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先に持ってこないと位置がわからなくなる番外編。
エイプリルフールネタ 四月と馬鹿と学園生活
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……ぼんやりとする……。
夢……でも見ているのだろうか……。
の、割には意識がハッキリしているような……。
そんな四方八方真っ暗なところに僕は立っている。
すると、どこからか声がした。
(聞こえますか……)
うん?
何かどっかで聞いたことのあるような声……。
絶対にいい思い出ではなかったはず……。
また声がした。
(イーヴォさん……聞こえますか……? 今ご都合主義な能力を使って貴方の脳に直接語りかけてます……)
……ご都合主義……なんか引っかかるような……?
誰……だっけ……?
(作者です。)
「貴様かァ!」
変な設定やらなんやら付け加えやがって!
僕は取りあえず手のひらに丸くまとめた毒を作り、とにかくいろんな方向に投げて投げて投げることにした。
(あ、あの……イーヴォさん? その手に持ってる、その危なっかしいものは……?)
「くたばれぇぇええええ!」
(ひぇぇぇぇえええ!)
僕は暗闇の中にとにかく投げて投げて投げて投げまくった。
だが、僕の体力がそこまで持つはずもなく……。
(落ち着いてください……。 ここに私は居ません……)
「ふざけるんじゃない……! これ以上何か言ったら貴様を流動体にする! 」
……いやこれじゃあなんでこんなことになってるのか分からないか……。
「おい、そこの芥!」
(はい! 何でしょうか!?)
「なんで僕をここまで連れてきた?」
(まぁ……そろそろ良いですかね……)
「何が良いって?」
(ちょっとしたアトラクションって奴ですよ)
「は? お前頭大丈夫か?」
(……大丈夫だと思います?)
「全く。 僕はお前の事を胡散臭さに脚の生えたような奴だと思ってる」
すると、胡散臭さの塊は続ける……。
(なんとも酷い……まぁ……多分驚くとは思いますがね……)
「何にだ?」
(チッ……めんどくさい……)
「お前今舌打ちしたか?」
(……では! 夢の国へ! いってっらっしゃーい! )
「おい!お前待てって……!?」
[ガコン!]
止め金が外れる音がして……僕の立っていた暗闇は、真っ二つに裂ける……!
すると、白く開かれた黒い扉の向こう側に……僕は光とともに吸い込まれた……。
「いってらっしゃーい! 楽しんできてねー!」
満面の笑みで手を振るは……作者。
真っ黒なローブに身を包み、暗闇に擬態していたようだ……。
ローブの内側に、ライムグリーンのTシャツが見えた……。
「ふざけんな作者ー!」
そう言いながら僕は回り……転がり……意識が……。
お……き……て……ねえ……。
うん?
「ねえ! 起きてってば!」
「うん? うわあああああ!」
僕はただただ驚いた……。
僕は見慣れないベットの上……。
ベットから飛び起きれば、布団の上から僕に跨るのは……黒くて……長い髪の……どこかで見たことがあるような美少女……。
そして周りの風景、全てが見たことがない……。
「もうっ! イーヴォったら……いつまでも寝てぇ……遅刻するよ!」
「セシリア!?」
驚いた……たしかに龍鱗が無くなればセシリアもきっとこんな顔だろう……。
……可愛い……。
僕はあまり僕と同じ年幅の人をよく見たことがないが……。
それでもきっと……飛び抜けて可愛い……いや、それは言い過ぎだろうか?
「……もしもーし……早く着替えないと……」
……そもそもなんだ? この部屋?
机、目覚まし時計……その全てが見慣れない……。
そして極めつけが壁に掛かっている見たことも無いデザインの黒い……服?
変わった形のボタン、そして襟の形をしている……。
素材も……僕が見たことの無いものだ……。
「えいっ!」
「いたっ!」
デコピンされた……?
威力がまるで違う!?
普通のデコピン……決して頭が吹き飛ぶ事も無く、脳震盪を起こす訳もなく……ただ、少し目が覚める程度……適正な威力だ……。
そして、セシリアらしき人は言う。
「寝癖も立ってるし……私が幼馴染じゃ無かったら大変だったわね!」
……幼馴染ってのは、家に上がって部屋に入り、その相手に寝起きドッキリみたいなのを仕掛ける奴なのか?
