93 / 97
(第三部)第三章 囚われの王子を助けに行く姫
05 ストライク!
しおりを挟む
朱里の中で、主人公の武器といえば剣だった。
なのに自分に与えられた武器は不気味な鎌だ。
偽サグラダ・ファミリア内部の階段を駆け上りながら、朱里は鎌の柄を握りしめた。
納得いかない。
「どうして剣じゃないの?!」
『我がままね。最高位の精霊たる私が手を貸してやってるのよ。身の程を知りなさい、人間』
蛙のキーホルダーが涼やかな少女の声で喋る。
姿が見えない、蛙にとり憑いている少女は自分のことを「死の精霊」だと言う。正義のヒーローを目指す朱里にとっては、悪魔のような死の精霊はハズレくじも良いところの属性だ。
『ヒーロー? あなたの国の言葉では、それは男性を表しているのではなくて?』
死の精霊エルルは、朱里の考えていることを読めるらしい。
プライバシーの侵害だ。
「ヒーローは男? そんなの、分かってるわよ! だけど、なんで男じゃなきゃいけないの? 私みたいな女の子は、なんでヒーローになれないの」
朱里だって、誰かを助けたり守ったりしたい。
いまだに事件の全容が掴めている訳ではなく、今の状況だって夢の中のようだ。自分が何に巻き込まれていて、地球の田舎町が何故おかしな風景に変わっているのか、敵は誰で死の精霊を名乗るエルルが何者なのか、理解できた訳ではない。
それでも分かっていることは、ひとつ。
肝試しの時からずっと自分を助けてくれていた樹を、今度は朱里が助けたい。
『人間らしい強欲さね。自分の役割を越えて、強い力を望むのは……だけど、その純粋な想い、悪くないわ。私もイツキを助けたいもの』
二人の少女の気持ちは一致していた。
階段を上がる朱里を邪魔するために、神社にある狛犬の石像のようなモンスターが何体も襲い掛かってくる。
朱里は鎌をかかげて、縦横無尽にモンスターを爆砕した。
初めて使う武器なのに自然に扱える。自分にはもしかして正義の味方の才能が……。
『私があなたの身体を操っているだけだからね。勘違いしないようにね、人間』
エルルの容赦ない突っ込みが入る。
少しぐらい良い気分にさせてくれてもいいじゃない、と朱里は涙目になった。
階段を登り切ると、大きな石の扉があった。
マンションや一戸建てでお馴染みのちょっとお邪魔します的な扉ではなく、偽サグラダ・ファミリアにふさわしい凝った彫刻が施された古式な扉だ。
朱里が扉の前に立つと、扉は内側から勝手に開いた。
鎌を持って広間に足を踏み入れる。
正面には巨大な道化師の仮面が空中に浮いていた。
仮面の後ろには、壁に触手で固定されている少年の姿がある。
「樹くん!」
少年は眠っているようだ。
仮面が視線をさえぎるように移動する。
『……死の精霊か。しかし、本来の世界から遠く離れたここでは、大して力を発揮できないようだな』
仮面から複数の人間が同時に喋ったような、不気味な声がした。
『邪魔者は、消えろ』
壁と一体化していた触手がうねって動き、四方八方から襲い掛かってくる。
経験したことのない全方位攻撃に、朱里は動揺した。
「きゃああああっ!」
『こらアカリ、死の炎でまとめて消滅させるのよ! って、聞こえてる?』
エルルが何やらアドバイスしているが、朱里はパニックになっていた。
迫る触手を全部焼き払えない。
壁際に追い詰められた朱里は、死の炎を手当たり次第に爆発させた。
偽サグラダ・ファミリアの壁に穴が空く。
少女の華奢な身体は、塔に空いた穴から外へ吸い出された。
「いやあああ!」
『まったく仕方ないわね』
鎌が勝手に動いて、壁に刃を打ち付ける。
刃の無い方の柄から鎖が現れて、朱里の身体を絡めとった。
鎖鎌を命綱にして、朱里は偽サグラダ・ファミリアの外壁にぶら下がる。
うっかり下を見て朱里はぞっとした。
昔、登った東京タワー程ではないが、かなりの高さだ。
『それでしのいだつもりか』
偽サグラダ・ファミリアの外壁の穴から、道化師の仮面が姿を見せる。
仮面から伸びた触手は、壁に刺さった鎖鎌を外そうとしていた。
朱里は真っ青になる。
「これで終わりなの……?」
頑張ったんだけどな。
朱里は鎖鎌にぶら下がったまま、終わりが訪れるのを待った。
その時。
『すとらいくでしゅーーーっ!』
?!
