13 / 18
13 容赦はない
しおりを挟む
楓くんは舌を指がわりにして俺の尻を弄り回した後、手際よく己の巨根にコンドームを付けた。
俺は半分意識が飛んでいてコンドーム装着に気が付かなかったが、突然持ち上げられた腰に意識を引き戻される。
恐る恐る、壊れた人形のように後ろを振り向くと超笑顔の楓くんと目があった。
「あ、戻ってきた?じゃあ、挿れるね。」
「い、いれる、ってそれを・・・?は、入らな、ああっ、」
「・・・っ、力ぬい、て、元。締めす、ぎ。気持ち良すぎる・・・」
「~~っ、はっ、はあっ、あ、ああっ、」
ぐぐぐ、とゆっくり巨大なモノが俺の中に入ってきて、前立腺を刺激する。
圧迫感と強すぎる刺激が体中を駆け抜けて、だらしなく開いた口からまた涎が垂れた。
一方、楓くんも楓くんで、苦しそうな息遣い。
「気持ち良すぎる」と呟いて、恍惚とした表情を浮かべる楓くんに勝手にキュッと中が絞まった。
「・・・煽ったのは元だからね・・・?」
「?!あ、煽って、ない!ま、ま、待って!ん、ああっ、」
ぐぽんっと凶悪な音をあげ、楓くんの巨根を全て飲み込んだ。
体の中から込み上げるように快感が押し寄せてきて、痙攣が止まらない。
そんな中、楓くんはゆっくりと抽送をはじめた。
大量にかけられたローションが、ねちゃねちゃ、といやらしい音をたてる。
俺はもう碌に言葉が出なかった。
辛うじて出てくるのは決して可愛げのない喘ぎ声だけ。
頭の中はずっとピリピリ電流が流れているみたいだった。
「はじ、め。はじめっ、愛してるっ、好きだっ、好きだっ、」
楓くんは顔に似合わない巨根による抽送を止めることなく、永遠と俺に愛の言葉を与え続けている。
碌な言葉が出てこない代わりに、俺の中がまた締まった。
すると突然抽送のスピードが速くなる。
楓くんの腰と俺の尻がぶつかって、ぱちゅ、ぱちゅ、とAVでしか聞いたことのない音を上げる。
最後に思いっきり腰をぶつけられた後、楓くんが中で震えたのが分かった。
波打ったように動いたその僅かな刺激で俺もまた体の痙攣が止まらない。
楓くんは俺の背中にのし掛かると、ちゅ、ちゅ、キスを落とす。
「あと何回できるかな」と恐ろしく妖艶な声が弾むのを聞いて、俺は痙攣とは違う震えをこぼした。
俺は半分意識が飛んでいてコンドーム装着に気が付かなかったが、突然持ち上げられた腰に意識を引き戻される。
恐る恐る、壊れた人形のように後ろを振り向くと超笑顔の楓くんと目があった。
「あ、戻ってきた?じゃあ、挿れるね。」
「い、いれる、ってそれを・・・?は、入らな、ああっ、」
「・・・っ、力ぬい、て、元。締めす、ぎ。気持ち良すぎる・・・」
「~~っ、はっ、はあっ、あ、ああっ、」
ぐぐぐ、とゆっくり巨大なモノが俺の中に入ってきて、前立腺を刺激する。
圧迫感と強すぎる刺激が体中を駆け抜けて、だらしなく開いた口からまた涎が垂れた。
一方、楓くんも楓くんで、苦しそうな息遣い。
「気持ち良すぎる」と呟いて、恍惚とした表情を浮かべる楓くんに勝手にキュッと中が絞まった。
「・・・煽ったのは元だからね・・・?」
「?!あ、煽って、ない!ま、ま、待って!ん、ああっ、」
ぐぽんっと凶悪な音をあげ、楓くんの巨根を全て飲み込んだ。
体の中から込み上げるように快感が押し寄せてきて、痙攣が止まらない。
そんな中、楓くんはゆっくりと抽送をはじめた。
大量にかけられたローションが、ねちゃねちゃ、といやらしい音をたてる。
俺はもう碌に言葉が出なかった。
辛うじて出てくるのは決して可愛げのない喘ぎ声だけ。
頭の中はずっとピリピリ電流が流れているみたいだった。
「はじ、め。はじめっ、愛してるっ、好きだっ、好きだっ、」
楓くんは顔に似合わない巨根による抽送を止めることなく、永遠と俺に愛の言葉を与え続けている。
碌な言葉が出てこない代わりに、俺の中がまた締まった。
すると突然抽送のスピードが速くなる。
楓くんの腰と俺の尻がぶつかって、ぱちゅ、ぱちゅ、とAVでしか聞いたことのない音を上げる。
最後に思いっきり腰をぶつけられた後、楓くんが中で震えたのが分かった。
波打ったように動いたその僅かな刺激で俺もまた体の痙攣が止まらない。
楓くんは俺の背中にのし掛かると、ちゅ、ちゅ、キスを落とす。
「あと何回できるかな」と恐ろしく妖艶な声が弾むのを聞いて、俺は痙攣とは違う震えをこぼした。
62
あなたにおすすめの小説
氷の支配者と偽りのベータ。過労で倒れたら冷徹上司(銀狼)に拾われ、極上の溺愛生活が始まりました。
水凪しおん
BL
オメガであることを隠し、メガバンクで身を粉にして働く、水瀬湊。
※この作品には、性的描写の表現が含まれています。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
過労と理不尽な扱いで、心身ともに限界を迎えた夜、彼を救ったのは、冷徹で知られる超エリートα、橘蓮だった。
「君はもう、頑張らなくていい」
――それは、運命の番との出会い。
圧倒的な庇護と、独占欲に戸惑いながらも、湊の凍てついた心は、次第に溶かされていく。
理不尽な会社への華麗なる逆転劇と、極上に甘いオメガバース・オフィスラブ!
借金のカタで二十歳上の実業家に嫁いだΩ。鳥かごで一年過ごすだけの契約だったのに、氷の帝王と呼ばれた彼に激しく愛され、唯一無二の番になる
水凪しおん
BL
名家の次男として生まれたΩ(オメガ)の青年、藍沢伊織。彼はある日突然、家の負債の肩代わりとして、二十歳も年上のα(アルファ)である実業家、久遠征四郎の屋敷へと送られる。事実上の政略結婚。しかし伊織を待ち受けていたのは、愛のない契約だった。
「一年間、俺の『鳥』としてこの屋敷で静かに暮らせ。そうすれば君の家族は救おう」
過去に愛する番を亡くし心を凍てつかせた「氷の帝王」こと征四郎。伊織はただ美しい置物として鳥かごの中で生きることを強いられる。しかしその瞳の奥に宿る深い孤独に触れるうち、伊織の心には反発とは違う感情が芽生え始める。
ひたむきな優しさは、氷の心を溶かす陽だまりとなるか。
孤独なαと健気なΩが、偽りの契約から真実の愛を見出すまでの、切なくも美しいシンデレラストーリー。
【完結】相談する相手を、間違えました
ryon*
BL
長い間片想いしていた幼なじみの結婚を知らされ、30歳の誕生日前日に失恋した大晴。
自棄になり訪れた結婚相談所で、高校時代の同級生にして学内のカースト最上位に君臨していた男、早乙女 遼河と再会して・・・
***
執着系美形攻めに、あっさりカラダから堕とされる自称平凡地味陰キャ受けを書きたかった。
ただ、それだけです。
***
他サイトにも、掲載しています。
てんぱる1様の、フリー素材を表紙にお借りしています。
***
エブリスタで2022/5/6~5/11、BLトレンドランキング1位を獲得しました。
ありがとうございました。
***
閲覧への感謝の気持ちをこめて、5/8 遼河視点のSSを追加しました。
ちょっと闇深い感じですが、楽しんで頂けたら幸いです(*´ω`*)
***
2022/5/14 エブリスタで保存したデータが飛ぶという不具合が出ているみたいで、ちょっとこわいのであちらに置いていたSSを念のためこちらにも転載しておきます。
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
冷血宰相の秘密は、ただひとりの少年だけが知っている
春夜夢
BL
「――誰にも言うな。これは、お前だけが知っていればいい」
王国最年少で宰相に就任した男、ゼフィルス=ル=レイグラン。
冷血無慈悲、感情を持たない政の化け物として恐れられる彼は、
なぜか、貧民街の少年リクを城へと引き取る。
誰に対しても一切の温情を見せないその男が、
唯一リクにだけは、優しく微笑む――
その裏に隠された、王政を揺るがす“とある秘密”とは。
孤児の少年が踏み入れたのは、
権謀術数渦巻く宰相の世界と、
その胸に秘められた「決して触れてはならない過去」。
これは、孤独なふたりが出会い、
やがて世界を変えていく、
静かで、甘くて、痛いほど愛しい恋の物語。
【BL】捨てられたSubが甘やかされる話
橘スミレ
BL
渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。
もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。
オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。
ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。
特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。
でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。
理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。
そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!
アルファポリス限定で連載中
二日に一度を目安に更新しております
僕に双子の義兄が出来まして
サク
BL
この度、この僕に双子の義兄が出来ました。もう、嬉し過ぎて自慢しちゃうよ。でも、自慢しちゃうと、僕の日常が壊れてしまう気がするほど、その二人は人気者なんだよ。だから黙って置くのが、吉と見た。
そんなある日、僕は二人の秘密を知ってしまった。ん?知っているのを知られてしまった?が正しいかも。
ごめんよ。あの時、僕は焦っていたんだ。でもね。僕の秘密もね、共有して、だんだん仲良くなったんだよ。
…仲良くなったと、そう信じている。それから、僕の日常は楽しく、幸せな日々へと変わったんだ。そんな僕の話だよ。
え?内容紹介が内容紹介になってないって?気にしない、気にしない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる