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マゾ犬くんが虚像の自分を崇拝されたストレスで女装公開潮吹きする回 □

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俺はしょっちゅう人権の乏しい扱いをされているが、主にイリアの厚意で流石に1人の時間が欲しくないかたまに確認してもらえる。
もうこの扱いが囚人かなにかと同レベルな気もするが日に日に俺のトラブル回収スキルが加速し「事故」で誘拐されかけたり奇人を集めるので仕方がない。
それに可愛い非常食たちを侍らせて好き放題するのも騒ぐのも、楽しいので案外これを苦に思ったことはないし。

けれど、それでもたまにはしっとり飲みたくて、そんな日はスノウに加護だか守りだかの魔法をかけて貰う。
なんでもミンチになるレベルのダメージまでは無傷でやり過ごせるようになるらしい。

1人でちょっと飲むためだけにそんな大層な魔法を使われる自分の生存スキルの低さに困惑するが、とにかくそれで今は大人しく酒と演奏を楽しんで店の端で静かに座っている。

「これを」

「どうも」

さっきからマスターが無限に「あちらのお客様からです」をやってくるせいで俺は無限に飲み続けているし、「あちらのお客様」たちが俺にあちらのお客様からですをするため列を作っているがこの辺は美男子税ということで仕方がないだろう。

せっかくなら俺のためにわらわら集まってもっと争ってほしい、争え。

「そういえば聞いたか?聖騎士様の話」

「聖騎士様?」

「あぁ、喪われた小国の聖騎士様が今ギルドで魔物退治をしているらしいんだが……とんでもなく強い上気に強い美人らしい」

聞き慣れたワードに、思わず後ろに席へ聞き耳を立てる。
一瞬スノウの話かと思ったが奴はどちらかといえば可愛いし気も孤独な子犬レベルで弱い、別人だろう、
知り合いに聖騎士がいても、漠然と「美人の強い聖騎士」とか言われると良さを感じる。

「なんでも大層御心も寛大だが、ちょっと潔癖、…つうか寄り付き難い雰囲気らしくてな。
来て早々氷の騎士様親衛隊が出来て俺の妹も入隊しちまった」

「はぁ、イカれた話だ」

近寄りにくい潔癖な雰囲気の氷の騎士、とても良い。
機会があればぜひお目にかかってみたい、けれど今は俺を見守るため徒党を組み始めたあちらのお客様達を大事にする方が先決だ。
ちょっとサービスで酒でも傾けて笑いかけるか、と思った瞬間誰かが「聖騎士様だ」と言い出した。

「こ……に、……あぁ、別に、……構わ……い」

話し声の後コツコツと響く足音と一緒に店内に誰か入ってきて、思わず期待して首を伸ばし確認すると、スノウだった。

「……レオ様……っ!」

可愛い方の聖騎士が泣きそうな顔してる、かわいい。
2時間前に別れたところだがよほど寂しかったのだろうか。

「まぁまぁ落ち着いて、マスター、オレンジジュースかなんか出してあげて」

「は、はい……?」

順番抜かしであちらのお客様達に反感を買っているかもしれない、火に油を注がないよう抱きつくのを事前に阻止し隣に座らせると、スノウは出されたオレンジジュース静かに飲み始めた。

「なんかこの辺に氷の聖騎士様来てるらしいよ」

「……っ!?」

そういうとなぜかスノウの肩が震え、オレンジジュースをむせる。

「おい、聖騎士様とあの坊ちゃん飲んでやがるぜ」

「知り合いだったのか」

「やっぱり、お綺麗なのは品の良さそうなのとつるむもんなんだなぁ」

さっきよりも多数の視線に晒され、話題の中心が俺たちだと気づく。

で、その中でよく聞こえる聖騎士様、という単語やら情報を総合すると、

「え?氷の聖騎士様、って……スノウ?」

スノウはしっかりオレンジジュースを飲み干し、もう帰ろう、と涙目で俺を引っ張ってきた。

====

「そっかー…大変だな?」

スノウ曰く、この2、3日滞在している町のギルドで普通に働いて普通にお金を稼いでいたのにどんどんあらゆる所作を好意的に受け取られ噂に尾鰭がつき、
今朝ついに「氷の聖騎士様」扱いで親衛隊が出来ていて流石に怖くなったらしい。

最初こそ足手纏いについてきて欲しくなくて突き放し、自分だけで魔物退治をしていたけれど、
途中からは聖騎士様扱いが嫌で横暴に振る舞ったつもりなのに何故かそれすら肯定されいよいよ限界で、自分のかけた魔法を辿って俺を探し合流。

