46 / 97
(第二部)第四章 光と闇
01 その頃の地球(青葉視点)
しおりを挟む
窓際に置かれた鉢植えの、植物の葉が朝日に透けている。
緑を含んだ爽やかな光がベッドに眠る少年を照らした。
枕元で鳴るアラーム音に少年はもぞもぞと起き上がる。
明るく染めた髪と勝ち気で意思が強そうな目元が印象的な少年だ。彼は大きく伸びをして欠伸をすると、面倒そうに着替えを始める。
ふと、何気なく少年は窓際の鉢植えに目をやると、腕を伸ばして指で軽く植物の枝を弾いた。
「……異世界って、マジかよ。樹兄」
今は不在の兄を思い出して呟く。
「青葉ー、早く起きなさい」
「はーい」
部屋の外から世話焼きの母親の声がする。
青葉は適当に返事をして立ち上がった。
もうすっかり目は覚めていた。
各務家の次男、青葉は兄の樹と三歳ほど年が離れている。
樹が失踪してしまってからも、青葉は樹がいなくなる前と同じ生活を続けていた。
それは樹の両親も同じだ。
青葉を通した「異世界に行ってきます」という樹の説明に納得した訳ではないが、本人がいない以上、憶測でものを言っても仕方ない話だ。
中学校に登校した青葉はいつも通り授業を受けた。
授業が終わり、学校から出ようとした青葉は、校門のところに他校生らしき少年がいたので足を止めた。一旦は無視して通り過ぎようとしたところ、声を掛けられる。
「おい、お前、樹の弟?」
兄の名前を呼ばれて、仕方なく立ち止まる。
「誰、あんた?」
青葉は見知らぬ他校の男子生徒を前に首を傾げた。
「け、敬語使えよ! 俺はお前より年上だぞ! 樹と同級生だ」
「ああ、そうなんだ。見えないなー」
その男子生徒は童顔で背も低く、中学生と言っても通じそうだった。だが良く見ると制服が兄と同じだ。本当に年上らしい。
しかし青葉は年上に敬語を使わない主義だった。
「それで、何の用?」
「な、なんか小生意気っつうか、樹の弟の割に可愛くないというか」
「良く言われるよ。ところでお兄さん、用がないなら俺は帰りたいんだけど」
要領を得ない会話に、青葉はちょっと苛々した。
すると男子生徒の後ろから髪の長い大人びた女子生徒が現れる。
「ごめんね、青葉君。ちょっとお兄さんのことで話したいことがあって」
「分かりました」
綺麗なお姉さんの登場に青葉は即答した。
「てめっ、俺と態度が違うじゃねえか!」
「女性には優しくがモットーですから」
「お前、本当に樹の弟かあ? いや、あいつの弟らしいって言えばそうなんだけどよ。偉そうなところとか」
「良く言われるよ」
青葉は年上二人に先導されるまま付いて行って、駅前にあるハンバーガーショップに入った。
男子生徒の名前は、梶浦智輝、女子生徒の名前は北川結菜というらしい。
「青葉君は、お兄さんのこと、どこまで知ってるの?」
冷たいドリンクカップの蓋にストローを差しながら、結菜の問に、青葉は話の内容を察する。
「ああ……異世界のことですか」
「って、軽いよ!」
智輝はほとんど逆ギレの勢いで突っ込んだ。
青葉は「元気な人だな」と密かに呆れる。
「樹君がいつ帰ってくるか、聞いてる?」
「いいえ。あの兄のことだから、散々寄り道してるんじゃないですか」
メロンソーダをストローでかき混ぜながら、青葉は答えた。
あの兄は、見知らぬお婆さんの荷物を持ちながら道を聞くお姉さんの対応をしたり、とにかく色々お人好しなのだ。
「そうか……」
「気になるなら、追いかければいいじゃないですか」
肩を落とす智輝に、青葉は淡々と言う。
異世界の話をする時点で、目の前の二人も向こうに行く手段を持っているだろうと察しての発言だ。
「だけど……俺はもう、勇者じゃない」
「はあ?」
漫画かゲームの話をしているのだろうか、と青葉は一瞬思った。
「家族を放って異世界へ行く理由が無いだろ」
「友達が心配だから迎えに行く、ってのは理由にはならないんですか?」
目の前の年上の男は、何か苦悩しているらしい。
だが青葉にとっては答えはとても簡単だった。
「ただ行きたい、でもいいじゃないですか。何をうじうじ悩んでるんですか? 見ていて面倒くさいですよ」
「は、はっきり言うわね……」
結菜は正直な青葉におののいている。
「そっか。……そうだよな。よし、俺は樹を迎えに異世界へ行く」
