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しおりを挟むアナベル視点
ヴィー様と結ばれてから、身の回りが目まぐるしく変わっていった。
実はヴィー様はお隣の国で公爵様の称号を継いでおり、私は公爵夫人になるための教育や準備に追われた。お隣の国では婚約期間がなく結婚することも珍しくないそうで、私たちは半月もたたないうちに正式な夫婦となった。
公爵様と婚姻関係になったことで実家も没落を免れ、領民のみんなも生活が少しずつ良くなっていると聞く。
聞く、というのは私が今実家から遠く離れた場所にいるので直接見聞きできないためだ。
私がヴィー様と結ばれたお屋敷は別荘のひとつだったらしく、今の私はヴィー様と本宅にやってきている。
結婚してからヴィー様はお仕事をお家でできるように調整してくださり、基本的にお屋敷から出ないで生活をしている。お仕事の合間にも私の様子を見に来てはめいっぱいあいしてくれて、私は幸せすぎる新婚生活を送っている。
今日も日課であるお風呂に一緒に入っていると、ヴィー様が少し落ち込んだ声で話し始めた。
「ベル、君とこうして楽しい時間を過ごしているときに楽しくない話をしなくちゃいけないんだが、聞いてもらえるかい?」
「ヴィー様とのお話で楽しくないことなんてないですよ?どうかなさったんですか?」
「いや、実は、セギュールの話なんだが…」
「セギュール…?」
私たちは浴槽に入るとき、ヴィー様に後ろから抱きかかえられる体勢で入っているためぬくもりとお声が0距離で感じられるも、お顔を見ることが難しい。少しだけ体を離して首を後ろに向けると、ヴィー様は苦虫をかみつぶしたようなお顔をしていた。
「セギュールって…?」
「いや、君のもと婚約者のセギュールだ」
「あぁ!ごめんなさい、すっかり忘れていましたわ。そのセギュール様がどうかなさったのですか?」
「君をないがしろにしたことが許せなくて、報復を考えているんだ。結婚してからあわただしかったが少し落ち着いてきたから、過去の遺恨は早めに晴らしておきたいと思って」
「ヴィー様…!!」
感動のあまりヴィー様に抱き着くとしっかりと受け止めてくださり、大好きな口づけが降ってくる。
「ん、はぁ…」
「ベル、愛してる…」
「私もです、ヴィー様…」
バードキスからねっとりと舌を絡める深いキスに変わり、お互いに息が上がるほどの長い時間を堪能した後、ぼんやりとした頭でヴィー様の遺恨を晴らす方法を考える。
「私、正直に言いますと、セギュール様のことはもうどうでもいいんです」
「君は恨んでいないのか?」
「そうですね。もともとどうでもいいお相手でしたし、支援を受けられず両親や領民が路頭に迷うと思った時は絶望しましたが、婚約破棄されたことであんな人と結婚しなくて済みましたし」
そういう意味では手を出されずに済んだし、恨むようなことは特にない。むしろ記憶からほぼ消してしまっていたくらいだ。ただ、ヴィー様はセギュール様のことがどうしても許せないらしく、私のように捨て置いても、という気持ちにはならないらしい。
「そうであれば、ヴィー様のお好きなように報復なさってはいかがです?」
「好きなように…」
「おとりつぶしでも、首をはねるでも、公爵家の力があれば簡単ですし、隣国の新興貴族ですから国交問題にもなりませんよね?」
「そうだな。こちらが難癖をつけても握りつぶすことも可能だ」
「だったらヴィー様のお気持ちを晴らすことだけ考えてください」
最近ようやくきれいにつけられるようになったキスマークをヴィー様の胸に残す。何度も何度も吸い付いて、大きな濃いうっ血痕にしてそれをうっとり撫でると、ヴィー様が突然私の脇に手を差し込み、ザバッと持ち上げた。驚く暇もなく降ろされた先にはヴィー様の立ち上ったものがあり、そのままぬるんだ私のナカにずぶずぶと入っていく。
「ぁああ!」
「ベル、また俺をあおるのがうまくなったね?」
「あん、あおってなんか…!」
「いやいや、ベルのおかげでほら、こんなに硬くなってるよ?」
「ぁあん、ヴィーさまぁ…」
「気持ちいいね。ベルの中はいつ入ってもあたたかくてやわらかい」
「ヴィーさまは、おっきくて、かたいです……ひゃぁ!」
ヴィー様が感想を言うから私も言っただけなのに、さらに大きくなったヴィー様のものに加え、ヴィー様の手で大きくぷっくり腫れあがった秘豆をきゅっとつままれる。私の体はもうどこを触られても快感を覚えるようになってしまった。腕をさすられるだけでも愛液が生まれるし、胸の先端や秘豆なんて触られただけで達してしまう。
収縮する膣の動きに対し、ヴィー様はくッと力を込めて吐精をこらえる。私を貫いたまま器用に抱き起し、なんと湯舟から立ち上がったヴィー様はタオルで軽く水気をふき取りベッドに向けて歩き始めた。その間ももちろん私はずっとヴィー様に貫かれている。
歩くたびに刺激が襲い、ヴィー様の首に縋りついて何とかその快楽にのまれないように息をする。
「あぁ、ベルの中がひくひくしてる」
「ヴィーさまのせいですっ、このまま、歩くなんて…!」
「だって離れたくないからね。でもお風呂に入ったままだとのぼせてしまうだろ?」
歩きながらわざと体を動かして、ナカのいいところを刺激してくるヴィー様は本当に愉しそうにうっとりと私を見つめてくる。その瞳の中に愛情と欲情が見えて、私の中の欲までもが刺激される。こんなに求めてくれることが、こんなに気持ちが昂るなんて。
ようやくベッドにたどり着くと、ヴィー様は自身が下になって横たわった。いわゆる騎乗位になって私の唇をゆっくりと親指で撫でる。その親指を咥えてちゅ、ちゅ、と吸うと自分の愛液がさらにあふれてくるのを感じた。
「ベル、動ける?」
「ヴィーさまがいたずらしなければ、がんばれます」
片手をしっかりと絡めあってつなぎ、膝立ちになるようにして上下にゆるゆると動き始める。
私だけでなくヴィー様の茂みも処理されおり、下に下がる度にぴったりと肌が引っ付きあう。男女とも茂みを処理するのはヴィー様が見つけてきた異国の風習で、お互いにより強く快感を味わうことができるらしい。こういった性の方面だけでなく、衣服などもヴィー様は異国のものを取り入れることに躊躇がない。根底には『私に似合う』『私が気持ちいい』といった、私にプラスに働くことであれば、というのがあるらしいが。
当然のように私の茂みを処理し、次いでご自身の茂みも躊躇なく処理してしまったのには驚いたが、お互いに気持ちよさは倍増した。こうして私が上になったり、後ろから突かれたりといろいろなことを開拓するのに余念がない。
「んあぁ!ヴィーさまっ」
「ベル、」
「いた、ずらは、だめって、」
「いたずらじゃないよ、ベルが誘ったんでしょ?」
「あぁぁあ!さ、さそ、ってなん、か、」
「でもほら、ぷるぷるって目の前で揺れたら、我慢できないよね?」
上下に動いているせいで揺れる胸にしゃぶりつかれ、あっさりと達してしまった私は力が抜けてヴィー様の胸に倒れこんでしまった。それだけでも胸の先端がこすれて気持ちいい。私ばっかり気持ちいいのが悔しくて、ヴィー様のお胸の先端を口に含んでコリコリと刺激する。同時に膣にぎゅっと力を込めてナカのものを締め付けると、びゅくびゅくと熱いものが注ぎ込まれた。
「うっ、はぁ…ベル…」
「ぅうん、ヴィーさま…」
「ほら、交代だよ」
「ま、まって、ヴィーさま、」
「待てない。愛してる」
ぐるりと上下を交代させられ、そのまま律動と同時に秘豆をいじられる。達したばかりの体に矢継ぎ早に与えられる快楽に声がかれるまで啼かされた私は、その日初めて気を失うまで抱きつぶされてしまった。
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