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2章 異世界転移は駄目神の思惑
2-9 とある女冒険者たち、これからの道を決めるそうです
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例の盗賊事件以来、何も起こることはなく、無事にダブリスの街に着いた。ダブリスの門で手続きをして街の中に入り、商人のお店まで護衛して依頼は完了したことになる。後は、依頼主から依頼書に署名をもらって、一緒に冒険者ギルドまで報告に行くだけだ。
それにしても何でハジメはあんなことをしたんだろう? 私たちには理由がよくわからない。でも、一刻も早くダブリスでのやることを終えて、ハジメに合流したいと思っている。それが今の私たちのパーティーの総意だ。
最初は領主様から依頼をもらって護衛するだけの仕事のはずだった。でも、ハジメと一緒に過ごすうちに、もっと彼らと一緒に居たいという想いが湧き出てきた。男にこんな感情を抱くなんて初めてだった。でも、恋かと言われるとそれは違うような気がする。
私たちが焦っているのがわかるのか、店に着くなりすぐに依頼主とギルドへ向かうことになった。ありがたい。ギルドで完了手続きをして報酬を受け取る。最後に依頼主からサスラの領主様とハジメによろしくと言われた。この人、どこまで知っているのかな?
ダブリスからサスラまでギルド経由で手紙を送る。勿論、内容はサスラの領主様への報告だ。事前に教えられた暗号を照らし合わせて、簡潔に結論だけを書き記す。もし、他人が読んでも主語がないから何を言っているのかわからないようになっている。
ギルドを出る時に、嫌な連中に声をかけられた。会うたびに私たちをパーティーに誘ってくる男たちだ。でも、何回誘われたとしても、入る気はさらさらないんだけど。今回もきっぱりと断っておく。しかも、断ったのに何が楽しいのかいつもニヤニヤ笑ってる。
というか、こいつらの視線が気持ち悪い。胸やらお尻やらを遠慮なくじろじろと見てくるものだから不快感がとてつもない。こいつらと同じパーティーになったら常にこんな状態になるのかと思うと、ぞっとする。絶対にごめんだ。
ハジメは私たちをそういう目で見てこない。最初は女として認識されていないのかな? って少し凹んだけど、そうでもないみたい。旅の間も、お湯が出せるからって毎日身体を拭くための分をくれたし、ご飯だって先にココちゃんと私たちの分をよそってくれる。この世界に、こんなに気を使ってくれる男がいるなんて思わなかった。
ダブリスで割と保存が効く食材を購入するために、3人で手分けして良さそうな野菜などを探す。これはハジメに渡す分だ。私たちは自分で作らないけど、ハジメに渡せば、また美味しい食べ物を作ってくれるかもしれない……とか思ったりしてないよ? 本当だよ?
次の日、朝早くダブリスを出発してハジメを発見した。ハジメたちはびっくりしてたけど、すぐに再会を喜んでくれた。嬉しい。お土産を渡したら、もっとすごく喜んでいた。これで今日から子供たちに良い物を食べさせられるって。何でそんな考え方ができるの?
ハジメが作ったのは黄土色をしたスープ? だった。見た目が……なんかちょっとアレだった。食べるのを躊躇してしまう。匂いはすごく良いんだけど。ハジメが片付けようとしたから慌てて止める。ハジメが作ったものなんだからきっとおいしいはず……きっと。
ハジメの料理、カレーを子供たちはすごい勢いでパクパクと食べていた。しかも全員無言だった。そんなにおいしいの? 心を決めて、一口食べる…………えっ!? 美味しい!? 何これ!?
それから食べ終わるまでの記憶がない。ハジメが言うには、皆無言で一心不乱に食べていたらしい。いつの間にか、お腹はいっぱいになったけど、まだまだ食べたくなる。そんな味の料理だった。
子供たちもお腹いっぱいになったのか、建物の中で食休みしている。この建物はハジメが設置したらしい。聞けば収納もできるらしい。何それ、そんな能力聞いたことないんだけど……。まぁ、ハジメは特別なのだろう。
これからハジメはダブリスで必要なものを揃えたら、どこかへ向かうらしい。ハジメのことだから子供たちに関係していそうだけど。私たちもついていけないかな? ちょっと提案してみよう。ハジメと一緒にいれば、これからも美味しい食べ物が食べれそうだから。
それにしても何でハジメはあんなことをしたんだろう? 私たちには理由がよくわからない。でも、一刻も早くダブリスでのやることを終えて、ハジメに合流したいと思っている。それが今の私たちのパーティーの総意だ。
最初は領主様から依頼をもらって護衛するだけの仕事のはずだった。でも、ハジメと一緒に過ごすうちに、もっと彼らと一緒に居たいという想いが湧き出てきた。男にこんな感情を抱くなんて初めてだった。でも、恋かと言われるとそれは違うような気がする。
私たちが焦っているのがわかるのか、店に着くなりすぐに依頼主とギルドへ向かうことになった。ありがたい。ギルドで完了手続きをして報酬を受け取る。最後に依頼主からサスラの領主様とハジメによろしくと言われた。この人、どこまで知っているのかな?
ダブリスからサスラまでギルド経由で手紙を送る。勿論、内容はサスラの領主様への報告だ。事前に教えられた暗号を照らし合わせて、簡潔に結論だけを書き記す。もし、他人が読んでも主語がないから何を言っているのかわからないようになっている。
ギルドを出る時に、嫌な連中に声をかけられた。会うたびに私たちをパーティーに誘ってくる男たちだ。でも、何回誘われたとしても、入る気はさらさらないんだけど。今回もきっぱりと断っておく。しかも、断ったのに何が楽しいのかいつもニヤニヤ笑ってる。
というか、こいつらの視線が気持ち悪い。胸やらお尻やらを遠慮なくじろじろと見てくるものだから不快感がとてつもない。こいつらと同じパーティーになったら常にこんな状態になるのかと思うと、ぞっとする。絶対にごめんだ。
ハジメは私たちをそういう目で見てこない。最初は女として認識されていないのかな? って少し凹んだけど、そうでもないみたい。旅の間も、お湯が出せるからって毎日身体を拭くための分をくれたし、ご飯だって先にココちゃんと私たちの分をよそってくれる。この世界に、こんなに気を使ってくれる男がいるなんて思わなかった。
ダブリスで割と保存が効く食材を購入するために、3人で手分けして良さそうな野菜などを探す。これはハジメに渡す分だ。私たちは自分で作らないけど、ハジメに渡せば、また美味しい食べ物を作ってくれるかもしれない……とか思ったりしてないよ? 本当だよ?
次の日、朝早くダブリスを出発してハジメを発見した。ハジメたちはびっくりしてたけど、すぐに再会を喜んでくれた。嬉しい。お土産を渡したら、もっとすごく喜んでいた。これで今日から子供たちに良い物を食べさせられるって。何でそんな考え方ができるの?
ハジメが作ったのは黄土色をしたスープ? だった。見た目が……なんかちょっとアレだった。食べるのを躊躇してしまう。匂いはすごく良いんだけど。ハジメが片付けようとしたから慌てて止める。ハジメが作ったものなんだからきっとおいしいはず……きっと。
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それから食べ終わるまでの記憶がない。ハジメが言うには、皆無言で一心不乱に食べていたらしい。いつの間にか、お腹はいっぱいになったけど、まだまだ食べたくなる。そんな味の料理だった。
子供たちもお腹いっぱいになったのか、建物の中で食休みしている。この建物はハジメが設置したらしい。聞けば収納もできるらしい。何それ、そんな能力聞いたことないんだけど……。まぁ、ハジメは特別なのだろう。
これからハジメはダブリスで必要なものを揃えたら、どこかへ向かうらしい。ハジメのことだから子供たちに関係していそうだけど。私たちもついていけないかな? ちょっと提案してみよう。ハジメと一緒にいれば、これからも美味しい食べ物が食べれそうだから。
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