217 / 424
第十一章 神への叛逆
12-1 愛しき半身
しおりを挟む
「レオンーーーーーーッ!」
耐えきれずに、詩う事を止めてリュセルは駆け出す。
”愛し子よ 愛し子よ
共にありし我が想い
万物に宿りし我が祈り”
リュセルが詩うのを止めても、それを受け継いだティアラの柔らかな詩声が響く。
”そは彼らの為に存る
そはお前達の為に存る
あの子の為に奏でし祈りの詩”
その時、ぼんやりとした表情でこちらを見ていたレオンハルトの姿が、リュセルの中で大きくぶれた。
「リュセル」
哀しい程に乾ききった金の瞳。
肩先に散る胡桃色の髪。
表情のない、美しい子供。
リュセルは腕を伸ばし、力いっぱいその子供を抱き締める。
「会いたかったよ、リュセル」
抱き締める寸前、子供の瞳から透明な滴が頬を伝ったのを見た。
「俺も……会いたかった、レオンハルト」
縋りついて来る子供の華奢な体を抱き込みながら、リュセルもいつしか泣いていたのだった。
”喜びも悲しみもすべて忘れ
我が腕で眠れ 愛し子よ”
そうして、ティアラの詩声が終わると同時に、リュセルが抱いていたレオンハルトの姿は、子供のものから現在の青年のものに変わる。
リュセルの目にしか映らなかったそれは、他の者には見えなかった事だろう。
実際、ジュリナの目には、リュセルがレオンハルトに駆け寄って、呆然と立ち尽くしている体を抱き締めたようにしか見えていなかった。だが、ジュリナからしてみると、その事実だけで充分だったのだ。彼女はすべての決着が着いたのを察すると同時に、安堵のため息と共にその場に膝をついた。
「よかった……。本当に」
今回は本当にもう、駄目かと思ったのだ。
「お姉様」
祈りの詩を詩い終えたティアラが自分の元に駆け寄り飛びついてくるのを受け止めながら、ジュリナは視線をリュセルとレオンハルトの方へと向ける。
その場に両膝をつき、まるで縋るようにしてリュセルの胸元に顔を伏せたレオンハルトの表情はわからない。しかし、そんな兄の頭を抱え込み、しっかりと抱き締めるリュセルの顔が安らかなものであるのに気づくと、ジュリナは口端を上げて笑みの形を作った。
「とりあえず、一件落着か」
「いえ、まだですわ。この屋敷を覆う邪気を浄化しないと」
感動の涙を光らせながらの姉の台詞にティアラは素早くつっこみを入れ、懐から女神の鏡を出す。
「ティア、本当にたくましくなって……。嬉しいような悲しいような。私は複雑だよ」
もう一働きしなくてはならない現実に、ジュリナは疲れたような声でそう返した。
「は~、まあ、もう一働きするかね。おいで、ティア」
本気のレオンハルトの相手をした所為で疲労感は半端ない状態ではあったが、ジュリナはスクッと立ち上がり、ティアラから受け取った女神の鏡を掲げる。
「はい、お姉様」
瞬間、一度は消えていたティアラの額に神紋が再び浮かぶ。
自分の魂と体が引き離され、姉の体と魂のみが同化するのを感じたティアラは、ゆっくりと深紅の瞳を開いた。
「さあ、浄化の時間ですわ!」
「本当に働き者だよ。私達は……」
やる気満々なティアラの声に重なるように、疲労困憊気味なジュリナの声が続く。
「すべて終わりましたらマッサージして差し上げます。がんばって、お姉様」
そんなティアラの言葉を聞いたジュリナのやる気に火がつく。
「よし! さ、やるよ~~!!」
そう雄叫びを上げると、持っていた女神の鏡に意識を集中させた。
「!!??」
「っ!?」
固唾を呑んで二人を見守っていた人々の前で、眩い白銀の光が弾ける。そして……。
「浄化完了!」
そんな声が響いたと同時に、キラキラとした光の名残が屋敷を包み込んでいるのをミルフィンはうっとりと見つめた。
「綺麗」
なんだか、この屋敷を覆っていた重苦しい空気が白銀の光に払われて無くなったように感じられる。