黄色い弾丸が飛んできて、すごい勢いで仮面の真ん中にぶつかった。
道化師の仮面はのけぞって後ろ倒しになる。
何が起きたのか。
『今よ、アカリ。戻りましょう!』
「う、うん」
鎖をクライミングのロープのように使って、朱里は懸命に壁をよじ登った。
幸い、壁の穴はそんなに遠くない。
瓦礫を乗り越えて偽サグラダ・ファミリアの内部に復帰する。
石壁の破片が無数に散らばった広間では、黄色いヒヨコが床に座り込んで目を回している。
ヒヨコの足元にはフレームの折れ曲がってレンズが割れた、眼鏡が転がっていた。
なのに自分に与えられた武器は不気味な鎌だ。
偽サグラダ・ファミリア内部の階段を駆け上りながら、朱里は鎌の柄を握りしめた。
納得いかない。
「どうして剣じゃないの?!」
『我がままね。最高位の精霊たる私が手を貸してやってるのよ。身の程を知りなさい、人間』
蛙のキーホルダーが涼やかな少女の声で喋る。
姿が見えない、蛙にとり憑いている少女は自分のことを「死の精霊」だと言う。正義のヒーローを目指す朱里にとっては、悪魔のような死の精霊はハズレくじも良いところの属性だ。
『ヒーロー? あなたの国の言葉では、それは男性を表しているのではなくて?』
死の精霊エルルは、朱里の考えていることを読めるらしい。
プライバシーの侵害だ。
「ヒーローは男? そんなの、分かってるわよ! だけど、なんで男じゃなきゃいけないの? 私みたいな女の子は、なんでヒーローになれないの」
朱里だって、誰かを助けたり守ったりしたい。
いまだに事件の全容が掴めている訳ではなく、今の状況だって夢の中のようだ。自分が何に巻き込まれていて、地球の田舎町が何故おかしな風景に変わっているのか、敵は誰で死の精霊を名乗るエルルが何者なのか、理解できた訳ではない。
それでも分かっていることは、ひとつ。
肝試しの時からずっと自分を助けてくれていた樹を、今度は朱里が助けたい。
『人間らしい強欲さね。自分の役割を越えて、強い力を望むのは……だけど、その純粋な想い、悪くないわ。私もイツキを助けたいもの』
二人の少女の気持ちは一致していた。
階段を上がる朱里を邪魔するために、神社にある狛犬の石像のようなモンスターが何体も襲い掛かってくる。
朱里は鎌をかかげて、縦横無尽にモンスターを爆砕した。
初めて使う武器なのに自然に扱える。自分にはもしかして正義の味方の才能が……。
『私があなたの身体を操っているだけだからね。勘違いしないようにね、人間』
エルルの容赦ない突っ込みが入る。
少しぐらい良い気分にさせてくれてもいいじゃない、と朱里は涙目になった。
階段を登り切ると、大きな石の扉があった。
マンションや一戸建てでお馴染みのちょっとお邪魔します的な扉ではなく、偽サグラダ・ファミリアにふさわしい凝った彫刻が施された古式な扉だ。
朱里が扉の前に立つと、扉は内側から勝手に開いた。
鎌を持って広間に足を踏み入れる。
正面には巨大な道化師の仮面が空中に浮いていた。
仮面の後ろには、壁に触手で固定されている少年の姿がある。
「樹くん!」
少年は眠っているようだ。
仮面が視線をさえぎるように移動する。
『……死の精霊か。しかし、本来の世界から遠く離れたここでは、大して力を発揮できないようだな』
仮面から複数の人間が同時に喋ったような、不気味な声がした。
『邪魔者は、消えろ』
壁と一体化していた触手がうねって動き、四方八方から襲い掛かってくる。
経験したことのない全方位攻撃に、朱里は動揺した。
「きゃああああっ!」
『こらアカリ、死の炎でまとめて消滅させるのよ! って、聞こえてる?』
エルルが何やらアドバイスしているが、朱里はパニックになっていた。
迫る触手を全部焼き払えない。
壁際に追い詰められた朱里は、死の炎を手当たり次第に爆発させた。
偽サグラダ・ファミリアの壁に穴が空く。
少女の華奢な身体は、塔に空いた穴から外へ吸い出された。
「いやあああ!」
『まったく仕方ないわね』
鎌が勝手に動いて、壁に刃を打ち付ける。
刃の無い方の柄から鎖が現れて、朱里の身体を絡めとった。
鎖鎌を命綱にして、朱里は偽サグラダ・ファミリアの外壁にぶら下がる。
うっかり下を見て朱里はぞっとした。
昔、登った東京タワー程ではないが、かなりの高さだ。
『それでしのいだつもりか』
偽サグラダ・ファミリアの外壁の穴から、道化師の仮面が姿を見せる。
仮面から伸びた触手は、壁に刺さった鎖鎌を外そうとしていた。
朱里は真っ青になる。
「これで終わりなの……?」
頑張ったんだけどな。
朱里は鎖鎌にぶら下がったまま、終わりが訪れるのを待った。
その時。
『すとらいくでしゅーーーっ!』
?!
黄色い弾丸が飛んできて、すごい勢いで仮面の真ん中にぶつかった。
道化師の仮面はのけぞって後ろ倒しになる。
何が起きたのか。
『今よ、アカリ。戻りましょう!』
「う、うん」
鎖をクライミングのロープのように使って、朱里は懸命に壁をよじ登った。
幸い、壁の穴はそんなに遠くない。
瓦礫を乗り越えて偽サグラダ・ファミリアの内部に復帰する。
石壁の破片が無数に散らばった広間では、黄色いヒヨコが床に座り込んで目を回している。
ヒヨコの足元にはフレームの折れ曲がってレンズが割れた、眼鏡が転がっていた。
2
あなたにおすすめの小説
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜
舞桜
ファンタジー
「初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎」
突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、
手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、
だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎
神々から貰った加護とスキルで“転生チート無双“
瞳は希少なオッドアイで顔は超絶美人、でも性格は・・・
転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?
だが、死亡する原因には不可解な点が…
数々の事件が巻き起こる中、神様に貰った加護と前世での知識で乗り越えて、
神々と家族からの溺愛され前世での心の傷を癒していくハートフルなストーリー?
様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、
目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“
そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪
*神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのか?のんびりできるといいね!(希望的観測っw)
*投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい
*この作品は“小説家になろう“にも掲載しています
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。