「それじゃあ、とっとと着替えて! 外出てるから!」
セシリアは足早に部屋から出て行った……。
……取り敢えず起きよう……。
僕がベットから足を出して立ち上がろうとすると……?
僕は足で固く、冷たい何かを踏んずけた。
どうやらノート……のようだが……。
恐る恐る僕はそのノートを開く……その中にはパソコンか何かで記入したのだろうか?
綺麗な活字が踊っていた。
そこには、 先程僕が不思議な服と称した物の名称、着方が馬鹿丁寧に書かれている……。
それだけにとどまらず、周辺の人物の特徴やら応対の仕方、そして学校で受ける授業に至るまで事細かに書かれていた……。
ん? ノートのラストのページになにか書かれていた。
そこにはライムの実に手足をくっ付けたような奇っ怪な生物……そして、
[素晴らしいキャンパスライフを楽しんで! 作者。]
やっぱり全部お前の仕業か……。
ふざけるんじゃない……。
取り敢えず僕は姿見を覗きつつ制服を着た。
セシリアは龍鱗が消えて可憐な少女になっていた。
だが、僕の虚弱体質はそのままのようだ……ふざけんな作者……。
そうして僕は急いで支度を済ませて家を飛び出て鍵を閉める。
セーラー服? と言うんだっけ?
それを着たセシリアは眠そうに身体を伸ばしつつ、
「あーっ……おお! 全くこのお寝坊さんにはセシリアお姉ちゃんがずっと必要ね!」
と言った。
「何か凄い変な夢を見てね……ただそれだけだよ……」
「ふうん……そうなんだ……あ!早く行かないと! 」
セシリアが僕の手を掴み、走り始めた。
それこそ引き摺られる事こそないものの、僕はずっと引っ張られながら懸命に走り……どうにか学校まで辿り着いた。
「セーフ!」
セシリアと僕が教室に滑り込むと共に、鐘のような音が鳴る……。
[キーンコーンカーンコーン…… ]
聞き覚えこそないものの、僕はそれが予鈴だと察した。
その後、数学、理科、社会、国語……と、授業を受ける中、僕が察したことは一つ。
そうこの世界には魔法がないのだ。
生きずらい……。
まぁ……セシリアのお陰でクラスメイトとは馴染めたけども……。
[キーンコーンカーンコーン……]
「では、早く帰って勉強するんだぞ!」
大柄な教師にそう言われ、僕らは教室を出た。
「ねーねー! イーヴォ早く帰ろ!」
「はいはい……待って待って……」
僕はセシリアを追い、着いたのは……。
「さあここでリフレッシュするわよ!」
喫茶店だった。
「おっちゃーん! いつもの!」
「はいはい……」
立派な白髭を携えたおじさん……と言うよりおじ様は、コーヒーミルを拭く手を止めていそいそとバックヤードに入って行った……。
そしてセシリアは対面式のテーブルを指さし、
「イーヴォはこっちにね!」
と、言って手前よりの椅子を僕に勧めた。
「うん。 ありがとうセシリア……」
僕はそこにゆっくりと腰掛ける。
「さて……セシリアちゃんはいつもよく食べるねぇ……それを見ていると私も嬉しいよ……」
「えへへ……照れるわよ……」
そう言っておじ様が持ってきたのは……パフェ……セシリア食べたがってたっけ……。
それを臆することなく食べ進めるセシリア……だが、その食欲は僕の知っている量では到底無かった……。
少しだけ残ってしまっているが、それをかき集めて、器用にスプーンに乗せた。
「はいあーん!」
「あーん」
パフェ……美味しい……セシリアに食べさせたいなぁ……でもこっちにいるのは……?
(気がつきましたね?)
その声は……作者……!
展開雑過ぎるだろ!
(でっ、でもやるべき事はしっかり分かりましたよね?)
……まぁ……。
(じゃあ……いってらっしゃい!)
途端、あたりが真っ白な光に包まれ……。
「おーい! ねぼすけさーん!起きて!」
目覚めると……そこはやはり服屋だった……!
夢……でも見ているのだろうか……。
の、割には意識がハッキリしているような……。
そんな四方八方真っ暗なところに僕は立っている。
すると、どこからか声がした。
(聞こえますか……)
うん?
何かどっかで聞いたことのあるような声……。
絶対にいい思い出ではなかったはず……。
また声がした。
(イーヴォさん……聞こえますか……? 今ご都合主義な能力を使って貴方の脳に直接語りかけてます……)
……ご都合主義……なんか引っかかるような……?
誰……だっけ……?
(作者です。)
「貴様かァ!」
変な設定やらなんやら付け加えやがって!
僕は取りあえず手のひらに丸くまとめた毒を作り、とにかくいろんな方向に投げて投げて投げることにした。
(あ、あの……イーヴォさん? その手に持ってる、その危なっかしいものは……?)
「くたばれぇぇええええ!」
(ひぇぇぇぇえええ!)
僕は暗闇の中にとにかく投げて投げて投げて投げまくった。
だが、僕の体力がそこまで持つはずもなく……。
(落ち着いてください……。 ここに私は居ません……)
「ふざけるんじゃない……! これ以上何か言ったら貴様を流動体にする! 」
……いやこれじゃあなんでこんなことになってるのか分からないか……。
「おい、そこの芥!」
(はい! 何でしょうか!?)
「なんで僕をここまで連れてきた?」
(まぁ……そろそろ良いですかね……)
「何が良いって?」
(ちょっとしたアトラクションって奴ですよ)
「は? お前頭大丈夫か?」
(……大丈夫だと思います?)
「全く。 僕はお前の事を胡散臭さに脚の生えたような奴だと思ってる」
すると、胡散臭さの塊は続ける……。
(なんとも酷い……まぁ……多分驚くとは思いますがね……)
「何にだ?」
(チッ……めんどくさい……)
「お前今舌打ちしたか?」
(……では! 夢の国へ! いってっらっしゃーい! )
「おい!お前待てって……!?」
[ガコン!]
止め金が外れる音がして……僕の立っていた暗闇は、真っ二つに裂ける……!
すると、白く開かれた黒い扉の向こう側に……僕は光とともに吸い込まれた……。
「いってらっしゃーい! 楽しんできてねー!」
満面の笑みで手を振るは……作者。
真っ黒なローブに身を包み、暗闇に擬態していたようだ……。
ローブの内側に、ライムグリーンのTシャツが見えた……。
「ふざけんな作者ー!」
そう言いながら僕は回り……転がり……意識が……。
お……き……て……ねえ……。
うん?
「ねえ! 起きてってば!」
「うん? うわあああああ!」
僕はただただ驚いた……。
僕は見慣れないベットの上……。
ベットから飛び起きれば、布団の上から僕に跨るのは……黒くて……長い髪の……どこかで見たことがあるような美少女……。
そして周りの風景、全てが見たことがない……。
「もうっ! イーヴォったら……いつまでも寝てぇ……遅刻するよ!」
「セシリア!?」
驚いた……たしかに龍鱗が無くなればセシリアもきっとこんな顔だろう……。
……可愛い……。
僕はあまり僕と同じ年幅の人をよく見たことがないが……。
それでもきっと……飛び抜けて可愛い……いや、それは言い過ぎだろうか?
「……もしもーし……早く着替えないと……」
……そもそもなんだ? この部屋?
机、目覚まし時計……その全てが見慣れない……。
そして極めつけが壁に掛かっている見たことも無いデザインの黒い……服?
変わった形のボタン、そして襟の形をしている……。
素材も……僕が見たことの無いものだ……。
「えいっ!」
「いたっ!」
デコピンされた……?
威力がまるで違う!?
普通のデコピン……決して頭が吹き飛ぶ事も無く、脳震盪を起こす訳もなく……ただ、少し目が覚める程度……適正な威力だ……。
そして、セシリアらしき人は言う。
「寝癖も立ってるし……私が幼馴染じゃ無かったら大変だったわね!」
……幼馴染ってのは、家に上がって部屋に入り、その相手に寝起きドッキリみたいなのを仕掛ける奴なのか?
「それじゃあ、とっとと着替えて! 外出てるから!」
セシリアは足早に部屋から出て行った……。
……取り敢えず起きよう……。
僕がベットから足を出して立ち上がろうとすると……?
僕は足で固く、冷たい何かを踏んずけた。
どうやらノート……のようだが……。
恐る恐る僕はそのノートを開く……その中にはパソコンか何かで記入したのだろうか?
綺麗な活字が踊っていた。
そこには、 先程僕が不思議な服と称した物の名称、着方が馬鹿丁寧に書かれている……。
それだけにとどまらず、周辺の人物の特徴やら応対の仕方、そして学校で受ける授業に至るまで事細かに書かれていた……。
ん? ノートのラストのページになにか書かれていた。
そこにはライムの実に手足をくっ付けたような奇っ怪な生物……そして、
[素晴らしいキャンパスライフを楽しんで! 作者。]
やっぱり全部お前の仕業か……。
ふざけるんじゃない……。
取り敢えず僕は姿見を覗きつつ制服を着た。
セシリアは龍鱗が消えて可憐な少女になっていた。
だが、僕の虚弱体質はそのままのようだ……ふざけんな作者……。
そうして僕は急いで支度を済ませて家を飛び出て鍵を閉める。
セーラー服? と言うんだっけ?
それを着たセシリアは眠そうに身体を伸ばしつつ、
「あーっ……おお! 全くこのお寝坊さんにはセシリアお姉ちゃんがずっと必要ね!」
と言った。
「何か凄い変な夢を見てね……ただそれだけだよ……」
「ふうん……そうなんだ……あ!早く行かないと! 」
セシリアが僕の手を掴み、走り始めた。
それこそ引き摺られる事こそないものの、僕はずっと引っ張られながら懸命に走り……どうにか学校まで辿り着いた。
「セーフ!」
セシリアと僕が教室に滑り込むと共に、鐘のような音が鳴る……。
[キーンコーンカーンコーン…… ]
聞き覚えこそないものの、僕はそれが予鈴だと察した。
その後、数学、理科、社会、国語……と、授業を受ける中、僕が察したことは一つ。
そうこの世界には魔法がないのだ。
生きずらい……。
まぁ……セシリアのお陰でクラスメイトとは馴染めたけども……。
[キーンコーンカーンコーン……]
「では、早く帰って勉強するんだぞ!」
大柄な教師にそう言われ、僕らは教室を出た。
「ねーねー! イーヴォ早く帰ろ!」
「はいはい……待って待って……」
僕はセシリアを追い、着いたのは……。
「さあここでリフレッシュするわよ!」
喫茶店だった。
「おっちゃーん! いつもの!」
「はいはい……」
立派な白髭を携えたおじさん……と言うよりおじ様は、コーヒーミルを拭く手を止めていそいそとバックヤードに入って行った……。
そしてセシリアは対面式のテーブルを指さし、
「イーヴォはこっちにね!」
と、言って手前よりの椅子を僕に勧めた。
「うん。 ありがとうセシリア……」
僕はそこにゆっくりと腰掛ける。
「さて……セシリアちゃんはいつもよく食べるねぇ……それを見ていると私も嬉しいよ……」
「えへへ……照れるわよ……」
そう言っておじ様が持ってきたのは……パフェ……セシリア食べたがってたっけ……。
それを臆することなく食べ進めるセシリア……だが、その食欲は僕の知っている量では到底無かった……。
少しだけ残ってしまっているが、それをかき集めて、器用にスプーンに乗せた。
「はいあーん!」
「あーん」
パフェ……美味しい……セシリアに食べさせたいなぁ……でもこっちにいるのは……?
(気がつきましたね?)
その声は……作者……!
展開雑過ぎるだろ!
(でっ、でもやるべき事はしっかり分かりましたよね?)
……まぁ……。
(じゃあ……いってらっしゃい!)
途端、あたりが真っ白な光に包まれ……。
「おーい! ねぼすけさーん!起きて!」
目覚めると……そこはやはり服屋だった……!
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