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第一部 四章 女王陛下の騎士たち
ブレーメレの街のデス・ドーム
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ゴロツキ達の先導について行き、ガラドリエル一行の乗った馬車は森を越え、森の先にある傭兵の街、ブレーメレに辿り着く。ブレーメレの街は所々染色の剥げた鉄の柵の付いた門によって入り口を閉ざされていたが、先導に付いていた男が扉を開けるように指示を出すと、油の足りない門はギィィと悲鳴のような音を立てて開く。先導の男に従って、女王の乗る馬車はブレーメレの街の中を進んでいく。ガラドリエルとそのお供の二人は馬車の幌の隙間から、外の様子を眺める。どの家々の屋根も煉瓦が欠けていたり、地面に落ちていたりで、欠けている姿が目立っていた。地面も所々で石が剥がれた街道だったと思われる通路が目の前の市長の家と思われる大きな部屋に続いているばかりだ。ガラドリエルはあまりの醜悪な街に思わず身震いを感じてしまう。主人の震える様に雀のように小さくなっていた三頭のドラゴンが彼女の体を回っていく。元気付けるために踊りを見せているかのようだ。ガラドリエルは自分を元気付けようとしているドラゴンに向かって優しい声でその労を労う
「ありがたい、お前達のその優しさには胸にくるものがあるな」
ガラドリエルの労いの言葉に宙を飛び回るドラゴンは嬉しそうに尻尾を動かす。聡明なる女王が頬を緩めていると、馬車の停止する音が聞こえた。ガラドリエルが御者のディリオニスに何が起きたのかを尋ねる。
ディリオニスは心配そうな視線を浮かべる主人を安心させるために、優しい声で、
「どうも、馬車で通れる場所はここまでみたいだよ。ここからは歩いていくらしいんだ」
「そうか、では、歩くとするか」
ガラドリエルはお供の手を取って、見知らぬ土地に足を付ける。ガートールードとユーノもガラドリエルに続いて、馬車の停止した土地に足を付けた。
三人が停止した場所に抱いた印象は暗いと言う言葉を鮮明に抱く部屋であった。何もない真っ暗な部屋だ。それでいて、ガラドリエル達の乗る馬車を包み込んでいるのだから、相当広い部屋である事には違いないだろう。ガラドリエルが片眉を上げて、部屋の中を見渡すと、辺りに次々に電気が付いていく。
突然の出来事にガラドリエルの守護獣達が咆哮を上げる。ガラドリエルは暴れる三匹の竜を落ち着かせてから、周りを見渡す。
明かりが付いていくにつれて、ようやく部屋の様子を理解した。
まず、ここは地下である事は確認できた。同時に、先導役の男達がこの場に居ない事も。
ガラドリエルは石の壁に多くの蝋燭が掲げられている他には何も家具などが置かれていない、それこそ窓さえ置かれていないこの部屋は地下牢を思わせるネガティブな目的で使う部屋である事を容易に推測した。状況を踏まえた上で、ガラドリエルは改めてディリオニスに問う。
「わ、分からないよ、ぼくはただ先導する人の指示に従って、この部屋に連れられて来ただけだから……」
「……。そうか」
ガラドリエルは険しい目付きで、長い金髪をかき上げてから、ディリオニスを叱り付ける。
「良いかッ!貴様に言っておくぞ!貴様は罠と分かってここに来たのなら、貴様はスパイと言う事になるし、分からぬかったのなら、どんだ大間抜けだッ!」
ガラドリエルのピアニストは細い指を突きつけて、たじろぐ部下を糾弾する。
気まずそうに視線を逸らす兄を庇おうと、マートニアが主人と兄の間に割って入る。
「待ってください!陛下!弟はそんな意思じゃなかったと思います!ただ、敵を信じて付いて行ったのが……」
「では、お前の兄はとんだ大間抜けという事になるなッ!この地下牢のような部屋を見ろ!奴らは我々をここで飼い殺しにーー」
「飼い殺しになんてさせませんわ、女王陛下」
被さるように言葉を言ったのは、突如背後を防いでいた重い岩の扉を明けて現れた一人の女だった。扉が開いたためだろう、外の光が蝋燭のみで満たされた部屋の中に差し込む。女は外の明るさを全身に帯びている。そんな女は余裕たっぷりの表情の上に右端の唇を吊り上げて、
「久しぶりね、ユーノ。あなたは偉大なる魔道士の癖にその女に仕えているの?あなたの贔屓の村の人達は置いてけぼりにしたの?ハッハッ、可哀想ねぇ~」
と、皮肉を交えて目の前の女を嘲笑っていた。だが、偉大なる魔道士、ユーノ・キルケは彼女の嘲笑などに構ってはいられない。拳を強く握り締めながら、真っ白な歯を剥き出しにし、
「よくも、よくもそんな事が言えたものだわッ!あなたが村の人をあんな酷い目に遭わせたんじゃない!私はもうあんな悲惨な目に遭わせないようにするために、女王陛下に従っているのよ!そして、お前のような人間を一掃するためにもねッ!エリザベートォ!」
ユーノの説得を聞き流すように、エリザベートは冷笑を浮かべ続けていた。ユーノが何か言いたげに口を開こうとするのをガラドリエルは手で静止させた。代わりに、彼女は口元を一文字に結び、
「偉大なる魔道士エリザベートよ。お前は私たちをどうするつもりだ?」
偉大なる魔道士に名前を連ねるエリザベートはハッキリとした口調で答えた。
「勿論、陛下達はここで飼い殺しにさせて貰いますわ、安心してくださいませ、ちゃんと食事も三食出しますし、たまには湯浴みもさせてあげますから、それに私の魔法で付いている灯りですから、私が解かない限りはこの灯りが陛下をお守りしますわ」
ガラドリエルはエリザベートの提案を鼻で笑い、
「話にならぬな、そのような待遇で私が満足するとでも?」
エリザベートはガラドリエルの皮肉を聞いても、表情を崩す事なく答える。
「嫌でもそうしてもらいますわ、あなたは私の捕虜なのですから」
エリザベートの態度に対し、ガラドリエルは冷たい視線で腕を組み、頭上の相手を見下していた。ガラドリエルは再度鼻を鳴らし、
「ならば、ここは伝統で決めぬか?」
『伝統』という単語に初めてエリザベートの顔色が変わる。彼女は険しい表情を浮かべ、
「伝統と仰いますと、決闘で全てを決めよと?」
ガラドリエルは首肯した。
「……ッ。分かりましたわ、明日の朝をお待ち下さい。陛下の決闘に応じさせていただきましょう」
エリザベートはわざとらしく足を踏み鳴らしながら、踵を返し、部屋を後にする。再び外界との接触を絶たれ、部屋の中は蝋燭の灯りだけで満たされた。
ガラドリエルはポカンとしているディリオニスの耳を引っ張り、その耳元で大きく叫ぶ。
「明日の決闘にはお前が参加しろ!私の代理人だッ!」
ガラドリエルや他の仲間達からの目には「今日の責任を取れ」と書いてあったために、ディリオニスは断れずに参加する事を承諾した。ディリオニスは耳を抑えながら、涙目でガラドリエルを見上げた。ガラドリエルは許しを乞う従者から不機嫌そうな顔を浮かべて顔を逸らす。
どうやら、主人の怒りは簡単には治らないらしい。ディリオニスは気まずい一夜を過ごす事になりそうだった。
僅かな光のみが覆う部屋の中で、小さな溜息が一つ漏れる。
「ありがたい、お前達のその優しさには胸にくるものがあるな」
ガラドリエルの労いの言葉に宙を飛び回るドラゴンは嬉しそうに尻尾を動かす。聡明なる女王が頬を緩めていると、馬車の停止する音が聞こえた。ガラドリエルが御者のディリオニスに何が起きたのかを尋ねる。
ディリオニスは心配そうな視線を浮かべる主人を安心させるために、優しい声で、
「どうも、馬車で通れる場所はここまでみたいだよ。ここからは歩いていくらしいんだ」
「そうか、では、歩くとするか」
ガラドリエルはお供の手を取って、見知らぬ土地に足を付ける。ガートールードとユーノもガラドリエルに続いて、馬車の停止した土地に足を付けた。
三人が停止した場所に抱いた印象は暗いと言う言葉を鮮明に抱く部屋であった。何もない真っ暗な部屋だ。それでいて、ガラドリエル達の乗る馬車を包み込んでいるのだから、相当広い部屋である事には違いないだろう。ガラドリエルが片眉を上げて、部屋の中を見渡すと、辺りに次々に電気が付いていく。
突然の出来事にガラドリエルの守護獣達が咆哮を上げる。ガラドリエルは暴れる三匹の竜を落ち着かせてから、周りを見渡す。
明かりが付いていくにつれて、ようやく部屋の様子を理解した。
まず、ここは地下である事は確認できた。同時に、先導役の男達がこの場に居ない事も。
ガラドリエルは石の壁に多くの蝋燭が掲げられている他には何も家具などが置かれていない、それこそ窓さえ置かれていないこの部屋は地下牢を思わせるネガティブな目的で使う部屋である事を容易に推測した。状況を踏まえた上で、ガラドリエルは改めてディリオニスに問う。
「わ、分からないよ、ぼくはただ先導する人の指示に従って、この部屋に連れられて来ただけだから……」
「……。そうか」
ガラドリエルは険しい目付きで、長い金髪をかき上げてから、ディリオニスを叱り付ける。
「良いかッ!貴様に言っておくぞ!貴様は罠と分かってここに来たのなら、貴様はスパイと言う事になるし、分からぬかったのなら、どんだ大間抜けだッ!」
ガラドリエルのピアニストは細い指を突きつけて、たじろぐ部下を糾弾する。
気まずそうに視線を逸らす兄を庇おうと、マートニアが主人と兄の間に割って入る。
「待ってください!陛下!弟はそんな意思じゃなかったと思います!ただ、敵を信じて付いて行ったのが……」
「では、お前の兄はとんだ大間抜けという事になるなッ!この地下牢のような部屋を見ろ!奴らは我々をここで飼い殺しにーー」
「飼い殺しになんてさせませんわ、女王陛下」
被さるように言葉を言ったのは、突如背後を防いでいた重い岩の扉を明けて現れた一人の女だった。扉が開いたためだろう、外の光が蝋燭のみで満たされた部屋の中に差し込む。女は外の明るさを全身に帯びている。そんな女は余裕たっぷりの表情の上に右端の唇を吊り上げて、
「久しぶりね、ユーノ。あなたは偉大なる魔道士の癖にその女に仕えているの?あなたの贔屓の村の人達は置いてけぼりにしたの?ハッハッ、可哀想ねぇ~」
と、皮肉を交えて目の前の女を嘲笑っていた。だが、偉大なる魔道士、ユーノ・キルケは彼女の嘲笑などに構ってはいられない。拳を強く握り締めながら、真っ白な歯を剥き出しにし、
「よくも、よくもそんな事が言えたものだわッ!あなたが村の人をあんな酷い目に遭わせたんじゃない!私はもうあんな悲惨な目に遭わせないようにするために、女王陛下に従っているのよ!そして、お前のような人間を一掃するためにもねッ!エリザベートォ!」
ユーノの説得を聞き流すように、エリザベートは冷笑を浮かべ続けていた。ユーノが何か言いたげに口を開こうとするのをガラドリエルは手で静止させた。代わりに、彼女は口元を一文字に結び、
「偉大なる魔道士エリザベートよ。お前は私たちをどうするつもりだ?」
偉大なる魔道士に名前を連ねるエリザベートはハッキリとした口調で答えた。
「勿論、陛下達はここで飼い殺しにさせて貰いますわ、安心してくださいませ、ちゃんと食事も三食出しますし、たまには湯浴みもさせてあげますから、それに私の魔法で付いている灯りですから、私が解かない限りはこの灯りが陛下をお守りしますわ」
ガラドリエルはエリザベートの提案を鼻で笑い、
「話にならぬな、そのような待遇で私が満足するとでも?」
エリザベートはガラドリエルの皮肉を聞いても、表情を崩す事なく答える。
「嫌でもそうしてもらいますわ、あなたは私の捕虜なのですから」
エリザベートの態度に対し、ガラドリエルは冷たい視線で腕を組み、頭上の相手を見下していた。ガラドリエルは再度鼻を鳴らし、
「ならば、ここは伝統で決めぬか?」
『伝統』という単語に初めてエリザベートの顔色が変わる。彼女は険しい表情を浮かべ、
「伝統と仰いますと、決闘で全てを決めよと?」
ガラドリエルは首肯した。
「……ッ。分かりましたわ、明日の朝をお待ち下さい。陛下の決闘に応じさせていただきましょう」
エリザベートはわざとらしく足を踏み鳴らしながら、踵を返し、部屋を後にする。再び外界との接触を絶たれ、部屋の中は蝋燭の灯りだけで満たされた。
ガラドリエルはポカンとしているディリオニスの耳を引っ張り、その耳元で大きく叫ぶ。
「明日の決闘にはお前が参加しろ!私の代理人だッ!」
ガラドリエルや他の仲間達からの目には「今日の責任を取れ」と書いてあったために、ディリオニスは断れずに参加する事を承諾した。ディリオニスは耳を抑えながら、涙目でガラドリエルを見上げた。ガラドリエルは許しを乞う従者から不機嫌そうな顔を浮かべて顔を逸らす。
どうやら、主人の怒りは簡単には治らないらしい。ディリオニスは気まずい一夜を過ごす事になりそうだった。
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