祈りの詩、及び、女神の宝での邪気の浄化を受け、心を覆い尽くしていた闇が消滅したヒューマンのメンバー達は何も言う事が出来ずに、皆がその場にへたりこんでしまっていた。
「まあ、まだ色々と確認したい事はあるし、ゴタゴタはあるだろうけど、とりあえず良かったよ」
妹との同化を解いたジュリナがため息交じりにそう言って、ティアラもにっこりと笑ってそれに同意する。
「ええ。でも……」
無邪気に微笑んでいたティアラの表情に一瞬陰りが落ちるのを見逃さず、ジュリナは首を傾げた。
「ティア?」
「お姉様達に報告しなくてはならない事がありますの」
不安そうな視線をリュセルに向けるティアラを見つめ、ジュリナは眉をしかめた。
「リュセル」
一方のリュセルは、婚約者の不安そうな視線に気づく事なく、自分を見上げている兄の、冷静さを取り戻した美麗な顔を見返していた。
「目が見えるようになって良かった。俺はお前の顔も好きなんだからな」
いつの間にか見えなくなっていた目が見えるようになっていた現実に、リュセルは心底安堵する。
「目が?」
弟の言葉の中に不穏なものを感じ取り、レオンハルトが眉をひそめた瞬間、唐突にリュセルはその腕の中に倒れ込む。
「リュセル!?」
動揺したように揺れる兄の瞳とかすかな息づかい、その高貴な香りを間近で感じながら、リュセルは安らかな気持ちのまま意識を失ったのだった。
*****
激闘の一日が終わり、夜が明けた頃。
ようやく、シルヴィア女王の密命をおびたクレア率いる親衛隊の面々が、ルーンメッセに到着したのだった。
「ジュリナ様、ティアラ姫様!」
いつも冷静な自分付きの女騎士が涙ぐみながら駆け寄ってくるのを見つめながら、ジュリナは不敵な笑みを浮かべる。
「そんなに慌てるお前を見たのは、私とレオンハルトの奴が、子供の頃に黙って城を抜け出した時以来じゃないか?」
「そんな、のん気な事をおっしゃって。私を含め、この事を知る者がどんなにあなたの事を心配したか……。特にシルヴィア陛下のご心痛お察し下さい」
「ああ、心配かけてすまなかった」
ジュリナの返事に小さく頷くと、クレアは今度は矛先をティアラに向ける。
「ティアラ姫、あなたもですよ。黙っていなくなってどんなに心配したか」
「ごめんなさい、クレア」
しゅんっと項垂れる可哀想な美姫の様子を目にし、怒っていたクレアの方が慌ててしまう。
「い、いえ、おわかりいただければいいのです」
「では、お前達が来てくれたから、この屋敷の連中の後処理はお前達に頼むぞ。おそらく、逃げも隠れもしないだろうよ」
ヒューマンの後処理を命じるジュリナに対し、クレアは片膝をついて深く頭を垂れる。
「仰せのままに」
「ふう……」
そうして、事後処理をする為に遠ざかって行くクレアの凛々しい後姿を見送った姉が大きなため息をつくのを見て、ティアラは小さく笑う。
「クレアには、さしものお姉様も敵いませんわね」
「子供の頃から仕えてくれてるからねぇ……。頭が上がらないんだよ。さんざんレオンハルトの奴とやんちゃをした子供時代を知られてるからね」
実際はやんちゃをしたのはジュリナのみで、レオンハルトはそれに巻き込まれていただけなのだが。
「そういえば、そのレオンハルトの奴は?」
「……ずっと、リュセル様についておられますわ」
心配そうに伏せられる妹の長い朱金の睫毛を見下ろしながら、ジュリナはぼりぼりと頭を掻く。
「あの話……。にわかには信じられないけれど。お前が実際、その目で見たからには、真実なんだろうねぇ」
疲れたようなジュリナの声にティアラは小さく頷いた。
「創世の女神の生まれ変わりか……。どこか私達と違う、変わってる奴だと思っていたが、まさか我らの母神自身だったとはな」
レオンハルトから報告を受けた例のサンジェイラの姫君、ユリエの魂が古の勇者の魂の生まれ変わりだという事も、何かそれと関係しているのだろうか。
それ程ありえぬ事なのだ。創世の女神の転生は。
それに、ずいぶん前に本人から聞いた、リュセルが帰還前、異世界では女性だったという話も、もしかしたら……。
「その辺が、原因の一つって事かい」
「でも、リュセル様はリュセル様ですわ」
考え込んでしまっているジュリナの手をそっと取って、ティアラはそう告げた。
例え、男でも
例え、女でも
例え、女神の生まれ変わりでも
「わたくしの婚約者で、お姉様のお気に入りの同胞、そして、レオンハルト様の大切な半身。それに変わりはありません。それはレオンハルト様自身、よくご存じのようですわ」
再会してから片時も弟の元を離れないレオンハルトのいる部屋の方角に目を向け、ティアラは可憐な美貌に慈愛深い微笑みを浮かべる。
「お前の方こそ、まるで女神だよ。愛しい私のティアラ」
「お姉様」
たおやかだが、力強い腕にきつく抱きしめられたティアラは、ようやく得る事ができた幸福感に身を委ね、寄せられる姉の唇を自分の唇で受け止めた。
すまない。
すまない、リュセル。
わらわの愛し子よ。
きっとこの先、お前の中のわらわの部分はスノーを求め、レオンを求め愛するお前を苦しめる事になるであろう。
でも、お前はそのままでいい。
そのままの、お前でいておくれ。
吾子……。
「リュセル」
耐えきれずに、詩う事を止めてリュセルは駆け出す。
”愛し子よ 愛し子よ
共にありし我が想い
万物に宿りし我が祈り”
リュセルが詩うのを止めても、それを受け継いだティアラの柔らかな詩声が響く。
”そは彼らの為に存る
そはお前達の為に存る
あの子の為に奏でし祈りの詩”
その時、ぼんやりとした表情でこちらを見ていたレオンハルトの姿が、リュセルの中で大きくぶれた。
「リュセル」
哀しい程に乾ききった金の瞳。
肩先に散る胡桃色の髪。
表情のない、美しい子供。
リュセルは腕を伸ばし、力いっぱいその子供を抱き締める。
「会いたかったよ、リュセル」
抱き締める寸前、子供の瞳から透明な滴が頬を伝ったのを見た。
「俺も……会いたかった、レオンハルト」
縋りついて来る子供の華奢な体を抱き込みながら、リュセルもいつしか泣いていたのだった。
”喜びも悲しみもすべて忘れ
我が腕で眠れ 愛し子よ”
そうして、ティアラの詩声が終わると同時に、リュセルが抱いていたレオンハルトの姿は、子供のものから現在の青年のものに変わる。
リュセルの目にしか映らなかったそれは、他の者には見えなかった事だろう。
実際、ジュリナの目には、リュセルがレオンハルトに駆け寄って、呆然と立ち尽くしている体を抱き締めたようにしか見えていなかった。だが、ジュリナからしてみると、その事実だけで充分だったのだ。彼女はすべての決着が着いたのを察すると同時に、安堵のため息と共にその場に膝をついた。
「よかった……。本当に」
今回は本当にもう、駄目かと思ったのだ。
「お姉様」
祈りの詩を詩い終えたティアラが自分の元に駆け寄り飛びついてくるのを受け止めながら、ジュリナは視線をリュセルとレオンハルトの方へと向ける。
その場に両膝をつき、まるで縋るようにしてリュセルの胸元に顔を伏せたレオンハルトの表情はわからない。しかし、そんな兄の頭を抱え込み、しっかりと抱き締めるリュセルの顔が安らかなものであるのに気づくと、ジュリナは口端を上げて笑みの形を作った。
「とりあえず、一件落着か」
「いえ、まだですわ。この屋敷を覆う邪気を浄化しないと」
感動の涙を光らせながらの姉の台詞にティアラは素早くつっこみを入れ、懐から女神の鏡を出す。
「ティア、本当にたくましくなって……。嬉しいような悲しいような。私は複雑だよ」
もう一働きしなくてはならない現実に、ジュリナは疲れたような声でそう返した。
「は~、まあ、もう一働きするかね。おいで、ティア」
本気のレオンハルトの相手をした所為で疲労感は半端ない状態ではあったが、ジュリナはスクッと立ち上がり、ティアラから受け取った女神の鏡を掲げる。
「はい、お姉様」
瞬間、一度は消えていたティアラの額に神紋が再び浮かぶ。
自分の魂と体が引き離され、姉の体と魂のみが同化するのを感じたティアラは、ゆっくりと深紅の瞳を開いた。
「さあ、浄化の時間ですわ!」
「本当に働き者だよ。私達は……」
やる気満々なティアラの声に重なるように、疲労困憊気味なジュリナの声が続く。
「すべて終わりましたらマッサージして差し上げます。がんばって、お姉様」
そんなティアラの言葉を聞いたジュリナのやる気に火がつく。
「よし! さ、やるよ~~!!」
そう雄叫びを上げると、持っていた女神の鏡に意識を集中させた。
「!!??」
「っ!?」
固唾を呑んで二人を見守っていた人々の前で、眩い白銀の光が弾ける。そして……。
「浄化完了!」
そんな声が響いたと同時に、キラキラとした光の名残が屋敷を包み込んでいるのをミルフィンはうっとりと見つめた。
「綺麗」
なんだか、この屋敷を覆っていた重苦しい空気が白銀の光に払われて無くなったように感じられる。
祈りの詩、及び、女神の宝での邪気の浄化を受け、心を覆い尽くしていた闇が消滅したヒューマンのメンバー達は何も言う事が出来ずに、皆がその場にへたりこんでしまっていた。
「まあ、まだ色々と確認したい事はあるし、ゴタゴタはあるだろうけど、とりあえず良かったよ」
妹との同化を解いたジュリナがため息交じりにそう言って、ティアラもにっこりと笑ってそれに同意する。
「ええ。でも……」
無邪気に微笑んでいたティアラの表情に一瞬陰りが落ちるのを見逃さず、ジュリナは首を傾げた。
「ティア?」
「お姉様達に報告しなくてはならない事がありますの」
不安そうな視線をリュセルに向けるティアラを見つめ、ジュリナは眉をしかめた。
「リュセル」
一方のリュセルは、婚約者の不安そうな視線に気づく事なく、自分を見上げている兄の、冷静さを取り戻した美麗な顔を見返していた。
「目が見えるようになって良かった。俺はお前の顔も好きなんだからな」
いつの間にか見えなくなっていた目が見えるようになっていた現実に、リュセルは心底安堵する。
「目が?」
弟の言葉の中に不穏なものを感じ取り、レオンハルトが眉をひそめた瞬間、唐突にリュセルはその腕の中に倒れ込む。
「リュセル!?」
動揺したように揺れる兄の瞳とかすかな息づかい、その高貴な香りを間近で感じながら、リュセルは安らかな気持ちのまま意識を失ったのだった。
*****
激闘の一日が終わり、夜が明けた頃。
ようやく、シルヴィア女王の密命をおびたクレア率いる親衛隊の面々が、ルーンメッセに到着したのだった。
「ジュリナ様、ティアラ姫様!」
いつも冷静な自分付きの女騎士が涙ぐみながら駆け寄ってくるのを見つめながら、ジュリナは不敵な笑みを浮かべる。
「そんなに慌てるお前を見たのは、私とレオンハルトの奴が、子供の頃に黙って城を抜け出した時以来じゃないか?」
「そんな、のん気な事をおっしゃって。私を含め、この事を知る者がどんなにあなたの事を心配したか……。特にシルヴィア陛下のご心痛お察し下さい」
「ああ、心配かけてすまなかった」
ジュリナの返事に小さく頷くと、クレアは今度は矛先をティアラに向ける。
「ティアラ姫、あなたもですよ。黙っていなくなってどんなに心配したか」
「ごめんなさい、クレア」
しゅんっと項垂れる可哀想な美姫の様子を目にし、怒っていたクレアの方が慌ててしまう。
「い、いえ、おわかりいただければいいのです」
「では、お前達が来てくれたから、この屋敷の連中の後処理はお前達に頼むぞ。おそらく、逃げも隠れもしないだろうよ」
ヒューマンの後処理を命じるジュリナに対し、クレアは片膝をついて深く頭を垂れる。
「仰せのままに」
「ふう……」
そうして、事後処理をする為に遠ざかって行くクレアの凛々しい後姿を見送った姉が大きなため息をつくのを見て、ティアラは小さく笑う。
「クレアには、さしものお姉様も敵いませんわね」
「子供の頃から仕えてくれてるからねぇ……。頭が上がらないんだよ。さんざんレオンハルトの奴とやんちゃをした子供時代を知られてるからね」
実際はやんちゃをしたのはジュリナのみで、レオンハルトはそれに巻き込まれていただけなのだが。
「そういえば、そのレオンハルトの奴は?」
「……ずっと、リュセル様についておられますわ」
心配そうに伏せられる妹の長い朱金の睫毛を見下ろしながら、ジュリナはぼりぼりと頭を掻く。
「あの話……。にわかには信じられないけれど。お前が実際、その目で見たからには、真実なんだろうねぇ」
疲れたようなジュリナの声にティアラは小さく頷いた。
「創世の女神の生まれ変わりか……。どこか私達と違う、変わってる奴だと思っていたが、まさか我らの母神自身だったとはな」
レオンハルトから報告を受けた例のサンジェイラの姫君、ユリエの魂が古の勇者の魂の生まれ変わりだという事も、何かそれと関係しているのだろうか。
それ程ありえぬ事なのだ。創世の女神の転生は。
それに、ずいぶん前に本人から聞いた、リュセルが帰還前、異世界では女性だったという話も、もしかしたら……。
「その辺が、原因の一つって事かい」
「でも、リュセル様はリュセル様ですわ」
考え込んでしまっているジュリナの手をそっと取って、ティアラはそう告げた。
例え、男でも
例え、女でも
例え、女神の生まれ変わりでも
「わたくしの婚約者で、お姉様のお気に入りの同胞、そして、レオンハルト様の大切な半身。それに変わりはありません。それはレオンハルト様自身、よくご存じのようですわ」
再会してから片時も弟の元を離れないレオンハルトのいる部屋の方角に目を向け、ティアラは可憐な美貌に慈愛深い微笑みを浮かべる。
「お前の方こそ、まるで女神だよ。愛しい私のティアラ」
「お姉様」
たおやかだが、力強い腕にきつく抱きしめられたティアラは、ようやく得る事ができた幸福感に身を委ね、寄せられる姉の唇を自分の唇で受け止めた。
すまない。
すまない、リュセル。
わらわの愛し子よ。
きっとこの先、お前の中のわらわの部分はスノーを求め、レオンを求め愛するお前を苦しめる事になるであろう。
でも、お前はそのままでいい。
そのままの、お前でいておくれ。
吾子……。
「リュセル」
0
あなたにおすすめの小説
《本編 完結 続編 完結》29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、年下の英雄公爵に溺愛されています。
かざみはら まなか
BL
24歳の英雄公爵✕29歳の日本に帰りたい異世界転移した青年
転生したら嫌われ者No.01のザコキャラだった 〜引き篭もりニートは落ちぶれ王族に転生しました〜
隍沸喰(隍沸かゆ)
BL
引き篭もりニートの俺は大人にも子供にも人気の話題のゲーム『WoRLD oF SHiSUTo』の次回作を遂に手に入れたが、その直後に死亡してしまった。
目覚めたらその世界で最も嫌われ、前世でも嫌われ続けていたあの落ちぶれた元王族《ヴァントリア・オルテイル》になっていた。
同じ檻に入っていた子供を看病したのに殺されかけ、王である兄には冷たくされ…………それでもめげずに頑張ります!
