がまた締まって陰茎へちゅう♡とまとわりついて、ねじ込んだ奥で射精するとレインはイっている最中なのにまたイったのかさらに大きく震えてた。
打ち止めなのか、陰茎はくったり萎えたまま腰だけカクカク振って笑っていた。
====
「心を読める呪い…?」
「うん、今それにかかってんの」
行為が終わって、腹のものを掻き出し汗を流してダラダラ過ごして過ごしていたけれどなんとなくアンフェアな感じがしたのでレインに実は今日俺は変なステータスなんだ、と教えてみる。
呪文をいくつか途端に唱えて、けれど首を傾げて「スノウなら解けるかな」って心の声が聞こえてきたから「どうだろう」ってそれに返事をしてみたら目を丸くしてた。
「…今」
「今日ずっとこんな感じ」
心を読める上そこそこの精度だ。
悪意に晒されれば落ち込みそうなこれは確かに呪いだと納得している俺を他所にレインは他所に顔を真っ赤にして、俺に自分の考えが読まれてしまうのに激しく動揺を示している。
「じゃ、じゃあさっきのえっち中も」
「うん、レインが可愛いこと言ってたの正直全部聞こえてた」
絶句して、けれどその後すぐに何故かレインは俺に抱きついてくる。
(隠し事が出来ないけど……、レオンは僕の心が見えても側に居てくれる♡
なんて幸せなんだろう…♡)
キスをされ、あとは無限に脳内へ「大好き」を送り込まれた。
下手すると洗脳されそうな気がする、なんて恐ろしい呪いなんだろう。
「出張販売です、この辺りの宿屋で呪いのコッペパンを売ってるんですよ」
人の良さそうなパン屋が紙に包んだ焼き立てらしきパンを見せてくる。
小麦の香ばしい匂いはちょうど小腹の空いていた俺には非常に魅力的に感じた。
「へぇ、呪いのコッペパン?美味しすぎてってこと?」
「ほほほ、味は保証しますよ。丹精込めて焼き上げましたから」
小銭を払ってパンを貰い、ほんのり温かいそれを食べると柔らかくてとても美味しい。
…が、なぜか食べた瞬間脳内で「デンデロデンデロデン」みたいな初めて聞く変な音がした。
「…呪われました」
「は?」
「あなたは今呪いのコッペパンを食べて呪われました」
急にパン屋が悪い顔をしている。
脳内に「かわいそうに…」というパン屋の声が別で聞こえた。
「あなたには今人の心の声が聞こえるだろう、
この呪いを他者にコッペパン経由で移すため僕は30年の歳月をかけた、本来の解呪方は『王子のキス』を待つことだけ…
申し訳ない、だが僕も限界だったんだ…耳を塞いでも他人の本音が聞こえる日々…すまない、本当にすまない…」
俺が呆然としている間にパン屋は「やったー!やっと呪いをなすりつけれるアホを見つけた!」と嬉しそうに多分心の中で唱えながら去っていった。
「…最悪」
俺は遠い目をして、とりあえず二度寝に戻った。
====
「レオン、起きて」
(あぁ♡寝ている顔も可愛いなぁ、寝てても良いよ♡
あ、だめ、これ以上こんなに可愛い顔を見ていたらおかしくなる♡起きてもらわないと)
「…おはよう」
情報量の多さに目を覚ます。
レインはいつも通り無表情だし、不思議そうに俺をじっと見てるけど脳内には俺をどうこうしたい願望が無限に垂れ流されていた。
多分これが心の声とやらなんだろう。
「…うーん」
(なんだかレオンの雰囲気がいつもと違うな…?どうしたんだろう、一回確かめよう、体調が悪いならかわいそう…、あ、ちょっと雑味がある。お腹痛いかのも)
急に親指を齧られたけどこれ、体調を確かめるやってた上に味でコンディションを判断されてたんだと知って呪いの恐ろしさを体感する。
「レイン」
「ん?」
「可愛いな」
「…ふふ、レオンはカッコいいよ?」
(~~~♡レオン♡すき♡だいすきっ♡♡♡キスしていっぱいシて貰おうっ♡
レオンもえっちなこと好きだから良いよね、いっぱい触ってもらって♡もっとレオンを好きになろう♡♡♡あぁあカッコいい♡♡♡)
