212 / 424
第十一章 神への叛逆
10-1 失われた銀の王子と朱金姉妹の再会
しおりを挟む
「お前ナンか……お前、なんカ…………」
そう呻くマーリンの頬にリュセルは手探りで触れた。
「泣いているのか?」
「っ!?」
指先が濡れる感触にリュセルが眉をひそめるのと、マーリンの顔が屈辱に歪むのは同時だった。
「嫌いダ……嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い、大嫌いダ! お前なんカ!」
「ああ、わかった。俺の事は嫌いでもいい。でも、そうやって自分を傷つけるのは、もうやめるんだ」
そう優しく言って頬の涙を拭ってくれる、その手の温かさ、心地よさ。
「ヤメロ……」
このままでは、懐柔させられてしまう。この王子の魅力の虜とさせられる。
「ソんなの嫌だ……、ユルされない!」
「おいで、可哀そうな子」
ゆっくりと、抱きしめる為に伸ばされる両腕。
嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ!
「ワタシは癒されたいなどと、考えていナイッ」
そう叫ぶと同時に、懐からそれを出していた。クラウンより渡されてから、ずっと大事に持っていた小箱。
宝鍵の動きを止めると同時に破壊する事も出来るであろう、その装置。
「ワタシは、ワタシを拾い、救ってくださったナイトサマの為に生きルと決めたンダ、それを邪魔する奴はユルさない!」
そう叫ぶと同時にマーリンは、装置のネジを最大限に回した。
「死んデしまえッ!」
それは
身も、心も、破壊し尽くすような
破滅的な音
悲鳴を上げる事も出来なかった。
あまりにも近くで、あまりにもひどい状態で、それを聞いたのだ。
(兄さん……)
最後に脳裏に浮かんだ、微笑を浮かべる半身の幻影に手を伸ばしながら、リュセルはそのまま昏倒する。
もう……耐えられなかった。
「お……オイ」
動揺していたとはいえ、やり過ぎた。マーリンは慌ててリュセルの体に縋る。
声を上げる事もなく、一瞬体をビクリと震わせたと思ったら、その場に倒れたリュセルの瞼は力なく伏せられていて、ぐったりと床に仰向けに転がっていた。
そして、触れたと同時にそれはすぐに知れる。すぐに分かる。
「あ……あ、あ、あ、」
その事実にマーリンは目を見開き、ただ首を振るしかない。
その青年の、月の色をした銀の髪も、白磁のような白い肌も、そのままだ。
しかし……。
目の前に倒れた青年は、完全に息をしていなかった。
そうして、マーリンがリュセルの死を確認した、その時から時間は再び進み、場面はレオンハルトの暴走を目の当たりにしたティアラ、ミルフィン、ハミルが邸内への侵入に成功し、ジュリナを探すところに移行する。
リュセルの気配が断ち消えた事実にそんな背景があった事などまるで知らないティアラは、消失したリュセルの気配と、狂いかけているレオンハルトの現状に胸を痛め、一刻も早い、姉ジュリナとの合流を願っていた。
「邸内の主だった戦力は、根こそぎすべて、正面入り口の方へと駆り出されているようですわね」
廊下を走りながら、襲い来る邸内の使用人(実はヒューマンの非戦闘員メンバーだったのだが)をハミルと一緒に叩きのめすと、ミルフィンはそう言って、後ろで自分達に守られているはずのティアラを振り返る。
しかし
「えええ~~~いッ!」
そこには、後ろから襲いかかってきていたらしい使用人達を、持っていた小振りのフライパンで勢いをつけて薙ぎ払う姫君の姿があった。
「ティ、ティアラ姫様……????」
可憐でたおやか。そんなイメージが常に付きまとうティアラだったが、今の彼女は、離れ離れになっていた半身と再会する為に必死に戦う、一人の恋する乙女になっていたのだ。
「そ、そんなフライパン、一体どこから持って来たんです!?」
唖然としたようなミルフィンの疑問に対し、ハミルがわかった! というように両手を叩く。
「邸内に侵入した時に始めに立ち寄った厨房でじゃないですか!?」
料理人の姿こそなかったが、確かにたくさんの調理器具があそこにはあった。
「お姉様とわたくしの間に立ちふさがる者は許しませんわ!」
そう言ってフライパン片手に腰に手を添えるティアラの姿は、惚れ惚れする程凛々しい。ジュリナとの血のつながりを感じさせる凛々しさである。
「さ、さすが、ジュリナ姐さんの妹君」
「ディエラの女性は強いですねぇ」
納得するようなミルフィンの声とのん気なハミルの声が虚しく響く。
「さあ、行きますわよ。ミルフィン、ハミル!」
キラリと煌く力強い緑色の瞳を見返すと、ミルフィンとハミルは大きく頷いた。
「「はい、姐さん!」」
もう、すぐそこまで、慕わしくも恋しい気配が近付いてきているのがティアラにはわかっていたのだ。
一方のジュリナは、自分の走る速度についてこれなくなっていたワトスンの巨漢を肩に担ぎあげながら、妹の気配のする方向へと走っていた。
(ティア、ティア、ティア、ティア、ティア、ティア!)
頭の中は妹の事でいっぱいである。他の事を考える余裕がない。
「うわあああああああーー、降ろせええええーーーー!!」
それ故に、自分の肩上で情けない悲鳴を上げるワトスンの事など、完全無視状態になっていた。
(な、なんて……情けない)
冷酷無比の凄腕の傭兵と名の知れた自分が、女の腕に軽々と持ち上げられて悲鳴を上げているなんて。ワトスンのプライドはズタズタである。
(ティア、ティア、ティア、ティア、ティア、ティア! ああ、私のティアラ!)
そんなワトスンの心の内など、本気でどうでもいいジュリナは、何度も胸の内で妹に呼びかけながら、必死にひたすら走る。
そして、何度目かの廊下の角を曲がった時。そこに愛おしくも可憐な姿を、ようやくその目にする事が叶った。
「ティアーーーーーーーーッ!」
廊下の先にいる妹に大音量で呼びかけると、担いでいた荷物|(ワトスン)を放り投げる。
「ぐはっ」
粗雑な扱いにワトスンは呻くが、そんな呻き声など、今のジュリナにはまったく聞こえていなかった。
「お姉様ーーーー!」
姉の声を聞いたティアラの動きは素早かった。走って走って、そして、自分の為に大きく広げられた腕の中へと、一目散に飛び込む。他のものは何も見えない。姉のたおやかだがたくましい腕に抱かれた瞬間、ティアラは安堵と歓喜のあまり、涙で前が見えなくなってしまう程だった。
「お姉様。良かった……ご無事で」
「心配かけてすまなかったね、ティア」
すまなさそうに伏せられる深紅の瞳を涙を拭いながら見上げると、ティアラはにっこりと微笑む。
「いえ、わたくしはお姉様の事を信じておりましたもの」
「ティア」
健気な妹の言葉を聞き、ジュリナの瞳も潤みかける。
「ずっと、お前の元に戻りたかったよ」
「お姉様……」
もう二度と離れまいとでもいうように、再び固い抱擁を交わす朱金の姉妹。その様子を見守っていたミルフィンもハミルも、ほっと胸を撫で下ろした。
「本当に、良かったですぅぅぅぅ!」
「もう、泣くんじゃないわよ! 男の子でしょ!?」
「ミ、ミルフィン様だって~~」
ミルフィン達がもらい泣きをしていた時だった。
ドーーーーーーーーーンッッ
遠くから爆発音が響いたのは。
「っ!?」
「きゃあっ!」
爆発の影響で床が揺れ、咄嗟にジュリナは妹を庇った。
「な、何なの!?」
そう叫び、ミルフィンが廊下の窓を開けて、爆発のあった方角を確かめようとする。
「あそこは正面の入口付近だ」
同じように窓から外を確かめていたワトスンが、ミルフィンの隣りで呆然と呟いた。
「え? どなた?」
ワトスンの事を知らないミルフィンもハミルも大きく首を傾げるが、状況は切迫しており、それを説明している暇がなかった。
「レオンハルト」
唇を噛みしめながらそう呟く姉の美貌を見上げながら、ティアラは言った。
「お姉様。レオンハルト様はリュセル様の気配の消失の影響で混乱しております。精神の均衡を欠いている状態ですわ。このままでは、このルーンメッセの街を壊滅させてしまうかもしれません」
「リュセル。あの子は、本当に…………死んだのか?」
弱々しく項垂れるジュリナの顔を見上げ、ティアラは胸元を抑え込み、その不安を打ち消そうとした。
「わたくしにも……リュセル様の気配は、消失したようにしか感じられません。実際に目にした訳ではないですが……、半身の死を、間違えるはずがありませんもの。レオンハルト様のあの様子では、否定…………出来ませんわ」
そう口にした瞬間、大声で泣きたい気持ちに襲われる。誰にも分からなくても、半身にはわかるのだ。気配の消失の、その原因さえも。それは、本能で悟るもの。
間違いであって欲しい。
しかし、リュセルの気配の消失とその後のレオンハルトの混乱が、それが間違えようのない事実である事を示している。
「ふ……っ」
そう呻くマーリンの頬にリュセルは手探りで触れた。
「泣いているのか?」
「っ!?」
指先が濡れる感触にリュセルが眉をひそめるのと、マーリンの顔が屈辱に歪むのは同時だった。
「嫌いダ……嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い、大嫌いダ! お前なんカ!」
「ああ、わかった。俺の事は嫌いでもいい。でも、そうやって自分を傷つけるのは、もうやめるんだ」
そう優しく言って頬の涙を拭ってくれる、その手の温かさ、心地よさ。
「ヤメロ……」
このままでは、懐柔させられてしまう。この王子の魅力の虜とさせられる。
「ソんなの嫌だ……、ユルされない!」
「おいで、可哀そうな子」
ゆっくりと、抱きしめる為に伸ばされる両腕。
嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ!
「ワタシは癒されたいなどと、考えていナイッ」
そう叫ぶと同時に、懐からそれを出していた。クラウンより渡されてから、ずっと大事に持っていた小箱。
宝鍵の動きを止めると同時に破壊する事も出来るであろう、その装置。
「ワタシは、ワタシを拾い、救ってくださったナイトサマの為に生きルと決めたンダ、それを邪魔する奴はユルさない!」
そう叫ぶと同時にマーリンは、装置のネジを最大限に回した。
「死んデしまえッ!」
それは
身も、心も、破壊し尽くすような
破滅的な音
悲鳴を上げる事も出来なかった。
あまりにも近くで、あまりにもひどい状態で、それを聞いたのだ。
(兄さん……)
最後に脳裏に浮かんだ、微笑を浮かべる半身の幻影に手を伸ばしながら、リュセルはそのまま昏倒する。
もう……耐えられなかった。
「お……オイ」
動揺していたとはいえ、やり過ぎた。マーリンは慌ててリュセルの体に縋る。
声を上げる事もなく、一瞬体をビクリと震わせたと思ったら、その場に倒れたリュセルの瞼は力なく伏せられていて、ぐったりと床に仰向けに転がっていた。
そして、触れたと同時にそれはすぐに知れる。すぐに分かる。
「あ……あ、あ、あ、」
その事実にマーリンは目を見開き、ただ首を振るしかない。
その青年の、月の色をした銀の髪も、白磁のような白い肌も、そのままだ。
しかし……。
目の前に倒れた青年は、完全に息をしていなかった。
そうして、マーリンがリュセルの死を確認した、その時から時間は再び進み、場面はレオンハルトの暴走を目の当たりにしたティアラ、ミルフィン、ハミルが邸内への侵入に成功し、ジュリナを探すところに移行する。
リュセルの気配が断ち消えた事実にそんな背景があった事などまるで知らないティアラは、消失したリュセルの気配と、狂いかけているレオンハルトの現状に胸を痛め、一刻も早い、姉ジュリナとの合流を願っていた。
「邸内の主だった戦力は、根こそぎすべて、正面入り口の方へと駆り出されているようですわね」
廊下を走りながら、襲い来る邸内の使用人(実はヒューマンの非戦闘員メンバーだったのだが)をハミルと一緒に叩きのめすと、ミルフィンはそう言って、後ろで自分達に守られているはずのティアラを振り返る。
しかし
「えええ~~~いッ!」
そこには、後ろから襲いかかってきていたらしい使用人達を、持っていた小振りのフライパンで勢いをつけて薙ぎ払う姫君の姿があった。
「ティ、ティアラ姫様……????」
可憐でたおやか。そんなイメージが常に付きまとうティアラだったが、今の彼女は、離れ離れになっていた半身と再会する為に必死に戦う、一人の恋する乙女になっていたのだ。
「そ、そんなフライパン、一体どこから持って来たんです!?」
唖然としたようなミルフィンの疑問に対し、ハミルがわかった! というように両手を叩く。
「邸内に侵入した時に始めに立ち寄った厨房でじゃないですか!?」
料理人の姿こそなかったが、確かにたくさんの調理器具があそこにはあった。
「お姉様とわたくしの間に立ちふさがる者は許しませんわ!」
そう言ってフライパン片手に腰に手を添えるティアラの姿は、惚れ惚れする程凛々しい。ジュリナとの血のつながりを感じさせる凛々しさである。
「さ、さすが、ジュリナ姐さんの妹君」
「ディエラの女性は強いですねぇ」
納得するようなミルフィンの声とのん気なハミルの声が虚しく響く。
「さあ、行きますわよ。ミルフィン、ハミル!」
キラリと煌く力強い緑色の瞳を見返すと、ミルフィンとハミルは大きく頷いた。
「「はい、姐さん!」」
もう、すぐそこまで、慕わしくも恋しい気配が近付いてきているのがティアラにはわかっていたのだ。
一方のジュリナは、自分の走る速度についてこれなくなっていたワトスンの巨漢を肩に担ぎあげながら、妹の気配のする方向へと走っていた。
(ティア、ティア、ティア、ティア、ティア、ティア!)
頭の中は妹の事でいっぱいである。他の事を考える余裕がない。
「うわあああああああーー、降ろせええええーーーー!!」
それ故に、自分の肩上で情けない悲鳴を上げるワトスンの事など、完全無視状態になっていた。
(な、なんて……情けない)
冷酷無比の凄腕の傭兵と名の知れた自分が、女の腕に軽々と持ち上げられて悲鳴を上げているなんて。ワトスンのプライドはズタズタである。
(ティア、ティア、ティア、ティア、ティア、ティア! ああ、私のティアラ!)
そんなワトスンの心の内など、本気でどうでもいいジュリナは、何度も胸の内で妹に呼びかけながら、必死にひたすら走る。
そして、何度目かの廊下の角を曲がった時。そこに愛おしくも可憐な姿を、ようやくその目にする事が叶った。
「ティアーーーーーーーーッ!」
廊下の先にいる妹に大音量で呼びかけると、担いでいた荷物|(ワトスン)を放り投げる。
「ぐはっ」
粗雑な扱いにワトスンは呻くが、そんな呻き声など、今のジュリナにはまったく聞こえていなかった。
「お姉様ーーーー!」
姉の声を聞いたティアラの動きは素早かった。走って走って、そして、自分の為に大きく広げられた腕の中へと、一目散に飛び込む。他のものは何も見えない。姉のたおやかだがたくましい腕に抱かれた瞬間、ティアラは安堵と歓喜のあまり、涙で前が見えなくなってしまう程だった。
「お姉様。良かった……ご無事で」
「心配かけてすまなかったね、ティア」
すまなさそうに伏せられる深紅の瞳を涙を拭いながら見上げると、ティアラはにっこりと微笑む。
「いえ、わたくしはお姉様の事を信じておりましたもの」
「ティア」
健気な妹の言葉を聞き、ジュリナの瞳も潤みかける。
「ずっと、お前の元に戻りたかったよ」
「お姉様……」
もう二度と離れまいとでもいうように、再び固い抱擁を交わす朱金の姉妹。その様子を見守っていたミルフィンもハミルも、ほっと胸を撫で下ろした。
「本当に、良かったですぅぅぅぅ!」
「もう、泣くんじゃないわよ! 男の子でしょ!?」
「ミ、ミルフィン様だって~~」
ミルフィン達がもらい泣きをしていた時だった。
ドーーーーーーーーーンッッ
遠くから爆発音が響いたのは。
「っ!?」
「きゃあっ!」
爆発の影響で床が揺れ、咄嗟にジュリナは妹を庇った。
「な、何なの!?」
そう叫び、ミルフィンが廊下の窓を開けて、爆発のあった方角を確かめようとする。
「あそこは正面の入口付近だ」
同じように窓から外を確かめていたワトスンが、ミルフィンの隣りで呆然と呟いた。
「え? どなた?」
ワトスンの事を知らないミルフィンもハミルも大きく首を傾げるが、状況は切迫しており、それを説明している暇がなかった。
「レオンハルト」
唇を噛みしめながらそう呟く姉の美貌を見上げながら、ティアラは言った。
「お姉様。レオンハルト様はリュセル様の気配の消失の影響で混乱しております。精神の均衡を欠いている状態ですわ。このままでは、このルーンメッセの街を壊滅させてしまうかもしれません」
「リュセル。あの子は、本当に…………死んだのか?」
弱々しく項垂れるジュリナの顔を見上げ、ティアラは胸元を抑え込み、その不安を打ち消そうとした。
「わたくしにも……リュセル様の気配は、消失したようにしか感じられません。実際に目にした訳ではないですが……、半身の死を、間違えるはずがありませんもの。レオンハルト様のあの様子では、否定…………出来ませんわ」
そう口にした瞬間、大声で泣きたい気持ちに襲われる。誰にも分からなくても、半身にはわかるのだ。気配の消失の、その原因さえも。それは、本能で悟るもの。
間違いであって欲しい。
しかし、リュセルの気配の消失とその後のレオンハルトの混乱が、それが間違えようのない事実である事を示している。
「ふ……っ」
0
あなたにおすすめの小説
《本編 完結 続編 完結》29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、年下の英雄公爵に溺愛されています。
かざみはら まなか
BL
24歳の英雄公爵✕29歳の日本に帰りたい異世界転移した青年
転生したら嫌われ者No.01のザコキャラだった 〜引き篭もりニートは落ちぶれ王族に転生しました〜
隍沸喰(隍沸かゆ)
BL
引き篭もりニートの俺は大人にも子供にも人気の話題のゲーム『WoRLD oF SHiSUTo』の次回作を遂に手に入れたが、その直後に死亡してしまった。
目覚めたらその世界で最も嫌われ、前世でも嫌われ続けていたあの落ちぶれた元王族《ヴァントリア・オルテイル》になっていた。
同じ檻に入っていた子供を看病したのに殺されかけ、王である兄には冷たくされ…………それでもめげずに頑張ります!
俺を襲ったことで連れて行かれた子供を助けるために、まずは脱獄からだ!
重複投稿:小説家になろう(ムーンライトノベルズ)
注意:
残酷な描写あり
表紙は力不足な自作イラスト
誤字脱字が多いです!
お気に入り・感想ありがとうございます。
皆さんありがとうございました!
BLランキング1位(2021/8/1 20:02)
HOTランキング15位(2021/8/1 20:02)
他サイト日間BLランキング2位(2019/2/21 20:00)
ツンデレ、執着キャラ、おバカ主人公、魔法、主人公嫌われ→愛されです。
いらないと思いますが感想・ファンアート?などのSNSタグは #嫌01 です。私も宣伝や時々描くイラストに使っています。利用していただいて構いません!
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』
かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、
転生した高校時代を経て、無事に大学生になった――
恋人である藤崎颯斗と共に。
だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。
「付き合ってるけど、誰にも言っていない」
その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。
モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、
そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。
甘えたくても甘えられない――
そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。
過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの
じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。
今度こそ、言葉にする。
「好きだよ」って、ちゃんと。
【3/11書籍発売】麗しの大公閣下は今日も憂鬱です。
天城
BL
【第12回BL大賞 奨励賞頂きました!ありがとうございます!!3/11に発売になります、よろしくお願いします!】
さえないサラリーマンだったオジサンは、家柄・財力・才能と類い稀なる美貌も持ち合わせた大公閣下ルシェール・ド・ヴォリスに転生した。
英雄の華々しい生活に突然放り込まれて中の人は毎日憂鬱だった。腐男子だった彼は知っている。
この世界、Dom/Subユニバースってやつだよね……。
「さあ気に入ったsubを娶れ」
「パートナーはいいぞ」
とDomの親兄弟から散々言われ、交友関係も護衛騎士もメイド含む屋敷内の使用人全てがSubで構成されたヴォリス家。
待って待って情報量が多い。現実に疲れたおっさんを転生後まで追い込まないでくれ。
平凡が一番だし、優しく気立のいいsubのお嫁さんもらって隠居したいんだよ。
転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。
星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。
前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。
だが図書室の記録が冤罪を覆す。
そしてレイは知る。
聖女ディーンの本当の名はアキラ。
同じ日本から来た存在だった。
帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。
秘密を共有した二人は、友達になる。
人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。
【蒼き月の輪舞】 モブにいきなりモテ期がきました。そもそもコレ、BLゲームじゃなかったよな?!
黒木 鳴
BL
「これが人生に三回訪れるモテ期とかいうものなのか……?そもそもコレ、BLゲームじゃなかったよな?!そして俺はモブっ!!」アクションゲームの世界に転生した主人公ラファエル。ゲームのキャラでもない彼は清く正しいモブ人生を謳歌していた。なのにうっかりゲームキャラのイケメン様方とお近づきになってしまい……。実は有能な無自覚系お色気包容主人公が年下イケメンに懐かれ、最強隊長には迫られ、しかも王子や戦闘部隊の面々にスカウトされます。受け、攻め、人材としても色んな意味で突然のモテ期を迎えたラファエル。生態系トップのイケメン様たちに狙われたモブの運命は……?!固定CPは主人公×年下侯爵子息。くっついてからは甘めの溺愛。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる