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1章 異世界転移は無理難題
1-26 俺、ネタ晴らしをするようです
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まぁ、簡単にネタ晴らしすると、俺が計画を練って、アルバート様がそれを全面的に協力してくれた結果。豚とゆかいな仲間たちを一網打尽にしたというわけだ。詳しく説明していこう。
それなりにアルバート様と仲良くなり、そこそこ信頼してくれるようになったと感じた俺は、まずココのことを打ち明けることにした。獣人の子供で奴隷として売られていたこと、生贄として森の祭壇に放置(邪神うんたらのくだりは伏せた)されていたこと。アルバート様は驚きながらも俺の話を信じてくれた。
ようは、森に最寄りの、このサスラの街に違法な奴隷商が紛れ込んでいる可能性があることを示唆したわけだ。アルバート様も独自の調査で犯罪組織がサスラにも入り込んでいることを掴んでいた。俺の話とそれが一致するかはわからないけど、可能ならば排除したいと意見が一致。さらに、ゴルゴンというめちゃくちゃ怪しい(これは俺の勘)やつもいた。今がチャンスなんじゃ? と思ったわけだな。
こういうのを調べるなら囮が一番。しかし、囮調査するにしても誰が適任か? 結論的にはココになったわけだが、これには揉めた。囮は危険な仕事、子供のココにはとても任せられない。だが、ココは自分がやると言ってきかなった。渋々だが、聖印をココに隠し持たせて、シオンをつけることで了承。これで居場所は常に把握できるし、アルバート様に頼んで護衛も付けてもらった。危なくなりそうなら、即介入して助ける手はずだ。
ちなみに護衛は執事のおっさんだった。初めて来たときに居た筋肉ムキムキのやつな。このヒト、領主様とマルスさんの元傭兵時代の同僚だったらしい。どうりで顔が厳ついわけだ。側近だけあって、このおっさんもかなりのやり手だそうで。何で執事してん……服もぱつんぱつんだし。
あとは態と隙を作って仕込むだけなのだが、正直、ココの身が本当に安全なのか気が気でなった。ココが連れていかれた日の演技に、かなり真剣味が入っているのはそのためだ。
ココが潜伏して、どうやらすぐにどうこうなるようなこともなさそうな報告受けて、初めて少しだけほっとした。いや、無事に帰ってくるまで依然として予断は許されないのだが。
案の定、犯人から手紙が来て、フェリア様の身柄要求があった。ついでに最近ゴルゴンの姿も見えなくなった。こいつ頭は大丈夫か? 今のタイミングで消えたら、あからさまに怪しいのが丸わかりだろ。そして、ゴルゴンが組織に合流したとの報告を受ける。こいつ、益々バカだろ……。
正直、アジトの状態はお粗末極まりなかった。まぁ、|姿が見えない(・・・・・・)シオンが偵察しているのだから、相手からしたら警戒しても無駄な足掻きだった。何から何まで相手の情報が筒抜けでイージーモード過ぎた。情報戦大事。
さて、仕込みが終わり、作戦はいつどこで誰が聞いているかわからない。漏えい防止のため、重要なことは筆談として、どうしても話さなければならない内容はシオンを中継して、俺、ココ、アルバート様だけで話し合った。あとは、約束の日になるまで適当に演技をして時間を潰すだけだ。
約束の日の当日、ゴルゴンと他数名がアジトを出発したのと連絡が入った。それと同時に、街にいる見張り役を仕留める。そして、俺たちも2手に分かれて行動を始めた。ミッションスタートだ。
俺とフェリア様は取引現場に、アルバート様たちはアジトに。アルバート様はアジトを殲滅して、ココを救出したら、俺たちに合流の予定。俺たちはゆっくりゆっくり歩いて時間を稼ぐだけのお仕事。
あとは現場に駆け付けたアルバート様たちと残党を狩って御終い。これからアルバート様たちは尋問して、協力者や関係者を洗い出して殲滅をしないといけないのだが、それは彼らに任せよう。俺たちが協力できるのはここまでだ。
それにしても信者を増やす旅なのに、俺たちは一体何をしているのだろうか……。信者は一向に増えないどころか、サスラの街で布教もままならない。うまくいかないもんだなー。
それなりにアルバート様と仲良くなり、そこそこ信頼してくれるようになったと感じた俺は、まずココのことを打ち明けることにした。獣人の子供で奴隷として売られていたこと、生贄として森の祭壇に放置(邪神うんたらのくだりは伏せた)されていたこと。アルバート様は驚きながらも俺の話を信じてくれた。
ようは、森に最寄りの、このサスラの街に違法な奴隷商が紛れ込んでいる可能性があることを示唆したわけだ。アルバート様も独自の調査で犯罪組織がサスラにも入り込んでいることを掴んでいた。俺の話とそれが一致するかはわからないけど、可能ならば排除したいと意見が一致。さらに、ゴルゴンというめちゃくちゃ怪しい(これは俺の勘)やつもいた。今がチャンスなんじゃ? と思ったわけだな。
こういうのを調べるなら囮が一番。しかし、囮調査するにしても誰が適任か? 結論的にはココになったわけだが、これには揉めた。囮は危険な仕事、子供のココにはとても任せられない。だが、ココは自分がやると言ってきかなった。渋々だが、聖印をココに隠し持たせて、シオンをつけることで了承。これで居場所は常に把握できるし、アルバート様に頼んで護衛も付けてもらった。危なくなりそうなら、即介入して助ける手はずだ。
ちなみに護衛は執事のおっさんだった。初めて来たときに居た筋肉ムキムキのやつな。このヒト、領主様とマルスさんの元傭兵時代の同僚だったらしい。どうりで顔が厳ついわけだ。側近だけあって、このおっさんもかなりのやり手だそうで。何で執事してん……服もぱつんぱつんだし。
あとは態と隙を作って仕込むだけなのだが、正直、ココの身が本当に安全なのか気が気でなった。ココが連れていかれた日の演技に、かなり真剣味が入っているのはそのためだ。
ココが潜伏して、どうやらすぐにどうこうなるようなこともなさそうな報告受けて、初めて少しだけほっとした。いや、無事に帰ってくるまで依然として予断は許されないのだが。
案の定、犯人から手紙が来て、フェリア様の身柄要求があった。ついでに最近ゴルゴンの姿も見えなくなった。こいつ頭は大丈夫か? 今のタイミングで消えたら、あからさまに怪しいのが丸わかりだろ。そして、ゴルゴンが組織に合流したとの報告を受ける。こいつ、益々バカだろ……。
正直、アジトの状態はお粗末極まりなかった。まぁ、|姿が見えない(・・・・・・)シオンが偵察しているのだから、相手からしたら警戒しても無駄な足掻きだった。何から何まで相手の情報が筒抜けでイージーモード過ぎた。情報戦大事。
さて、仕込みが終わり、作戦はいつどこで誰が聞いているかわからない。漏えい防止のため、重要なことは筆談として、どうしても話さなければならない内容はシオンを中継して、俺、ココ、アルバート様だけで話し合った。あとは、約束の日になるまで適当に演技をして時間を潰すだけだ。
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あとは現場に駆け付けたアルバート様たちと残党を狩って御終い。これからアルバート様たちは尋問して、協力者や関係者を洗い出して殲滅をしないといけないのだが、それは彼らに任せよう。俺たちが協力できるのはここまでだ。
それにしても信者を増やす旅なのに、俺たちは一体何をしているのだろうか……。信者は一向に増えないどころか、サスラの街で布教もままならない。うまくいかないもんだなー。
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