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ニステル
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「タネズ様、いったいどうされたのですか? 地下室に何か忘れものでも? 契約に何か気に入らない点でもあったでしょうか?」
ジャンゴさんが焦りながら僕に付いてくる。全然そういうのじゃない。申し訳なさでいっぱいだ。
「いえ、ただ、強者が僕を呼ぶのです」
「は、はぁ」
いろいろ考えるのが面倒になっている僕の言葉に、ジャンゴさんがとても困った様子で返事した。おっちゃん奴隷が何か言いたそうな顔で見てくるし、ショタ奴隷はなんかびくびくしている。
「すみません、すぐ終わると思いますので」
「それなら問題ないのですが……」
『ケイ、こっちだよ。こっちから呼んでる』
サンドリアの言葉に従い地下室を進んでいく。
バステンさんがいた部屋の近くに戻り、通路を曲がって少し進むと広間に出た。
なんだここは? 汗と鉄と若干の血の匂いがする。そこかしこに剣が落ちている。思わず手に取って確かめる。刃引きされていない、本物の剣だ。
「ジャンゴさん、ここは?」
「ここは訓練場です。用心棒ニステルが部下たちを鍛えたり、自分の鍛錬のために使用する場所で、私が作らせました。な、なぜこの場所を知っているのですか?」
「……旦那様、お下がりを」
遂におっちゃん奴隷が喋った。かなりこちらを警戒している。腰の短刀に手が伸びている。そりゃそうだ、知るはずの無い建物の構造を知っているかのように進んだんだから。当然疑うよね。つらい。
「ジャンゴさん、僕はあなたと敵対する意志はまったくありません。ただ、強者が僕を呼んでいるのです。そうですね、少し離れていた方がいいかもしれません」
「さ、さようですか」
ジャンゴさんとショタ奴隷はびくびくしながら距離をとる。おっちゃん奴隷は油断なくこちらを見張っている。
でも、この中で一番この状況を分かっていないのは僕だからね。強者が呼ぶ声とか、恥ずかしすぎてしにそう。何でもいいから早く出てきてくれよ、強者さん。
すると、音も無く奥からのっそりと声の主が姿を現した。
「ほお、アタシの殺気に気付くとはやるね。ということは、バステンを治したのはあんたかい?」
地下訓練場の薄暗い影から、一匹の虎が現れる。
いや、違う。人だ。一瞬虎のように見えてしまった。全身が力と自信が漲っていて、今にも飛びかかれそうなしなやかな脚運びでこちらに向かって来る。若干ベステルタと雰囲気が似ている。
「バステンさんを治したのは僕ですね。あなたは?」
「おや、すまないね。強そうなやつが誘いに乗ってくれたもんだから、つい興奮しちまったよ。アタシは王虎族のニステル。ただのニステルさ」
暗闇の中で獰猛な牙がぎらりと光った。
身の丈は2m近く。ベステルタを一回り小さくしたくらいだ。ただし、身体のパーツはかなり人間に近い。虎要素と言えば、人間にしては鋭すぎる歯と、黄色と黒が交じり合った長髪だけ。あとけっこう歳がいってそうな雰囲気がある。熟練の戦士と言った風貌だ。
「なぜ、僕を呼んだのですか?」
単刀直入に訊く。これはどう考えても話が通じるタイプじゃない。
「いいねえ。ジャンゴとサシで話しているからもっと探ってくるかと思ったけど、真正面か。案外男らしいじゃないか!」
がっはっは、と豪快に笑うニステルさん。日焼けした顔には無数の傷がある。おそらく元は綺麗だったはずの顔は、多くの戦いを潜り抜けたせいか、かなり怖く感じる。お姉さんと言うには怖すぎるし、皴もある。でも壮絶で円熟した凄みと美しさがある。美魔女ってやつか? 魔女ではないか。
ていうかさっきから鳥肌がやばい。
ラーズさんやフェイさんも強かったけれど、それとは比較にならない強大なオーラを感じる。
ダイオークは余裕で超越している……アイアンドラゴンより強いかも?
「質問に答えてもらえますか?」
「なあに、そう焦るこたぁないよ。ゆっくり話しても罰は当たらないさね」
ドン。
僕の目の前で彼女は仁王立ちする。
でかい。一つ一つのパーツがでかい。ここにいても熱が伝わってくる。なんて生命力に満ち溢れた人なんだろう。
そして、虎っぱいも相当の大きさだった。いや、大胸筋か? 僕の頭にのせて余裕で零れ落ちそうだ。
彼女は僕の全身を隈なく観察し、たっぷり間を取った後答えた。
「なに、簡単だよ。アタシの夢を叶えてくれるかもしれない、と感じたのさ。本能だね」
迷惑過ぎるよその本能。
「そんなのもっと強い人と戦えばいいじゃないですか。冒険者になったらどうですか? AランクとかSランクは人外が多いみたいですよ?」
はっ、っとニステルさんは鼻で笑った。
「Aランクとは戦ったことあるよ。実際勝てなかったし、確かに強いけどアタシからしてみれば十分人間の範疇だね。面白くもなんともない。技なんて言う、弱い人間の小細工で強くなった気でいる。馬鹿馬鹿しくて闘っている途中で飽きたよ。まぁ確かにS級と戦えば満足するかもしれないね。でも、結局同じ人間の中での話さ。アタシはもっと圧倒的で、絶望的な戦いをしたいんだ。それが王虎族の本能であり、アタシの望みなんだよ」
戦いに魅入られた狂気の瞳。
なるほど。分かった。バトルジャンキーだなこの人。生粋のバーサーカーだ。完全にイっちゃってる。
そして、だんだんと気配が強くなっている。プレッシャーというか、殺気というか。全く動いていないのに。僕の本能は全力で逃げろ、と言っている。もし、彼女がアセンブラの手先だとしたらピンチだ。
気付かれないように、魔法の鞄へ静かに手を伸ばす。少しずつ魔力を込める。いつでも練喚攻を発動できるようにしておかなくては。
「そんなに闘いが好きなら闘技場にいればよかったじゃないですか」
「おや、アタシのことを聞いたんだね? まったく、ジャンゴはおしゃべりで困るよ。昔の話はしたくないんだけどね……。あんたの言う通り、ガルガンギア大闘技場は楽しかった。魔獣はいい。強さに溢れてる。思いっきりぶった切っても、ぶん殴って引きちぎっても、闘志をむき出しにして最後まで襲い掛かってくる。身体が強い、種としてタフだ。人間では決して味わうことのできない感覚だねえ。それに人間と違って変に同情する必要も無いのがいいさね。人間は弱っちくて手加減しちまうんだよ」
イかれてやがる。このバトルジャンキー美熟女め。
「さぁて、準備する時間は十分にくれてやったよ?」
ズゥン……。
突然、ニステルさんが分身したのかと思った。
いや違う。剣だ。彼女の背中に隠れるように背負われていたんだ。そして、剣と呼ぶにはあまりにも巨大過ぎる。
それをいとも簡単に片手で肩に担ぎ、もう片方の手で僕を誘ってくる。
「やろうか、兄ちゃん」
別の「やろうか」なら喜んでお付き合いするんだけどな。
「ちなみに逃げたらどうしますか?」
「ふうむ、そうさね……。あんた、スラムの孤児院に入り浸っているそうじゃないか。そこまで挨拶に伺うよ」
なるほど、バレてるな。ジャンゴさんから聞いたのか? まったくおしゃべりだなあの人は。でも、これで引けなくなった。
「孤児院を守りたいなら、どんな手を使ってもいい。アタシを倒してみな」
完全に悪役口調だけど、たぶんただの自由人なんだろうな。厄介だ。
「……なぜ僕を? 僕も普通の人間ですよ?」
何気なく話しながら彼女の持つ大剣とは別の方にゆっくり歩く。少しでも死角に入れるように。
「くっくっく。そういうところさ。あんたからは歪な気配がするさね。ジャンゴがIランクと言っていたけど嘘だね。確実に上位五ランク以上には食い込む。なのに、素人みたいな身のこなしと、まるで覚悟の無い呑気な顔。闘技場にいたらムカついて引きちぎっていたね。ただ、それを上回る底知れ無さを感じるんだよ。奥の手をいくつも持っているね? あんたからは最上級にちぐはぐな印象を受けるんだよ。まるで、紛れ込んできた異物のような、ね」
これが動物的直観か。ここまで核心に迫られたのは初めてだ。
「そうだね、正直に言ってあげるよ。あんた、『人間に見えない』んだ。特にその気配がね」
言ってくれるじゃん。最近けっこう気にしていることをよくもまぁぺらぺらと。
僕は気にしない振りをして、死角に回り込み続ける。それを目だけで追うニステルさん。
「僕は人間ですよ。これからもずっと」
「だといいねえ」
ニステルさんが馬鹿にするように笑う。この筋肉ババア。
……まてまて、冷静になれ。挑発かもしれない。相手は伝説の闘技者だぞ。人生のほとんどを闘いに費やしているんだ。相手のペースに呑まれては駄目だ。僕は僕のペースでいかなければ。力を抜け力を。弛緩するんだ……。
「はぁ」
「なんだい? もう中折れして萎えちまったのかい? 甲斐性の無い男だね」
言ってろ。
「はぁ……おっぱい」
おっぱいを想え……今この瞬間僕はおっぱいだ。
「……なんだって?」
ニステルさんがきょとんとした顔をした瞬間、魔力を解放し叫ぶ。
「濃霧!」
ジャンゴさんが焦りながら僕に付いてくる。全然そういうのじゃない。申し訳なさでいっぱいだ。
「いえ、ただ、強者が僕を呼ぶのです」
「は、はぁ」
いろいろ考えるのが面倒になっている僕の言葉に、ジャンゴさんがとても困った様子で返事した。おっちゃん奴隷が何か言いたそうな顔で見てくるし、ショタ奴隷はなんかびくびくしている。
「すみません、すぐ終わると思いますので」
「それなら問題ないのですが……」
『ケイ、こっちだよ。こっちから呼んでる』
サンドリアの言葉に従い地下室を進んでいく。
バステンさんがいた部屋の近くに戻り、通路を曲がって少し進むと広間に出た。
なんだここは? 汗と鉄と若干の血の匂いがする。そこかしこに剣が落ちている。思わず手に取って確かめる。刃引きされていない、本物の剣だ。
「ジャンゴさん、ここは?」
「ここは訓練場です。用心棒ニステルが部下たちを鍛えたり、自分の鍛錬のために使用する場所で、私が作らせました。な、なぜこの場所を知っているのですか?」
「……旦那様、お下がりを」
遂におっちゃん奴隷が喋った。かなりこちらを警戒している。腰の短刀に手が伸びている。そりゃそうだ、知るはずの無い建物の構造を知っているかのように進んだんだから。当然疑うよね。つらい。
「ジャンゴさん、僕はあなたと敵対する意志はまったくありません。ただ、強者が僕を呼んでいるのです。そうですね、少し離れていた方がいいかもしれません」
「さ、さようですか」
ジャンゴさんとショタ奴隷はびくびくしながら距離をとる。おっちゃん奴隷は油断なくこちらを見張っている。
でも、この中で一番この状況を分かっていないのは僕だからね。強者が呼ぶ声とか、恥ずかしすぎてしにそう。何でもいいから早く出てきてくれよ、強者さん。
すると、音も無く奥からのっそりと声の主が姿を現した。
「ほお、アタシの殺気に気付くとはやるね。ということは、バステンを治したのはあんたかい?」
地下訓練場の薄暗い影から、一匹の虎が現れる。
いや、違う。人だ。一瞬虎のように見えてしまった。全身が力と自信が漲っていて、今にも飛びかかれそうなしなやかな脚運びでこちらに向かって来る。若干ベステルタと雰囲気が似ている。
「バステンさんを治したのは僕ですね。あなたは?」
「おや、すまないね。強そうなやつが誘いに乗ってくれたもんだから、つい興奮しちまったよ。アタシは王虎族のニステル。ただのニステルさ」
暗闇の中で獰猛な牙がぎらりと光った。
身の丈は2m近く。ベステルタを一回り小さくしたくらいだ。ただし、身体のパーツはかなり人間に近い。虎要素と言えば、人間にしては鋭すぎる歯と、黄色と黒が交じり合った長髪だけ。あとけっこう歳がいってそうな雰囲気がある。熟練の戦士と言った風貌だ。
「なぜ、僕を呼んだのですか?」
単刀直入に訊く。これはどう考えても話が通じるタイプじゃない。
「いいねえ。ジャンゴとサシで話しているからもっと探ってくるかと思ったけど、真正面か。案外男らしいじゃないか!」
がっはっは、と豪快に笑うニステルさん。日焼けした顔には無数の傷がある。おそらく元は綺麗だったはずの顔は、多くの戦いを潜り抜けたせいか、かなり怖く感じる。お姉さんと言うには怖すぎるし、皴もある。でも壮絶で円熟した凄みと美しさがある。美魔女ってやつか? 魔女ではないか。
ていうかさっきから鳥肌がやばい。
ラーズさんやフェイさんも強かったけれど、それとは比較にならない強大なオーラを感じる。
ダイオークは余裕で超越している……アイアンドラゴンより強いかも?
「質問に答えてもらえますか?」
「なあに、そう焦るこたぁないよ。ゆっくり話しても罰は当たらないさね」
ドン。
僕の目の前で彼女は仁王立ちする。
でかい。一つ一つのパーツがでかい。ここにいても熱が伝わってくる。なんて生命力に満ち溢れた人なんだろう。
そして、虎っぱいも相当の大きさだった。いや、大胸筋か? 僕の頭にのせて余裕で零れ落ちそうだ。
彼女は僕の全身を隈なく観察し、たっぷり間を取った後答えた。
「なに、簡単だよ。アタシの夢を叶えてくれるかもしれない、と感じたのさ。本能だね」
迷惑過ぎるよその本能。
「そんなのもっと強い人と戦えばいいじゃないですか。冒険者になったらどうですか? AランクとかSランクは人外が多いみたいですよ?」
はっ、っとニステルさんは鼻で笑った。
「Aランクとは戦ったことあるよ。実際勝てなかったし、確かに強いけどアタシからしてみれば十分人間の範疇だね。面白くもなんともない。技なんて言う、弱い人間の小細工で強くなった気でいる。馬鹿馬鹿しくて闘っている途中で飽きたよ。まぁ確かにS級と戦えば満足するかもしれないね。でも、結局同じ人間の中での話さ。アタシはもっと圧倒的で、絶望的な戦いをしたいんだ。それが王虎族の本能であり、アタシの望みなんだよ」
戦いに魅入られた狂気の瞳。
なるほど。分かった。バトルジャンキーだなこの人。生粋のバーサーカーだ。完全にイっちゃってる。
そして、だんだんと気配が強くなっている。プレッシャーというか、殺気というか。全く動いていないのに。僕の本能は全力で逃げろ、と言っている。もし、彼女がアセンブラの手先だとしたらピンチだ。
気付かれないように、魔法の鞄へ静かに手を伸ばす。少しずつ魔力を込める。いつでも練喚攻を発動できるようにしておかなくては。
「そんなに闘いが好きなら闘技場にいればよかったじゃないですか」
「おや、アタシのことを聞いたんだね? まったく、ジャンゴはおしゃべりで困るよ。昔の話はしたくないんだけどね……。あんたの言う通り、ガルガンギア大闘技場は楽しかった。魔獣はいい。強さに溢れてる。思いっきりぶった切っても、ぶん殴って引きちぎっても、闘志をむき出しにして最後まで襲い掛かってくる。身体が強い、種としてタフだ。人間では決して味わうことのできない感覚だねえ。それに人間と違って変に同情する必要も無いのがいいさね。人間は弱っちくて手加減しちまうんだよ」
イかれてやがる。このバトルジャンキー美熟女め。
「さぁて、準備する時間は十分にくれてやったよ?」
ズゥン……。
突然、ニステルさんが分身したのかと思った。
いや違う。剣だ。彼女の背中に隠れるように背負われていたんだ。そして、剣と呼ぶにはあまりにも巨大過ぎる。
それをいとも簡単に片手で肩に担ぎ、もう片方の手で僕を誘ってくる。
「やろうか、兄ちゃん」
別の「やろうか」なら喜んでお付き合いするんだけどな。
「ちなみに逃げたらどうしますか?」
「ふうむ、そうさね……。あんた、スラムの孤児院に入り浸っているそうじゃないか。そこまで挨拶に伺うよ」
なるほど、バレてるな。ジャンゴさんから聞いたのか? まったくおしゃべりだなあの人は。でも、これで引けなくなった。
「孤児院を守りたいなら、どんな手を使ってもいい。アタシを倒してみな」
完全に悪役口調だけど、たぶんただの自由人なんだろうな。厄介だ。
「……なぜ僕を? 僕も普通の人間ですよ?」
何気なく話しながら彼女の持つ大剣とは別の方にゆっくり歩く。少しでも死角に入れるように。
「くっくっく。そういうところさ。あんたからは歪な気配がするさね。ジャンゴがIランクと言っていたけど嘘だね。確実に上位五ランク以上には食い込む。なのに、素人みたいな身のこなしと、まるで覚悟の無い呑気な顔。闘技場にいたらムカついて引きちぎっていたね。ただ、それを上回る底知れ無さを感じるんだよ。奥の手をいくつも持っているね? あんたからは最上級にちぐはぐな印象を受けるんだよ。まるで、紛れ込んできた異物のような、ね」
これが動物的直観か。ここまで核心に迫られたのは初めてだ。
「そうだね、正直に言ってあげるよ。あんた、『人間に見えない』んだ。特にその気配がね」
言ってくれるじゃん。最近けっこう気にしていることをよくもまぁぺらぺらと。
僕は気にしない振りをして、死角に回り込み続ける。それを目だけで追うニステルさん。
「僕は人間ですよ。これからもずっと」
「だといいねえ」
ニステルさんが馬鹿にするように笑う。この筋肉ババア。
……まてまて、冷静になれ。挑発かもしれない。相手は伝説の闘技者だぞ。人生のほとんどを闘いに費やしているんだ。相手のペースに呑まれては駄目だ。僕は僕のペースでいかなければ。力を抜け力を。弛緩するんだ……。
「はぁ」
「なんだい? もう中折れして萎えちまったのかい? 甲斐性の無い男だね」
言ってろ。
「はぁ……おっぱい」
おっぱいを想え……今この瞬間僕はおっぱいだ。
「……なんだって?」
ニステルさんがきょとんとした顔をした瞬間、魔力を解放し叫ぶ。
「濃霧!」
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