他人の好意に怯える、蟻より弱いメンタルのスノウが辛い数時間だったとメソメソ腕の中で素っ裸で弱っているのをみていると大衆はこれの何に氷の高潔要素を見出したのか教えて欲しくなった。

「あ、じゃあスノウは俺がスノウの事好き♡って言ったらさっきみたいに泣きながら逃げるの?」

「……あ゛ー…♡レオしゃま、キス……♡♡もっと、額じゃなくて唇がいいです……♡♡♡」

「話聞け」

全てを忘れて俺にキスしようと目を閉じてヘラヘラしていて、軽く額を指で弾いたら我に返ったのか急にキリッとした顔で俺をじろじろ見つめて何か考え始めた。

「レオ様が私を……?…………っ、し、仕方がない、な?
いや、レオ様の好意は私のような卑しい駄犬には勿体無いが、
……へへ、……れ、レオ様が私を、というなら、それは…仕方がない、うん。
やはりペットの本懐はご主人様を喜ばせ愛される事だからな、慎んで…受け取らないと、末長くペットとして、うん、そうだ。
だからもしそうなら、私の都合は気にせずいつでも教えて欲しい!もちろん良い返事をする。

……あ!別に浮気、いや、すべてこれまで通り好きにしてくれても何も言わない!
みんな、寂しがるだろうし……、きっと私だけではレオ様も飽きてしまうからな、……ただ、ペットが、あなたの……こ、恋人……♡を、名乗る、だけだから…」

すごいヘラヘラしてるのに必死でそれを誤魔化そうとするから変に顔が歪んで、それで落ち着きなく早口に俺をチラチラ見ては改めて抱きついてきた。

「……」

わかっていたが、ようは関係の構築されていない中で一方的に向けられる好意なんて人によっては暴力に近いしそれが嫌なのだろう、
俺にはあまりわからない感覚だがそれがダメな人間がいることも知っている、俺は情緒深い男。

「それはどーも、けど無いから安心して良いよ。
俺はみんなのレオンハルトくんとしてトドメ刺されて死ぬまで好き放題するし。
……ごめんね?」

「……いや、会って最初に言った通り、恋仲になってほしい、なんて私は……思っていないから構わないよ、
……今となっては多少憧れる、…かもしれないが、そうでなくても貴殿の隣は、驚くほど楽しいんだ」

一瞬スノウは固まったが、盛り上がった割に冷静に笑って首筋ですんすん鼻を鳴らしてくる。

それを抱きしめながら、親衛隊について想いを馳せた。

「……あ」

そして思いつく、こんな良いムードやちょっとしっとりした空気にそぐわない、俺にとってはとても楽しくて酷い催しを。

====

翌朝、俺は大金を持ってギルドに遊びにきた。

隣にはいつぞやの金髪のカツラとサングラス、ついでにマスクまでして女装したスノウ。

…と言ってもタイツを履かせようがスノウの腿やふくらはぎは完全に男のそれだし、厚手のコートを着て体格を誤魔化しても男なのはバレているだろう。

大事なのは「ギリみんながスノウだとは思わないくらいの変装」なのでこれで良い。
スノウもこれからなにをされるのか、期待で顔から指先まで真っ赤にして俺にもたれかかってきていた。

「氷の聖騎士様とやらに仕事を頼みたいんだけど、話聞いてくれる?」

「え、あ……、あぁ」

場に不似合いなスケベ女装男なんて連れているから受付ドン引きされつつ椅子を開けてもらう。

座る前に適当にスノウの尻を揉むと一瞬低い声で鳴いて身体を震わせていた。

「お゛っ……!?♡」

「あー…、ごめんね、これ昨日町で引っ掛けた変態で。
 さっきまでずっとヤってたからちょっとまだはしゃいでるんだけど無視して話進めてくれて良いから。
……んで、その騎士様って強いの?」

