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第三部 エルフと龍族の里へ 第一章 よもやま旅路
3.はじめてのおつかい/または偶然の再会の話
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はじめてのおつかい、である。
いや、どこぞの番組ではなく。
テルグスについた翌日、僕とリラはダルトさんに連れられこれからの旅で必要になる道具を買い集めに出ていた。
ラクルス村にはお店なんてないし、前世では病室から出られなかったしで、文字通り『はじめてのおつかい』なのだ。
まずは、僕とリラの鞄。
服こそ麓の村で最低限仕立てたのだが、鞄までは手に入らなかった。
だが、旅をする上では必需品だ。
お師匠様の小屋で使っていた鞄は『闇』の襲撃であっさり破れちゃったしね。
リュックサックみたいに背負える布袋と、腰に巻き付ける鞄をそれぞれ買ってもらう。
次に向かったのは薬屋さん。
ここは購入のためというよりはこちらが売るためだ。
「ほう、本当にこの薬は君が作ったのかね?」
リラに尋ねる薬屋さん。
頷くリラに、心底感心した顔。
「素晴らしい。その年でこれほどの純度で作るとは、よほど師匠がいいんだろうね」
「はい」
お師匠様を褒められ、リラはうれしげに頷いた。
が。
「お師匠さんを大切にしなよ」
その言葉にはなんとも言えない表情になったのだった。
その次は食料品屋さん。
乾パンや干し肉などの保存食を中心に購入していく。
他に買ったのはお塩。
「こっちのお塩よりさらさらなのは何?」
リラが興味津々の顔でお店の人に聞く。
「あー、それは貴重品だからね。触っちゃだめだよお嬢さん」
「貴重品?」
「砂糖だよ」
確かにこの世界では貴重品だ。
ダルトさんもしげしげと観察。
「ほう。しかし、砂糖なのに塩のように真っ白だな」
あれ?
「砂糖って白いものじゃないんですか?」
「それはもちろんそうだが、ここまで真っ白なのは珍しい」
なるほど。
日本では砂糖は白くて当然だけど、この世界ではそうでもないらしい。
「この砂糖はとても純度が高いんだよ。金の重さの1/2くらいの価値はあるね」
「ほう。それはずいぶんと良い品物を手に入れたものだな」
「とんでもない。高級品すぎて、うちみたいな店では持て余しているよ。安売りや自分たちで使うわけにもいかないしね。
坊ちゃん達は行商人だろう。どこかの貴族に売り先を持っていないかね?」
「あてがないわけではないが、買い取る金はないな。売り掛けにするにしても、この街に戻ってくる予定もないし、店主としても一見客をそこまで信用できないだろう?」
「そりゃあそうだな」
店主さんは苦笑する。もともと言ってみただけなのだろう。
ちなみに行商人というのは、僕らのかっこうを見て店主が勝手に誤解しただけだ。
まさか王女様一行とはいえないので、誤解させたままにしておく。
「さて、最後は帽子屋か」
これから先、砂漠に近い場所を歩くらしく、僕らだけでなくアル王女達の帽子も購入するように言われている。
「えっと、こっちだな」
ダルトさんが言って、僕らはメイン通りから裏通りに入った。
しばし裏通りを歩いていると――
突然前からスキンヘッドの男が走ってきて、盛大にわざとらしくダルトさんにぶつかった。
「いててて、このガキども、ぼーっと歩いているんじゃねーよ」
いや、どう考えてもぶつかってきたのはそっちだろう。
するとどうだろうか。
「そうだぜ、坊や達、お兄さんに謝りな」
「お金持ちのお坊ちゃんなんだろう? ちょっとお兄さん達にお小遣いくれたら許してやるからさ」
周囲にいた他の2人の男達が、いつの間にやら僕らを囲んでそう言い出す。
とりあえず、僕は頭の中でスキンヘッド、長髪、入れ墨と呼び分けることにする。
これ、どう考えても良くない雰囲気だよね。
「断る」
ダルトさんがかっこよく言う。
「お前達の言い分は明らかに難癖だろう。従う道理はない」
おお、カッコイイ。
だけど、ダルトさんどうするつもりなの?
事実、3人の男達はニヤニヤ笑う。
「おうおう、勇んじゃって恐い恐い。弟や妹の前でかっこつけか?」
「この2人は兄弟ではないが、いずれにしても……」
言いかけたダルトさんの後頭部を入れ墨がぶん殴る。
「ぐっ」
あっさり倒されるダルトさん。
――ちょっとぉぉぉぉ。
――さっきのかっこよさどこにいった?
しかもなんか、そのまま長髪に蹴飛ばされて転がされているし。
「おいおい、あまりやり過ぎるなよ。身ぐるみ剥いだときに服の価値が下がるだろ」
「ああ、そうだな。おい、そっちのおちびちゃん達も鞄よこしな」
さて、どうするか。
選択肢は大きく3つだろう。
1.逃げる。
2.戦う。
3.降参する。
……僕とリラだけなら1は可能だ。
僕の跳躍力に街のごろつきがついてこれるわけがない。
が、ダルトさんまで回収できるかいうと、距離も離れてしまったし微妙。
戦えば勝てるだろう。
一番近くにいるスキンヘッドをぶん殴ってやればいい。
それだけでいつぞやのアベックニクスのように、文字通り粉砕できる。
が、手加減しても大怪我させてしまうだろう。
かといって、降参して全部渡すのも。
悔しいとかいう以前に、アル様達に怒られそうだ。
それ以外の手段としては大声で助けを呼ぶとかもあるだろうけど……
などと考えていると、今度はスキンヘッドがリラの首根っこを掴んだ。
「おらっ、とっとと出す物出せや姉ちゃん。言うこと聞かないと物だけじゃなくてお前さんも売り払っちまうぞ」
ゲヘゲヘ下品な笑い。
――こいつら、リラにまでっ!!
ダルトさんならいいというわけではないが、リラに手をかけようとしているスキンヘッドは許せない。
ちょっと痛い目見てもらおう。いざとなったらダルトさんの回復魔法もあるし。
とはいえ、さすがに殺しはしたくない。飛びかかって殴り飛ばすのは、僕の力を考えるとオーバーキルだ。
――ならば。
「わ、わかったよ」
僕は精一杯怯えた演技をして――いや、実際怯えていたんだけど、ともあれ背負った袋を下ろしながらスキンヘッドにゆっくりと近づいた。
「鞄は渡すから、リラを離して」
「ふんっ、やっとその気になったか」
スキンヘッドはリラを地面に下ろすと、僕から鞄を受け取ろうとし――
――その瞬間、僕はスキンヘッドの膝を蹴飛ばした。
リーチの短い僕は近づかないと戦えない。
「ぎゃ、ぎゃぁあぁぁぁあぁ」
全力で蹴ったわけではない。
そんなことをしたらスキンヘッドの足を粉々に吹き飛ばしてしまうだろう。
むしろ、僕としては軽く蹴ったくらいの印象。
それでも、スキンヘッドは立っていることができないらしく、崩れて落ちた。
「なっ、ガキ、一体何をした!?」
未だにダルトさんを痛めつけていた長髪が、僕に問う。
僕はその問いに答えない。
200倍の力なんて安易に口に出すべきことじゃないし、むしろこの場は不気味な現象くらいに思ってもらってとっとと逃げ出してもらいたい。
が。
「このガキぃ!!」
入れ墨は空気が読めないのか、僕に襲いかかってくる。
右腕を振り上げる入れ墨。
だが、遅い。
少なくとも『闇』やキラーリアさんのスピードにくらべたら、新幹線と各駅停車だ。
――いや、僕は電車に乗ったことないけど。
僕は入れ墨の右腕を、自分の左腕で払いのけた。
「ぎゃ、ぎゃあぁあぁぁぁぁっぁ」
右腕を抱えて転げ回る入れ墨。
払いのけただけなのに。
「なっ……」
長髪は地面に転がるスキンヘッドと入れ墨を見て言葉を失い、次の瞬間きびすを返して逃げ出した。
同時に。
ダルトさんが呪文を唱え、自分の怪我を回復させたのだった。
---------------
長髪が逃げた後、街の警備兵みたいな老人が来て、僕らに事情を尋ねた。
「ふむ、つまりコイツらが――あと1人長髪の男と一緒に、君たちに理不尽な難癖をつけてきたと」
「はい。それで仕方なく俺達も反撃を」
――いや、ダルトさん、あなたは反撃できずに転がされていただろう。
内心思うが、ややっこしくなりそうなので黙っておく。
7歳の、それも片手がない僕がこの2人に圧勝したなんてなったら、それこそ話がこんがらがるからね。
「ふむ、コイツらはこの辺りで何度も問題を起こしている連中だ。長髪の男も大体見当はつく。
君たちは旅の者か?」
「はい」
「念のため、名前と泊まっている宿を教えてもらえるかな?」
警備兵に尋ねられ、ダルトさんと僕は名乗る。ただし、ダルトさんはファーストネームのみ。レストアの名前は出したくないらしい。
宿屋については正直に答えたようだ。
「それで、お嬢さんの名前は?」
警備兵に尋ねられるが、リラは僕の後ろに隠れる。
「どうしたの? リラ?」
僕がリラに尋ねると、警備兵の顔色が変わる。
「リラ、だって?」
え、えっと、この会話は一体?
「まさか……そんな……だが、その黒髪は確かに……」
リラは警備兵の前におずおずと進み出た。
「お久しぶりです、お祖父ちゃん」
――ええええええええぇぇぇ!?
いや、どこぞの番組ではなく。
テルグスについた翌日、僕とリラはダルトさんに連れられこれからの旅で必要になる道具を買い集めに出ていた。
ラクルス村にはお店なんてないし、前世では病室から出られなかったしで、文字通り『はじめてのおつかい』なのだ。
まずは、僕とリラの鞄。
服こそ麓の村で最低限仕立てたのだが、鞄までは手に入らなかった。
だが、旅をする上では必需品だ。
お師匠様の小屋で使っていた鞄は『闇』の襲撃であっさり破れちゃったしね。
リュックサックみたいに背負える布袋と、腰に巻き付ける鞄をそれぞれ買ってもらう。
次に向かったのは薬屋さん。
ここは購入のためというよりはこちらが売るためだ。
「ほう、本当にこの薬は君が作ったのかね?」
リラに尋ねる薬屋さん。
頷くリラに、心底感心した顔。
「素晴らしい。その年でこれほどの純度で作るとは、よほど師匠がいいんだろうね」
「はい」
お師匠様を褒められ、リラはうれしげに頷いた。
が。
「お師匠さんを大切にしなよ」
その言葉にはなんとも言えない表情になったのだった。
その次は食料品屋さん。
乾パンや干し肉などの保存食を中心に購入していく。
他に買ったのはお塩。
「こっちのお塩よりさらさらなのは何?」
リラが興味津々の顔でお店の人に聞く。
「あー、それは貴重品だからね。触っちゃだめだよお嬢さん」
「貴重品?」
「砂糖だよ」
確かにこの世界では貴重品だ。
ダルトさんもしげしげと観察。
「ほう。しかし、砂糖なのに塩のように真っ白だな」
あれ?
「砂糖って白いものじゃないんですか?」
「それはもちろんそうだが、ここまで真っ白なのは珍しい」
なるほど。
日本では砂糖は白くて当然だけど、この世界ではそうでもないらしい。
「この砂糖はとても純度が高いんだよ。金の重さの1/2くらいの価値はあるね」
「ほう。それはずいぶんと良い品物を手に入れたものだな」
「とんでもない。高級品すぎて、うちみたいな店では持て余しているよ。安売りや自分たちで使うわけにもいかないしね。
坊ちゃん達は行商人だろう。どこかの貴族に売り先を持っていないかね?」
「あてがないわけではないが、買い取る金はないな。売り掛けにするにしても、この街に戻ってくる予定もないし、店主としても一見客をそこまで信用できないだろう?」
「そりゃあそうだな」
店主さんは苦笑する。もともと言ってみただけなのだろう。
ちなみに行商人というのは、僕らのかっこうを見て店主が勝手に誤解しただけだ。
まさか王女様一行とはいえないので、誤解させたままにしておく。
「さて、最後は帽子屋か」
これから先、砂漠に近い場所を歩くらしく、僕らだけでなくアル王女達の帽子も購入するように言われている。
「えっと、こっちだな」
ダルトさんが言って、僕らはメイン通りから裏通りに入った。
しばし裏通りを歩いていると――
突然前からスキンヘッドの男が走ってきて、盛大にわざとらしくダルトさんにぶつかった。
「いててて、このガキども、ぼーっと歩いているんじゃねーよ」
いや、どう考えてもぶつかってきたのはそっちだろう。
するとどうだろうか。
「そうだぜ、坊や達、お兄さんに謝りな」
「お金持ちのお坊ちゃんなんだろう? ちょっとお兄さん達にお小遣いくれたら許してやるからさ」
周囲にいた他の2人の男達が、いつの間にやら僕らを囲んでそう言い出す。
とりあえず、僕は頭の中でスキンヘッド、長髪、入れ墨と呼び分けることにする。
これ、どう考えても良くない雰囲気だよね。
「断る」
ダルトさんがかっこよく言う。
「お前達の言い分は明らかに難癖だろう。従う道理はない」
おお、カッコイイ。
だけど、ダルトさんどうするつもりなの?
事実、3人の男達はニヤニヤ笑う。
「おうおう、勇んじゃって恐い恐い。弟や妹の前でかっこつけか?」
「この2人は兄弟ではないが、いずれにしても……」
言いかけたダルトさんの後頭部を入れ墨がぶん殴る。
「ぐっ」
あっさり倒されるダルトさん。
――ちょっとぉぉぉぉ。
――さっきのかっこよさどこにいった?
しかもなんか、そのまま長髪に蹴飛ばされて転がされているし。
「おいおい、あまりやり過ぎるなよ。身ぐるみ剥いだときに服の価値が下がるだろ」
「ああ、そうだな。おい、そっちのおちびちゃん達も鞄よこしな」
さて、どうするか。
選択肢は大きく3つだろう。
1.逃げる。
2.戦う。
3.降参する。
……僕とリラだけなら1は可能だ。
僕の跳躍力に街のごろつきがついてこれるわけがない。
が、ダルトさんまで回収できるかいうと、距離も離れてしまったし微妙。
戦えば勝てるだろう。
一番近くにいるスキンヘッドをぶん殴ってやればいい。
それだけでいつぞやのアベックニクスのように、文字通り粉砕できる。
が、手加減しても大怪我させてしまうだろう。
かといって、降参して全部渡すのも。
悔しいとかいう以前に、アル様達に怒られそうだ。
それ以外の手段としては大声で助けを呼ぶとかもあるだろうけど……
などと考えていると、今度はスキンヘッドがリラの首根っこを掴んだ。
「おらっ、とっとと出す物出せや姉ちゃん。言うこと聞かないと物だけじゃなくてお前さんも売り払っちまうぞ」
ゲヘゲヘ下品な笑い。
――こいつら、リラにまでっ!!
ダルトさんならいいというわけではないが、リラに手をかけようとしているスキンヘッドは許せない。
ちょっと痛い目見てもらおう。いざとなったらダルトさんの回復魔法もあるし。
とはいえ、さすがに殺しはしたくない。飛びかかって殴り飛ばすのは、僕の力を考えるとオーバーキルだ。
――ならば。
「わ、わかったよ」
僕は精一杯怯えた演技をして――いや、実際怯えていたんだけど、ともあれ背負った袋を下ろしながらスキンヘッドにゆっくりと近づいた。
「鞄は渡すから、リラを離して」
「ふんっ、やっとその気になったか」
スキンヘッドはリラを地面に下ろすと、僕から鞄を受け取ろうとし――
――その瞬間、僕はスキンヘッドの膝を蹴飛ばした。
リーチの短い僕は近づかないと戦えない。
「ぎゃ、ぎゃぁあぁぁぁあぁ」
全力で蹴ったわけではない。
そんなことをしたらスキンヘッドの足を粉々に吹き飛ばしてしまうだろう。
むしろ、僕としては軽く蹴ったくらいの印象。
それでも、スキンヘッドは立っていることができないらしく、崩れて落ちた。
「なっ、ガキ、一体何をした!?」
未だにダルトさんを痛めつけていた長髪が、僕に問う。
僕はその問いに答えない。
200倍の力なんて安易に口に出すべきことじゃないし、むしろこの場は不気味な現象くらいに思ってもらってとっとと逃げ出してもらいたい。
が。
「このガキぃ!!」
入れ墨は空気が読めないのか、僕に襲いかかってくる。
右腕を振り上げる入れ墨。
だが、遅い。
少なくとも『闇』やキラーリアさんのスピードにくらべたら、新幹線と各駅停車だ。
――いや、僕は電車に乗ったことないけど。
僕は入れ墨の右腕を、自分の左腕で払いのけた。
「ぎゃ、ぎゃあぁあぁぁぁぁっぁ」
右腕を抱えて転げ回る入れ墨。
払いのけただけなのに。
「なっ……」
長髪は地面に転がるスキンヘッドと入れ墨を見て言葉を失い、次の瞬間きびすを返して逃げ出した。
同時に。
ダルトさんが呪文を唱え、自分の怪我を回復させたのだった。
---------------
長髪が逃げた後、街の警備兵みたいな老人が来て、僕らに事情を尋ねた。
「ふむ、つまりコイツらが――あと1人長髪の男と一緒に、君たちに理不尽な難癖をつけてきたと」
「はい。それで仕方なく俺達も反撃を」
――いや、ダルトさん、あなたは反撃できずに転がされていただろう。
内心思うが、ややっこしくなりそうなので黙っておく。
7歳の、それも片手がない僕がこの2人に圧勝したなんてなったら、それこそ話がこんがらがるからね。
「ふむ、コイツらはこの辺りで何度も問題を起こしている連中だ。長髪の男も大体見当はつく。
君たちは旅の者か?」
「はい」
「念のため、名前と泊まっている宿を教えてもらえるかな?」
警備兵に尋ねられ、ダルトさんと僕は名乗る。ただし、ダルトさんはファーストネームのみ。レストアの名前は出したくないらしい。
宿屋については正直に答えたようだ。
「それで、お嬢さんの名前は?」
警備兵に尋ねられるが、リラは僕の後ろに隠れる。
「どうしたの? リラ?」
僕がリラに尋ねると、警備兵の顔色が変わる。
「リラ、だって?」
え、えっと、この会話は一体?
「まさか……そんな……だが、その黒髪は確かに……」
リラは警備兵の前におずおずと進み出た。
「お久しぶりです、お祖父ちゃん」
――ええええええええぇぇぇ!?
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