年下皇子が離れない

その日、異世界『が』現代に転移してきた。

自称、平凡な引き篭もり気味の21歳大学生、崎須賀 明世(さきすか あきせ)は父親の命令で現代に転移してきた異世界の国、オルレード帝国に留学することになった。
オルレードの第三皇子、レクシリルとご学友になり、人脈を作れと言われた明世だったが、どうにも乗り気になれない。
そんな明世とは対照的に、常に無表情なレクシリルは初対面であるはずの明世の側から離れようとしなかった。
成り行きで『友達』になった二人だったが、何故か毎朝レクシリルがキスしてくるようになり──?
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