「……そ、そうだな、聖騎士様はとても強く、凶暴な魔物を1人で傷だらけになりながらも退治してしまった」

褒められてるよ、よかったね、と机の下で手を動かし、スノウの太ももをゆっくり撫でる。

「……っ♡……~~~んおぉっ♡」

大衆の前で無理に我慢しないといけない、そんな感情は存分にスノウを気持ちよくさせるらしい。

絶対声なんて出したらマズイ環境なのに、スノウはもっと俺に強い刺激をもらおうと徐々に足を開き、その手はカリカリ自身のチョーカーを引っ掻いている。

「……だが、聖騎士様はうちのギルドの正式な傭兵じゃない、アンタの誘いを受けるかどうか」

「まぁまぁ、口利き料って事で多めに出すし」

前金だと、それなりの金額を提示すれば顔を顰めていた受付の目の色が露骨に変わる。

「実は俺、遠方の侯爵家の生まれでさ。

別荘にネフィリム?かなんかってデカい巨人が結構沸いちゃってて。
色々食べられてるから退治してくれる傭兵探してるんだよな」

全部適当。
事前にスノウから、過去てこずった仕事の内容を聞いて話を作っているがそんなもの沸いてるのにヘラヘラ女装男の尻揉んでたら流石に俺という人間が怖い。

「そ、そんなもの、なぜうちに助けを」

「いやぁ、うちって信心深いしマナーとか気にするからさぁ。
その辺の傭兵呼ぶと追い出されたみたい、…あ、聖騎士様って素行は大丈夫?」

スノウの身体を寄せて、くっついたままコートの中へ手を滑り込ませ本格的に柔らかいままの陰茎を強くもみもみと手でこねる。
流石に刺激が強すぎるのかスノウの腰がガクガクと揺れ、手にはタイツごしにじわ♡と温かいぬるついた液体が触れるようになってきた。

「……当然聖騎士様は素行もよく慈悲深いお方だが、高潔な方でもある。
悪いが、だからこそアンタのような下品な成金の相手をするかどうか」

「えー?どうなんだろ?案外隣の変態みたいに人前で乳首シコって喜ぶ趣味とかあるかもよ?な?」

スノウの方を見ると、少し震えてコートの中に手を入れ、そのまま少し甘い息を吐いている。

「はっ、バカにするな。
聖騎士様は初対面の傭兵を守って骨を折るような大怪我をしても、気にするなと笑える人だぞ。
そんな……淫売と同列に扱われると俺だって不愉快だ」

「……ぉ゛っ♡お゛っ♡」

「はは、ひどいなぁ」

受付が聖騎士様の英雄譚を話せば話すほど、それを貶めて喜ぶようスノウの手の動きは激しくなって、ついに呻いて身を硬くし、大人しくなってしまった。

腿には先走りか潮かわからないがぬるぬるのなにかが一層滲んでしまっていて、このままではコートの裏地どころか椅子まで汚してしまいそうだ。
流石に限界だと思ったので俺はとりあえず前金を渡して騎士様に口利きよろしく、と伝える。

「まぁ断られたらそれは変態見せた迷惑料だと思って受け取っといて、じゃ」

「あ、おい!」

酷いメス臭を振り撒いて俺に腰を抱えられたまま、ふらふらこの場を立ち去るスノウを全員が好奇や軽蔑の目で見つめていて、
どうせ出て行くしせっかくなのでとぴくぴく痙攣してアクメの余韻味わい状態の陰茎をポケットに手を突っ込んでもう一度ぎゅ♡と握ると、

「ん゛ぉ……!?♡♡♡お゛っ♡お゛ぉおお゛ぉおっ!!?♡♡♡」

不意打ちにスノウは立ち止まってガニ股で低いおほ声まで出し、また下品にマゾアクメしてしまった。

「ふっ♡ふーっ♡……っ♡おっ♡……ぉっ♡」

「はいはい後でいっぱい種付してあげるからこんなとこで腰ヘコして準備すんの止めような?声漏れてんぞ変態」

腹の辺りを突けばスノウはきゅんきゅん♡内股を擦り合わせ、俺の拳にさらに腹を擦り付け位置をずらしつつ刺激を得ようとしてくる。

小声で変態を鑑賞させられ一般市民の皆さんに、俺含めど変態だと蔑まれている中さっさと宿へ帰ると、
準備万端に盛りきったスノウは服を全部タイツごと脱ぎ捨てアナルをひらき、腸液をぴゅ♡ぴゅ♡とにじませて腸壁が蠢いているのを見せつけながら懇願してきた。

「お゛っ♡お願いでしゅレオさまっ♡♡♡早くおちんぽ恵んでくださいっ♡♡♡
あ、あんな、人前で我慢したらスノウのメス穴いっぱいきゅんきゅん♡してっ♡ずっとイって……!♡お゛ぉおっ♡♡♡ごめんなさっ♡また潮でますっ♡♡♡」

せっかくスノウが聖騎士として注目されているし、それを褒める奴らに変装の上本性を見せてやろうかと思ったがこれは存外スノウのお気に召したらしい。

尻をひろげたまま後ろ向きになって俺を待ちながらも、さっきまでを思い出し追い潮吹きアクメをして触れてないのにすでに床に水たまりを作ってしまっている。
射精も何度かしたのか、萎えたメスちんぽもギトギトに精液でコーティングされ粘っこい糸を引いていた。

「みんなスノウの本性知ったら下品な変態だって」

「ほぉおおおっ!?♡♡♡んほっ♡ひっ♡♡おちんぽ♡おちんぽ挿入ったぁっ♡♡♡」

突かれた反動で前に行きそうになるのを無理やり後ろ髪を掴んで引き戻す。
馬の手綱でも握るような扱いでもスノウは別に良いみたいで、火傷の痕のある背中をくねくねそらしてアナルを陰茎に吸い付けてきた。

「お゛っ♡お゛っ♡んひっ♡♡ちんぽっ♡きもちいいっ♡いっぱいスノウのメス穴♡♡♡硬いのぐぽぐぽ……っ♡お゛っ♡」

「突く潮吹くのやめたら?ちんこプラプラ揺れてるせいで跳ねるんだけど」

「ごめんなしゃっ♡んっ♡やめっ♡おちんぽっ、潮吹きしないでっ♡♡♡」

小賢しく自身の陰茎を握って耐えようとしたので禁止し、暇なら乳首を自分でいじめ続けるよう命じる。

俺に言われたことを忠実に遂行しようとスノウは一旦発情しバカ丸出しなのに変に真面目な顔で乳首をこりこり♡両手人差し指で転がし始めたが、
落ちていた潮まみれのタイツでごしごし亀頭研磨されると強い刺激に泣きながらまた白目で喚くだけになった。

「ん゛ぉおおおっ♡♡♡それ゛っ♡ちんぽごしごし♡やめでぐださ……っ♡♡♡いま゛きもぢよすぎるがらぁ゛あああぁっ!!!♡♡♡」

「良いことじゃん」

スノウの白い尻から、俺の陰茎がにゅぽ……っ♡と抜けそうになっては尻肉が追いかけまとわりつき、また腰を打ちつけると完全に尻で隠れてしまう。
結腸口をこじ開け結腸内へ亀頭が入ってしまったらしく、スノウはぐすぐす泣きながら足を開いて大人しくなってしまった。

「あ゛っ♡……お゛っ♡そこ、やだぁ……♡お゛♡お゛ぉ……♡気持ち……♡死んじゃう……♡♡♡ぐす、おちんぽイキで、死んじゃうよぉ……♡♡♡」

言葉の割に自分の胸をいたぶる指はずっと動かされ、抵抗するどころか俺が突きやすいようへたりこんでも尻を上げる姿勢をキープしている。

「じゃあ今からスノウのメス穴の一番奥、お腹のところにいっぱいびゅーっ♡て、スノウのメス射精と違ってちゃんと射精すけど、頑張って受け止めような?」

「う……♡」

返事も聞かずにスノウの陰茎を擦っていた、潮や精液でどろどろのタイツを無理やり顔に押し当てたまま腰を奥になすりつけ、一番深くで射精する。

「………っ!?♡♡♡っ♡……っ!♡♡♡」

息もできず声も出せず、スノウは異常に締まる中の肉襞全部で俺のを搾ろうと絡みついた。

少しして盛大に潮を吹き、タイツを離すと酸欠のせいで真っ赤な顔で咳き込んだままずっと、おかしな目つきで何もしなくても腰を跳ねさせてはイくのを繰り返していた。

====

数日後、違う町で。

「イリアさんはお前みたいなゲスに不釣り合いなんだよ!ばーか!!!」

今度はイリアに親衛隊が出来ていた。

スノウは前回のアレで「親衛隊ができるイコール羞恥プレイと気持ちいいマゾアクメができる」と学習したので親衛隊、という単語を聞くだけでそわそわ顔を赤くしているが、俺はどうしたものかと考える。

別にイリアは親衛隊が出来たからって怯えはしないだろうが、うん。
イリアのカッコよさに惹かれた後輩系青年に睨まれるとおれのちんちんはとてもイラついてしまう。

「…そっか、残念だな……俺、アンタにも興味あったのに」

「……は…?」

そっと頬を撫で顔を近づけると、青年は顔を赤くし反射的に目を閉じてしまう。

「もし俺と仲良くしてくれるなら今夜、泊まってる宿においで?
一緒にイリアの話でもしよう?」

耳元で囁いて笑いかければ青年はそっと首を縦に振って俺を潤んだ瞳で見つめていた。
俺も親衛隊イコール気持ちいいことができる、で覚えそう。
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