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離れ離れになるけれど
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あたしと遼ちゃんのお家は、高台にあって、見晴がいい。東の窓からは、お天気が良ければ富士山が見えるんです。
「ひよ、ほら」
遼ちゃんに起こされて、あたしは目をこすりながら起き上がった。
まだ薄暗いお部屋。遼ちゃんは、東側の窓のブラインドを開けてくれた。微かなオレンジ色の光があたしのいるベッドのところに差しこむ。あたしは眩しくて目を細めた。
壁に掛かる時計を見たら、間もなく6時半。窓際でタバコを吸う遼ちゃんは、上半身は何も着てなくて、下はスエットです。
「遼ちゃん、寒くないの?」
あたしは起き上がったけど、ブランケットにくるまったままです。
「ちょっと寒い」と笑った遼ちゃんはオレンジ色の光に包まれてて、タバコの煙がふわりと舞った。
胸が、ドキン。遼ちゃんは、やっぱり、カッコいい。
朝焼けの光が徐々に強くなって、お部屋が少しずつ明るくなる。
「ひよ、そこから見えるか?」
うん、見えるよ。
顔の前に手をかざして窓の外を見る遼ちゃんと、その向こうに微かに見える富士山と……顔を出した初日の出。
大きな、赤い真ん丸。綺麗――。
逆光になる遼ちゃんにも、胸が、きゅう、って締め付けられる。こっちを向いた遼ちゃんが、富士山の方を指さしてニッと笑って言う。
「あそこに、ケンさんがいる」
「あ」
あたしは、アハハと笑った。
「そう考えたら、なんだか不思議」
そうだな、って楽しそうに言いながら、遼ちゃんは手に持っていた灰皿でタバコをもみ消した。
「遼ちゃん」
あたしは、思わず遼ちゃんに手を伸ばした。遼ちゃん、優しく笑って傍に来て、あたしが伸ばした手を取ってくれた。
「どうした?」
「遼ちゃん、もう一回〝なかよし〟して?」
遼ちゃんに、触れていたい。遼ちゃんに、抱きしめてて欲しい。
「遼ちゃん、今年もたくさん〝なかよし〟してくれる?」
「もちろん、と言いたいとこだけど」
遼ちゃん、あたしの隣に座った。
〝だけど〟?
胸が、ドクンッと鳴った。
あたしが、不安気に見上げると遼ちゃん、肩を竦めてちょっと困ったお顔をした。
「遼ちゃん?」
遼ちゃん、あたしを抱いて真っ直ぐに目を見た。
「ひよ」
あたしは、遼ちゃんの次の言葉を怖がってる。
唇をギュッと噛んで首を振った。
「ひよ、聞いて」
遼ちゃんの大きな手がああたしの顔を包み込んだ。
目と目をしっかりと合わせて、遼ちゃんが静かに言った。
「ひよ、ケンさんから聞いた?」
涙がボロッとこぼれ落ちた。あたしは、頷く。遼ちゃんが何の事を言っているのか、分かっちゃったから。
遼ちゃんが言わなくても、パパが話していた事が間違いではなくて本当なんだって分かっちゃったから。
遼ちゃんの言いたい事、あたし、分かるもん。遼ちゃんのお顔を見たら、分かるもん。
真剣で、真っ直ぐで。あたしに、大事な事を話そうとしているんだって。遼ちゃんのそのお顔は、大事な事を決意したお顔だもん。
「やだ……、よ」
「ひよ」
やだもん、やだもん。遼ちゃんが、手を伸ばしたら直ぐに届くところに遼ちゃんがいない世界なんて、あたしやだもん!
声を上げて泣き出す寸前、遼ちゃんに強く抱き締められた。直ぐに唇が触れ合って、長い長いキスをして。
「ひよ」
もう一度、遼ちゃんが優しく呼ぶ。
「俺だって、一時もひよのそばを離れたくないんだよ」
見つめる遼ちゃんの目が、ちょっと苦しげに見えて胸がキュッと締まった。
遼ちゃんも同じなの? だったらどうして、出て行っちゃうの?
あたしの、声にならない言葉を遼ちゃんは聞いてくれたみたいだった。柔らかに微笑んで頭を撫でて、静かに言う。
「あのな、ひよ。俺、もう一段上の大人にならないといけないんだ。今のままじゃ、俺、ひよから見たら大人かもしんねえけど、まだまだ〝自立〟出来てない。誰もが認める大人にならねえと」
それは、遼ちゃんの決意。強くって、逞しいのに、もっともっと大人になろうとしている遼ちゃんの。
「ひよを守れる男にならねえと、ケンさんだって認めてくんねえだろ」
遼ちゃん、ニッと笑った。
「遼ちゃん……」
「大丈夫だ。俺、ちゃんとケンさんを納得させてやるから」
あたしの額に、遼ちゃんの唇が触れて、あたしは目を閉じた。
遼ちゃんのキスは、不思議。小さい頃から、遼ちゃんはあたしにキスをしてくれてた。泣きたい時も、苦しい時も、落ち込んだ時も、いつもあたしの中のモヤモヤを遼ちゃんのキスが取り除いてくれた。
遼ちゃんは、大人になるため。でもそこに、あたしの為って事も言ってくれた。
本当は、苦しくて悲しくて、やだやだって駄々っ子みたいに泣きたいけど。
唇が離れて、額がくっつけられた感触に、あたしは目を開けた。遼ちゃんのまっすぐな目が、あたしの視線とぶつかる。
「泣くな、俺はいつだってひよのところに飛んでくる」
うん、うん。でも、やっぱり涙が込み上げる。
「ほら、泣くなって言ったろ」
遼ちゃん、あたしのおでこに軽くデコピン。
「いたぁ」
手で額を押さえて睨むと、遼ちゃん、アハハと笑った。ギュって抱き締められて、また一緒にベッドに倒れ込んだ。
「ああっん、りょうちゃ……、ふ、ぁあっ」
全身を痺れさせる遼ちゃんの、キスの嵐が待っていた。
胸、揉まれながら、先っぽ吸われて。
「ふ、あっん」
全身、電気が流れたみたいな感覚に声を漏らして震えちゃう。
「あんんっ、遼ちゃん、遼ちゃん」
遼ちゃんの頭を抱き締める。
「ひあっ、んっ」
カラダが大きくびくんと震えた。
「だめ、あっ、ひああ、ん、んーーっ」
遼ちゃんのお指が、動くたびに、グチャグチャになる。
「ひよ、もっと?」
声が出なくて、うんうん、って息も絶え絶えに頷くだけのあたしに遼ちゃんキスをしてくれる。
ねえ、遼ちゃん。
本当は、もっと、もっと先に行きたいの。でも、遼ちゃんは絶対にしないの。
遼ちゃんを全身に感じて、あたしは腕をいっぱいに伸ばして抱き締める。
不安を搔き消すためなんだと思うの。誰も、遼ちゃんに触れたらいや。あたしの、あたしの遼ちゃんなの。
抱き締めて、遼ちゃんを感じて、あたしは涙を拭ってた。
「ひよ」
甘く呼ぶ声に、痺れて胸が痛くて、あたしはたまらなくなって遼ちゃんにもう一度強くしがみついた。
遼ちゃん、本当は、どこにもいかないで欲しいです。でも、遼ちゃんが大人になろうって決意したんだから、あたしだってーー。
……。あたしは、どうしたらいいのかな。
「ひよ、ほら」
遼ちゃんに起こされて、あたしは目をこすりながら起き上がった。
まだ薄暗いお部屋。遼ちゃんは、東側の窓のブラインドを開けてくれた。微かなオレンジ色の光があたしのいるベッドのところに差しこむ。あたしは眩しくて目を細めた。
壁に掛かる時計を見たら、間もなく6時半。窓際でタバコを吸う遼ちゃんは、上半身は何も着てなくて、下はスエットです。
「遼ちゃん、寒くないの?」
あたしは起き上がったけど、ブランケットにくるまったままです。
「ちょっと寒い」と笑った遼ちゃんはオレンジ色の光に包まれてて、タバコの煙がふわりと舞った。
胸が、ドキン。遼ちゃんは、やっぱり、カッコいい。
朝焼けの光が徐々に強くなって、お部屋が少しずつ明るくなる。
「ひよ、そこから見えるか?」
うん、見えるよ。
顔の前に手をかざして窓の外を見る遼ちゃんと、その向こうに微かに見える富士山と……顔を出した初日の出。
大きな、赤い真ん丸。綺麗――。
逆光になる遼ちゃんにも、胸が、きゅう、って締め付けられる。こっちを向いた遼ちゃんが、富士山の方を指さしてニッと笑って言う。
「あそこに、ケンさんがいる」
「あ」
あたしは、アハハと笑った。
「そう考えたら、なんだか不思議」
そうだな、って楽しそうに言いながら、遼ちゃんは手に持っていた灰皿でタバコをもみ消した。
「遼ちゃん」
あたしは、思わず遼ちゃんに手を伸ばした。遼ちゃん、優しく笑って傍に来て、あたしが伸ばした手を取ってくれた。
「どうした?」
「遼ちゃん、もう一回〝なかよし〟して?」
遼ちゃんに、触れていたい。遼ちゃんに、抱きしめてて欲しい。
「遼ちゃん、今年もたくさん〝なかよし〟してくれる?」
「もちろん、と言いたいとこだけど」
遼ちゃん、あたしの隣に座った。
〝だけど〟?
胸が、ドクンッと鳴った。
あたしが、不安気に見上げると遼ちゃん、肩を竦めてちょっと困ったお顔をした。
「遼ちゃん?」
遼ちゃん、あたしを抱いて真っ直ぐに目を見た。
「ひよ」
あたしは、遼ちゃんの次の言葉を怖がってる。
唇をギュッと噛んで首を振った。
「ひよ、聞いて」
遼ちゃんの大きな手がああたしの顔を包み込んだ。
目と目をしっかりと合わせて、遼ちゃんが静かに言った。
「ひよ、ケンさんから聞いた?」
涙がボロッとこぼれ落ちた。あたしは、頷く。遼ちゃんが何の事を言っているのか、分かっちゃったから。
遼ちゃんが言わなくても、パパが話していた事が間違いではなくて本当なんだって分かっちゃったから。
遼ちゃんの言いたい事、あたし、分かるもん。遼ちゃんのお顔を見たら、分かるもん。
真剣で、真っ直ぐで。あたしに、大事な事を話そうとしているんだって。遼ちゃんのそのお顔は、大事な事を決意したお顔だもん。
「やだ……、よ」
「ひよ」
やだもん、やだもん。遼ちゃんが、手を伸ばしたら直ぐに届くところに遼ちゃんがいない世界なんて、あたしやだもん!
声を上げて泣き出す寸前、遼ちゃんに強く抱き締められた。直ぐに唇が触れ合って、長い長いキスをして。
「ひよ」
もう一度、遼ちゃんが優しく呼ぶ。
「俺だって、一時もひよのそばを離れたくないんだよ」
見つめる遼ちゃんの目が、ちょっと苦しげに見えて胸がキュッと締まった。
遼ちゃんも同じなの? だったらどうして、出て行っちゃうの?
あたしの、声にならない言葉を遼ちゃんは聞いてくれたみたいだった。柔らかに微笑んで頭を撫でて、静かに言う。
「あのな、ひよ。俺、もう一段上の大人にならないといけないんだ。今のままじゃ、俺、ひよから見たら大人かもしんねえけど、まだまだ〝自立〟出来てない。誰もが認める大人にならねえと」
それは、遼ちゃんの決意。強くって、逞しいのに、もっともっと大人になろうとしている遼ちゃんの。
「ひよを守れる男にならねえと、ケンさんだって認めてくんねえだろ」
遼ちゃん、ニッと笑った。
「遼ちゃん……」
「大丈夫だ。俺、ちゃんとケンさんを納得させてやるから」
あたしの額に、遼ちゃんの唇が触れて、あたしは目を閉じた。
遼ちゃんのキスは、不思議。小さい頃から、遼ちゃんはあたしにキスをしてくれてた。泣きたい時も、苦しい時も、落ち込んだ時も、いつもあたしの中のモヤモヤを遼ちゃんのキスが取り除いてくれた。
遼ちゃんは、大人になるため。でもそこに、あたしの為って事も言ってくれた。
本当は、苦しくて悲しくて、やだやだって駄々っ子みたいに泣きたいけど。
唇が離れて、額がくっつけられた感触に、あたしは目を開けた。遼ちゃんのまっすぐな目が、あたしの視線とぶつかる。
「泣くな、俺はいつだってひよのところに飛んでくる」
うん、うん。でも、やっぱり涙が込み上げる。
「ほら、泣くなって言ったろ」
遼ちゃん、あたしのおでこに軽くデコピン。
「いたぁ」
手で額を押さえて睨むと、遼ちゃん、アハハと笑った。ギュって抱き締められて、また一緒にベッドに倒れ込んだ。
「ああっん、りょうちゃ……、ふ、ぁあっ」
全身を痺れさせる遼ちゃんの、キスの嵐が待っていた。
胸、揉まれながら、先っぽ吸われて。
「ふ、あっん」
全身、電気が流れたみたいな感覚に声を漏らして震えちゃう。
「あんんっ、遼ちゃん、遼ちゃん」
遼ちゃんの頭を抱き締める。
「ひあっ、んっ」
カラダが大きくびくんと震えた。
「だめ、あっ、ひああ、ん、んーーっ」
遼ちゃんのお指が、動くたびに、グチャグチャになる。
「ひよ、もっと?」
声が出なくて、うんうん、って息も絶え絶えに頷くだけのあたしに遼ちゃんキスをしてくれる。
ねえ、遼ちゃん。
本当は、もっと、もっと先に行きたいの。でも、遼ちゃんは絶対にしないの。
遼ちゃんを全身に感じて、あたしは腕をいっぱいに伸ばして抱き締める。
不安を搔き消すためなんだと思うの。誰も、遼ちゃんに触れたらいや。あたしの、あたしの遼ちゃんなの。
抱き締めて、遼ちゃんを感じて、あたしは涙を拭ってた。
「ひよ」
甘く呼ぶ声に、痺れて胸が痛くて、あたしはたまらなくなって遼ちゃんにもう一度強くしがみついた。
遼ちゃん、本当は、どこにもいかないで欲しいです。でも、遼ちゃんが大人になろうって決意したんだから、あたしだってーー。
……。あたしは、どうしたらいいのかな。
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