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12.ヒナタさん
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「なんか嵐にベタベタして取り入ろうとしてて何アレ!?ビッチ!?もう存在がウザい!!
あーゆー守ってもらって当然って思ってそうな根暗の高校生デビューは無理!!」
……相当嫌われてるって確信を得た。
何て言うか、私ってヒナタさんから見ると相当すごい女に映っていたんだね……。
いつ嵐くんにベタベタしてたかとか…うん、自覚ないけど絶対にありえないんだけどなぁ。
この嫌われっぷり、まるでヒナタさんが沙耶みたい。
沙耶にはビッチとは言われたことないけど。
「だからさぁ!………あっ、」
ちょっと視線をずらした唯斗くん。
ずらした視線の先には嵐くんと後ろに私。
ばっちり私たちを見てる……ね。
「……え?…きゃぁっ!びっくりしたぁ!」
ヒナタさんが振り向いて嵐くんを認識した瞬間、声が急に変わった。
さっきまではゴルァって勢いで低い声だったのに、急に高い声で「きゃあ」って。
こうやって、声や態度を使い分けたりできるのが、モテる女の子なのかな?
私はヒナタさんみたいにはなれないし、なりたくないって思ったよ。
「ヒナタは同級生で大和の彼女。それ以上でも以下でもない。
………ってさっきまで思ってたけど、やっぱ無理」
嵐くんはそう言いながらヒナタさんのそばに行った。
ヒナタさんは引きつった表情で、、、だけど嵐くんからは絶対に目をそらさなかった。
あーゆー守ってもらって当然って思ってそうな根暗の高校生デビューは無理!!」
……相当嫌われてるって確信を得た。
何て言うか、私ってヒナタさんから見ると相当すごい女に映っていたんだね……。
いつ嵐くんにベタベタしてたかとか…うん、自覚ないけど絶対にありえないんだけどなぁ。
この嫌われっぷり、まるでヒナタさんが沙耶みたい。
沙耶にはビッチとは言われたことないけど。
「だからさぁ!………あっ、」
ちょっと視線をずらした唯斗くん。
ずらした視線の先には嵐くんと後ろに私。
ばっちり私たちを見てる……ね。
「……え?…きゃぁっ!びっくりしたぁ!」
ヒナタさんが振り向いて嵐くんを認識した瞬間、声が急に変わった。
さっきまではゴルァって勢いで低い声だったのに、急に高い声で「きゃあ」って。
こうやって、声や態度を使い分けたりできるのが、モテる女の子なのかな?
私はヒナタさんみたいにはなれないし、なりたくないって思ったよ。
「ヒナタは同級生で大和の彼女。それ以上でも以下でもない。
………ってさっきまで思ってたけど、やっぱ無理」
嵐くんはそう言いながらヒナタさんのそばに行った。
ヒナタさんは引きつった表情で、、、だけど嵐くんからは絶対に目をそらさなかった。
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