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解放団初陣
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正門が開いたと同時に帝国の騎馬隊と、城壁に登った人が多数見えた。
「城壁にいるのは味方です!正門から出た騎馬兵が帝国兵です!」
アニエスの声にゼシカとテリィの部隊は一斉に正門を狙い、その矢をくぐり抜けた騎馬隊とクリックとアベルの部隊が衝突した。
「……おかしいですね…騎馬兵が予想より少ない…」
アニエスが呟いた。
あたしもそう感じた。だから、あたしの部隊も歩兵隊も待機のまま。
その時、右側から悲鳴と怒号が正面以上に聞こえた。
「セシル様!大変です!右側、キリュイの部隊が狙われて壊滅状態です!!!」
城壁を降りたミリィの報告に驚いた。
右側に入口はない……はず。
「セシル!!!」
ミリィの報告とほぼ同時にルイが単独で来た。
「帝国兵のかなりの数が右側に来たんだ!隠し扉があってそこから一気に流れ込んだ!みんな剣を持って戦ってるが数が不利で潰れそうなんだ!キリュイさんがこの事をセシルに伝えに行けって!」
アニエスが少ないと感じた正面の帝国兵……。
ムウ将軍の策は正面は囮で右側から潰していく作戦だったんだ……。
キリュイの部隊が全滅したらテリィかフッキ、どちらかが必ず狙われる……。
「アニエス、正面の帝国兵はもうあまり数はいないと見て、歩兵隊を城内に突入させるよね?」
「えぇ、歩兵隊の出番はそろそろです」
「じゃああたしの騎馬隊の指揮をルイに任せたい。あたしは将軍と旗を狙いに城内に行くんでしょ?今必要なのはキリュイの部隊の援護だよね?」
あたしの言葉に一瞬アニエスは考えたような顔をした。
「ルイ……今からあなたはセシル殿の騎馬隊1,000人を連れてキリュイの部隊の元へ行ってください。私はセシル殿と歩兵隊と共に城内へ行きます」
アニエスの言葉にルイは目を丸くしていた。
1,000の兵士を任せた将は誰もいない。
「お…れに務まりますか?」
「あたしはルイの努力見てきたから。あたしに馬の扱い教えてくれたのはルイ。今この状況でルイにしか頼めない」
あたしがルイをまっすぐに見たらルイの目にも力が入った。
まっすぐ見返して頷いてくれた。
「あたしの部隊の皆!今よりルイが将だ!ルイと共に右側のキリュイの部隊の元へ!帝国兵は右側から攻めてきている!!!」
兵士にそう告げてあたしは胸につけた解放団のシンボル、龍を象ったブローチをルイに渡した。
それが将の証。
「行くぞ!!!」
ルイが剣を抜いて一言叫び、兵士は皆、ルイに従い駆けて行った。
「城壁にいるのは味方です!正門から出た騎馬兵が帝国兵です!」
アニエスの声にゼシカとテリィの部隊は一斉に正門を狙い、その矢をくぐり抜けた騎馬隊とクリックとアベルの部隊が衝突した。
「……おかしいですね…騎馬兵が予想より少ない…」
アニエスが呟いた。
あたしもそう感じた。だから、あたしの部隊も歩兵隊も待機のまま。
その時、右側から悲鳴と怒号が正面以上に聞こえた。
「セシル様!大変です!右側、キリュイの部隊が狙われて壊滅状態です!!!」
城壁を降りたミリィの報告に驚いた。
右側に入口はない……はず。
「セシル!!!」
ミリィの報告とほぼ同時にルイが単独で来た。
「帝国兵のかなりの数が右側に来たんだ!隠し扉があってそこから一気に流れ込んだ!みんな剣を持って戦ってるが数が不利で潰れそうなんだ!キリュイさんがこの事をセシルに伝えに行けって!」
アニエスが少ないと感じた正面の帝国兵……。
ムウ将軍の策は正面は囮で右側から潰していく作戦だったんだ……。
キリュイの部隊が全滅したらテリィかフッキ、どちらかが必ず狙われる……。
「アニエス、正面の帝国兵はもうあまり数はいないと見て、歩兵隊を城内に突入させるよね?」
「えぇ、歩兵隊の出番はそろそろです」
「じゃああたしの騎馬隊の指揮をルイに任せたい。あたしは将軍と旗を狙いに城内に行くんでしょ?今必要なのはキリュイの部隊の援護だよね?」
あたしの言葉に一瞬アニエスは考えたような顔をした。
「ルイ……今からあなたはセシル殿の騎馬隊1,000人を連れてキリュイの部隊の元へ行ってください。私はセシル殿と歩兵隊と共に城内へ行きます」
アニエスの言葉にルイは目を丸くしていた。
1,000の兵士を任せた将は誰もいない。
「お…れに務まりますか?」
「あたしはルイの努力見てきたから。あたしに馬の扱い教えてくれたのはルイ。今この状況でルイにしか頼めない」
あたしがルイをまっすぐに見たらルイの目にも力が入った。
まっすぐ見返して頷いてくれた。
「あたしの部隊の皆!今よりルイが将だ!ルイと共に右側のキリュイの部隊の元へ!帝国兵は右側から攻めてきている!!!」
兵士にそう告げてあたしは胸につけた解放団のシンボル、龍を象ったブローチをルイに渡した。
それが将の証。
「行くぞ!!!」
ルイが剣を抜いて一言叫び、兵士は皆、ルイに従い駆けて行った。
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