END-GAME

最終期

第3話「カウントダウン１」

明日、GMのもとに向かう、
私たちはあらゆる準備をした、あとは明日に備えて体を休めるだけ。

集「今日はこの世界最後の休日かもね」

花「絶対GMを倒そうね」

特にすることもない、ので部屋で寝ている
緊張も特にしていなくて、イメージトレーニングをしているだけだった

集「元の世界に帰ったら、花はどこにいるんだろうね」

花「もう一人の私は家にいるんじゃないかな？」

集「帰ったらすぐ会いに行くから」

花「待ってるよ、しゅうがいなくなって多分、ネガティブになってると思う。」

集「大丈夫大丈夫、安心してよ」

花「うん」

そしてなにもすることなく、夜になった
最後の作戦会議が始まり、ある情報がヘブンズからはいった

クラダス「なんですヘブンズ？」

ヘブンズ「まぁ、あのボスの塔があっただろう？その隣に合計四階の新しい塔ができたらしくな」

集「GMですか…」

ヴァーチェ「誘ってるな、晴れ舞台でも用意したつもりかよ」

クラダス「まぁ、どんなことがあろうと、死なないでくださいね…みなさん」

タクト「当たり前だ」

チャム「死ぬわけないじゃん」

集「そんな縁起でもないことを…」

クラダス「念のため、ですよ、さて、今日は寝ましょう、解散ってことで」

会議は終了した。そして部屋に戻ると花はバルコニーに出て歌を歌っていた

花「この歌が聞こえてる、命あるすべての者よ、真実はあなたの胸の中にある、燃え盛る炎の中でも、決して臆することのない強さを…くれるから」

集「外は寒いよ？中はいんない？」

花「うん、ちょっと歌を歌ってた、いまはちょっと外にいたい…かな」

集「じゃあ…自分も外にいようかな」

花「…手握って？」

集「うん」

寒い外にはストーブのような暖かさが感じられた

花「あったかい…」

集「そうだね…」

二人手を繋いで街を眺めた
こんな何気ない出来事も花と一緒にすれば思い出になる。街の光を浴びて、私たちは明日を迎えた