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2.アレクシス・ヴェルディア。隣国ヴェルディア帝国の第一皇子だと言えば、わかるだろうか
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「……ん」
柔らかい感触に包まれて、私は目を覚ました。
ぼんやりとした視界に映ったのは、高い天井と豪華なシャンデリア。
少なくとも、雪の上ではないようだ。
(私、助かったの……?)
身体を起こそうとして、異変に気づいた。
着ていたはずの薄いドレスではなく、肌触りの良いシルクの寝間着を着せられている。
「気がついたか」
不意にかけられた声に、心臓が跳ね上がる。
声のした方を見ると、窓辺に一人の男性が立っていた。
銀色の髪に、アメジストのような紫色の瞳。
まるで彫刻のように整った顔立ちの美丈夫だ。
その冷ややかで圧倒的な美しさに、私は息を呑んだ。
「あ、あなたは……?」
「アレクシス・ヴェルディア。隣国ヴェルディア帝国の第一皇子だと言えば、わかるだろうか」
「えっ……ヴェルディア帝国の、皇子様……!?」
驚きで言葉が出ない。
ヴェルディア帝国といえば、軍事力も魔法技術も大陸随一の大国。
その次期皇帝とされるアレクシス殿下は、冷徹かつ完璧な『氷の貴公子』として有名な方だった。
(どうしてそんな方が、こんなところに……?)
私が困惑していると、アレクシス殿下はベッドサイドのテーブルを顎でしゃくった。
「状況が飲み込めない顔だな。……まずは、これを見ろ」
そこには、見慣れた革袋が置かれていた。
私が地下の研究室で使っていた、薬草採集用の袋だ。
追放された時、持ち出すことすら許されなかったはずの。
「これ、私の……! どうして……?」
「お前が追放された直後、部下に命じて回収させた。あの愚かな国では、この価値すら理解されず、ゴミとして焼却されるところだったからな」
アレクシス殿下は、袋の中から一束の乾燥した薬草を取り出した。
それは私が品種改良を重ねた『聖女の涙』という希少な薬草。
「この薬草の魔力濃度……測定不能だ。通常のポーションなら一滴で瀕死の兵士を全快させるレベルだろうな」
彼は紫色の瞳を細めて、私を真っ直ぐに見据えた。
「リリアーナ・ベルモンド。お前が作った薬草は、全て伝説級の品質だ。お前の元婚約者たちは目が節穴らしい」
「伝説級、だなんて……私はただの地味な薬師で……」
「謙遜はいらない。俺が欲しいのは、その力だ」
アレクシス殿下はゆっくりと近づいてくると、私の手を取り、跪いた。
まるで、姫君に忠誠を誓う騎士のように。
「リリアーナ。俺の国に来い。そして、俺の専属薬師になれ。
お前の望む研究環境も、資金も、地位も、全て俺が保証する」
冷たい瞳の奥に、確かな熱が宿っている。
その真剣な眼差しに、私の胸は高鳴った。
こんな風に、誰かに必要とされたことなんて、今まで一度もなかったから。
(私は、どうすれば……)
「……私で、本当にいいのでしょうか」
私は震える声で、そう問いかけた。
心の中に巣食う不安が、どうしても拭えなかったからだ。
「私は……無能だと、そう言われて育ちました。可愛げのない、地味で陰気な女だと。薬草を育ててポーションを作ることくらいしか、私には取り柄がないんです」
一度口に出すと、止めどなく言葉が溢れてくる。
婚約者だったエドワード様に否定され続けた過去。
華やかな妹と比較され、誰からも愛されなかった記憶。
それらが鋭い棘となって、私の喉を締め付ける。
「そんな私が、あなたの国に行って……本当に、お役に立てるのでしょうか。もし、期待外れだったら……あなたが望むような結果が出せなかったら……」
また、捨てられるのが怖い。
あの雪の中で感じた、身を切るような孤独。
あんな思いをするくらいなら、いっそ最初から期待なんてしたくない。
俯いて唇を噛み締める私に、アレクシス殿下はもう一度、その手を重ねた。
彼の手は大きくて、そして驚くほど温かかった。
「顔を上げろ、リリアーナ」
命じるような、けれど慈愛に満ちた声。
私は恐る恐る顔を上げた。
至近距離にある紫水晶(アメジスト)の瞳が、私を優しく捕らえている。
「誰が何と言おうと、俺はお前を評価している。お前の作ったこの薬草が、それを証明しているじゃないか」
彼はもう片方の手で、『聖女の涙』の束を愛おしそうに撫でた。
「この厳しい環境で、これほど純度の高い薬草を育てるには、並大抵の努力では不可能だ。お前は土と向き合い、植物の声を聞き、誰も見ていない場所でひたむきに努力を続けてきた。……違うか?」
「っ……」
その通りだった。
誰も褒めてくれなくても、私は薬草たちが元気に育ってくれるのが嬉しかった。
ポーションで誰かの病が治るのが、私の密かな誇りだった。
「俺は、そういう人間こそが尊いと思う。着飾って媚びを売るだけの華やかさなど、俺には必要ない」
アレクシス殿下の指先が、私の頬に触れる。
冷えた肌に、彼の熱が伝わってくる。
「お前は美しいよ、リリアーナ。自分の仕事に誇りを持ち、地道に努力を重ねてきたその手は、どんな宝石よりも美しい」
「……あ……」
涙が、溢れた。
美しいなんて、初めて言われた。
私の全てを、この人は肯定してくれる。
「だから不安にならなくていい。ただ俺を信じて、ついてくればいい。……俺が、必ずお前を幸せにする」
その言葉は、まるで誓いのように響いた。
私は涙で滲む視界の向こうで、彼の瞳を見つめ返した。
もう、迷いはなかった。
「……はい。私でよければ、どうかお側においてください」
「ああ。……約束する。二度と、誰にもお前を傷つけさせない」
アレクシス殿下は満足そうに微笑むと、私の額にそっと口づけを落とした。
それは契約の証であり、私にとっての新しい人生の始まりだった。
翌日。
私たちはヴェルディア帝国へ向かう馬車の中にいた。
外は相変わらずの雪景色だったが、馬車の中は魔法具のおかげで春のように暖かい。
最高級のクッションに沈み込みながら、私は窓の外を流れる白い景色を眺めていた。
(本当に、国を出てしまったのね……)
生まれ育った国。
辛い思い出ばかりだったけれど、それでも少しだけ寂しさが胸をよぎる。
「寒くはないか?」
向かいの席に座るアレクシス殿下が、心配そうに声をかけてくる。
彼は昨日からずっと、過保護とも言えるほど私を気遣ってくれていた。
「はい、大丈夫です。あの、アレクシス様……」
「なんだ?」
「その……これから向かうヴェルディア帝国というのは、どのような国なのでしょうか?」
私は隣国については、本で読んだ知識しかなかった。
『北の軍事大国』『実力主義の覇権国家』。
そんな勇ましいイメージばかりで、私のような地味な人間が馴染めるのか少し心配だったのだ。
アレクシス様は少し考え込むように顎に手を当てた。
「そうだな。我が国は『実益』を何より重視する。役に立つ技術や知識を持つ者は、身分に関係なく重用される。だからお前のような優秀な薬師は、国を挙げての大歓迎を受けるはずだ」
「そ、そうでしょうか……」
「ああ。それに……我が国にはもう一つ、大きな特徴がある」
「特徴、ですか?」
アレクシス様は不敵な笑みを浮かべた。
「我が国は『美食』と『温泉』の国でもある。研究の合間に、存分に楽しむといい」
「えっ……温泉!? それに美食……?」
(軍事大国なのに、意外……!)
私の予想外の反応がおかしかったのか、彼はクスクスと笑った。
その笑顔は、昨日の冷徹な仮面が嘘のように柔らかくて、なんだかドキドキしてしまう。
その時。
馬車がガタリ、と大きく揺れた。
「きゃっ!?」
バランスを崩した私は、前方に投げ出されそうになる。
とっさにアレクシス様が腕を伸ばし、私を抱き止めてくれた。
「っと、大丈夫か?」
彼のたくましい腕の中にすっぽりと収まってしまう。
甘い香りが鼻をくすぐり、心臓が早鐘を打ち始めた。
「す、すみません、ありがとうございます……!」
慌てて離れようとした私の肩を、彼は離さなかった。
それどころか、さらに強く抱き寄せられる。
「道が悪いようだ。……このままの方が安全だろう」
「えっ、でも……!」
「嫌か?」
耳元で囁かれ、全身が熱くなる。
嫌なわけがない。
ただ、こんな至近距離で彼に見つめられると、心臓が持ちそうにないだけだ。
「い、いえ、嫌では……ありませんが……」
「なら、いい」
アレクシス様は満足げに頷くと、私の腰に手を回し、そのまま膝の上に座らせてしまった。
いわゆる、お姫様抱っこのような状態だ。
(こ、これはいくらなんでも……!)
