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2章 異世界転移は駄目神の思惑
2-7 俺、盗賊ごっこをした一味を引き取るようです③
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次の日の朝、起きてご飯の支度をしようとしたら、子供たちが続々と起きてきた。ココもそうだけど、目覚まし無しでよくきっちり起きれるものだ。感心する。
「あの、何か手伝えることはありませんか?」
メルが代表して聞いてきたので、薪を集めてもらうことにした。ココさんや、引率してやってくださいな。ついでにあれば野草を取ってきてくれ。
8人もいるからあっという間に集まった。朝ごはんを作って全員で食べる。そろそろ何か食材を調達したい。俺は兎も角として、子供たちに毎回毎回、米とジャーキーと野草だけだと栄養がやばい気がする。美味いって言ってくれるのは嬉しいんだが。
朝ごはんを食べていたら、なぜかケインたちがやってきた。話を聞いたら、途中で馬車を降りた俺たちのことが心配になって、護衛の仕事を終わらせてから戻ってきたらしい。ついでに芋などの保存の効く食材を買って持ってきてくれた。マジで感謝。お礼は何にするか考えていたら何か美味しい物を作ってくれればいいそうだ。
ちなみにシオンが最近何も言わないから不思議に思う読者の方も多いと思う。実は昨日からシオンはダブリスの街を偵察に行っているのだ。神を使い走りにするなんて罰当たりな、とか思った諸君、使えるものは何でも使うのが俺の流儀だ!
(ケインたちはたぶん白ですね~、普通の冒険者だと思います。多少は内に秘めるものがある気がしますけど、行動自体に怪しいところはありません。ダブリスの街もそんなに危ない感じではありませんでした。ハジメが1人で行っても注意すれば問題ないでしょう~)
そして、さっきケインたちを堂々とすぐ後ろから尾行しながら一緒に帰ってきた。いくら姿が見えないからと言って、さすがに俺でもアレは真似できないわ。
ケインたちが食材を持ってきてくれたから、ダブリスの街へすぐに調達に行かなくてもよくなってしまった。街へ行くのは明日からにして、今日は予定の確認と料理かな。今まで作りたくても作れなかった、禁断のアレを作るぜ。ケインたちへのお礼にもなるしな。
「ハジメ、何を作ってるんだい?」
「これですか? ケインさんたちが食材仕入れてきてくれたので、やっと作りたかった料理ができるようになったんです。ちょっと作るのに時間がかかりますけど、楽しみにしていてくださいね」
そう言って芋などの野菜を洗って切っていく。子供たちは例によって薪ひろいをお願いした。子供だけだと少し心配だけど、アイルさんがついて行ってくれたから安心だ。
「ハジメ~、なぜか目がしぱしぱして涙が出ます~」
ココが涙を流しながらタマネギのような野菜を切っている。うん、まぁそうなるよね……。料理のために我慢してくれ。
その後も2人でえぐえぐと泣きながらタマネギを切り終えた。切った野菜を鍋に投入して火を入れる。ケインたちを入れると10人前以上だから量も多くて大変だ。もう給食か!? っていう勢いで作る。子供たちを引き取ってから、寸胴を取り寄せてよかった。
「ハジメ、肉はこんな感じでいいのかい? まだ表面だけしか焼けてないけど?」
「十分です、ありがとうございます。あとは煮込むので大丈夫です」
ケインたちには肉を串に刺して軽く焼いてもらっていた。野菜が炒め終ったら、鍋に水を満たして、肉も入れて火をかける。これでしばらく時間ができる。
「明日なんですけど、ダブリスの街へ行って必要なものを買おうかと思うんですよね。それでケインさんたちは、ココと一緒に子供たちの面倒を見ててもらえませんか?」
「まさか、1人でダブリスに行く気かい? そうか、獣人族をダブリスに連れていくわけにもいかないか……」
「ええ、子供たちには窮屈な生活になるので、ダブリスで買い物をしたらすぐ移動しようかと思ってますけどね。まぁ1人でも問題ないかなと、買い物するだけですし」