ちょっと好奇心で褒めてみたら、いつも通りに返しの裏で、こんな大変なことになっていたとは。
レインはうっとり「カッコいい」なんてもう一度言いながら、触れる箇所ひとつひとつに脳内ではとんでもない数の賞賛を重ねている。
「ふ、ぅう♡」
(レオンとキスするのは気持ちよくて嬉しいなぁ♡♡舌柔らかい♡♡♡……もっとちゅ♡って舌吸ったら怒られるかな、
レオンはきっと怒らないけど…、くっついて鬱陶しい、って思われたら…、……♡けど、もう少しだけなら良いかな…)
せっかく声が聞こえるので、その通りにレインを抱き寄せて密着してから舌を食む。
俺にしがみついた後、こっちをじっと見てから目を細めて笑い身体を震わせた。
「レオン…♡」
(この人はいつだって僕がして欲しいことをわかってくれる…♡どうしよう、イっちゃった…♡
バレないようにしないと♡キスだけでイく変態だと思われちゃう♡♡♡レオンが好きすぎてイっただけなのに、続きしてもらえなくなる…♡)
赤い顔や荒い息遣い、そうでなくても不自然に引かれた腰を見ればバレバレなのだがレインはどうも達してしまったのをまだ悟られて居ないつもりだし、バレたくないらしい。
逃げるのを抱きしめなおし、腕の中で後ろ向きにして捕まえてズボンを脱がせると少し抵抗したあと薄い精液やら先走りでベタベタの下半身を見られて恥ずかしそうに俯いていた。
「レインはもうイっちゃったの?すごいどろどろ。
子供みたいなツルツルちんぽの癖にえっちなんだな」
「……っ♡ちがう、イってない、です…♡」
「そう?」
弄んでいた陰茎から手を離して乳首をぎゅ♡と両指で掴んで強く伸ばす。
普通なら痛そうな刺激も毎日乳首アクメを教え込まれ敏感なエロ突起化してしまったレインの身体には快感として受け取れるようで、途端に甘い声を出して腰を浮かせた。
「痛…♡」
「痛いだけ?」
上下に引いてから真っ赤になった乳首を離し、清楚な顔に似合わない下品な赤くふっくらした乳輪をなぞった後埋めるように中央の尖ったのを押し込む。
むりやり陥没乳首にされた乳首はむりむりと放っておいても飛び出そうと捲れていたが乳輪を押しつぶして飛び出るお手伝いをしてやるとぷる♡とまた乳首が顔を覗かせて興奮のせいか埋める前より腫れて勃っていた。
「すごい気持ちよさそうにしてくれてると思ってたんだけど…乳首も痛いしイってない?」
ピシピシとデコピンしたり指先で潰して、わざと「痛い」動きだけしているとレインはどう見てもよさそうに悶えて下腹部をピクピク痙攣させているのに頑なにイってない、と主張している。
「ん゛ぉお…♡いっへ♡イってない…っ♡いたい、です…っ♡♡♡」
(もう乳首いじめないでください♡レオンがずっと乳首いじめるからお尻きゅんきゅんしてる♡♡♡気持ちいい♡乳首ぎゅってされるとおちんちん凄い切なくなるっ♡
やだ♡痛いのがいい変態なのバレる♡♡♡やだやだやだ♡やめて♡乳首潰されるの♡またイくの早くなる♡)
もう少しでイきます、と言わんばかりに陰茎がピクピク膨らんでいるのを見て手を止めるとレインは少し残念そうにしつつも安心して息を吐いた。
「レイン」
「…ん♡」
耳を噛みながら全身をやわやわと撫で、ぬるぬるの内腿を際どい足の付け根までくすぐると優しい刺激にレインは身を捩る。
「俺は、普段のレインも可愛いけど乳首もどこも弱くてすぐイける敏感なレインも可愛いと思うんだけどなぁ…?」
「ん……♡そん、なの…♡♡」
(あ♡レオンの指♡挿入ってきてる♡ふ♡指もどかしい♡もっとぐりぐりしていいのに、優しくなでなでしてくれるの足りない…♡
でも奥コリコリされるの気持ちいい♡もっとして♡レオン♡大好きなレオンの指でもっと身体触ってほしい♡♡♡)
脳内はデレデレに触れられて喜んでいるのに、まだ羞恥が残っているのは可愛いが勿体無い。
「…じゃあ、どうやったらレインは嫌じゃない?
レインが気持ちいいように今度から俺も頑張るから」
甘やかすようどこも優しく撫でて耳元で囁くと、心の中の声も少しためらった後、唇から言葉が発せられた。
「…全部、気持ちいいです……♡」
「え?」
メスしこりをこちゅこちゅ指で潰しながら腸壁を押さえるとレインはたまに低い声で喘ぎながらも言葉を続ける。
「レオンに乳首ちぎれるくらい虐められるのも、キスもお尻で指がぐりぐり動くのも、全部気持ちいい…♡
こ、これからも…たくさん、いじめて?」
急に俺を見上げて言われるそれは元々の美しい容姿を差し引いても可愛らしい仕草と表情の元発せられていて、俺の中の“雄”が興奮するには十分すぎるほどのいやらしいメスの懇願だった。
ぴったりと心の声と一致した言葉に勃起して、それを背中越しに感じたレインが恥ずかしそうに腰を動かして前を向いてしまう。
(レオンの、硬くなってる♡言っても良かったんだぁ♡嬉しい、僕で興奮してくれてるのかな…♡
挿れて欲しいな♡また熱いおちんちん全部でナカごしごしされてイって、レオンのせいでメス射精しかできないおちんちんで今日もレオンの雌♡なのわからせられながらお尻でたくさん精子受け止めたい♡♡♡)
…この呪い、ヤバいかもしれない。
普段口数がそんなに多くない「僕は愛の営みが好きなんです快感自体はどっちでもいいです」みたいな事を言っているレインが内心こんなに発情していて、メスらしくちんぽへ媚びようとしているのを知ってしまえば頬を染めはにかむ可愛らしい顔も違う意味合いに見えてくる。
そっとレインを正面へ押し倒し、腰を上げさせた状態で尻を晒すと、白い小さい尻を手のひらで撫でてから期待でヒクヒクと収縮しているアナルへ陰茎を押し当てた。
「はぁ、レインが可愛過ぎてヤバいくらい興奮してる…。
挿れていい?足開いて、限界」
「……♡うん、や、優しくしてくださいね…♡」
(嘘♡レオンが優しいのなんて知ってるけど♡レオンなら痛くしてもいいよ♡♡♡レオンにされたら痛くても気持ちよくなるから♡すき♡…好きだからちょっとだけおちんちんにすりすり♡しよう…♡)
焦れて少し腰を振って快感をレインが得ようとした瞬間、陰茎をずりゅ♡と挿入して深くまで突き上げた。
自分の動きに合わせて媚肉を抉られ、深くまで刺さった陰茎にアナルを無理やり拡げられているレインは途端にぷしゃあ、と景気良く潮を吹いて無言で震え、それから一回だけ変な潰れた声を出した。
「…ん゛ぉっ♡」
「あー…なんか震えまくってるけどイキまん大丈夫?すごい狭くて俺は気持ちいい」
そのまま無遠慮にばちゅばちゅ後ろから突くと薄い精液っぽいのが奥に挿さるたび噴き出てぴたぴた揺れるちんぽのせいで色んなところを汚している。
心の声も飛んでしまったのか「イイ」とか「出る」とか意味のない単語の羅列になってしまった。
「顔見せて」
「……はい♡」
一回抜いて正面を向かせると正気を失っているとしか思えないとろん♡とした黒い瞳と目があって、腕を伸ばしているので抱き抱えるとぷちゅぷちゅと繰り返し唇を重ねられた。
「うゔ~っ♡ん゛ぅっ♡あ゛……♡イく♡またイっちゃう……♡♡♡レオン♡ぎゅ、ってもっとしよ♡ちゅーもすき♡キスしてそのままいっぱいパンパンして♡♡♡」
レインはキスをしながら乳首をこねると甘えた声で鳴いて、見た目も心も、陰茎をしゃぶるアナルのどこもかしこもトロトロに蕩けて俺に媚びることに必死になっていた。
「あぁ゛っ♡これ♡しゅご…っ♡♡♡お尻にぐりぐり擦り付けないでっ♡深過ぎてイってる♡んぉ゛っ♡イって♡またおちんちん食べてイっちゃうからっ♡♡♡」
「イってよ、俺レインのイき顔エロくてすき」
額にキスすると唇を噛み締めて上を向いた綺麗な顔が勿体無い下品なアクメ顔をみせてくれた。
それをかわいい、と褒めて胸を撫でると熱い腸壁がまた締まって陰茎へちゅう♡とまとわりついて、ねじ込んだ奥で射精するとレインはイっている最中なのにまたイったのかさらに大きく震えてた。
打ち止めなのか、陰茎はくったり萎えたまま腰だけカクカク振って笑っていた。
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「心を読める呪い…?」
「うん、今それにかかってんの」
行為が終わって、腹のものを掻き出し汗を流してダラダラ過ごして過ごしていたけれどなんとなくアンフェアな感じがしたのでレインに実は今日俺は変なステータスなんだ、と教えてみる。
呪文をいくつか途端に唱えて、けれど首を傾げて「スノウなら解けるかな」って心の声が聞こえてきたから「どうだろう」ってそれに返事をしてみたら目を丸くしてた。
「…今」
「今日ずっとこんな感じ」
心を読める上そこそこの精度だ。
悪意に晒されれば落ち込みそうなこれは確かに呪いだと納得している俺を他所にレインは他所に顔を真っ赤にして、俺に自分の考えが読まれてしまうのに激しく動揺を示している。
「じゃ、じゃあさっきのえっち中も」
「うん、レインが可愛いこと言ってたの正直全部聞こえてた」
絶句して、けれどその後すぐに何故かレインは俺に抱きついてくる。
(隠し事が出来ないけど……、レオンは僕の心が見えても側に居てくれる♡
なんて幸せなんだろう…♡)
キスをされ、あとは無限に脳内へ「大好き」を送り込まれた。
下手すると洗脳されそうな気がする、なんて恐ろしい呪いなんだろう。
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