智輝は顔を上げて決意した表情になった。
隣の結菜は嬉しそうにしている。
なんとなく二人は付き合っているのだろうか、と青葉は気になった。
「……結局、俺に何のご用でしょうか」
「樹君が出て行った時、ハプニングがあって充分に話せないままだったの。だから樹君の家族はどうしてるのかな、って気になって」
「ふーん」
青葉が改めて問うと、結菜が目的について話してくれる。
気のない返事をする青葉を、智輝が不思議そうな顔で見た。
「ふーん、ってそれだけか。もっとこう、驚いたり、色々聞いてきたり……」
「樹兄のすることだから」
どうせあの兄は好きなように行動するに決まってるのだ。各務家の家族は皆好き勝手に生きるタイプだから、青葉にとって兄の行動自体には疑問はない。さすがに異世界というのは、驚いたが。
「あ、異世界に迎えに行くっていうんなら、手紙書くから樹兄に渡してくれません?」
「手紙?」
「恨みつらみをぎっしり書きこんでやるんだ」
沢山、文句を言いたいことがある。
笑顔でそう言って年上二人に依頼すると「お前、やっぱり樹の弟だわ」と言われた。
失礼な。俺は樹兄と違って、いたって常識人だぞ。
緑を含んだ爽やかな光がベッドに眠る少年を照らした。
枕元で鳴るアラーム音に少年はもぞもぞと起き上がる。
明るく染めた髪と勝ち気で意思が強そうな目元が印象的な少年だ。彼は大きく伸びをして欠伸をすると、面倒そうに着替えを始める。
ふと、何気なく少年は窓際の鉢植えに目をやると、腕を伸ばして指で軽く植物の枝を弾いた。
「……異世界って、マジかよ。樹兄」
今は不在の兄を思い出して呟く。
「青葉ー、早く起きなさい」
「はーい」
部屋の外から世話焼きの母親の声がする。
青葉は適当に返事をして立ち上がった。
もうすっかり目は覚めていた。
各務家の次男、青葉は兄の樹と三歳ほど年が離れている。
樹が失踪してしまってからも、青葉は樹がいなくなる前と同じ生活を続けていた。
それは樹の両親も同じだ。
青葉を通した「異世界に行ってきます」という樹の説明に納得した訳ではないが、本人がいない以上、憶測でものを言っても仕方ない話だ。
中学校に登校した青葉はいつも通り授業を受けた。
授業が終わり、学校から出ようとした青葉は、校門のところに他校生らしき少年がいたので足を止めた。一旦は無視して通り過ぎようとしたところ、声を掛けられる。
「おい、お前、樹の弟?」
兄の名前を呼ばれて、仕方なく立ち止まる。
「誰、あんた?」
青葉は見知らぬ他校の男子生徒を前に首を傾げた。
「け、敬語使えよ! 俺はお前より年上だぞ! 樹と同級生だ」
「ああ、そうなんだ。見えないなー」
その男子生徒は童顔で背も低く、中学生と言っても通じそうだった。だが良く見ると制服が兄と同じだ。本当に年上らしい。
しかし青葉は年上に敬語を使わない主義だった。
「それで、何の用?」
「な、なんか小生意気っつうか、樹の弟の割に可愛くないというか」
「良く言われるよ。ところでお兄さん、用がないなら俺は帰りたいんだけど」
要領を得ない会話に、青葉はちょっと苛々した。
すると男子生徒の後ろから髪の長い大人びた女子生徒が現れる。
「ごめんね、青葉君。ちょっとお兄さんのことで話したいことがあって」
「分かりました」
綺麗なお姉さんの登場に青葉は即答した。
「てめっ、俺と態度が違うじゃねえか!」
「女性には優しくがモットーですから」
「お前、本当に樹の弟かあ? いや、あいつの弟らしいって言えばそうなんだけどよ。偉そうなところとか」
「良く言われるよ」
青葉は年上二人に先導されるまま付いて行って、駅前にあるハンバーガーショップに入った。
男子生徒の名前は、梶浦智輝、女子生徒の名前は北川結菜というらしい。
「青葉君は、お兄さんのこと、どこまで知ってるの?」
冷たいドリンクカップの蓋にストローを差しながら、結菜の問に、青葉は話の内容を察する。
「ああ……異世界のことですか」
「って、軽いよ!」
智輝はほとんど逆ギレの勢いで突っ込んだ。
青葉は「元気な人だな」と密かに呆れる。
「樹君がいつ帰ってくるか、聞いてる?」
「いいえ。あの兄のことだから、散々寄り道してるんじゃないですか」
メロンソーダをストローでかき混ぜながら、青葉は答えた。
