28 / 424
第四章 朱金の姫君
1-3 怪談話②
しおりを挟む
「怪談話の中にも、真実が含まれている事がある……ね。まさにその通りだ。ユージンも、たまには的を射た事を言うじゃないか」
「それって、ユージンの話した話が本当の話だって事なのか?」
リュセルがそう聞くと、レオンハルトは少し考え込んでから頷いた。
「まあ、大体合っている。本当にあった出来事だ」
「マジで!?」
レオンハルトの言葉に大声で答えたのは、馬車の外のユージンだった。
「どどどどど、ど~しましょう、殿下。俺達、今日の宿はそこなんですが……」
「問題ないだろう」
いつもの調子に戻ったレオンハルトの言葉に、ユージンとカーテンを開けたリュセルは目線を合わした。今まで冷静だったのは、その怪談話が作り物だと思っていたからでありまして……。隠し事はするが、レオンハルトは基本的に嘘をつくという事はしない訳でありまして……。ついでに、彼は冗談を言う性格でもなくて……。
(本気で、今日の宿屋は幽霊屋敷なのか!?)
リュセルが心の中でそう考えている間、馬車の隣を行くアイリーンの肩はカタカタと震えていたのだった。
怪談話などしなければ良かった。
リュセルとユージンが内心そう思いながら、それを表に出す事なく、何気なさを装っている内に、馬車はテイルの街へと到着した。カーテンの隙間から覗いた街の中は、普通の街並みである。関所近くの街の為、店が多く、広場には露天なども並んでいて結構賑わっていた。
リュセルは、明るいその街の様子にホッとする。怪談話は、別にいいのだ。だいたいが嘘だったし、目の前に霊がいる訳でもない。だが、この時、リュセルは、綾香だった頃、かなりの怖がりだった事を思い出していた。
遊園地のお化け屋敷系は、まるでダメだった。
あの頃は、女性だったから、「怖い!」って叫んでも、可愛いと思われるだけだったが、今はそうもいかない。
今は男なのだ。
それも、超絶美形
リュセルは、現在の自分の顔が、あまり表情の変わらないものである事に感謝した。
「着きました」
御者として馬車の馬の手綱を握っていたアントニオの言葉にレオンハルトは頷くと、脇に立てかけておいた剣を手にとった。
リュセルは、その剣をじっと見つめる。
見事な細工の彫刻と十字に交差した柄の不思議な紋様を抜かせば、普通の剣とさして変わらないその剣は、邪気を浄化する事の出来る女神の剣である。
旅に出る前に、レオンハルトが、城のどこかに封印された(リュセルが封印を解いた時に見つけた階段は、同じ場所にはもうなかった)この女神の剣を持ち出してきたのだ。
まあ、この剣はいわば彼の物のようなものだし、邪気の浄化に不可欠なのでしょうがないのだが、国の象徴たるものをこんな簡単に持ち出して、王都内に張られた結界は大丈夫なのだろうか。
その疑問を口にしたら
「お前も見ただろう? 剣を抱えていた女神像を。剣と長く共にあったあの像が、代わりに結界を維持してくれているから大丈夫だ」
「しかし、あれは割れてしまったぞ」
「私が元の状態に戻しておいた」
ここでどうやって? と聞くのは愚問だろう。
過去の記憶を振り切り、現実に戻ったリュセルは、無理矢理剣から意識を逸らすと、先に馬車を降りる。
「良かった。普通の宿屋ですね、リュセル王子」
馬から降りたユージンが、リュセルの隣に立ってそう言って胸を撫で下ろしていた。
大きくも小さくもない、ランクでいったら中の上といった程度のその宿屋は、高級ではないが、清潔感のある、なかなかいい宿屋のようだった。……見た目は。
この1週間というもの、宿をとる時は必然的に三部屋をとっていた。当然の如く、レオンハルトとリュセルは同室で、後は、ユージンとアントニオが一緒の部屋。このメンバーの中で唯一の女性、アイリーンが一人部屋になっている。
割り振られた部屋に落ち着いたリュセルは、レオンハルトが今後の予定をアントニオと話し合っている間、持ってきた手持ちサイズの単行本を読もうかと開きかけた時、ノックの音を聞いて止めた。
