6 / 35
LOVEとLIKE
3
しおりを挟む
今日は日曜日。早速私は菜緒を家に招いた。
「相変わらず、すごい家ね。いつ来ても慣れないわ」
「私の部屋もでしょ」
私の部屋はフリルばっかり。なぜかと言うと、お母さんが全てデザインしたからだ。別に嫌ではないんだけどね。
「それで、何かあったんでしょう。何年一緒にいると思ってんの」
ですよねー。
私は明に関すること全て伝えた。
「こよみ」
「なに?」
「こよみって、頭良いんだよね。でも、天然だよね。それも極度の」
「…??」
すると菜緒は大きなため息をひとつ。
「いや、私があんまり人と関わってきてなかったから悪いんだよね」
「そういうことじゃないの、こよみ。こういうのは自分で気づくものなんだけど…こよみは言わないと一生わからないままなきがするから言うけど……。それって、恋でしょ」
濃い、鯉、故意、乞い…恋??
「え、恋?私が?明に…?」
いやいや、明を好きとかありえない。だって私は…
「自覚したらそっからは速いよ。
認めなよ。まあ、私はヒントをあげただけだから、あとは自分で考えなさい?」
「わかった…」
いや、ここでわかったって言ってしまってはダメだろう!私が明のこと好きみたいではないか。無理…苦手………なはずですよっ?!
「じゃあ明日ね」
「わかった」
明日も学校か…。また、明に会うんだよね…。やだな
____でも、その“明日”が私の人生をひっくり返すなんてことは、神様しか知らない____
「相変わらず、すごい家ね。いつ来ても慣れないわ」
「私の部屋もでしょ」
私の部屋はフリルばっかり。なぜかと言うと、お母さんが全てデザインしたからだ。別に嫌ではないんだけどね。
「それで、何かあったんでしょう。何年一緒にいると思ってんの」
ですよねー。
私は明に関すること全て伝えた。
「こよみ」
「なに?」
「こよみって、頭良いんだよね。でも、天然だよね。それも極度の」
「…??」
すると菜緒は大きなため息をひとつ。
「いや、私があんまり人と関わってきてなかったから悪いんだよね」
「そういうことじゃないの、こよみ。こういうのは自分で気づくものなんだけど…こよみは言わないと一生わからないままなきがするから言うけど……。それって、恋でしょ」
濃い、鯉、故意、乞い…恋??
「え、恋?私が?明に…?」
いやいや、明を好きとかありえない。だって私は…
「自覚したらそっからは速いよ。
認めなよ。まあ、私はヒントをあげただけだから、あとは自分で考えなさい?」
「わかった…」
いや、ここでわかったって言ってしまってはダメだろう!私が明のこと好きみたいではないか。無理…苦手………なはずですよっ?!
「じゃあ明日ね」
「わかった」
明日も学校か…。また、明に会うんだよね…。やだな
____でも、その“明日”が私の人生をひっくり返すなんてことは、神様しか知らない____
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
靴屋の娘と三人のお兄様
こじまき
恋愛
靴屋の看板娘だったデイジーは、母親の再婚によってホークボロー伯爵令嬢になった。ホークボロー伯爵家の三兄弟、長男でいかにも堅物な軍人のアレン、次男でほとんど喋らない魔法使いのイーライ、三男でチャラい画家のカラバスはいずれ劣らぬキラッキラのイケメン揃い。平民出身のにわか伯爵令嬢とお兄様たちとのひとつ屋根の下生活。何も起こらないはずがない!?
※小説家になろうにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる