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137:身近な相棒
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「先輩! 早速ですが、7月22日は何の日ですか!」
「下駄の日だな」
「……下駄」
「下駄の寸法を測るときに「7」の数字がよく使われていること、下駄で歩いた跡が漢数字の「二」に似ている……」
「先輩」
「なんだ? 説明の途中だぞ」
「ほのかチョップ!」
「ひでぶ! な、何しやがる!」
「どこの誰が下駄の話しなんて喜ぶんですか! もっと考えてください!」
「いや、下駄は日本の文化として欠かせないモノだぞ」
「誰が履いてるんですか!」
「いや、力士が履いているだろ? ちなみに格付で履ける下駄も変わってくる。花魁さんはおしゃれな下駄を履いてるな。あれは確か歯が三つあるんだ。雑談だが、牛若丸の下駄は一本歯。登山用の下駄だ」
「現代人は下駄なんて使ってないでしょ!」
「力士も花魁も現代人だが……七五三に下駄って子供もいるぞ? それにお祭りに着物を着るとき、下駄を履くだろ?」
「フツウは草履です!」
「草履も下駄と同じくあまり履かないけどな。たとえ履かなくても、フツウに下駄箱って言うだろ?」
「いえ、靴箱じゃないんですか?」
「まあ、ここらへんは人それぞれかもな。シューズボックスとか。それに下駄の諺だって結構あるぞ。下駄を預ける、下駄を履く、下駄を履かせる、下駄を履くまで分からない、下駄に焼き味噌とかな」
「い、以外にあるんですね」
「靴は俺達の相棒って言ってもいいほど身近なモノだからな。これを機にありがたみを思い出して、靴の手入れをするのもいいかもな」
「先輩、良いこと言うじゃないですか! 私のことも大事にしてくださいね! 大事な相棒なんですから」
「……伊藤って元々不祥事を起こしたから風紀委員に来ることになったんじゃないのか? 別に俺が欲して相棒になったわけじゃないしな」
「空気読めてない! せっかく綺麗にまとまりかけていたのに!」
「ふっ、チョップのお返しだ。ちゃんと相棒だって認めてるよ。俺なんかと組んでくれてありがとな、伊藤」
「先輩……」
「でもな、風紀委員ならもっと服装に気を配れ。何度も言っているが……」
「本当に空気読めないの、先輩は!」
「下駄の日だな」
「……下駄」
「下駄の寸法を測るときに「7」の数字がよく使われていること、下駄で歩いた跡が漢数字の「二」に似ている……」
「先輩」
「なんだ? 説明の途中だぞ」
「ほのかチョップ!」
「ひでぶ! な、何しやがる!」
「どこの誰が下駄の話しなんて喜ぶんですか! もっと考えてください!」
「いや、下駄は日本の文化として欠かせないモノだぞ」
「誰が履いてるんですか!」
「いや、力士が履いているだろ? ちなみに格付で履ける下駄も変わってくる。花魁さんはおしゃれな下駄を履いてるな。あれは確か歯が三つあるんだ。雑談だが、牛若丸の下駄は一本歯。登山用の下駄だ」
「現代人は下駄なんて使ってないでしょ!」
「力士も花魁も現代人だが……七五三に下駄って子供もいるぞ? それにお祭りに着物を着るとき、下駄を履くだろ?」
「フツウは草履です!」
「草履も下駄と同じくあまり履かないけどな。たとえ履かなくても、フツウに下駄箱って言うだろ?」
「いえ、靴箱じゃないんですか?」
「まあ、ここらへんは人それぞれかもな。シューズボックスとか。それに下駄の諺だって結構あるぞ。下駄を預ける、下駄を履く、下駄を履かせる、下駄を履くまで分からない、下駄に焼き味噌とかな」
「い、以外にあるんですね」
「靴は俺達の相棒って言ってもいいほど身近なモノだからな。これを機にありがたみを思い出して、靴の手入れをするのもいいかもな」
「先輩、良いこと言うじゃないですか! 私のことも大事にしてくださいね! 大事な相棒なんですから」
「……伊藤って元々不祥事を起こしたから風紀委員に来ることになったんじゃないのか? 別に俺が欲して相棒になったわけじゃないしな」
「空気読めてない! せっかく綺麗にまとまりかけていたのに!」
「ふっ、チョップのお返しだ。ちゃんと相棒だって認めてるよ。俺なんかと組んでくれてありがとな、伊藤」
「先輩……」
「でもな、風紀委員ならもっと服装に気を配れ。何度も言っているが……」
「本当に空気読めないの、先輩は!」
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