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第一部『人界の秩序と魔界の理屈』
脱出、それから救出!
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銃という武器が消えてしまった後にはコクランとラルフによる壮絶な殴り合いが続いていた。
近くに置いてあった町長専用の机が蹴り倒され、辺り一面に書類が飛び散るような激しさを帯びた戦いであった。
殴り合いによる決闘は長引いたものの、最終的にコクランがラルフの右頬に強烈なフックを喰らわせたことによって決着は付いた。
ラルフは地面の上へと倒されてしまい完全にノックアウトされてしまった。
先ほどと立場は完全に逆転してしまうことになった。コクランがラルフの上に乗るような状況に変わってしまったのである。
「大人しくしろ」
「クソ、ここまでか……」
ラルフはすっかりと観念したようだった。コクランは拳を上げながらラルフへと尋問を始めていく。
「吐け、お前の仲間はあとどのくらいいる?」
「ヘッ、教えられるかよ」
コクランの問い掛けを小馬鹿にした報いは強烈な一撃が頬に加えられることによって精算された。
「言え、言わないともう一度喰らわせてやるぞ」
それでもラルフは無言だった。これ以上語っても何も出てこないと判断したのだろう。ラルフを殴り付ける代わりに彼はラルフを拘束してその体から自由を奪ったのであった。
拘束用の縄は部屋に飾り代わりに掛けられていたのでそれを使ってラルフを拘束した。体全体に縄を打ち付けられてはいても反乱軍の指導者としての威厳は失わなかったらしい。
鋭い目でコクランを睨み付けていた。コクランはそんなラルフに対して拾い上げた自身の愛銃を突き付けながら問い掛けた。
「もう一度だけ聞くぞ。テメェらの仲間の数を教えろ。全員で何人だ?」
「……死んだって答えるもんか」
ラルフは明確に拒絶した。首を横に向けてコクランとは目も合わせようとしない。その姿にコクランは心を打たれた。
自身の信念を貫き、死の恐怖に直面しても仲間のことを喋らないラルフはまさしく本物の戦士だ。
その意気や良しといってもそれで見逃すわけにはいかない。
『敵ながら天晴れ』という心を持って相手を密かに褒めることと任務を遂行するというのは全く別の感情であった。
相手は秩序を乱す反乱軍の頭目である。情報を喋らないというのならばこの場で射殺するより他にない。
コクランが黙ってその銃口を向けた時のことだ。勢いよく扉が開かれ、幹部のアンドリューがその姿を見せた。
「ど、同志!?おのれ、よくもッ! 」
コクランは扉を開けて現れたアンドリューに対して有無を言わさずに引き金を引いた。だが、弾丸はアンドリューに直撃することはなかった。
というのも、どこから湧いて出てきた雑草の壁によって銃弾を阻まれてしまったからだ。
コクランの放った弾丸は草の壁へとめり込み、魔法が解除されるのと同時に地面の下へと落ちていく。カラーンという音が鳴り響いていく。
それを見たアンドリューは剣を構えながらコクランを追い掛けていく。
「クソッタレ! 」
コクランは苛立ち紛れに罵声を吐き捨てると、アンドリューに向かって引き金を引いて牽制し、その場から立ち去っていく。
アンドリューはそのまま追い掛けようと考えていたが、その前に自分の頭目が捕らえられていることに気が付いて側へと駆け寄っていく。
アンドリューは縄を剣で解くと、すぐにラルフを解放したのであった。
「同志ラルフ!?御無事ですか!?」
アンドリューは弱りかけていたラルフを両手で助け起こしながら問い掛けた。
「あぁ、なんとかな……」
ラルフの言葉は本当だった。事実ラルフはどこにも怪我を負っていない。縄で強く拘束されていたが、後遺症などは全く残っていない。
その後、アンドリューは近くに居た武器を持った仲間たちを呼び寄せてラルフに向かって大きな声で呼び掛けた。
「同志ラルフ! 今こそ我々の手で魔界執行官の奴を捕らえてそいつに裁きを受けさせるべきではありませんか!?」
「その通りだ。同志アンドリュー。我々は今よりこの地にいる他の同志たちに呼び掛け、魔界執行官を捕えるようにしよう」
ラルフからの通達を受け取ったアンドリューは町の各家を拠点にしているコミューンの幹部たちに向かって魔界執行官の侵入と探索の命令を伝えていく。
直ちに魔界執行官捜索の部隊が結成され、町の中は大きな騒動へと発展していった。
コクランはといえば町の肉屋の側にある樽の中に身を潜めていた。
肉屋の側には外から運ばれてきた肉を塩漬けで保存するための大きな樽が設置されているのだ。
体全身に塩やら肉やらが付着してしまうという感覚は不愉快だったが、背に腹はかえられなかった。
『背に腹はかえられぬ』という日本でも使われていたような諺がこの世界でも使われているとは思えなかったので、初めて誰かの口から出てきた時には思わず口を開いてしまったものだった。
その国独自の固有名詞やその土地にしかない過去の地名などが使われていない諺であるので使われていても不思議ではないので違和感はなかったものの、どこか懐かしい気持ちになったのも事実だ。
そんなことを考えながら樽の中で身を潜めていると、大勢の武装した亜種族たちが慌ただしく駆け出している姿が目に見えた。
ラルフの指示を受けたコクランを探しいるのだろう。大規模な集団が大規模な捜索を行っている様子を見て、昔見た映画を思い出した。
第二次世界大戦中の話で世界大戦中のドイツが舞台になっていたような気がするが、詳しい話は覚えていない。
せっかくなので夜になるまでの暇潰しとして映画の内容を思い返そうとしていたが、共に内通者の手引きで街の中に潜入したレイチェルとルイスが捕えられてしまったというニュースを聞くとのんびりと前世で見た映画のことを思い返す余裕はなくなっていた。
というのも、ラルフの手下である亜種族たちがコクランが町長の家にコクランが出頭しなければレイチェルとルイスの両名の首を撥ね飛ばすというものだった。
恐らく、これはラルフなりの復讐なのだろう。コクランは心の中でそんなことを考えていた。自身の敬愛するリーダーであったチャールズに倣って人間を殺すということでかつての自身が抱えたトラウマを払拭しようとしているのだろう。
なんとも卑劣なやり口だ。正直にいえば反吐が出る。だが、出て行かなければあの二人は殺されてしまうに違いない。
コクランは亜種族たちの見張りが大通りから消えたことを確認し、肉の入った樽から姿を現した。匂いに関しては多量の塩に塗れていたのでそこまでは気にならなかった。
しかし大量の塩を浴びたことによって全身に降りかかった塩を手で払わなくてはならなかった。手で払う時にコクランは初めて自身も塩漬けの肉になったような心境だった。
樽の中に長い間居たために体が硬くなってしまっていたので、体をほぐす必要があったのでしばらく準備運動を行う必要があった。
それから気を引き締めた様子で町の大通りを堂々と歩いていく。
このままコクランは亜種族の見張りに見つけられるつもりだったのだ。
そのままラルフが居座っている町長の家に連れて行ってもらうつもりでいたのだ。
だが、運が悪いのか、いいのか当初コクランは見張りに見つかることはなかった。そのため途中でコクランの気が変わり、身を隠しながら町長の家へと向かっていく。
木の陰に隠れながら町長の家の前を確認すると、ラルフの手下たちの言葉通りに縄で縛られたレイチェルとルイスの姿が見えていた。
その背後には武器を構えた手下がいた。
逃げ出したり抵抗するそぶりを見せたり、コクランが現れなければあの剣で首を斬るつもりなのだろう。
随分と卑劣な真似をする……。コクランは思わず拳を強く握り締めてしまっていた。
なんてしてでも囚われの身となってしまった二人を助け出さなくてはなるまい。
コクランは強い意思を持ってそのことを決意した。
近くに置いてあった町長専用の机が蹴り倒され、辺り一面に書類が飛び散るような激しさを帯びた戦いであった。
殴り合いによる決闘は長引いたものの、最終的にコクランがラルフの右頬に強烈なフックを喰らわせたことによって決着は付いた。
ラルフは地面の上へと倒されてしまい完全にノックアウトされてしまった。
先ほどと立場は完全に逆転してしまうことになった。コクランがラルフの上に乗るような状況に変わってしまったのである。
「大人しくしろ」
「クソ、ここまでか……」
ラルフはすっかりと観念したようだった。コクランは拳を上げながらラルフへと尋問を始めていく。
「吐け、お前の仲間はあとどのくらいいる?」
「ヘッ、教えられるかよ」
コクランの問い掛けを小馬鹿にした報いは強烈な一撃が頬に加えられることによって精算された。
「言え、言わないともう一度喰らわせてやるぞ」
それでもラルフは無言だった。これ以上語っても何も出てこないと判断したのだろう。ラルフを殴り付ける代わりに彼はラルフを拘束してその体から自由を奪ったのであった。
拘束用の縄は部屋に飾り代わりに掛けられていたのでそれを使ってラルフを拘束した。体全体に縄を打ち付けられてはいても反乱軍の指導者としての威厳は失わなかったらしい。
鋭い目でコクランを睨み付けていた。コクランはそんなラルフに対して拾い上げた自身の愛銃を突き付けながら問い掛けた。
「もう一度だけ聞くぞ。テメェらの仲間の数を教えろ。全員で何人だ?」
「……死んだって答えるもんか」
ラルフは明確に拒絶した。首を横に向けてコクランとは目も合わせようとしない。その姿にコクランは心を打たれた。
自身の信念を貫き、死の恐怖に直面しても仲間のことを喋らないラルフはまさしく本物の戦士だ。
その意気や良しといってもそれで見逃すわけにはいかない。
『敵ながら天晴れ』という心を持って相手を密かに褒めることと任務を遂行するというのは全く別の感情であった。
相手は秩序を乱す反乱軍の頭目である。情報を喋らないというのならばこの場で射殺するより他にない。
コクランが黙ってその銃口を向けた時のことだ。勢いよく扉が開かれ、幹部のアンドリューがその姿を見せた。
「ど、同志!?おのれ、よくもッ! 」
コクランは扉を開けて現れたアンドリューに対して有無を言わさずに引き金を引いた。だが、弾丸はアンドリューに直撃することはなかった。
というのも、どこから湧いて出てきた雑草の壁によって銃弾を阻まれてしまったからだ。
コクランの放った弾丸は草の壁へとめり込み、魔法が解除されるのと同時に地面の下へと落ちていく。カラーンという音が鳴り響いていく。
それを見たアンドリューは剣を構えながらコクランを追い掛けていく。
「クソッタレ! 」
コクランは苛立ち紛れに罵声を吐き捨てると、アンドリューに向かって引き金を引いて牽制し、その場から立ち去っていく。
アンドリューはそのまま追い掛けようと考えていたが、その前に自分の頭目が捕らえられていることに気が付いて側へと駆け寄っていく。
アンドリューは縄を剣で解くと、すぐにラルフを解放したのであった。
「同志ラルフ!?御無事ですか!?」
アンドリューは弱りかけていたラルフを両手で助け起こしながら問い掛けた。
「あぁ、なんとかな……」
ラルフの言葉は本当だった。事実ラルフはどこにも怪我を負っていない。縄で強く拘束されていたが、後遺症などは全く残っていない。
その後、アンドリューは近くに居た武器を持った仲間たちを呼び寄せてラルフに向かって大きな声で呼び掛けた。
「同志ラルフ! 今こそ我々の手で魔界執行官の奴を捕らえてそいつに裁きを受けさせるべきではありませんか!?」
「その通りだ。同志アンドリュー。我々は今よりこの地にいる他の同志たちに呼び掛け、魔界執行官を捕えるようにしよう」
ラルフからの通達を受け取ったアンドリューは町の各家を拠点にしているコミューンの幹部たちに向かって魔界執行官の侵入と探索の命令を伝えていく。
直ちに魔界執行官捜索の部隊が結成され、町の中は大きな騒動へと発展していった。
コクランはといえば町の肉屋の側にある樽の中に身を潜めていた。
肉屋の側には外から運ばれてきた肉を塩漬けで保存するための大きな樽が設置されているのだ。
体全身に塩やら肉やらが付着してしまうという感覚は不愉快だったが、背に腹はかえられなかった。
『背に腹はかえられぬ』という日本でも使われていたような諺がこの世界でも使われているとは思えなかったので、初めて誰かの口から出てきた時には思わず口を開いてしまったものだった。
その国独自の固有名詞やその土地にしかない過去の地名などが使われていない諺であるので使われていても不思議ではないので違和感はなかったものの、どこか懐かしい気持ちになったのも事実だ。
そんなことを考えながら樽の中で身を潜めていると、大勢の武装した亜種族たちが慌ただしく駆け出している姿が目に見えた。
ラルフの指示を受けたコクランを探しいるのだろう。大規模な集団が大規模な捜索を行っている様子を見て、昔見た映画を思い出した。
第二次世界大戦中の話で世界大戦中のドイツが舞台になっていたような気がするが、詳しい話は覚えていない。
せっかくなので夜になるまでの暇潰しとして映画の内容を思い返そうとしていたが、共に内通者の手引きで街の中に潜入したレイチェルとルイスが捕えられてしまったというニュースを聞くとのんびりと前世で見た映画のことを思い返す余裕はなくなっていた。
というのも、ラルフの手下である亜種族たちがコクランが町長の家にコクランが出頭しなければレイチェルとルイスの両名の首を撥ね飛ばすというものだった。
恐らく、これはラルフなりの復讐なのだろう。コクランは心の中でそんなことを考えていた。自身の敬愛するリーダーであったチャールズに倣って人間を殺すということでかつての自身が抱えたトラウマを払拭しようとしているのだろう。
なんとも卑劣なやり口だ。正直にいえば反吐が出る。だが、出て行かなければあの二人は殺されてしまうに違いない。
コクランは亜種族たちの見張りが大通りから消えたことを確認し、肉の入った樽から姿を現した。匂いに関しては多量の塩に塗れていたのでそこまでは気にならなかった。
しかし大量の塩を浴びたことによって全身に降りかかった塩を手で払わなくてはならなかった。手で払う時にコクランは初めて自身も塩漬けの肉になったような心境だった。
樽の中に長い間居たために体が硬くなってしまっていたので、体をほぐす必要があったのでしばらく準備運動を行う必要があった。
それから気を引き締めた様子で町の大通りを堂々と歩いていく。
このままコクランは亜種族の見張りに見つけられるつもりだったのだ。
そのままラルフが居座っている町長の家に連れて行ってもらうつもりでいたのだ。
だが、運が悪いのか、いいのか当初コクランは見張りに見つかることはなかった。そのため途中でコクランの気が変わり、身を隠しながら町長の家へと向かっていく。
木の陰に隠れながら町長の家の前を確認すると、ラルフの手下たちの言葉通りに縄で縛られたレイチェルとルイスの姿が見えていた。
その背後には武器を構えた手下がいた。
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