「リュセル王子」
ユージンの声だった。アントニオとの話に集中しているレオンハルトを横目に扉を開けると、リュセルは言った。
「どうした?」
「井戸を見に行きましょうよ」
いししししと笑って、いきなり脈絡のない事を言い出したユージンに、リュセルはその秀麗な眉をしかめた。
そんな、わずかな変化さえ美しい、この王子の顔を最近見慣れたはずなのに、うっかり見惚れてしまったユージンは、慌てて首を振る。
「と、とにかく行きません?」
「だから、井戸って何の事だ」
「もちろん、少女が飛び込んで自殺したという井戸ですよ」
ユージンがそう言うと、リュセルは一瞬黙り込んだ。
「本気か?」
その声音に嫌そうな雰囲気を感じ取って、ユージンは意地悪な笑みをもらした。
「リュセル様、怖いんですか?」
「……行けばいいんだろう」
小さくため息をついて、あきらめたように返事をしたリュセルの反応を見たユージンは、おや?と思った。この、一見怖いものなど何もないような、女性達を魅了する美貌の王子は、なんとなくだがアイリーンと同種のような気がしていたのだが。
つまり、そういうものに対する、極度の怖がり。
怪談話で大丈夫だったから、自分の気のせいかと思ったが、実はそうではないらしい。
その怪談話が、実際のもので、これからそこに泊まると知った時のリュセルの顔色の悪さから、実際に体験するのが嫌らしい事がわかった。ユージンも人並みには臆病だが、(騎士のくせに)きっと、この二人(リュセルとアイリーン)には負けるだろう。
それからしばらくして
宿屋の裏手に、ユージンの拍子抜けしたような声が響いた。
「なんだ~、何の変哲もない井戸でしたね」
件の井戸は、宿屋の母屋の裏側、勝手口近くにあった。今も使用されているらしく、その水は結構おいしい。
「第一、誰かがこの中に飛び込んで死んでいたら、そんな井戸、もう使ったりしないだろう」
内心、ホッとしながら、冷静にそう分析したリュセルに、ユージンは子供のように頬を膨らませた。
「つまんないですねぇ」
「きっと、レオンに俺達はからかわれたのさ」
リュセルはそう言って頷くが、リュセルよりもレオンハルトと付き合いが長いユージンは、首を傾げた。
「殿下の性格を考えると、そんな事ないと思いますがね」
十年近く仕えているが、冗談を言ったのを聞いた事がない。
「じゃあ、あれは、本当の話だとでも言うつもりか!?」
くわっと目を見開いて、ユージンの胸倉を掴み、リュセルは目の前の騎士に詰め寄る。ユージンは、そんな目の前の美貌の主から目を背けながら言った。
「どうどうどう、落ち着いて下さい。まあ、事実この井戸には何もないのだから、いいじゃありませんか」
最もなユージンの意見だ。単純なリュセルはそれにあっさり頷いた。
「それもそうだな」
「ともかく部屋に戻りましょう。もうすぐ日も暮れますし、夕食の準備を宿の者に頼んでおきますよ」
「ああ」
こうして、リュセルはユージンに宥められながら、その場を後にしたのである。
その後は、これといって何の変化もなかった。特記するべき事と言えば、部屋に戻る際、宿屋の使用人の女性や宿泊客の女性をリュセルが金縛りにしてしまった事くらいだろうか。そうして、五人一緒に夕食をとると、旅の疲れからか、皆、早めに床につく為に、自分に与えられた部屋へと引っ込んだ。
旅の間ずっとそうなのだが、城のような広いベットではない為、レオンハルトとリュセルは隣り合わせになった、別々の寝台で休んでいた。別の寝台でも、距離が近いから、精神は安定し、寝不足になる事はない。
だが、そんな中、事件は起こった。
「ない……」
宿屋で用意された夜着を着て(テイル街名物、クマリスのワッペンのついた、向こうの世界のパジャマのような夜着だ)眠りにつこうとした時、リュセルはあるものがない事に気づいた。
(俺のバイブル、黒猫ノンちゃんシリーズの第三巻、ノンちゃん危機一髪の本がない!)
「それって、ユージンの話した話が本当の話だって事なのか?」
リュセルがそう聞くと、レオンハルトは少し考え込んでから頷いた。
「まあ、大体合っている。本当にあった出来事だ」
「マジで!?」
レオンハルトの言葉に大声で答えたのは、馬車の外のユージンだった。
「どどどどど、ど~しましょう、殿下。俺達、今日の宿はそこなんですが……」
「問題ないだろう」
いつもの調子に戻ったレオンハルトの言葉に、ユージンとカーテンを開けたリュセルは目線を合わした。今まで冷静だったのは、その怪談話が作り物だと思っていたからでありまして……。隠し事はするが、レオンハルトは基本的に嘘をつくという事はしない訳でありまして……。ついでに、彼は冗談を言う性格でもなくて……。
(本気で、今日の宿屋は幽霊屋敷なのか!?)
リュセルが心の中でそう考えている間、馬車の隣を行くアイリーンの肩はカタカタと震えていたのだった。
怪談話などしなければ良かった。
リュセルとユージンが内心そう思いながら、それを表に出す事なく、何気なさを装っている内に、馬車はテイルの街へと到着した。カーテンの隙間から覗いた街の中は、普通の街並みである。関所近くの街の為、店が多く、広場には露天なども並んでいて結構賑わっていた。
リュセルは、明るいその街の様子にホッとする。怪談話は、別にいいのだ。だいたいが嘘だったし、目の前に霊がいる訳でもない。だが、この時、リュセルは、綾香だった頃、かなりの怖がりだった事を思い出していた。
遊園地のお化け屋敷系は、まるでダメだった。
あの頃は、女性だったから、「怖い!」って叫んでも、可愛いと思われるだけだったが、今はそうもいかない。
今は男なのだ。
それも、超絶美形
リュセルは、現在の自分の顔が、あまり表情の変わらないものである事に感謝した。
「着きました」
御者として馬車の馬の手綱を握っていたアントニオの言葉にレオンハルトは頷くと、脇に立てかけておいた剣を手にとった。
リュセルは、その剣をじっと見つめる。
見事な細工の彫刻と十字に交差した柄の不思議な紋様を抜かせば、普通の剣とさして変わらないその剣は、邪気を浄化する事の出来る女神の剣である。
旅に出る前に、レオンハルトが、城のどこかに封印された(リュセルが封印を解いた時に見つけた階段は、同じ場所にはもうなかった)この女神の剣を持ち出してきたのだ。
まあ、この剣はいわば彼の物のようなものだし、邪気の浄化に不可欠なのでしょうがないのだが、国の象徴たるものをこんな簡単に持ち出して、王都内に張られた結界は大丈夫なのだろうか。
その疑問を口にしたら
「お前も見ただろう? 剣を抱えていた女神像を。剣と長く共にあったあの像が、代わりに結界を維持してくれているから大丈夫だ」
「しかし、あれは割れてしまったぞ」
「私が元の状態に戻しておいた」
ここでどうやって? と聞くのは愚問だろう。
過去の記憶を振り切り、現実に戻ったリュセルは、無理矢理剣から意識を逸らすと、先に馬車を降りる。
「良かった。普通の宿屋ですね、リュセル王子」
馬から降りたユージンが、リュセルの隣に立ってそう言って胸を撫で下ろしていた。
大きくも小さくもない、ランクでいったら中の上といった程度のその宿屋は、高級ではないが、清潔感のある、なかなかいい宿屋のようだった。……見た目は。
この1週間というもの、宿をとる時は必然的に三部屋をとっていた。当然の如く、レオンハルトとリュセルは同室で、後は、ユージンとアントニオが一緒の部屋。このメンバーの中で唯一の女性、アイリーンが一人部屋になっている。
割り振られた部屋に落ち着いたリュセルは、レオンハルトが今後の予定をアントニオと話し合っている間、持ってきた手持ちサイズの単行本を読もうかと開きかけた時、ノックの音を聞いて止めた。
「リュセル王子」
ユージンの声だった。アントニオとの話に集中しているレオンハルトを横目に扉を開けると、リュセルは言った。
「どうした?」
「井戸を見に行きましょうよ」
いししししと笑って、いきなり脈絡のない事を言い出したユージンに、リュセルはその秀麗な眉をしかめた。
そんな、わずかな変化さえ美しい、この王子の顔を最近見慣れたはずなのに、うっかり見惚れてしまったユージンは、慌てて首を振る。
「と、とにかく行きません?」
「だから、井戸って何の事だ」
「もちろん、少女が飛び込んで自殺したという井戸ですよ」
ユージンがそう言うと、リュセルは一瞬黙り込んだ。
「本気か?」
その声音に嫌そうな雰囲気を感じ取って、ユージンは意地悪な笑みをもらした。
「リュセル様、怖いんですか?」
「……行けばいいんだろう」
小さくため息をついて、あきらめたように返事をしたリュセルの反応を見たユージンは、おや?と思った。この、一見怖いものなど何もないような、女性達を魅了する美貌の王子は、なんとなくだがアイリーンと同種のような気がしていたのだが。
つまり、そういうものに対する、極度の怖がり。
怪談話で大丈夫だったから、自分の気のせいかと思ったが、実はそうではないらしい。
その怪談話が、実際のもので、これからそこに泊まると知った時のリュセルの顔色の悪さから、実際に体験するのが嫌らしい事がわかった。ユージンも人並みには臆病だが、(騎士のくせに)きっと、この二人(リュセルとアイリーン)には負けるだろう。
それからしばらくして
宿屋の裏手に、ユージンの拍子抜けしたような声が響いた。
「なんだ~、何の変哲もない井戸でしたね」
件の井戸は、宿屋の母屋の裏側、勝手口近くにあった。今も使用されているらしく、その水は結構おいしい。
「第一、誰かがこの中に飛び込んで死んでいたら、そんな井戸、もう使ったりしないだろう」
内心、ホッとしながら、冷静にそう分析したリュセルに、ユージンは子供のように頬を膨らませた。
「つまんないですねぇ」
「きっと、レオンに俺達はからかわれたのさ」
リュセルはそう言って頷くが、リュセルよりもレオンハルトと付き合いが長いユージンは、首を傾げた。
「殿下の性格を考えると、そんな事ないと思いますがね」
十年近く仕えているが、冗談を言ったのを聞いた事がない。
「じゃあ、あれは、本当の話だとでも言うつもりか!?」
くわっと目を見開いて、ユージンの胸倉を掴み、リュセルは目の前の騎士に詰め寄る。ユージンは、そんな目の前の美貌の主から目を背けながら言った。
「どうどうどう、落ち着いて下さい。まあ、事実この井戸には何もないのだから、いいじゃありませんか」
最もなユージンの意見だ。単純なリュセルはそれにあっさり頷いた。
「それもそうだな」
「ともかく部屋に戻りましょう。もうすぐ日も暮れますし、夕食の準備を宿の者に頼んでおきますよ」
「ああ」
こうして、リュセルはユージンに宥められながら、その場を後にしたのである。
その後は、これといって何の変化もなかった。特記するべき事と言えば、部屋に戻る際、宿屋の使用人の女性や宿泊客の女性をリュセルが金縛りにしてしまった事くらいだろうか。そうして、五人一緒に夕食をとると、旅の疲れからか、皆、早めに床につく為に、自分に与えられた部屋へと引っ込んだ。
旅の間ずっとそうなのだが、城のような広いベットではない為、レオンハルトとリュセルは隣り合わせになった、別々の寝台で休んでいた。別の寝台でも、距離が近いから、精神は安定し、寝不足になる事はない。
だが、そんな中、事件は起こった。
「ない……」
宿屋で用意された夜着を着て(テイル街名物、クマリスのワッペンのついた、向こうの世界のパジャマのような夜着だ)眠りにつこうとした時、リュセルはあるものがない事に気づいた。
(俺のバイブル、黒猫ノンちゃんシリーズの第三巻、ノンちゃん危機一髪の本がない!)
14
あなたにおすすめの小説
《本編 完結 続編 完結》29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、年下の英雄公爵に溺愛されています。
かざみはら まなか
BL
24歳の英雄公爵✕29歳の日本に帰りたい異世界転移した青年
転生したら嫌われ者No.01のザコキャラだった 〜引き篭もりニートは落ちぶれ王族に転生しました〜
隍沸喰(隍沸かゆ)
BL
引き篭もりニートの俺は大人にも子供にも人気の話題のゲーム『WoRLD oF SHiSUTo』の次回作を遂に手に入れたが、その直後に死亡してしまった。
目覚めたらその世界で最も嫌われ、前世でも嫌われ続けていたあの落ちぶれた元王族《ヴァントリア・オルテイル》になっていた。
同じ檻に入っていた子供を看病したのに殺されかけ、王である兄には冷たくされ…………それでもめげずに頑張ります!
俺を襲ったことで連れて行かれた子供を助けるために、まずは脱獄からだ!
重複投稿:小説家になろう(ムーンライトノベルズ)
注意:
残酷な描写あり
表紙は力不足な自作イラスト
誤字脱字が多いです!
お気に入り・感想ありがとうございます。
皆さんありがとうございました!
BLランキング1位(2021/8/1 20:02)
HOTランキング15位(2021/8/1 20:02)
他サイト日間BLランキング2位(2019/2/21 20:00)
ツンデレ、執着キャラ、おバカ主人公、魔法、主人公嫌われ→愛されです。
いらないと思いますが感想・ファンアート?などのSNSタグは #嫌01 です。私も宣伝や時々描くイラストに使っています。利用していただいて構いません!
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』
かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、
転生した高校時代を経て、無事に大学生になった――
恋人である藤崎颯斗と共に。
だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。
「付き合ってるけど、誰にも言っていない」
その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。
モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、
そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。
甘えたくても甘えられない――
そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。
過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの
じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。
今度こそ、言葉にする。
「好きだよ」って、ちゃんと。
【3/11書籍発売】麗しの大公閣下は今日も憂鬱です。
天城
BL
【第12回BL大賞 奨励賞頂きました!ありがとうございます!!3/11に発売になります、よろしくお願いします!】
さえないサラリーマンだったオジサンは、家柄・財力・才能と類い稀なる美貌も持ち合わせた大公閣下ルシェール・ド・ヴォリスに転生した。
英雄の華々しい生活に突然放り込まれて中の人は毎日憂鬱だった。腐男子だった彼は知っている。
この世界、Dom/Subユニバースってやつだよね……。
「さあ気に入ったsubを娶れ」
「パートナーはいいぞ」
とDomの親兄弟から散々言われ、交友関係も護衛騎士もメイド含む屋敷内の使用人全てがSubで構成されたヴォリス家。
待って待って情報量が多い。現実に疲れたおっさんを転生後まで追い込まないでくれ。
平凡が一番だし、優しく気立のいいsubのお嫁さんもらって隠居したいんだよ。
転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。
星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。
前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。
だが図書室の記録が冤罪を覆す。
そしてレイは知る。
聖女ディーンの本当の名はアキラ。
同じ日本から来た存在だった。
帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。
秘密を共有した二人は、友達になる。
人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。
【蒼き月の輪舞】 モブにいきなりモテ期がきました。そもそもコレ、BLゲームじゃなかったよな?!
黒木 鳴
BL
「これが人生に三回訪れるモテ期とかいうものなのか……?そもそもコレ、BLゲームじゃなかったよな?!そして俺はモブっ!!」アクションゲームの世界に転生した主人公ラファエル。ゲームのキャラでもない彼は清く正しいモブ人生を謳歌していた。なのにうっかりゲームキャラのイケメン様方とお近づきになってしまい……。実は有能な無自覚系お色気包容主人公が年下イケメンに懐かれ、最強隊長には迫られ、しかも王子や戦闘部隊の面々にスカウトされます。受け、攻め、人材としても色んな意味で突然のモテ期を迎えたラファエル。生態系トップのイケメン様たちに狙われたモブの運命は……?!固定CPは主人公×年下侯爵子息。くっついてからは甘めの溺愛。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる