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私と妹の夜会準備 2
しおりを挟むお父様はどうあっても私に恥をかかせたいらしいです。お父様と先代侯爵夫妻、そしてお母様の間に何があったかなど私にはわかりません。が、私に当たるのはやめて欲しいです。
「ずるいっ!ずるいですわぁ!!お姉様ばかり、重いアクセサリーを付けないなんてずるいですわぁ!」
ずるくない。むしろひどい。
「わかりました!わたくし、ルビィ様に一走り買ってきてもらいますわぁ!」
ちょっ…!?待って!やめてやめて!大国の王子様をジュース買ってくるパシリみたいに使わないでェ!!
「大丈夫ですわ!どうせお姉様のお支度が終わるまで暇してるでしょうし!」
待ってェ!マイシスター!待ってえええええ!!
嵐のように登場し、嵐のように退場する妹。って言うかなんでルビィ殿下が私のドレスとかアクセサリー準備するの!?エスコート!?冗談よね!?だってあれって話のネタでしょ!?ねえ、冗談だって言ってエエエエェェェェェ!!
「まあ…ようございましたねお嬢様!きっと赤い宝石のアクセサリーですね!ではみなさん、お嬢様をポルトロンヌ一の…いいえ!大陸一の美少女にお仕上げいたしますよッ」
「「「「「「はいッ」」」」」」
はい、じゃないわよ!?侍女軍団…!
ーーー 数時間後。私のヘアセットが終わった頃に戻ってきたらしいルビィ殿下から、朱色の宝石をあしらったネックレスとイヤリングのセットが贈られた。何がどうしてこうなったのぉ…!?
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