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32.私と家族と立花家
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そのあとの12月は
本当にバタバタと過ぎていった。
三者面談はすぐに実施されて、先生からは希望する学部に問題なく行けるだろうって太鼓判を押された。
先生とお母さんが話すときはちょっと緊張が走っていた気もしたけど……先生もお母さんも大人だから、波風が立つような事もなく、すんなりと終了。
「もう受かった気分ねっ!」
って言ったお母さんに連れられて、二人で大学受かりそう祝いに外食に行ったのが一番印象的な思い出。
それから沙耶が帰国したけど、私は学校とアルバイトがあって迎えに行けなくって……。
だから、お母さんに電話したら沙耶が電話口に出てくれた。
「迎えに行けなくてごめんね?」
『は?別にいいよ。そんな子供じゃないし。あんたも忙しでしょ?』
「まぁまぁ?でも本当にごめん」
『別にいいって。クリスマスもお正月も会うんだから』
沙耶から私に会うことについて口にするとは思わなくて……かなり嬉しかった。
『てか、私についての話なら直電してきてよ。お母さん経由とか回りくどい』
最後にはちょっと怒られたけど、、沙耶と私の関係は、劇的に変化したと思う。
そして迎えたクリスマス
クリスマスは、立花家と城山家の合同で行われた。
本当にバタバタと過ぎていった。
三者面談はすぐに実施されて、先生からは希望する学部に問題なく行けるだろうって太鼓判を押された。
先生とお母さんが話すときはちょっと緊張が走っていた気もしたけど……先生もお母さんも大人だから、波風が立つような事もなく、すんなりと終了。
「もう受かった気分ねっ!」
って言ったお母さんに連れられて、二人で大学受かりそう祝いに外食に行ったのが一番印象的な思い出。
それから沙耶が帰国したけど、私は学校とアルバイトがあって迎えに行けなくって……。
だから、お母さんに電話したら沙耶が電話口に出てくれた。
「迎えに行けなくてごめんね?」
『は?別にいいよ。そんな子供じゃないし。あんたも忙しでしょ?』
「まぁまぁ?でも本当にごめん」
『別にいいって。クリスマスもお正月も会うんだから』
沙耶から私に会うことについて口にするとは思わなくて……かなり嬉しかった。
『てか、私についての話なら直電してきてよ。お母さん経由とか回りくどい』
最後にはちょっと怒られたけど、、沙耶と私の関係は、劇的に変化したと思う。
そして迎えたクリスマス
クリスマスは、立花家と城山家の合同で行われた。
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