「それならエリンを連れていきな。こっちは私とアイルで十分だ」
ケインたちの好意で、明日はエリンとダブリスの街へ行くことになった。
「あの、何か手伝えることはありませんか?」
メルが代表して聞いてきたので、薪を集めてもらうことにした。ココさんや、引率してやってくださいな。ついでにあれば野草を取ってきてくれ。
8人もいるからあっという間に集まった。朝ごはんを作って全員で食べる。そろそろ何か食材を調達したい。俺は兎も角として、子供たちに毎回毎回、米とジャーキーと野草だけだと栄養がやばい気がする。美味いって言ってくれるのは嬉しいんだが。
朝ごはんを食べていたら、なぜかケインたちがやってきた。話を聞いたら、途中で馬車を降りた俺たちのことが心配になって、護衛の仕事を終わらせてから戻ってきたらしい。ついでに芋などの保存の効く食材を買って持ってきてくれた。マジで感謝。お礼は何にするか考えていたら何か美味しい物を作ってくれればいいそうだ。
ちなみにシオンが最近何も言わないから不思議に思う読者の方も多いと思う。実は昨日からシオンはダブリスの街を偵察に行っているのだ。神を使い走りにするなんて罰当たりな、とか思った諸君、使えるものは何でも使うのが俺の流儀だ!
(ケインたちはたぶん白ですね~、普通の冒険者だと思います。多少は内に秘めるものがある気がしますけど、行動自体に怪しいところはありません。ダブリスの街もそんなに危ない感じではありませんでした。ハジメが1人で行っても注意すれば問題ないでしょう~)
そして、さっきケインたちを堂々とすぐ後ろから尾行しながら一緒に帰ってきた。いくら姿が見えないからと言って、さすがに俺でもアレは真似できないわ。
ケインたちが食材を持ってきてくれたから、ダブリスの街へすぐに調達に行かなくてもよくなってしまった。街へ行くのは明日からにして、今日は予定の確認と料理かな。今まで作りたくても作れなかった、禁断のアレを作るぜ。ケインたちへのお礼にもなるしな。
「ハジメ、何を作ってるんだい?」
「これですか? ケインさんたちが食材仕入れてきてくれたので、やっと作りたかった料理ができるようになったんです。ちょっと作るのに時間がかかりますけど、楽しみにしていてくださいね」
そう言って芋などの野菜を洗って切っていく。子供たちは例によって薪ひろいをお願いした。子供だけだと少し心配だけど、アイルさんがついて行ってくれたから安心だ。
「ハジメ~、なぜか目がしぱしぱして涙が出ます~」
ココが涙を流しながらタマネギのような野菜を切っている。うん、まぁそうなるよね……。料理のために我慢してくれ。
その後も2人でえぐえぐと泣きながらタマネギを切り終えた。切った野菜を鍋に投入して火を入れる。ケインたちを入れると10人前以上だから量も多くて大変だ。もう給食か!? っていう勢いで作る。子供たちを引き取ってから、寸胴を取り寄せてよかった。
「ハジメ、肉はこんな感じでいいのかい? まだ表面だけしか焼けてないけど?」
「十分です、ありがとうございます。あとは煮込むので大丈夫です」
ケインたちには肉を串に刺して軽く焼いてもらっていた。野菜が炒め終ったら、鍋に水を満たして、肉も入れて火をかける。これでしばらく時間ができる。
「明日なんですけど、ダブリスの街へ行って必要なものを買おうかと思うんですよね。それでケインさんたちは、ココと一緒に子供たちの面倒を見ててもらえませんか?」
「まさか、1人でダブリスに行く気かい? そうか、獣人族をダブリスに連れていくわけにもいかないか……」
「ええ、子供たちには窮屈な生活になるので、ダブリスで買い物をしたらすぐ移動しようかと思ってますけどね。まぁ1人でも問題ないかなと、買い物するだけですし」
「それならエリンを連れていきな。こっちは私とアイルで十分だ」
ケインたちの好意で、明日はエリンとダブリスの街へ行くことになった。
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