星の愛し子は異世界でも最強?

白狗

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第三章 学園国家編

第八話 8/6妹の名前を変更します

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第八話 ~第二王子、頭を下げて願う。~

夏休み、誕生日会を終え、九月になる直前に和人家にとある人物が訪れていた。

第二王子「頼む!!」

和人とレイの前で膝を着き、手を肩幅に置き、頭を地面に叩きつける第二王子が玄関で土下座をしていた。
昔の勇者が伝えた謝罪、もしくは頼み事の最終形態と伝えられたらしい。

第二王子「この前の事は俺が悪かった。だからどうか、妹の為に力を貸してくれ、救ってくれ。頼む!!」

必死に頭を地面に叩きつけ協力を請う第二王子。

和人「レイ、とりあえず薬箱を」

レイ「はい。和人様。」

レイはリビングの薬箱を持ってくると和人に手渡す。

和人「話は聞いてやる。がまずは治療だ。」

和人は第二王子の頭の傷を消毒、包帯を巻くと、リビングへと案内する。

和人「っで助けて欲しいとは?」

第二王子は目を伏せると少し小声で語り始めた。

第二王子「俺には一人、八歳の妹、アイがいる。王位継承位は低く、貴族に嫁入りする予定だ。しかし、昨日、庭園に紛れ込んだ『デススコーピオン』の幼体の毒針に刺され、意識不明となった。抗体を作ろうにも『デススコーピオン』は一体一体毒が違う。」

和人「では何故、ここに来た。」

第二王子「アイを刺した『デススコーピオン』は既に新人騎士に討伐され、燃やされた。その事を学園長に相談したら和人殿の家を紹介された。」

和人(教えてないのにどうやって調べたんだ。あのBBA。)

和人「それで、俺にお前の妹を助けて欲しいと。」

第二王子は力無く頷き、言葉を続ける。

第二王子「それに『デススコーピオン』を燃やすように指示したやつがいるらしい。」

和人の右目がピクリと動く。
更に第二王子は続ける。

第二王子「俺はここに第二王子としてではなく一人の兄として来た。」

和人「気に入らねぇ。実に気に入らねぇ。」

第二王子の顔が絶望に染まる。
しかしそれは直ぐに無くなった。

和人「私利私欲の為に幼き子供に危害を加えるなど実に気に喰わねぇし、ムカつく野郎だ。調子にのっていやがる。」

和人の顔は鬼すら逃げ出す顔をしている。
怒り、和人はこの世界に来てこれ以上の怒りを覚えたのはレイを殴られたとき以来だ。

和人「おい、お前は覚悟案のか?」

和人に声をかけられ第二王子の肩が上がる。

第二王子「覚悟とは?」

和人「もちろんそんなふざけた野郎をぶん殴りに行く覚悟たよ!!」

第二王子の顔は真剣な顔となり。

第二王子「もちろんだ!!こんな惨めな、そして、俺の妹に手を出したことを後悔させてやりたい。」

和人「よく吠えた!レイ!!杖を持てぇい!!治療と合戦の準備だ!」

レイ「かしこまりました。和人様。」

第二王子「それでは!」

和人「条件付きで引き受ける!!詳しいことは行く途中で話す。」
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