私が真っ赤になって固まっていると、彼は何食わぬ顔で窓の外に視線を向けた。
その横顔は涼しげだが、私を抱く腕の力は強くて、彼の独占欲が伝わってくるようだった。
こうして私たちは、密着したまま国境を越えることになったのだった。
柔らかい感触に包まれて、私は目を覚ました。
ぼんやりとした視界に映ったのは、高い天井と豪華なシャンデリア。
少なくとも、雪の上ではないようだ。
(私、助かったの……?)
身体を起こそうとして、異変に気づいた。
着ていたはずの薄いドレスではなく、肌触りの良いシルクの寝間着を着せられている。
「気がついたか」
不意にかけられた声に、心臓が跳ね上がる。
声のした方を見ると、窓辺に一人の男性が立っていた。
銀色の髪に、アメジストのような紫色の瞳。
まるで彫刻のように整った顔立ちの美丈夫だ。
その冷ややかで圧倒的な美しさに、私は息を呑んだ。
「あ、あなたは……?」
「アレクシス・ヴェルディア。隣国ヴェルディア帝国の第一皇子だと言えば、わかるだろうか」
「えっ……ヴェルディア帝国の、皇子様……!?」
驚きで言葉が出ない。
ヴェルディア帝国といえば、軍事力も魔法技術も大陸随一の大国。
その次期皇帝とされるアレクシス殿下は、冷徹かつ完璧な『氷の貴公子』として有名な方だった。
(どうしてそんな方が、こんなところに……?)
私が困惑していると、アレクシス殿下はベッドサイドのテーブルを顎でしゃくった。
「状況が飲み込めない顔だな。……まずは、これを見ろ」
そこには、見慣れた革袋が置かれていた。
私が地下の研究室で使っていた、薬草採集用の袋だ。
追放された時、持ち出すことすら許されなかったはずの。
「これ、私の……! どうして……?」
「お前が追放された直後、部下に命じて回収させた。あの愚かな国では、この価値すら理解されず、ゴミとして焼却されるところだったからな」
アレクシス殿下は、袋の中から一束の乾燥した薬草を取り出した。
それは私が品種改良を重ねた『聖女の涙』という希少な薬草。
「この薬草の魔力濃度……測定不能だ。通常のポーションなら一滴で瀕死の兵士を全快させるレベルだろうな」
彼は紫色の瞳を細めて、私を真っ直ぐに見据えた。
「リリアーナ・ベルモンド。お前が作った薬草は、全て伝説級の品質だ。お前の元婚約者たちは目が節穴らしい」
「伝説級、だなんて……私はただの地味な薬師で……」
「謙遜はいらない。俺が欲しいのは、その力だ」
アレクシス殿下はゆっくりと近づいてくると、私の手を取り、跪いた。
まるで、姫君に忠誠を誓う騎士のように。
「リリアーナ。俺の国に来い。そして、俺の専属薬師になれ。
お前の望む研究環境も、資金も、地位も、全て俺が保証する」
冷たい瞳の奥に、確かな熱が宿っている。
その真剣な眼差しに、私の胸は高鳴った。
こんな風に、誰かに必要とされたことなんて、今まで一度もなかったから。
(私は、どうすれば……)
「……私で、本当にいいのでしょうか」
私は震える声で、そう問いかけた。
心の中に巣食う不安が、どうしても拭えなかったからだ。
「私は……無能だと、そう言われて育ちました。可愛げのない、地味で陰気な女だと。薬草を育ててポーションを作ることくらいしか、私には取り柄がないんです」
一度口に出すと、止めどなく言葉が溢れてくる。
婚約者だったエドワード様に否定され続けた過去。
華やかな妹と比較され、誰からも愛されなかった記憶。
それらが鋭い棘となって、私の喉を締め付ける。
「そんな私が、あなたの国に行って……本当に、お役に立てるのでしょうか。もし、期待外れだったら……あなたが望むような結果が出せなかったら……」
また、捨てられるのが怖い。
あの雪の中で感じた、身を切るような孤独。
あんな思いをするくらいなら、いっそ最初から期待なんてしたくない。
俯いて唇を噛み締める私に、アレクシス殿下はもう一度、その手を重ねた。
彼の手は大きくて、そして驚くほど温かかった。
「顔を上げろ、リリアーナ」
命じるような、けれど慈愛に満ちた声。
私は恐る恐る顔を上げた。
至近距離にある紫水晶(アメジスト)の瞳が、私を優しく捕らえている。
「誰が何と言おうと、俺はお前を評価している。お前の作ったこの薬草が、それを証明しているじゃないか」
彼はもう片方の手で、『聖女の涙』の束を愛おしそうに撫でた。
「この厳しい環境で、これほど純度の高い薬草を育てるには、並大抵の努力では不可能だ。お前は土と向き合い、植物の声を聞き、誰も見ていない場所でひたむきに努力を続けてきた。……違うか?」
「っ……」
その通りだった。
誰も褒めてくれなくても、私は薬草たちが元気に育ってくれるのが嬉しかった。
ポーションで誰かの病が治るのが、私の密かな誇りだった。
「俺は、そういう人間こそが尊いと思う。着飾って媚びを売るだけの華やかさなど、俺には必要ない」
アレクシス殿下の指先が、私の頬に触れる。
冷えた肌に、彼の熱が伝わってくる。
「お前は美しいよ、リリアーナ。自分の仕事に誇りを持ち、地道に努力を重ねてきたその手は、どんな宝石よりも美しい」
「……あ……」
涙が、溢れた。
美しいなんて、初めて言われた。
私の全てを、この人は肯定してくれる。
「だから不安にならなくていい。ただ俺を信じて、ついてくればいい。……俺が、必ずお前を幸せにする」
その言葉は、まるで誓いのように響いた。
私は涙で滲む視界の向こうで、彼の瞳を見つめ返した。
もう、迷いはなかった。
「……はい。私でよければ、どうかお側においてください」
「ああ。……約束する。二度と、誰にもお前を傷つけさせない」
アレクシス殿下は満足そうに微笑むと、私の額にそっと口づけを落とした。
それは契約の証であり、私にとっての新しい人生の始まりだった。
翌日。
私たちはヴェルディア帝国へ向かう馬車の中にいた。
外は相変わらずの雪景色だったが、馬車の中は魔法具のおかげで春のように暖かい。
最高級のクッションに沈み込みながら、私は窓の外を流れる白い景色を眺めていた。
(本当に、国を出てしまったのね……)
生まれ育った国。
辛い思い出ばかりだったけれど、それでも少しだけ寂しさが胸をよぎる。
「寒くはないか?」
向かいの席に座るアレクシス殿下が、心配そうに声をかけてくる。
彼は昨日からずっと、過保護とも言えるほど私を気遣ってくれていた。
「はい、大丈夫です。あの、アレクシス様……」
「なんだ?」
「その……これから向かうヴェルディア帝国というのは、どのような国なのでしょうか?」
私は隣国については、本で読んだ知識しかなかった。
『北の軍事大国』『実力主義の覇権国家』。
そんな勇ましいイメージばかりで、私のような地味な人間が馴染めるのか少し心配だったのだ。
アレクシス様は少し考え込むように顎に手を当てた。
「そうだな。我が国は『実益』を何より重視する。役に立つ技術や知識を持つ者は、身分に関係なく重用される。だからお前のような優秀な薬師は、国を挙げての大歓迎を受けるはずだ」
「そ、そうでしょうか……」
「ああ。それに……我が国にはもう一つ、大きな特徴がある」
「特徴、ですか?」
アレクシス様は不敵な笑みを浮かべた。
「我が国は『美食』と『温泉』の国でもある。研究の合間に、存分に楽しむといい」
「えっ……温泉!? それに美食……?」
(軍事大国なのに、意外……!)
私の予想外の反応がおかしかったのか、彼はクスクスと笑った。
その笑顔は、昨日の冷徹な仮面が嘘のように柔らかくて、なんだかドキドキしてしまう。
その時。
馬車がガタリ、と大きく揺れた。
「きゃっ!?」
バランスを崩した私は、前方に投げ出されそうになる。
とっさにアレクシス様が腕を伸ばし、私を抱き止めてくれた。
「っと、大丈夫か?」
彼のたくましい腕の中にすっぽりと収まってしまう。
甘い香りが鼻をくすぐり、心臓が早鐘を打ち始めた。
「す、すみません、ありがとうございます……!」
慌てて離れようとした私の肩を、彼は離さなかった。
それどころか、さらに強く抱き寄せられる。
「道が悪いようだ。……このままの方が安全だろう」
「えっ、でも……!」
「嫌か?」
耳元で囁かれ、全身が熱くなる。
嫌なわけがない。
ただ、こんな至近距離で彼に見つめられると、心臓が持ちそうにないだけだ。
「い、いえ、嫌では……ありませんが……」
「なら、いい」
アレクシス様は満足げに頷くと、私の腰に手を回し、そのまま膝の上に座らせてしまった。
いわゆる、お姫様抱っこのような状態だ。
(こ、これはいくらなんでも……!)
私が真っ赤になって固まっていると、彼は何食わぬ顔で窓の外に視線を向けた。
その横顔は涼しげだが、私を抱く腕の力は強くて、彼の独占欲が伝わってくるようだった。
こうして私たちは、密着したまま国境を越えることになったのだった。
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