あの兄は、見知らぬお婆さんの荷物を持ちながら道を聞くお姉さんの対応をしたり、とにかく色々お人好しなのだ。
「そうか……」
「気になるなら、追いかければいいじゃないですか」
肩を落とす智輝に、青葉は淡々と言う。
異世界の話をする時点で、目の前の二人も向こうに行く手段を持っているだろうと察しての発言だ。
「だけど……俺はもう、勇者じゃない」
「はあ?」
漫画かゲームの話をしているのだろうか、と青葉は一瞬思った。
「家族を放って異世界へ行く理由が無いだろ」
「友達が心配だから迎えに行く、ってのは理由にはならないんですか?」
目の前の年上の男は、何か苦悩しているらしい。
だが青葉にとっては答えはとても簡単だった。
「ただ行きたい、でもいいじゃないですか。何をうじうじ悩んでるんですか? 見ていて面倒くさいですよ」
「は、はっきり言うわね……」
結菜は正直な青葉におののいている。
「そっか。……そうだよな。よし、俺は樹を迎えに異世界へ行く」
智輝は顔を上げて決意した表情になった。
隣の結菜は嬉しそうにしている。
なんとなく二人は付き合っているのだろうか、と青葉は気になった。
「……結局、俺に何のご用でしょうか」
「樹君が出て行った時、ハプニングがあって充分に話せないままだったの。だから樹君の家族はどうしてるのかな、って気になって」
「ふーん」
青葉が改めて問うと、結菜が目的について話してくれる。
気のない返事をする青葉を、智輝が不思議そうな顔で見た。
「ふーん、ってそれだけか。もっとこう、驚いたり、色々聞いてきたり……」
「樹兄のすることだから」
どうせあの兄は好きなように行動するに決まってるのだ。各務家の家族は皆好き勝手に生きるタイプだから、青葉にとって兄の行動自体には疑問はない。さすがに異世界というのは、驚いたが。
「あ、異世界に迎えに行くっていうんなら、手紙書くから樹兄に渡してくれません?」
「手紙?」
「恨みつらみをぎっしり書きこんでやるんだ」
沢山、文句を言いたいことがある。
笑顔でそう言って年上二人に依頼すると「お前、やっぱり樹の弟だわ」と言われた。
失礼な。俺は樹兄と違って、いたって常識人だぞ。
9
あなたにおすすめの小説
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜
舞桜
ファンタジー
「初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎」
突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、
手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、
だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎
神々から貰った加護とスキルで“転生チート無双“
瞳は希少なオッドアイで顔は超絶美人、でも性格は・・・
転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?
だが、死亡する原因には不可解な点が…
数々の事件が巻き起こる中、神様に貰った加護と前世での知識で乗り越えて、
神々と家族からの溺愛され前世での心の傷を癒していくハートフルなストーリー?
様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、
目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“
そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪
*神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのか?のんびりできるといいね!(希望的観測っw)
*投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい
*この作品は“小説家になろう“にも掲載しています
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。