END-GAME ~第2章~【NEXT STORY】

孤高

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三期

第18話「検証」

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その後我々は本部に戻り、怪我人が多少続出したため、治癒に団員達は取り組んでいた。
だが、クリスタルウイルスによる謎の結晶により、時間がかかった。結晶を砕けば傷口が見えるのだが、肉体と一体化しているため、無理やり剥がすのは危険だ。

クラダス「副団長、あの団長の傷を治したスキルはできないのですか?」

花「わからない…どうすればできるのか…ごめんなさい…」

花が少し混乱している、花のオリジナルスキルは、自分の意思ではできないのだろうか。
そこに僕達3人が戻ってくる。

集「ごめん、遅れた」

クラダス「団長…!お疲れ様です」

集「ありがとうございます。」

ヴァーチェ「俺は疲れた…寝るわ、なんかあったら呼べな」

ヘブンズ「……同じく」

チャム「こっちの怪我人は治せたよ」

タクト「こちらもオーケーです」

でもまだまだ怪我人はいる、

集「花!」

花「しゅう…」

集「僕の傷を治してくれたように、治すことはできる?」

深く考え込む、自分の手を見つめて。
そして目線を合わせる。

花「しゅう、私に治せる?」

集「うん、できるよ、花なら絶対に」

その言葉に決心したらしく。

花「………やってみる」

と、怪我人の傷に手を当てた。
すると銀色のリボンのような光が射し込み、それは花に吸収されるように吸い込まれていった。
そして段々と傷は癒されていき…。

クラダス「治った…」

花「できた…できたよしゅう!」

集「すごいよ花!まだ怪我人かいるけど、できるかな?」

花「うん!」

このまま怪我人を全て回復できたのは、これから3時間後、こんなに時間がかかったのは、花のオリジナルスキル【結晶操作クリスタルコントロール】はノーリスクでは発動できないらしい、やはり体力を消耗する。

花「はぁ…はぁ…」

集「ごめんね…部屋で休もう、お疲れ様。」

花「うん…いいんだよ…」
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