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26.迎え
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謎の崩落は結局、その二回しか起こらなかった。しばらく私たちは動かず、そのまま数分経ったんだけれど、私たちがいるところまで影響がなかったのは救いだ。
けれど、穴側の方では変化があった。
――――そう、穴の中から、一人の男性が私たちのいる場所に上って来たのだ。
その人物に私は見覚えがあった。
こんなおどろおどろしい環境の中でもまぶしい金髪に透きとおった蒼い瞳。
「ジェイドさん……!!」
「ジェイド・ユグレイン……」
魔王の言葉から助けに来てもらえないかと思っていただけに嬉しかった。そのジェイドさんをなにかぼんやりとした空間が覆っていることに気づいた。いつもはあんなに発動してますっていう感じじゃないけれど、あれってまさか『魔法壁』? だとしたら、ほんとうに魔力が高いのか、それとも瘴気が強いところではより強く反応しますっていう感じかな。
私はホッとしたし、ジェイドさんの魔力ってやっぱりすごいなぁと感心してしまったんだけれど、私をジェイドさんたちの元から連れ去ったはずの魔王は憎々しげに彼を見ていた。
「待たせた」
ジェイドさんは私がここにいることを確認すると、そう言ってくれた。
あは。
心配してくれたんだ、嬉しいな。
ううん、そんなに待ってないと首を横に振ると、自分の身体がなにかで拘束されていることに気づいた。最初にここに来たときと同じ音がする。
首をひねってその拘束しているものを見ると、あの鎖で腕が柱に括りつけられている。
ジェイドさんも私が鎖で括りつけられていることに気づいたようで、舌打ちをしながら、魔王に近づいていく。
「ミコを返せ」
「断る」
彼はジェイドさんの要求をすげなく断る。
まあ、そうですよねぇ。
最初から返すものをこんな場所へ連れてきはしない。
もっとも“魔王を封じる手立てがある私がここにいる”イコール“この場所では魔王へ手出しができない”ことであり、すでに魔王として復活している以上、この場所を離れたらどんなことをされるかわかったもんじゃないからねぇ。
「ならば決闘を挑む」
まるで答えがわかりきっていたかのように、ジェイドさんは間髪を入れずに宣言した。普通ならば無謀な要求にしか見えない。でも、ジェイドさんなら。私は可能なのではと希望を抱いてしまった。
その言葉を嘲るように魔王はにやりと笑うが、その挑戦状を受けるつもりなのだろう。
私を置いて、ジェイドさんの方へ向かっていく。
「魔王相手に決闘を挑むなんぞ、ユグレインの血も耄碌したか」
魔王の挑発にジェイドさんは吐き捨てる。その瞬間、魔王がジェイドさんの右の頬をなにも持たない状態で傷つける。しかし、ジェイドさんは焦ることもなく、静かに剣になにか魔法のようなものを帯びさせる。
「ふっ……お前を見ていると、なんだか虫唾が走る」
彼はなにを思いだしているのだろう。私には理解できなかったが、その言葉で魔王はクククと笑う。なにを知っているのか。
「かつての自分でも思いだしたか」
ジェイドさんは苦虫をかんだような顔をする。相当の思い出なのだろう。
「……ああ、そうだな。二度と思いだすまいとしていたのにな」
二人だけのやり取りに私は舌打ちをしたくなった。どうにかしてこの状況を打破できないものか。
私の考えを見通すように、繋がれている鎖がいっそう強く締めつけてくる。
「ミコ・ダルミアン、こやつはな、十三のときに実の両親を殺したのさ」
私の前方でそう言った魔王の表情は見えなかったけれど、淡々と言う口調に迷いはない。ジェイドさんの方を見ると、彼もまた、無表情だった。
「…………」
「まさしく“ヴィルヘルム・タリンプ”と同じ境遇だったからな。“特別な星”を持って産まれたからこそ、実の両親に利用されかけた」
私にはなにも言うことはできない。
だって、私のことではないから。正確にいえば、それはユグレイン家の問題。そして、ジェイドさん以外の二人、そして彼を雇っている王太子殿下がよしとしているのならば、それでいいんじゃないのかと思うから。
「こやつの兄や妹がいたからこやつはこうやってのうのうと生きておる」
皮肉にもなりかわった側の魔王はそれを咎めることもない。そう言う彼もまた咎めることは“できない”のだろう。
「だが、私はそれでも悪くないと思うさ。それでこそ呪いをはねのけた状態なのだろうから」
魔王の言葉にしかめっ面をするジェイドさん。
うーん。
いやぁ、たしかにそうなんだろうけれど、言われてもあんまり嬉しくないような気がするのは私だけ……――?
「お前に褒められても嬉しくないのはなんでだろうな」
デスヨネー。
そう言うと思いましたー。
「それはお前が潔すぎたからなのだろうな」
しかし、その感覚がわからないらしい魔王は首をちょこんと傾げている。
なんか女性よりも女性らしいしぐさで、可愛いって言いたいんだけれど、絶対言える雰囲気じゃないですよねー。
「貶しているのか」
「褒めている」
どちらかというと子供の口論のようなやり取りをしているが、絶賛決闘中だ。金属同士の打ちあう音が聞こえてくる。
「ミコ、俺はヴィルが言ったとおり、俺らを利用しようとした両親を殺した。それにも関わらず、こうやって生きているし、殿下をはじめとした人たちに救われてきた」
しばらく無言で剣のやり取りをしていた二人だったけれど、なにを思ったのか、ジェイドさんはそうぽつりと呟く。
まだこの人は目の前の男のことを“ヴィル”さんって呼ぶんだ。なんか少しカッコいいような、寂しいような。
私はただ黙って聞くことにした。
それを無言の促しと捉えたジェイドさんは話を続けた。
「でも、はじめてお前に会ったとき、お前が無防備すぎて羨ましかった。俺には持っていない自由さを持っていてすごく羨ましかった」
ああ、そうだったんだ。
私だけが出会えてよかったと思ったんじゃないんだ。
「だからあのあと、お前たちがギルドを訪ねてきてくれたときには心底嬉しかったよ」
ジェイドさんの本心からの言葉に私は嬉しかった。
だから必ずここから助ける。
そう言ったジェイドさんの気迫はすさまじいものだった。
「ククク。喋りながら決闘とはいい度胸よな」
魔王はジェイドさんをそう茶化す。うん、まあ、そうだよねぇ。
普通喋りながら動くってできないもん。
私も前の世界で、口を動かしたら手が止まるって何度怒られたことだか。
「……悪いか。なにぶん、こちらはお前とは違って焦っているからな。こうでもしないと取られそうで怖いんだ」
ジェイドさんは魔王相手といえどもひるまず、澄ました顔で反論する。それを見た男はもう一回クククと笑う。
「悪くはないな。むしろ、澄ました笑みを“あいつら”に見せてやりたいくらいさ」
魔王も“ヒト”としての感覚が残っているのだろうか。
殿下やエリックさん、レオンさん、ユリウスさんたちのことを“ヒトども”や“創造主の代理人”というような代名詞でまとめていない。
「だが、そこまでだ。ジェイド・ユグレイン」
しかし、そう呼んだ直後に今までの雰囲気を一変させた。
魔王は緑色の炎を彼自身の周囲に纏った。
ここでも感じたことのない瘴気がそこにはこめられていた。
「喋りすぎたのが仇となったな」
今度はにやりともせずに冷たく言い放つ。
「もう我慢ならぬ。そもそも私の目的は魔王としての復活、そして、魔族以外の蛮族の消去だ。そのためには『厄除け』の娘を人柱としてもらう」
――――我が身に纏うすべての宿業よ、劫火となって地に降り注げ。さもなくば、わが永劫の呪いを地上に付与せん……
ジェイドさんが焦ったような表情を見せるが、彼の位置から私は遠い。
間に合うことはない、はずだ。
魔王はジェイドさんの焦り顔を見て嘲笑い、なにか杖のようなもので床に文様を描く。
魔王の詠唱の途中で私は祈ってしまった。ジェイドさんと出会ってから封じこめていた祈り。
炎や毒がみんなのところへ行かないで。魔王を封じこめて、お願い――――!
もうバレたって仕方ない。
こないだ魔王がなんか言っていたような気がするけれど、まあいいかぁ☆
というか、失敗したって、ジェイドさんはここにいるんだから、無事なはず、だよね……あれ、でもそうだったら、みんな、は……――?
私の微かな祈りとは裏腹になんにも反応はなかった。
えーっと、やっぱり失敗ですかねぇ……少ない魔力じゃ無理だったんですかねぇ。
しかし、固まっていたのは私だけではなかった。
「なぜだ」
魔王がぼそりと呟く。
さっきまで聞こえていた詠唱が聞こえないし、それを何度も言おうとしているようだけれど、うまいこと舌が回らないみたいだ。
えっと、どういうことですかね。
目の前の男は事態を把握すべく体を動かそうとするけれど、一切動かないようで、その原因を探っていると、先ほどまで近くで聞こえていたはずのじゃらんという鈍い音が聞こえた。
あれれ?
私は自分の腕を見てみると、先ほどまであった鎖がきれいさっぱりなくなっている。ちぎれて落ちた様子もない。
うん……ということはまさか……――――自分にされていた鎖が魔王についているっていうこと!?
なんだこりゃぁ――――!!
って言うしかないよね、これって?
私の様子に気づいた魔王は残念そうに呟く。
「だから、言っただろうよ。“スキルを使うな”ってな。この城ではキミの魔力は相性が良すぎる。暴発するからちょっとの“祈り”でも効果は絶大だぞ」
…………それって、そういう意味だったのかーい。
けれど、穴側の方では変化があった。
――――そう、穴の中から、一人の男性が私たちのいる場所に上って来たのだ。
その人物に私は見覚えがあった。
こんなおどろおどろしい環境の中でもまぶしい金髪に透きとおった蒼い瞳。
「ジェイドさん……!!」
「ジェイド・ユグレイン……」
魔王の言葉から助けに来てもらえないかと思っていただけに嬉しかった。そのジェイドさんをなにかぼんやりとした空間が覆っていることに気づいた。いつもはあんなに発動してますっていう感じじゃないけれど、あれってまさか『魔法壁』? だとしたら、ほんとうに魔力が高いのか、それとも瘴気が強いところではより強く反応しますっていう感じかな。
私はホッとしたし、ジェイドさんの魔力ってやっぱりすごいなぁと感心してしまったんだけれど、私をジェイドさんたちの元から連れ去ったはずの魔王は憎々しげに彼を見ていた。
「待たせた」
ジェイドさんは私がここにいることを確認すると、そう言ってくれた。
あは。
心配してくれたんだ、嬉しいな。
ううん、そんなに待ってないと首を横に振ると、自分の身体がなにかで拘束されていることに気づいた。最初にここに来たときと同じ音がする。
首をひねってその拘束しているものを見ると、あの鎖で腕が柱に括りつけられている。
ジェイドさんも私が鎖で括りつけられていることに気づいたようで、舌打ちをしながら、魔王に近づいていく。
「ミコを返せ」
「断る」
彼はジェイドさんの要求をすげなく断る。
まあ、そうですよねぇ。
最初から返すものをこんな場所へ連れてきはしない。
もっとも“魔王を封じる手立てがある私がここにいる”イコール“この場所では魔王へ手出しができない”ことであり、すでに魔王として復活している以上、この場所を離れたらどんなことをされるかわかったもんじゃないからねぇ。
「ならば決闘を挑む」
まるで答えがわかりきっていたかのように、ジェイドさんは間髪を入れずに宣言した。普通ならば無謀な要求にしか見えない。でも、ジェイドさんなら。私は可能なのではと希望を抱いてしまった。
その言葉を嘲るように魔王はにやりと笑うが、その挑戦状を受けるつもりなのだろう。
私を置いて、ジェイドさんの方へ向かっていく。
「魔王相手に決闘を挑むなんぞ、ユグレインの血も耄碌したか」
魔王の挑発にジェイドさんは吐き捨てる。その瞬間、魔王がジェイドさんの右の頬をなにも持たない状態で傷つける。しかし、ジェイドさんは焦ることもなく、静かに剣になにか魔法のようなものを帯びさせる。
「ふっ……お前を見ていると、なんだか虫唾が走る」
彼はなにを思いだしているのだろう。私には理解できなかったが、その言葉で魔王はクククと笑う。なにを知っているのか。
「かつての自分でも思いだしたか」
ジェイドさんは苦虫をかんだような顔をする。相当の思い出なのだろう。
「……ああ、そうだな。二度と思いだすまいとしていたのにな」
二人だけのやり取りに私は舌打ちをしたくなった。どうにかしてこの状況を打破できないものか。
私の考えを見通すように、繋がれている鎖がいっそう強く締めつけてくる。
「ミコ・ダルミアン、こやつはな、十三のときに実の両親を殺したのさ」
私の前方でそう言った魔王の表情は見えなかったけれど、淡々と言う口調に迷いはない。ジェイドさんの方を見ると、彼もまた、無表情だった。
「…………」
「まさしく“ヴィルヘルム・タリンプ”と同じ境遇だったからな。“特別な星”を持って産まれたからこそ、実の両親に利用されかけた」
私にはなにも言うことはできない。
だって、私のことではないから。正確にいえば、それはユグレイン家の問題。そして、ジェイドさん以外の二人、そして彼を雇っている王太子殿下がよしとしているのならば、それでいいんじゃないのかと思うから。
「こやつの兄や妹がいたからこやつはこうやってのうのうと生きておる」
皮肉にもなりかわった側の魔王はそれを咎めることもない。そう言う彼もまた咎めることは“できない”のだろう。
「だが、私はそれでも悪くないと思うさ。それでこそ呪いをはねのけた状態なのだろうから」
魔王の言葉にしかめっ面をするジェイドさん。
うーん。
いやぁ、たしかにそうなんだろうけれど、言われてもあんまり嬉しくないような気がするのは私だけ……――?
「お前に褒められても嬉しくないのはなんでだろうな」
デスヨネー。
そう言うと思いましたー。
「それはお前が潔すぎたからなのだろうな」
しかし、その感覚がわからないらしい魔王は首をちょこんと傾げている。
なんか女性よりも女性らしいしぐさで、可愛いって言いたいんだけれど、絶対言える雰囲気じゃないですよねー。
「貶しているのか」
「褒めている」
どちらかというと子供の口論のようなやり取りをしているが、絶賛決闘中だ。金属同士の打ちあう音が聞こえてくる。
「ミコ、俺はヴィルが言ったとおり、俺らを利用しようとした両親を殺した。それにも関わらず、こうやって生きているし、殿下をはじめとした人たちに救われてきた」
しばらく無言で剣のやり取りをしていた二人だったけれど、なにを思ったのか、ジェイドさんはそうぽつりと呟く。
まだこの人は目の前の男のことを“ヴィル”さんって呼ぶんだ。なんか少しカッコいいような、寂しいような。
私はただ黙って聞くことにした。
それを無言の促しと捉えたジェイドさんは話を続けた。
「でも、はじめてお前に会ったとき、お前が無防備すぎて羨ましかった。俺には持っていない自由さを持っていてすごく羨ましかった」
ああ、そうだったんだ。
私だけが出会えてよかったと思ったんじゃないんだ。
「だからあのあと、お前たちがギルドを訪ねてきてくれたときには心底嬉しかったよ」
