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第十一章 神への叛逆
9-2 絶望の始まり
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恐る恐る尋ねるミルフィンの目を見返して、ティアラは残酷な事実を口にした。
「精神が耐えきれず、狂ってしまうのです」
最悪な事態の、それは始まりだったのだ。
朱金の妹姫が焦燥感に苛まれている一方で、姉姫の方はというと……。
「あ~、やっときたかい」
屋敷の敷地内に侵入して来た見知った気配。それを知ったジュリナは、昼寝の為に横たわっていたソファの上で閉じていた深紅の瞳を開く。
(レオンハルトと……。ん? ティ、ティア!?)
愛しい半身の気配を幼なじみの男の気配と同時に感知すると同時に、ジュリナは跳ね上がるように起き上がる。
「どうして、ティアが!」
守るべき大事な妹。このような危険な場所に連れてきたレオンハルトの真意が掴めない。
その瞬間だった。
ジュリナからすれば、突然。本当に突然に、それは消えた。
「リュ……セル?」
呆然とその名を呼び、ソファから立ち上がる。
「そんな馬鹿な!」
自分達の同胞の気配が邸内から一瞬で消失した事を、捕らわれの身のジュリナも感知していた。先程まで微弱だったが、しっかりと存在していた気配の突然の消失に呆然となるしかない。気配の消失……、それすなわち、あの青年の死を意味しているからだ。
「な、なんで、こんな突然!?」
動揺したように、そう呟いた時。
「っ!? レオンハルト!」
屋敷敷地内に存る、幼なじみの気配が変化した。
静かな……、静か過ぎる、その気配。激しいものは感じない。何も……。何一つ。
怒りも、哀しみも、何も感じない。
在るのは、絶望のみ。
「やめろ。やめろやめろやめろ……、狂うな! 頼むから、狂うな…………。狂うなっ、レオンハルトーーーーーー!」
ジュリナはそう叫ぶと同時に、固く外側から閉じられた扉を蹴り飛ばす。
「「「!!!!!??????」」」
ドッカーーーンッッッ
外に控えていたワトスンと、その他の見張りの者達が驚きに目を見張る目前で、丈夫だった木の扉は吹き飛び、室内からその扉を吹き飛ばした張本人であるジュリナが出て来る。
「チッ。リュセルの元へ行くのが先か、レオンハルトを止めるのが先か……」
悔しいが、元婚約者のあの美麗な男の戦闘力は、完全に自分のそれを上回っている。現宝主の中で最も最強の戦闘力を誇る彼は、それと同時に世界最強な男なのだ。
それが暴走したら……。
今はこの場にいない、もう一人の宝主、ローウェンと二人がかりならなんとか……。もしかしたら、止められたかもしれないが。
「でも、行くしかない。あの馬鹿を止めなくては!」
このままだと、狂い死ぬ。
半身を失った女神の子供の、壮絶な末路を聞かされた事のあるジュリナは、このまま暴走を続けたレオンハルトの行く先を知っていた。
「待て、逃がさないぞ!」
走り出そうとするジュリナの腕を咄嗟に掴んだワトスンは、破壊された扉を視界に入れないようにしながら、無謀にも目の前の王女に挑みかかる。
「ちょうどいい、お前も来な。少しは役に立つだろう」
「……は? って、おおおおおおおいぃぃぃーーーー!」
ワトスンの腕を逆に掴み上げて、ジュリナは全速力で走りだしたのだった。
リュセルの気配の消失
その原因を語るには、ジュリナがワトスンを引きずり、暴走するレオンハルトの抑止に向かった、その時から少し時間を遡る事になる。
それは、高熱と失明のショックで深く沈んでいたリュセルの意識が、ようやく戻ったのが始まりだった。
「……ん」
わずかな呻き声をクラウンは正確に聞き取ると、ぼんやりとしている灰色の瞳を覗きこんだ。その目の上、銀の睫毛が触れる程の距離で手を振るが、焦点の合わない瞳は瞬きもしない。
(やはり、見えていないか)
「な、何だ? どうして、ここはこんなに暗いんだ……?」
高熱の為、相変わらず記憶が曖昧になっている様子の銀の王子の頬にそっと触れる。
「っ!?」
急に見知らぬ感触の手に触れられて体を強張らせるリュセルに対し、クラウンは優しい声で告げた。
「目が覚めましたか?」
その声に怯えたように瞳を揺らすリュセルの唇をなぞると、寝台横のサイドテーブルに用意していた水差しにクラウンは手を伸ばす。
「水ですよ。お飲み下さい」
口元に水差しが差し出されるのを感触だけで悟ると、喉の乾きがピークに達していたリュセルは、夢中で水を飲み干した。ゴクゴクと一気に水が飲み干されるのを、にこやかに微笑みながら見届けると、再びクラウンは告げる。
「熱がなかなか下がりませんねぇ」
額に冷たい掌を押し当てられ、リュセルは肩を揺らすが、それを気にも留めずに、クラウンは座っていた椅子から立ち上がった。
「薬をお持ちしますよ。少しお待ち下さいね」
熱冷ましの薬など効かないだろうが気休めだ。彼の熱を下げ、失明を治す事が出来るのは、おそらく浄化の力。女神の力。そして、今、リュセルが最も欲しているであろう半身の温もりが一番の薬になるはず。
(でも、それを与えてやる訳にはいかないのですよ)
それに、こちらとしては、目が見えていない今のままの方が都合が良いのも事実。
そんな風に考えるクラウンの気配がゆっくりと遠ざかるのを感じると同時に、リュセルは安心して大きなため息を吐く。その息も、相変わらず熱っぽい。
(なんで下がらないんだ)
ずっと高熱に苦しめられているリュセルは、そう思いながら額に手を置いた。
(レオン)
会いたかった。
ただ、会いたかった。
その髪に触れたい。
その香りを近くで嗅ぎたい。
その力強い腕に抱かれたい。
「レオンハルト」
聞く者が切なくなるような声で、自分の兄の名を呼んだ時。
パタパタッ
わずかな鳥の羽ばたき音が聞こえた。
「お前、いるのか!?」
嬉しそうなリュセルの声に呼応するように、起き上がったその手元に翠緑色の可愛らしい小鳥が降り立つと、指を軽く突っつき始めた。
「またきてくれたのか」
手探りで小鳥の柔らかい体を撫でながら、リュセルは小さく笑う。
「お前はいいよな。きっと、この小さな翼で、空をどこまでも飛んでいけるんだろう?」
膝の上で大人しくしている小鳥にそう話しかけると、リュセルは独り言のように呟いた。
「俺がお前なら、あいつの元にすぐにでも帰るんだ。唯一の帰るべき場所、あそこしか俺が帰る場所はない」
半身であるレオンハルトの事を考えると泣きたくなる。せめて、視力だけでも戻ってくれれば、ここを脱出する手立ても考えられるのだが。
そんなリュセルを慰めるように、この前と同じようにスリスリと体を寄せてくる人懐こい小鳥の感触を肌で感じて笑みがこぼれる。
「お前、一体どこの子だ? どこかで飼われているんだろう?」
そう言いながらも、熱が高く、いい加減起き上がっているのがしんどくなってきた為、再び横になろうかと考えていた時。
その気配を感知した。
「レオン?」
近い。けれど、まだ少し遠い。
おそらくこの建物の敷地内なのだろうが、自分のいる位置からそう遠くない場所に現れたその力強い気配は、間違えようもない自分の半身のものだ。
高熱の為、感知が遅れたのが悔やまれる。いつもならもっと早く、感知出来たろうに……。
それでも
それでも
(来てくれたのか)
懐かしくも慕わしいその気配に、リュセルは安堵すると共にいてもたってもいられず、寝台から抜け出そうとした。
冷たい床に裸足で降りたち、立ち上がる。
グラッ
途端に眩暈を起こし、その場に膝をつくが、そんな事に構ってなどいられない。
「レオン!」
一刻も早く、帰りたかった。
逢いたかった……。
そんな風に、もうすぐ再会出来るであろう兄の気配に夢中になっていた為、別の気配が入室してきていた事に気づかなかった。
「どこに行くつもりカ、そんな体で」
不意に室内に響いた子供の声。リュセルは閉じていた目を開く
「その声は」
自分達が捕らわれの身となる元凶になった黒衣の襲撃者の一人。十歳をようやく超えたような年齢の、中性的な紺色の髪の子供。
目が見える時に見たその子のイメージは、それは悪いものだった。いや、正確には子供の持つ、オルゴール型の小箱と言った方がいいだろうか?
(まさか、またか!?)
見えない為、子供がそれを持っているかはわからない。
緊張と嫌な予感に、背筋が震える。
「ナイトサマにあんなにも寵愛されていながら、ナニが不満なのカっ!」
涙声。
(泣いているのか?)
「ドウシテ、お前なんかをナイトサマは構うのダ! その忌まわしい顔で、たぶらかしたのカ!?」
激しい独占欲と嫉妬心に支配された心は、暗い炎を宿している。
現在、目の見えないリュセルには気づく事は出来なかったが、気持ちが激昂し、リュセルへの憎悪が増すにつれ、子供の、マーリンの瞳は、その色を徐々に変えようとしていた。
激昂したマーリンがリュセルに掴みかかる頃には、水色をしていた瞳の色は、紫電に色を変化させていたのだ。
「ワタシから、ナイトサマを奪うな!」
マーリンの叫びは、まるで血を吐くような悲痛なものであった。
「精神が耐えきれず、狂ってしまうのです」
最悪な事態の、それは始まりだったのだ。
朱金の妹姫が焦燥感に苛まれている一方で、姉姫の方はというと……。
「あ~、やっときたかい」
屋敷の敷地内に侵入して来た見知った気配。それを知ったジュリナは、昼寝の為に横たわっていたソファの上で閉じていた深紅の瞳を開く。
(レオンハルトと……。ん? ティ、ティア!?)
愛しい半身の気配を幼なじみの男の気配と同時に感知すると同時に、ジュリナは跳ね上がるように起き上がる。
「どうして、ティアが!」
守るべき大事な妹。このような危険な場所に連れてきたレオンハルトの真意が掴めない。
その瞬間だった。
ジュリナからすれば、突然。本当に突然に、それは消えた。
「リュ……セル?」
呆然とその名を呼び、ソファから立ち上がる。
「そんな馬鹿な!」
自分達の同胞の気配が邸内から一瞬で消失した事を、捕らわれの身のジュリナも感知していた。先程まで微弱だったが、しっかりと存在していた気配の突然の消失に呆然となるしかない。気配の消失……、それすなわち、あの青年の死を意味しているからだ。
「な、なんで、こんな突然!?」
動揺したように、そう呟いた時。
「っ!? レオンハルト!」
屋敷敷地内に存る、幼なじみの気配が変化した。
静かな……、静か過ぎる、その気配。激しいものは感じない。何も……。何一つ。
怒りも、哀しみも、何も感じない。
在るのは、絶望のみ。
「やめろ。やめろやめろやめろ……、狂うな! 頼むから、狂うな…………。狂うなっ、レオンハルトーーーーーー!」
ジュリナはそう叫ぶと同時に、固く外側から閉じられた扉を蹴り飛ばす。
「「「!!!!!??????」」」
ドッカーーーンッッッ
外に控えていたワトスンと、その他の見張りの者達が驚きに目を見張る目前で、丈夫だった木の扉は吹き飛び、室内からその扉を吹き飛ばした張本人であるジュリナが出て来る。
「チッ。リュセルの元へ行くのが先か、レオンハルトを止めるのが先か……」
悔しいが、元婚約者のあの美麗な男の戦闘力は、完全に自分のそれを上回っている。現宝主の中で最も最強の戦闘力を誇る彼は、それと同時に世界最強な男なのだ。
それが暴走したら……。
今はこの場にいない、もう一人の宝主、ローウェンと二人がかりならなんとか……。もしかしたら、止められたかもしれないが。
「でも、行くしかない。あの馬鹿を止めなくては!」
このままだと、狂い死ぬ。
半身を失った女神の子供の、壮絶な末路を聞かされた事のあるジュリナは、このまま暴走を続けたレオンハルトの行く先を知っていた。
「待て、逃がさないぞ!」
走り出そうとするジュリナの腕を咄嗟に掴んだワトスンは、破壊された扉を視界に入れないようにしながら、無謀にも目の前の王女に挑みかかる。
「ちょうどいい、お前も来な。少しは役に立つだろう」
「……は? って、おおおおおおおいぃぃぃーーーー!」
ワトスンの腕を逆に掴み上げて、ジュリナは全速力で走りだしたのだった。
リュセルの気配の消失
その原因を語るには、ジュリナがワトスンを引きずり、暴走するレオンハルトの抑止に向かった、その時から少し時間を遡る事になる。
それは、高熱と失明のショックで深く沈んでいたリュセルの意識が、ようやく戻ったのが始まりだった。
「……ん」
わずかな呻き声をクラウンは正確に聞き取ると、ぼんやりとしている灰色の瞳を覗きこんだ。その目の上、銀の睫毛が触れる程の距離で手を振るが、焦点の合わない瞳は瞬きもしない。
(やはり、見えていないか)
「な、何だ? どうして、ここはこんなに暗いんだ……?」
高熱の為、相変わらず記憶が曖昧になっている様子の銀の王子の頬にそっと触れる。
「っ!?」
急に見知らぬ感触の手に触れられて体を強張らせるリュセルに対し、クラウンは優しい声で告げた。
「目が覚めましたか?」
その声に怯えたように瞳を揺らすリュセルの唇をなぞると、寝台横のサイドテーブルに用意していた水差しにクラウンは手を伸ばす。
「水ですよ。お飲み下さい」
口元に水差しが差し出されるのを感触だけで悟ると、喉の乾きがピークに達していたリュセルは、夢中で水を飲み干した。ゴクゴクと一気に水が飲み干されるのを、にこやかに微笑みながら見届けると、再びクラウンは告げる。
「熱がなかなか下がりませんねぇ」
額に冷たい掌を押し当てられ、リュセルは肩を揺らすが、それを気にも留めずに、クラウンは座っていた椅子から立ち上がった。
「薬をお持ちしますよ。少しお待ち下さいね」
熱冷ましの薬など効かないだろうが気休めだ。彼の熱を下げ、失明を治す事が出来るのは、おそらく浄化の力。女神の力。そして、今、リュセルが最も欲しているであろう半身の温もりが一番の薬になるはず。
(でも、それを与えてやる訳にはいかないのですよ)
それに、こちらとしては、目が見えていない今のままの方が都合が良いのも事実。
そんな風に考えるクラウンの気配がゆっくりと遠ざかるのを感じると同時に、リュセルは安心して大きなため息を吐く。その息も、相変わらず熱っぽい。
(なんで下がらないんだ)
ずっと高熱に苦しめられているリュセルは、そう思いながら額に手を置いた。
(レオン)
会いたかった。
ただ、会いたかった。
その髪に触れたい。
その香りを近くで嗅ぎたい。
その力強い腕に抱かれたい。
「レオンハルト」
聞く者が切なくなるような声で、自分の兄の名を呼んだ時。
パタパタッ
わずかな鳥の羽ばたき音が聞こえた。
「お前、いるのか!?」
嬉しそうなリュセルの声に呼応するように、起き上がったその手元に翠緑色の可愛らしい小鳥が降り立つと、指を軽く突っつき始めた。
「またきてくれたのか」
手探りで小鳥の柔らかい体を撫でながら、リュセルは小さく笑う。
「お前はいいよな。きっと、この小さな翼で、空をどこまでも飛んでいけるんだろう?」
膝の上で大人しくしている小鳥にそう話しかけると、リュセルは独り言のように呟いた。
「俺がお前なら、あいつの元にすぐにでも帰るんだ。唯一の帰るべき場所、あそこしか俺が帰る場所はない」
半身であるレオンハルトの事を考えると泣きたくなる。せめて、視力だけでも戻ってくれれば、ここを脱出する手立ても考えられるのだが。
そんなリュセルを慰めるように、この前と同じようにスリスリと体を寄せてくる人懐こい小鳥の感触を肌で感じて笑みがこぼれる。
「お前、一体どこの子だ? どこかで飼われているんだろう?」
そう言いながらも、熱が高く、いい加減起き上がっているのがしんどくなってきた為、再び横になろうかと考えていた時。
その気配を感知した。
「レオン?」
近い。けれど、まだ少し遠い。
おそらくこの建物の敷地内なのだろうが、自分のいる位置からそう遠くない場所に現れたその力強い気配は、間違えようもない自分の半身のものだ。
高熱の為、感知が遅れたのが悔やまれる。いつもならもっと早く、感知出来たろうに……。
それでも
それでも
(来てくれたのか)
懐かしくも慕わしいその気配に、リュセルは安堵すると共にいてもたってもいられず、寝台から抜け出そうとした。
冷たい床に裸足で降りたち、立ち上がる。
グラッ
途端に眩暈を起こし、その場に膝をつくが、そんな事に構ってなどいられない。
「レオン!」
一刻も早く、帰りたかった。
逢いたかった……。
そんな風に、もうすぐ再会出来るであろう兄の気配に夢中になっていた為、別の気配が入室してきていた事に気づかなかった。
「どこに行くつもりカ、そんな体で」
不意に室内に響いた子供の声。リュセルは閉じていた目を開く
「その声は」
自分達が捕らわれの身となる元凶になった黒衣の襲撃者の一人。十歳をようやく超えたような年齢の、中性的な紺色の髪の子供。
目が見える時に見たその子のイメージは、それは悪いものだった。いや、正確には子供の持つ、オルゴール型の小箱と言った方がいいだろうか?
(まさか、またか!?)
見えない為、子供がそれを持っているかはわからない。
緊張と嫌な予感に、背筋が震える。
「ナイトサマにあんなにも寵愛されていながら、ナニが不満なのカっ!」
涙声。
(泣いているのか?)
「ドウシテ、お前なんかをナイトサマは構うのダ! その忌まわしい顔で、たぶらかしたのカ!?」
激しい独占欲と嫉妬心に支配された心は、暗い炎を宿している。
現在、目の見えないリュセルには気づく事は出来なかったが、気持ちが激昂し、リュセルへの憎悪が増すにつれ、子供の、マーリンの瞳は、その色を徐々に変えようとしていた。
激昂したマーリンがリュセルに掴みかかる頃には、水色をしていた瞳の色は、紫電に色を変化させていたのだ。
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