俺を襲ったことで連れて行かれた子供を助けるために、まずは脱獄からだ!
重複投稿:小説家になろう(ムーンライトノベルズ)
注意:
残酷な描写あり
表紙は力不足な自作イラスト
誤字脱字が多いです!
お気に入り・感想ありがとうございます。
皆さんありがとうございました!
BLランキング1位(2021/8/1 20:02)
HOTランキング15位(2021/8/1 20:02)
他サイト日間BLランキング2位(2019/2/21 20:00)
ツンデレ、執着キャラ、おバカ主人公、魔法、主人公嫌われ→愛されです。
いらないと思いますが感想・ファンアート?などのSNSタグは #嫌01 です。私も宣伝や時々描くイラストに使っています。利用していただいて構いません!
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』
かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、
転生した高校時代を経て、無事に大学生になった――
恋人である藤崎颯斗と共に。
だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。
「付き合ってるけど、誰にも言っていない」
その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。
モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、
そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。
甘えたくても甘えられない――
そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。
過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの
じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。
今度こそ、言葉にする。
「好きだよ」って、ちゃんと。
【3/11書籍発売】麗しの大公閣下は今日も憂鬱です。
天城
BL
【第12回BL大賞 奨励賞頂きました!ありがとうございます!!3/11に発売になります、よろしくお願いします!】
さえないサラリーマンだったオジサンは、家柄・財力・才能と類い稀なる美貌も持ち合わせた大公閣下ルシェール・ド・ヴォリスに転生した。
英雄の華々しい生活に突然放り込まれて中の人は毎日憂鬱だった。腐男子だった彼は知っている。
この世界、Dom/Subユニバースってやつだよね……。
「さあ気に入ったsubを娶れ」
「パートナーはいいぞ」
とDomの親兄弟から散々言われ、交友関係も護衛騎士もメイド含む屋敷内の使用人全てがSubで構成されたヴォリス家。
待って待って情報量が多い。現実に疲れたおっさんを転生後まで追い込まないでくれ。
平凡が一番だし、優しく気立のいいsubのお嫁さんもらって隠居したいんだよ。
転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。
星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。
前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。
だが図書室の記録が冤罪を覆す。
そしてレイは知る。
聖女ディーンの本当の名はアキラ。
同じ日本から来た存在だった。
帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。
秘密を共有した二人は、友達になる。
人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。
【蒼き月の輪舞】 モブにいきなりモテ期がきました。そもそもコレ、BLゲームじゃなかったよな?!
黒木 鳴
BL
「これが人生に三回訪れるモテ期とかいうものなのか……?そもそもコレ、BLゲームじゃなかったよな?!そして俺はモブっ!!」アクションゲームの世界に転生した主人公ラファエル。ゲームのキャラでもない彼は清く正しいモブ人生を謳歌していた。なのにうっかりゲームキャラのイケメン様方とお近づきになってしまい……。実は有能な無自覚系お色気包容主人公が年下イケメンに懐かれ、最強隊長には迫られ、しかも王子や戦闘部隊の面々にスカウトされます。受け、攻め、人材としても色んな意味で突然のモテ期を迎えたラファエル。生態系トップのイケメン様たちに狙われたモブの運命は……?!固定CPは主人公×年下侯爵子息。くっついてからは甘めの溺愛。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる