俺様エリートは独占欲全開で愛と快楽に溺れさせる

春宮ともみ

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本編・第三部

169 *

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 カチャリ、と、無機質な音がした。オートロックが解錠され、自動ドアが開く。
 そのまま、ふたりでエレベーターに乗り込んで、智が玄関を開く。

「ただい、!?」

 先に玄関に足を踏み入れていた智が、私の腕を思い切り引っ張って私の身体を引き寄せ、噛みつくように私の唇を塞いだ。それと同時に、ドサリと大きな音をたてて智のビジネスバッグが玄関の床に落ち、カギを乱暴にガチャリと閉める音がする。

「知香」

 掠れた声で智が私の名前を呼んだ。真っ直ぐ貫く切れ長の瞳に劣情が滲む。

「ちょっ、ひゃぁ!?」

 さわさわと。智の熱く大きな手が私の背中に周り、つぅ、と、洋服越しに背筋をなぞる。なぞられた箇所から言いようのない感覚が広がり、思わず背中が反り返る。

「……いー声。唆るねぇ…」

 私の口紅が薄っすらとついた智の薄い唇が、ゆっくりとつり上がって……歪む。
 そのまま、ふたたび智は私の唇を蹂躙した。

「……ふぅっ……ん……んんん……」

 ぴちゃぴちゃと淫らな音が、する。智の舌が、私の前歯をなぞり、這わせ、私の舌を捕らえた。
 深く、甘く、私を快楽に溺れさせていく智のその行為に、徐々に身体の力が抜けていく。後頭部を捕らえられて、とん、と、ゆっくりと玄関の壁に背中を押し付けられる。

 息ができない。頭がぼぅっとする。

 するり、と、智の空いた手のひらが私のカットソーの裾から這わされて、肌を直接なぞっていく。パチンと音がして、胸元の締め付けが緩んだことで、智がブラジャーのホックを片手で外したのだと認識した。

 その行為が意味する智の行動の真意を、悟る。

「んんん!!っ、ん……っぅ」

 抗議の声を上げようとするものの、後頭部に回された智の手が私の唇を解放することを許さない。

(ちょっ、ここっ、玄関……っ)

 まさか玄関で襲われる日が来るとは思っていなかった。
 あまりの事態に、智の胸に両手をあてて智の身体を押しかえそうとするけれど、力で敵うはずもない。

 背中に回っていた熱い手のひらが、ふたつの膨らみに這わされて。やわやわと揉みしだかれる。

「んっ……っ、ぁ、ふ……」

 ぢゅ、と、大きな音を立てて唇が解放されて。つぅ、と、銀の糸が私たちを繋いでいる。智は繋がったままの銀糸もそのままに、私の左耳に唇を這わせた。ぞわり、と、なにかが背筋を這い上がってくる感覚にぎゅっと目を閉じて身悶える。

「…っうぁ……さ、とし、まって……」

 私の反応に智が甘く吐息を漏らしてわらった。

「相変わらず、耳、弱ぇのな?」

「っ……」



 智に左耳で囁かれると、身体の奥が否応なしに疼いていく。まるで、何かのスイッチが入ったみたいに。私の全てを支配されるスイッチが、パチンと音を立てて押されてしまう。



 それでも。

「ちょ、っとっ、帰って、きたっ……ばっか、だってばっ」

 そう、ここは未だ玄関。お風呂にも入っていないし、食事も取っていない。ふたりとも仕事から帰ってきたばかりなのだ。
 せめていろんな家事を終わらせてからにして欲しい。このまま襲われるにしても、百歩譲ってもゴムを置いているベッドで……いや、一万歩譲ってゴムが隠してあるはずのリビングでもいいから。

「せ、めて……部屋にっ……」

 力が入らない身体を懸命に叱咤して、ふるりと身体を捩じらせて智の腕の中から逃れようとするけれど。

「ん?玄関ここにもから、大丈夫だぞ?」

 くくっ、と。智が愉しそうに喉を鳴らして、私に視線を合わせる。ニヤリ、と。切れ長の瞳が、ひどく意地悪に歪んでいく。
 その表情の、直前に紡がれた言葉のを察して、さぁっと血の気が引く。

「えっ!?こ、ここ、にも!?嘘でしょ!?」

 そんなの知らない。この玄関も、これまで何度も隅々まで掃除したけれど、今までそんなの一度も見たこともない!

 私の、信じられない、というような表情に、智が呆れたように眉を顰めた。

「嘘じゃねぇって。ここにも隠してるに決まってんじゃん」

 智はそう口にして、するりとカットソーを捲りあげた。ブラジャーを外された膨らみが外気に触れて、そのひやりとした感覚に小さく吐息がもれる。

「っ………ほ、ほらっ、ここ、廊下に響く……ひ、ぁっ」

 智の指が、硬く主張を始めた蕾をくりくりと弄ぶ。ただそれだけなのに、身体の奥がジンと疼いて、かぁっと身体が熱くなる。
 ぎゅっと目を瞑り、声が漏れないように手の甲を口元に当てた。

 鉄筋コンクリートのマンションとはいえ、この玄関先ではきっと声が廊下に響いてしまう。それだけは勘弁して欲しい。恥ずかしすぎて死ねる。

「知香が声我慢してくれりゃいい話。俺が恥ずかしいワケじゃねぇし。……ま、我慢しなくてもいいけど?」

 ことも無さげに智が意地悪な笑みを浮かべて私の言葉を跳ね返した。その事実に、智は完全に玄関ここだと認識する。

「や…っ、………あの、ほんと、玄関ここは、勘弁して…!」

 くりくりと指の腹で蕾を執拗に弄ばれていく。意思とは反して次第に乱れていく呼吸に、口元を抑えていても漏れ出ていく小さな嬌声。身を捩って智の手から逃れようとするけれど。



「……知香。愛してる」

「っ……!」

 左の耳元で、小さく囁かれる。その切なげな掠れた声に、思わず小さく息を飲んだ。

 するり、と、智が愛の言葉を囁いた唇を、私の首筋に這わせる。

「……愛してる…知香。誰よりも、何よりも」

 低く、甘い声が、私の思考をぐずぐずに溶かしていく。
 その間にも。智の熱い手のひらに膨らみがやわやわと揉みしだかれ、くりくりと蕾を弄ばれる。チリチリと、デコルテに痛みが走る。

「…っ、あっ、んぅっ……」

「愛してる。知香」

 何度も、何度も。小さく、囁かれる。


 そうして。その言葉の、智のこの行動の意味が、パタリと音を立てて私の中に落ちてきた。



(今日……片桐さんの顔を、見ちゃったから……?)



 さっきの電車内での浅田さんとの会話が脳裏に蘇る。
 今日。片桐さんが、商談で……三井商社に行った、と。そして、その商談の場で智は片桐さんと相対した。

 昨晩の『これまでの前提が覆っているかもしれない』という推測。それ故に。

 こうして……玄関だというのに、私を、私の気持ちを。求めてきたのだろう。

「っ、わ、たしも……あ、いしてる……」

 乱れた呼吸のまま、智が求めているはずの言葉を口にする。
 ゆっくりと、ダークブラウンの瞳が私を真っ直ぐに貫いていく。

「……ん。知ってる」

 ふっと、智が口の端をつり上げる。
 いつもの智の表情に、ほっとため息をつく。

「ね、おねが……せめて、ベッドで…」

 力が抜けきった身体を壁に預けて、膨らみに触れたままの智の腕をきゅっと握って懇願する。智の真意はわかったから、それに応えるから。だから、せめて、ベッドで抱いて欲しい。

 すると、智が満面の笑みを浮かべ、衝撃的な言葉を紡いだ。

「ん?やだ」

「……は?」

 満面の笑みで、嫌だ、と。その言葉の意味が飲み込めず、ぽかんと口が開く。
 呆気にとられたまま、強い情欲に染まっているダークブラウンの瞳を呆然と見つめ返す。

「ベッドまで待てねぇ」

 そう智が呟くと、ふたたび私の唇を蹂躙しだす。

「んん!?ぅ、ゃ……」

 智の舌が腔内に差し込まれ、私の舌を捕らえられる。膨らみに乗せられたままの熱い手のひらが、やわやわとふたたび膨らみを揉みしだいて。

 本気で玄関ここでする気だ、と悟り、懸命に智の動きを制止しようと腕を伸ばして智の胸を押し返すけれど、案の定ビクともしない。

 その瞬間、くにゅ、と。揉みしだかれながら、器用に指と指の間で蕾を刺激されて。

「んーーっ、ぁう、っ……」

 とろり、と、蜜が溢れ出す感覚があって、思わず膝を擦り合わせると、擦り合わせた太ももに智の足が強引に差し込まれる。

 ちゅ、と、軽いリップ音がして唇が離れる。

「……ほら。知香も感じてんじゃん」

 くくっ、と。智が喉を鳴らし、私を揶揄う様にじっと見つめて、切れ長の瞳を愉しげに歪ませた。

「っ、ちがっ……」

「違う?こんなにしてんのに?」

 するり、と、スカートを捲られ、ショーツの上から秘裂をなぞられる。溢れ出たばかりの蜜がショーツ越しに智の指に触れる。

「ひ、ぁっ……」

 ふるり、と、その感覚に身悶える。ショーツの上からもぷっくりと主張している秘芽に触れられ、全身がびくりと跳ねた。玄関に大きく嬌声が響いて、かっと羞恥心が込み上げる。ぐっと唇を噛んで、口元に手のひらを当てた。

「知香……ほんと感じやすいよなぁ。さいっこうに……可愛い」

 くすくすと、智が私の左の耳元で囁く。そうして。

「……やっぱ、知香が堕ちて啼くいー声聞きたいから。ここですんの、やめた」

 智が、予定変更、と呟いて。私の身体をひょい、と、お姫様抱っこした。

「へっ?……えっ、あ!?」

 力の入らない身体では抵抗出来るはずもなく、智に身体を預けるしかなくて。智がリビングを通り過ぎ、寝室に繋がるドアを器用に足だけで開けた。とす、と、ベッドに押し倒される。

 しゅるり、と、智が片手でネクタイを緩めた衣擦れの音が響いた。

 息をつく間もなく、智の指がショーツのクロッチをずらして、するりと私のナカに滑り込んでくる。

「あっ、はぁっ……」

 つぷん、と、埋め込まれた智の長い指が私の最奥に触れる。独特のその感覚に思わずシーツを握り締める。空いた手が私の顎を捕らえ、唇を奪われていく。

「むっ……んっ、んんっ……ふっ、んっ、んんっ」

 くちゅくちゅと淫らな水音をさせながら、智の指が私のナカを攪拌していく。

 私が一番弱い入り口の上の壁を執拗に攻め立てられて。下腹部からせり上がってくる絶頂感を堪えきれず、思わず腰が揺れる。

「んっ、ふぅっ!んんっん、ん、ん、んっ!っーーーっっ!!!!」

 ばちん、と、何かが弾ける。頭の中が真っ白になって、喉の奥が痙攣する。
 智がふっと吐息を漏らしながら小さく笑って、唇が解放された。

「……イく瞬間の声。マジで唆る」

 するり、と、智の指が私から抜け出ていく。どくどくと心臓が跳ねている。乱れた呼吸を必死で整えようと、ぎゅっと目を閉じたまま深呼吸を繰り返していると、智の熱い手が私の太ももを開く。

 するり、と、ショーツが剥がされて、灼熱の楔が夥しいほど濡れそぼった蜜壺に宛てがわれる。

「っ、ぁあっ……」

 熱い楔が、私のナカを押し広げていく。その愛おしい感覚に、シーツを掴んでいた手を智の腕に伸ばして、ぎゅう、と。ワイシャツ越しに智に触れる。

 私のその仕草に、智が満足そうにそのダークブラウンの瞳を細めて、私の頬を撫でた。そうして。

「あうっ……くぅ、ああっ、はあっ」

 最初から最奥に当たるように突き上げられ、激しい律動が始まる。

「やぁっ、まって、はげしっ……あああっ!」

「っく、知香っ……」

 智が整えられた眉を歪ませて、掠れてしまった声で私の名前を呼び、何かを堪えるように唇を噛んだ。

「んあっ、やあっ、あ、あっ、んっ、くっ、あっあっ、はぅっ」

 ぐちゅぐちゅと結合部から奏でられる音楽。最奥を貫かれる度に押し寄せる快感の波。


 溢れ出てくる愛おしいという感情。
 激しい律動に、じっとりと汗が噴き出てくる。


 果てしない快楽の波に溺れてしまいそうで。ぼろぼろと涙がこぼれる。


 私の身体なのに、ひとつも私の思い通りにならない。

 目の前にいる、智が。私の全てをーーー支配する。



「知香っ……愛、してる……も、離さねぇ、からっ……」

 智がそう口にした瞬間。ずん、っと、これまでよりも深く突き上げられて。

「やあっ、だめっ、っ、あああっーーーっ!!!」

 ぎゅう、と、智の腕に爪を立てながら絶頂を迎える。目の奥がチカチカと光る。

 ナカが脈打つように痙攣しているのを感じる。それに呼応するかのように、くんっと背中が反り返った。

「……っ、ぐっ……!!」

 智も、2、3度叩き付けて。ドクリ、と、熱い楔が弾けた。

 反り返った背中が弛緩し、ふたりで荒い呼吸を繰り返しながら、しばらく揺り返しのような激しい波が収まるのを、智の腕にしがみついたまま待っていた。


「……ほんと、知香の声って…媚薬みてぇだ。俺を狂わせる……媚薬」


 智がそう呟きながら、私の髪を愛おしそうに撫で、汗ばんだ額に小さくキスを落として。


「……愛してる。絶対、手放さねぇから…」

 
 幾度目かもわからない愛の言葉を、囁いた。


 
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