舞台に似合いの最高の喜劇を

我がエルヴィン侯爵家が、
カルス家を王族として国の頂と支えることーー今代で六代目。

不幸は私と亡き妻との間に出来た子に後継たる息子だけでなく娘もいたことか。
娘が生まれた一年後に王妃が男子を産んだことか。
或いはその息子たる王子が、実に残念な存在と成り果てたことか。

いずれにせよ。
王宮を舞台に、私の大切な娘を巻き込んで愚かな寸劇を繰り広げる愚物とその親よ。
覚悟するといい。

くだらぬ寸劇を最高の喜劇へと変えてやろうーー


全10話で完結の短編です。
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