ジェイドさんの本心からの言葉に私は嬉しかった。
だから必ずここから助ける。
そう言ったジェイドさんの気迫はすさまじいものだった。
「ククク。喋りながら決闘とはいい度胸よな」
魔王はジェイドさんをそう茶化す。うん、まあ、そうだよねぇ。
普通喋りながら動くってできないもん。
私も前の世界で、口を動かしたら手が止まるって何度怒られたことだか。
「……悪いか。なにぶん、こちらはお前とは違って焦っているからな。こうでもしないと取られそうで怖いんだ」
ジェイドさんは魔王相手といえどもひるまず、澄ました顔で反論する。それを見た男はもう一回クククと笑う。
「悪くはないな。むしろ、澄ました笑みを“あいつら”に見せてやりたいくらいさ」
魔王も“ヒト”としての感覚が残っているのだろうか。
殿下やエリックさん、レオンさん、ユリウスさんたちのことを“ヒトども”や“創造主の代理人”というような代名詞でまとめていない。
「だが、そこまでだ。ジェイド・ユグレイン」
しかし、そう呼んだ直後に今までの雰囲気を一変させた。
魔王は緑色の炎を彼自身の周囲に纏った。
ここでも感じたことのない瘴気がそこにはこめられていた。
「喋りすぎたのが仇となったな」
今度はにやりともせずに冷たく言い放つ。
「もう我慢ならぬ。そもそも私の目的は魔王としての復活、そして、魔族以外の蛮族の消去だ。そのためには『厄除け』の娘を人柱としてもらう」
――――我が身に纏うすべての宿業よ、劫火となって地に降り注げ。さもなくば、わが永劫の呪いを地上に付与せん……
ジェイドさんが焦ったような表情を見せるが、彼の位置から私は遠い。
間に合うことはない、はずだ。
魔王はジェイドさんの焦り顔を見て嘲笑い、なにか杖のようなもので床に文様を描く。
魔王の詠唱の途中で私は祈ってしまった。ジェイドさんと出会ってから封じこめていた祈り。
炎や毒がみんなのところへ行かないで。魔王を封じこめて、お願い――――!
もうバレたって仕方ない。
こないだ魔王がなんか言っていたような気がするけれど、まあいいかぁ☆
というか、失敗したって、ジェイドさんはここにいるんだから、無事なはず、だよね……あれ、でもそうだったら、みんな、は……――?
私の微かな祈りとは裏腹になんにも反応はなかった。
えーっと、やっぱり失敗ですかねぇ……少ない魔力じゃ無理だったんですかねぇ。
しかし、固まっていたのは私だけではなかった。
「なぜだ」
魔王がぼそりと呟く。
さっきまで聞こえていた詠唱が聞こえないし、それを何度も言おうとしているようだけれど、うまいこと舌が回らないみたいだ。
えっと、どういうことですかね。
目の前の男は事態を把握すべく体を動かそうとするけれど、一切動かないようで、その原因を探っていると、先ほどまで近くで聞こえていたはずのじゃらんという鈍い音が聞こえた。
あれれ?
私は自分の腕を見てみると、先ほどまであった鎖がきれいさっぱりなくなっている。ちぎれて落ちた様子もない。
うん……ということはまさか……――――自分にされていた鎖が魔王についているっていうこと!?
なんだこりゃぁ――――!!
って言うしかないよね、これって?
私の様子に気づいた魔王は残念そうに呟く。
「だから、言っただろうよ。“スキルを使うな”ってな。この城ではキミの魔力は相性が良すぎる。暴発するからちょっとの“祈り”でも効果は絶大だぞ」
…………それって、そういう意味だったのかーい。
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