61 / 125
三期
第25話「クリスマス」
しおりを挟む
集「よーし思い切って大きなショートケーキ作ろう」
それを一人でこなすのはなかなか困難なので
料理のできるあの二人に手伝ってもらうことにした」
鶫「花は食いしん坊だからね~大きいのつくんないとね」
愛理「このお皿ぐらいの大きさでどうかしら?」
集「お、いいね、それをメアスに作ろうか」
調理開始、花は今頃どうしてるのだろうか
花「おなかすいた~…」
花が集の机の上に乗り、足を振りながら少しご機嫌斜めのようだ
奏太「そういえば花と集ってさ、どこまでやっ」
次の言葉を言いかけた瞬間魁斗の手刀が奏太の頭にクリーンヒットする
奏太「いってぇな魁斗!!」
魁斗「なにを言おうとしたんだよ」
花「ん~?」
魁斗「いや、なんでもないんだ花」
花「私だけ仲間はずれ…」
花の目に涙が溜まったのが見えた
あれ?酔ってないよな?
奏太「いや!魁斗が学校で先生に怒られた体験談を聞いてたんだよ、あはは」
魁斗「そ、そうそう、あれは辛かったなぁ」
花「そうなんだ~魁斗が怒られてるとこなんて見たことないや」
魁斗「そ、そうかな?」
クラダス「団長、なにしてるんですか?」
匂いにつられてきたのかクラダスが来た
集「あぁ、ちょっとパーティでも開こうかとね」
クラダス「ぜひ参加したいものですね、私も少々お腹減りました」
このパターンは…まさか
クラダス「お、そういえばクリスマスに近いのでみなさんでクリスマスパーティというのはどうでしょう」
はい、きました、これです。宴会パターン
なんとなく予想はしてました
ため息をしながらも
集「いいんじゃないですか?」
クラダス「さすが団長!さっそく準備をしましょう」
集「愛理、悪いけど花にクリスマスパーティになったって言ってきてくれないかな?」
愛理「はいはい」
奏太「集の好きなとこは?」
魁斗「集がしてくれたことで一番嬉しかったことは?」
花「う~…やめてよ~」
さっきの展開から形勢が逆転している
やっぱり花は集には弱いらしい
手で顔を隠して恥ずかしさを紛らわしている
愛理「クリスマスパーティやるってさ」
花「本当!?いっぱい食べれるね!」
魁斗「まずいぞ花が酒を飲んでしまう」
奏太「それは止めないとな魁斗」
そして集のいるキッチンへと向かう
花「今度こそ手伝うよしゅう」
集「今回も大丈夫だよ花」
またまた苦笑いして追い返す
花は残念そうにキッチンの椅子に座ってこちらを見ている、本当に申し訳ない、花に前料理を手伝わせたら確かその時はチャーハンを作ってた時だ、花が材料を切ってくれたのだが、食べたその後の記憶がない、失神したのだろう
ヴァーチェ「宴会になっちまったな」
集「だね、まぁいいんじゃないの?」
他の人もケーキの手伝いをしてもらい、予定よりも早くパーティの準備が完了した
花は目を輝かせてテーブルの上のご馳走を見ている、その方を愛理がおさえている
クラダス「ではクリスマスを少し早めてパーティといきましょう!乾杯!!」
「乾杯!!」
集「はい、花、約束してたショートケーキ」
花「おぉ!」
花はすぐさまフォークを手に取りショートケーキを頬張った、もごもごと小さく動く?茲が小動物を思わせてとても愛らしい、
私は花が笑顔になったところを見れただけで満足だ、そしてバルコニーで夜空を眺めに行った
こんなゲームの世界でも夜空は美しかった
空から粉雪が舞い始める、その時後ろから毛布がかかった、後ろを振りかえると花がいた
花「なにしてるの?」
集「夜空が綺麗だなぁってね」
まだショートケーキのクリームがピンク色の唇についているがあえて黙っておこう、
花「本当だ、綺麗…」
集「もうすぐこのゲームにはいってから1年経つね」
花「そうだね…(クシュン)」
寒かったようだ、自分の毛布を半分かけてあげた
花「ありがとう」
集「あったかいね」
花「うん…」
今年のクリスマスパーティ、最高の仕上がりだったと私は思う、花とこんなに美しい景色を見れるなんてもったいないほどだ、
ーーー二人の影が重なり合うーーー
ヘブンズ「なぁ…なにやってんだあいつら」
チャム「いいんじゃないですか?微笑ましいです」
タクト「なんかイライラしますね」
屋根の上にいたこの3人には気づかなかったようです
それを一人でこなすのはなかなか困難なので
料理のできるあの二人に手伝ってもらうことにした」
鶫「花は食いしん坊だからね~大きいのつくんないとね」
愛理「このお皿ぐらいの大きさでどうかしら?」
集「お、いいね、それをメアスに作ろうか」
調理開始、花は今頃どうしてるのだろうか
花「おなかすいた~…」
花が集の机の上に乗り、足を振りながら少しご機嫌斜めのようだ
奏太「そういえば花と集ってさ、どこまでやっ」
次の言葉を言いかけた瞬間魁斗の手刀が奏太の頭にクリーンヒットする
奏太「いってぇな魁斗!!」
魁斗「なにを言おうとしたんだよ」
花「ん~?」
魁斗「いや、なんでもないんだ花」
花「私だけ仲間はずれ…」
花の目に涙が溜まったのが見えた
あれ?酔ってないよな?
奏太「いや!魁斗が学校で先生に怒られた体験談を聞いてたんだよ、あはは」
魁斗「そ、そうそう、あれは辛かったなぁ」
花「そうなんだ~魁斗が怒られてるとこなんて見たことないや」
魁斗「そ、そうかな?」
クラダス「団長、なにしてるんですか?」
匂いにつられてきたのかクラダスが来た
集「あぁ、ちょっとパーティでも開こうかとね」
クラダス「ぜひ参加したいものですね、私も少々お腹減りました」
このパターンは…まさか
クラダス「お、そういえばクリスマスに近いのでみなさんでクリスマスパーティというのはどうでしょう」
はい、きました、これです。宴会パターン
なんとなく予想はしてました
ため息をしながらも
集「いいんじゃないですか?」
クラダス「さすが団長!さっそく準備をしましょう」
集「愛理、悪いけど花にクリスマスパーティになったって言ってきてくれないかな?」
愛理「はいはい」
奏太「集の好きなとこは?」
魁斗「集がしてくれたことで一番嬉しかったことは?」
花「う~…やめてよ~」
さっきの展開から形勢が逆転している
やっぱり花は集には弱いらしい
手で顔を隠して恥ずかしさを紛らわしている
愛理「クリスマスパーティやるってさ」
花「本当!?いっぱい食べれるね!」
魁斗「まずいぞ花が酒を飲んでしまう」
奏太「それは止めないとな魁斗」
そして集のいるキッチンへと向かう
花「今度こそ手伝うよしゅう」
集「今回も大丈夫だよ花」
またまた苦笑いして追い返す
花は残念そうにキッチンの椅子に座ってこちらを見ている、本当に申し訳ない、花に前料理を手伝わせたら確かその時はチャーハンを作ってた時だ、花が材料を切ってくれたのだが、食べたその後の記憶がない、失神したのだろう
ヴァーチェ「宴会になっちまったな」
集「だね、まぁいいんじゃないの?」
他の人もケーキの手伝いをしてもらい、予定よりも早くパーティの準備が完了した
花は目を輝かせてテーブルの上のご馳走を見ている、その方を愛理がおさえている
クラダス「ではクリスマスを少し早めてパーティといきましょう!乾杯!!」
「乾杯!!」
集「はい、花、約束してたショートケーキ」
花「おぉ!」
花はすぐさまフォークを手に取りショートケーキを頬張った、もごもごと小さく動く?茲が小動物を思わせてとても愛らしい、
私は花が笑顔になったところを見れただけで満足だ、そしてバルコニーで夜空を眺めに行った
こんなゲームの世界でも夜空は美しかった
空から粉雪が舞い始める、その時後ろから毛布がかかった、後ろを振りかえると花がいた
花「なにしてるの?」
集「夜空が綺麗だなぁってね」
まだショートケーキのクリームがピンク色の唇についているがあえて黙っておこう、
花「本当だ、綺麗…」
集「もうすぐこのゲームにはいってから1年経つね」
花「そうだね…(クシュン)」
寒かったようだ、自分の毛布を半分かけてあげた
花「ありがとう」
集「あったかいね」
花「うん…」
今年のクリスマスパーティ、最高の仕上がりだったと私は思う、花とこんなに美しい景色を見れるなんてもったいないほどだ、
ーーー二人の影が重なり合うーーー
ヘブンズ「なぁ…なにやってんだあいつら」
チャム「いいんじゃないですか?微笑ましいです」
タクト「なんかイライラしますね」
屋根の上にいたこの3人には気づかなかったようです
0
あなたにおすすめの小説
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
☆ほしい
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】奇跡のおくすり~追放された薬師、実は王家の隠し子でした~
いっぺいちゃん
ファンタジー
薬草と静かな生活をこよなく愛する少女、レイナ=リーフィア。
地味で目立たぬ薬師だった彼女は、ある日貴族の陰謀で“冤罪”を着せられ、王都の冒険者ギルドを追放されてしまう。
「――もう、草とだけ暮らせればいい」
絶望の果てにたどり着いた辺境の村で、レイナはひっそりと薬を作り始める。だが、彼女の薬はどんな難病さえ癒す“奇跡の薬”だった。
やがて重病の王子を治したことで、彼女の正体が王家の“隠し子”だと判明し、王都からの使者が訪れる――
「あなたの薬に、国を救ってほしい」
導かれるように再び王都へと向かうレイナ。
医療改革を志し、“薬師局”を創設して仲間たちと共に奔走する日々が始まる。
薬草にしか心を開けなかった少女が、やがて王国の未来を変える――
これは、一人の“草オタク”薬師が紡ぐ、やさしくてまっすぐな奇跡の物語。
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる