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しおりを挟むクロヴィス視点
アナベルの甘い唇を味わいながらワンピースのボタンに手をかける。軽傷とは言え怪我人なのでコルセットが必要なドレスではなく軽装を用意していたのが正解だった。
すぐにアナベルの肌があらわになり、薄い肌着も取り払ってしまう。深い口づけのせいで大きく上下に動く胸がぷるぷると揺れている。まるで誘惑されているような気にすらなり、真っ白な首をべろりと舐める。そのまま吸い付いて印を残しながら、触れるか触れないかくらいの力で胸を手で包む。手に収まりきらない大きさで驚くほど柔らかい。
じらすように乳輪をゆっくりとなぞり、アナベルの悩まし気な声に興奮していたずら心がくすぐられる。ツンと上を向く頂きを軽くはじき、優しくつまむと高い嬌声が上がった。
彼女の真っ白な肌は快感によって桃色を帯びてきた。しかも俺がつけた数えきれない印がよく映える。濃さの様々なうっ血痕をいとおしくなでて、またするりと頂に手をのばす。
片方をつまんだまま、もう片方は舌で押しつぶしたり吸ったりしてかわいがる。もう首から胸元で触っていないところ、舐めていないところはなくなった。自分でも粘着質だと思うほどしつこいそれに、アナベルの呼吸は整うどころかどんどん荒くなっていく。
「ん…」
「アナベル、」
「クロヴィスさま…」
「アナベル…」
「んぅ…」
俺の与える快感を受け入れ、両手で俺の頭をかき混ぜるように撫でてくるアナベルの姿にぞくぞくとはやる気持ちを抑え、腹部にも吸い付いて跡をつける。なめらかな肌に俺の情欲の痕跡が増えていく。何とも言えない征服欲をすぐられ、すでに数えきれないというのにまだつけたりない。後で背中にもつけてしまおう。
アナベルに覆いかぶさっていた上半身を起こし、アナベルの芸術のような体をまじまじと見つめる。
「アナベル、きれいだ…」
「クロヴィスさま…はずかしいです…」
「これからもっと恥ずかしいことをするよ?」
「いわないでください…」
もじもじと恥ずかしがるアナベルは両手で顔を隠し、膝をそろえて横に倒して縮こまろうとする。
そんな姿もかわいいが、俺はもっともっとアナベルの秘密を暴きたい。
倒した膝を立てると、ぱかっと左右に開く。驚きで悲鳴を上げるアナベルと目が合い、にっこりと微笑むとそのまま中心を見つめる。下着はとっくに取り払っており、控えめな茂みがあるだけで彼女の秘所を隠すものはない。
てらてらと愛液が光り、時折びくッと震えるのは羞恥からか快感からか、はたまた両方が原因か。
「く、クロヴィスさま、そんなに見つめないで…」
「アナベルのお願いでもそれは聞けないな。こんなにきれいで魅力的な姿から目をそらすなんてできないよ?」
「クロヴィスさまぁ…」
膝から付け根に向かって、ゆっくりと太ももに舌を這わせる。途中、吸い付いてあまがみして中心までの道のりも存分に堪能する。とうとう中心をのぞき込むように身をかがめ、ねっとりした愛撫を開始する。
こぷこぷと愛液のあふれ出る中心を両手の親指でもむように左右に広げて閉じてを繰り返す。愛液を塗り広げるように周りをくるくると撫でて、時折指先だけを中に入れてみる。
「クロヴィスさま、はずかしい…」
「ヴィーと呼んでくれ、アナベル」
「ひゃあ!」
小さな秘豆を見つけ、舌先で優しく刺激すると悲鳴が上がった。真っ赤なそれを繰り返し緩急をつけて舌と指でくりくりと刺激を繰り返すとアナベルの体がびくりと大きく震えた。
「アナベル、イッた?」
「あ、んぅ…う"ぃーさま…」
「アナベル」
「う"ぃー、さま、べる、って」
「ベル?」
「んぅ、」
イッた瞬間の顔は見れなかったが、直後の顔を見たくて顔を上げると頬が紅潮してとろんとした瞳のアナベルが俺を見つめていた。ベル、と言われた通りに呼んでみるとこの上なく幸せそうな顔を見せてくれる。
ぐんッと、すでに限界まで立ち上がっていると思っていた自身がさらに反応した。ベルのことになると俺は限界を知らないようだ。頬を撫ぜて今度は中にとがらせた舌を差し込む。わざとくちゅくちゅと音を立てながら舌を出し入れすると、俺の唾液とアナの愛液が混ざって何とも言えない興奮を感じる。快感が強すぎるのか、アナの腰が逃げそうになるので太ももを抱えるように拘束して舐め続ける。
「ベル、逃げないで」
「んぅ、そこで、しゃべるのダメ、ヴィーさま、ぁんっ」
「ん?どこでしゃべるのがダメだって?」
「ひゃあぁ!」
とぼけてわざと秘豆に息がかかるようにしゃべるとベルがさらに大きな嬌声で啼いてくれる。人差し指を第2関節まで入れても、痛がる様子はなくぐちゅりと音を立ててあっさり飲み込んでいく。
「この姿勢、ベルのにおいが濃くて興奮する」
「あぁ!そこ、しゃべ、んぁあ!だめ、」
「ベルも気持ちいい?」
「う"ぃ、さま、えっち…ひゃあ!」
「ベルがエッチだから俺もエッチになってるんだよ」
「べる、の、せーじゃ、ないぃ…」
秘豆を刺激したり、同時に指を入れていいところを探す。ふんわりとやわらかい膣内でざらりとした箇所を見つけ、こすり上げるように撫でると何度目になるか分からない絶頂に体が震える。ベルの呂律が回らなくなってきてかわいさに拍車がかかってきたので俺も限界だ。俺の指が3本入って、バラバラに動かしても痛がらずによがってくれるようになったのでタイミングも大丈夫だろう。
「ベル、ほらもうぐちゅぐちゅだよ」
「ぐちゅぐちゅ…」
「もう痛くないだろうから入れるよ?」
「う"ぃーさま、はいる…?」
「っ、そう、俺がベルの中に入るの」
「べるの、なか、はいってぇ」
あおられて欲望のまま一気に貫きたくなるがさすがにそれは痛いだろう。初体験と痛い思い出にさせたくない。隘路を押し広げるように先だけをゆっくり入れる。狭すぎる上にあたたかく、やわらかさが暴力的なまでの快感として襲ってくる。ベルが苦しそうな表情になるたび動きを止めて、ゆっくりと進むを繰り返しているとベルの両手がさまようように伸びてきたので俺の首に回してしがみつかせる。
締め付けるようなベルからの無意識の刺激に、早く動かして最奥に種を吐き出したい欲も高まるが、時間をかければかけるほど、ベルの中の形が自分のものとピッタリなじんでいくのを感じると我慢も悪くないと思える。
「ベル、痛かったら俺に爪を立てていい。噛みついてもいいから」
「う"ぃ、さま」
ゆっくりと時間をかけてようやく根元までベルの中にぴったりと埋め込めた。ベルの呼吸が落ち着くのを待って、ずるりと半分引き抜いて、またゆっくりと埋める。
どんどんうわずっていく甘い声を聞くたびに自然と律動が激しくなる。
「う"ぃ、さま、すき、」
「っベル!」
「あぁあ!」
角度を変えて何度も突き上げるといいところを探し当てたようで、達したベルがぎゅうぎゅうと俺のものを締め付けてくる。限界を超えていた俺もすぐに奥に精を解き放つ。
感じたことのない充足感の余韻に、まだベルの中から出ていきたくなくて、抜けないように注意して体を抱え起こす。俺にもたれかけるようにして抱き合い自分もベッドのヘッドボードに背中を預ける。
俺が動いていたせいで刺激がやまなかったベルも少しすると落ち着いてきて、身じろぎできるようになってきた。
「ベル、つらくないか?」
「だいじょうぶです。ヴィー様、もうちょっと強くぎゅってしてください」
「あぁ。ベルも力が入るようなら抱き着いてくれ」
「はい」
「…ベル、そっちをぎゅっとすると大変なことになるよ?」
「ぎゅ、ぎゅっとなんかしてません」
ベルが動くと自然と膣が締め付けてくるので入ったままの俺のものが徐々に硬さを取り戻してきてしまった。つながりあったままぐりッと腰を動かすと、ベルがのけぞる。まるで胸を突き出すような形になり、この体勢もなかなか乙だ。
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