END-GAME ~第2章~【NEXT STORY】

孤高

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二期

第10話「騒動」

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街に着くと多くののプレイヤーが集まっていた。そこではパーティを組んだり、ボスに挑む作戦を立てたりしていた。僕達は顔を知られないためにコートにシーフを被り顔を見せないようにした。

集「どこに行こうか」

花「ん~広場とかに行きたい」

集「いいね」

確かに、広場にいれば情報が手に入るかもしれない、ので街のそんなに目立たない広場に移動した。

「…により、我ら一団!これよりボス討伐に出発する!!」

「おぉぉ!!!」

広場に大人数の一団がいた。
そしてよく見てみるとその一団の団員の中に見たことのあるような人達がいた。

集「どこかで見たことあるような…」

花「うーん…」

広場の中心にある噴水を眺めながら、一団がボスに挑む光景を見ていた。

集「みんな集まったら本部に行こうね」

花「またあの部屋で遊んでたい」

集「はは…楽しみが増えるね」

なんて呑気に話しながら過ごしていると

街に雷が落ちる

「こっちだっていってんだろ!!!!」

たくさんの虫が雷が落ちた方向に集まっていく

「違うわこっちだろ普通!!!」

「んだとてめぇ!!」

「あぁ!!??」

ここまで声が聞こえる。かなり遠くなのに
全く、この声は…

集「行こう、花」

花「この声って…」

花をお姫様抱っこして

集「2段階スキル解放、ダークネスウイング」

背中に黒い羽が集まってくるとそれは翼に変わり大きく羽ばたく、するとまた近くで爆発音が聞こえる、

「っしゃあねぇな…ラグナ……!!!」

「やるか…ゼノムス……!!」

騒動を起こしている二人の元へ飛ぶ
そして二人が戦闘している間に割って入る

集「ストップ!!!」

ヴァーチェ「……お、ソル、副団長」

ヘブンズ「なんだお前らか、どうした」

集「どうしたじゃないよ、暴れすぎ!!」

ヴァーチェ「いや、こいつが俺が行く道の反対に行こうっていうからな」

ヘブンズ「お前あんとき町外れに行こうとしてたじゃねぇか」

ヴァーチェ「あ?」

ヘブンズ「お?」

集「タイム、まぁまぁ、四人揃ったことだし、あとはクラダスさんとチャムとタクトを待とうよ」

ヴァーチェ「……しょうがない、今回はお預けだ」

ヘブンズ「ふん」

花『ヴァーチェさんとヘブンズさん、なかいいなぁ~』

ヴァーチェ「ん、どうした副団長」

花「なんでもないよ」
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