藤堂正道と伊藤ほのかのおしゃべり

Keitetsu003

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138:パリオリンピック

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「先輩! 先輩! オリンピックが始まりましたね!」
「……そうだな」
「……そうですね」

「あれ? 紫苑さんまでテンション低いっすね? どうかしたんですか? まさか、柔道の……」
「いや、暑いから元気がないんだ」
「右に同じ~」

「……伊藤チョップ!」
「ぐはぁ!」
「あ痛ぁ!」

「もう! 日本代表が頑張っているのに、なんですか、その態度は! 気合い入れてください!」
「いや……暑いしな……」
「……全くです」

「情けない……もう! 何かお話ししましょうよ~。やる気がでるような話しをお願いしますよ~先輩~」
「……古代オリンピックは男だけで全裸でやっていた」
「トレビアン!」
「フランスなだけにですか~って、全裸ってただの変質者じゃないですか! 通報案件ですよ!」
「いや、不正防止の為、全裸だったって話しだ」
「本当なの!」

「全裸が最も肉体美を強調できる手段っていうのもありかも」
「それはただの性癖でしょうが! け、汚らわしい!」
「ああ、紫苑さん。顔が真っ赤ですよ? 想像しました?」
「うるさいし!」

「そういえば、コ○ナで東京オリンピックが一年延長したな」
「懐かしいですね。幻のオリンピックも東京オリンピックでしたね」
「幻のオリンピック?」
「開催都市である東京が自ら大会を返上した史上唯一のケースだから、幻のオリンピックと呼ばれているんだ。理由は戦争だな」
「幻のオリンピックを含めて三回。どれも戦争が関わっている」

「現代も戦争していますし、平和が続けばいいのに」
「全くだ」
「そうですね~。とりあえず、クーラーの効いた部屋でかき氷でも食べながら観戦しましょうよ~」
「「賛成!」」
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