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第3話 闇夜の行軍
森の藪が揺れる。俺はあの男が追い付いたのだと咄嗟に嬢ちゃんを盾に大鉈を構えた。
「ま、待て。私だ、エレオノーラ様には何もするな」
現れたのは、白銀の甲冑を血と泥で汚し、後ろ手に縛った赤毛の髪がザンバラに乱れた女騎士だった。
気の強そうな瞳が今は不安の色をたたえ、こちらを見ていた。
そうか、遁逃は敵と見なした者に発動する。あの瞬間、俺は女を敵と見ていなかったことに気付く。
女騎士は両手を上げ、茂みからゆっくりとこちらにやってきた。
「ちょっと待ちな。あの男はどこへ行った?」
俺の問いに女騎士はその場でピタリと足を止める。
「あの男は……別の場所を探している。おそらくこの近くにはいない」
「俺がその言葉を信じると思うか?お前を囮に俺を背後からザックリなんてこと……ねぇか」
あの男ならそんな事しなくても俺を容易く殺せるだろう。
俺は背後まで伸ばした警戒の触肢を女騎士だけに向ける。
「腰のモンと鎧を脱いでこっちに投げてよこせ」
「わかった。お前の言うとおりにする。だからエレオノーラ様には手を出すな」
女騎士はまず、腰にぶら下げた剣を鞘ごとこちらに投げて寄こすと、いそいそと鎧を脱ぎ出した。
そのあまりの無防備さに俺は呆れてしまう。
「あんた、そんなにこの嬢ちゃんが大事なのか?」
「当たり前だ。私はエレオノーラ様に忠誠を誓った騎士だ。エレオノーラ様のためならこの命捨ててもかまわん」
どうでもいい騎士道を俺に説きながら女騎士は脱いだ鎧を投げて寄こす。
思っていたよりもしっかりとした鎧は地面に鈍い音を響かせた。
身ぐるみはがされた女騎士は薄手の肌着姿でその豊満な胸元を隠すようにもじもじと立っていた。
「拾え」
盾にしている嬢ちゃんの縄をいったん解き、地面に転がる装備一式を拾わせ、それを俺の腰に下げたマジックバックに収納させた。
「手を後ろに組んでこっちに向けろ」
「わかった」
女騎士は胸を隠していた手を後ろ手に組み、俺に背を向ける。
俺は嬢ちゃんに「手に縄を掛けろ」と指示を出す。
「ごめんなさい、ヴィー」
手に縄を掛けながら嬢ちゃんは女騎士に話しかける。
「いいえ、私が悪いのです。お助けできず申し訳ありません」
女騎士はさぞ悔しいのだろう。「ぎりり」と奥歯を噛みしめる音が俺の耳にも入ってきた。
結び終わった縄を俺もほどけることがないか強引に引っ張って確かめてみる。
「ぐっ」
引く力が強かったか女騎士からうめき声がもれた。
「さて……どうするか」
俺はここで一旦考えた。
わざわざ女二人を連れて歩くのは面倒だ。
それに人質にするのなら力のある女騎士よりも扱いやすい嬢ちゃんの方が良い。
殺すか?
……そうしよう。
いまだに俺に背を向ける女騎士。俺は気づかれないように腰から大鉈を抜く。
せめて一撃で苦しまず死ねるように俺は大きく鉈を振りかぶった。
「やめてっ!!」
今まで躾の行き届いた犬のように従順だった嬢ちゃんが鉈を掴んで自分に引き寄せる。
「ヴィーを殺すのなら私もここで死にます」
「エレオノーラ様っ!!」
「くそガキ!!」
鉈の刃を掴んだ嬢ちゃんの手から血が流れ出る。それは嬢ちゃん自身の腕を伝い肘からポタリ……ポタリ……と地面に落ちた。
今まで死んでいたような目に覚悟が宿る。
首に鉈の刃が押し当てられ、俺が少しでも鉈を引けば頸動脈から血が噴き出すだろう。
俺と嬢ちゃんはしばらく見つめ合う。
しかし嬢ちゃんが先に動いた。押し当てた刃を自ら引いたのだ。
「っ!!」
俺が力ずくで止めなければ本当に頸動脈を切るところだった。首から流れ出た血は、鉈の刃を流れ俺の手を伝う。
それは人形のような嬢ちゃんからは想像も出来ない熱い血潮。
「けっ!」
俺が鉈を持つ手の力を抜くと、嬢ちゃんも鉈から手を離しそのままヘナヘナと地面に尻もちをついた。
「エレオノーラ様!」
今までオロオロとしていた女騎士がしゃがみ込んで、嬢ちゃんの身を案じた。
おそらく手を縛られていなければ嬢ちゃんをその場で抱きしめていただろう。
「こんな事……こんな事しないでください!私は貴女の盾なのです。私は貴女のために命をささげる覚悟がある。どうか、どうか、その役目を奪わないでください」
「嫌です!」
ここに来るまでの様子とは打って変わって嬢ちゃんはきっぱりと答えた。
「どうして……?」
「私があなたと共にいたいからです。それは主従ではなく昔、友人のように仲良く笑い合ったあの日みたいに……。だから、私はあなたを……ヴィーを盾になどしません」
「エル……さま……」
女騎士はその言葉がよっぽど嬉しかったのか、その目にうっすらと涙を浮かべる。
俺の目の前で繰り広げられるお涙頂戴な『喜劇』に笑いがこぼれ出る。
「あはははは!!こいつぁ傑作だな!?お友達ごっこは楽しいよなぁ!?んなことやって俺が同情するとでも思ったか?」
俺の台詞が癇に障ったのか女たちが揃って俺を睨む。
その目は俺を軽蔑する光を宿すのがはっきりと分かる。
俺は腹が立ち、嬢ちゃんのケツっぺたを軽く蹴り上げた。
「さっさと立て!移動するぞ」
俺は脱いだブーツを履き嬢ちゃんの後ろに立つ。行進の先頭は女騎士だ。
今夜は満月。再び川沿いを歩く。
満月に照らされてはいるが、川の流れで削られ丸くなった石が俺達の足運びの邪魔をする。
俺や女騎士はまだ良い。しかし、俺の前を歩く嬢ちゃんは、いちいち石に躓《つまず》き、その度に遅れが出る。
「さっさと歩きやがれ!」
闇夜に俺の声が響く。
「すみません」
無機質な声で嬢ちゃんが謝る。顔は見えないがどうせあの生気のない顔をしているのが想像できた。
それがさらに俺の苛立ちを加速させた。
「ま、待て。私だ、エレオノーラ様には何もするな」
現れたのは、白銀の甲冑を血と泥で汚し、後ろ手に縛った赤毛の髪がザンバラに乱れた女騎士だった。
気の強そうな瞳が今は不安の色をたたえ、こちらを見ていた。
そうか、遁逃は敵と見なした者に発動する。あの瞬間、俺は女を敵と見ていなかったことに気付く。
女騎士は両手を上げ、茂みからゆっくりとこちらにやってきた。
「ちょっと待ちな。あの男はどこへ行った?」
俺の問いに女騎士はその場でピタリと足を止める。
「あの男は……別の場所を探している。おそらくこの近くにはいない」
「俺がその言葉を信じると思うか?お前を囮に俺を背後からザックリなんてこと……ねぇか」
あの男ならそんな事しなくても俺を容易く殺せるだろう。
俺は背後まで伸ばした警戒の触肢を女騎士だけに向ける。
「腰のモンと鎧を脱いでこっちに投げてよこせ」
「わかった。お前の言うとおりにする。だからエレオノーラ様には手を出すな」
女騎士はまず、腰にぶら下げた剣を鞘ごとこちらに投げて寄こすと、いそいそと鎧を脱ぎ出した。
そのあまりの無防備さに俺は呆れてしまう。
「あんた、そんなにこの嬢ちゃんが大事なのか?」
「当たり前だ。私はエレオノーラ様に忠誠を誓った騎士だ。エレオノーラ様のためならこの命捨ててもかまわん」
どうでもいい騎士道を俺に説きながら女騎士は脱いだ鎧を投げて寄こす。
思っていたよりもしっかりとした鎧は地面に鈍い音を響かせた。
身ぐるみはがされた女騎士は薄手の肌着姿でその豊満な胸元を隠すようにもじもじと立っていた。
「拾え」
盾にしている嬢ちゃんの縄をいったん解き、地面に転がる装備一式を拾わせ、それを俺の腰に下げたマジックバックに収納させた。
「手を後ろに組んでこっちに向けろ」
「わかった」
女騎士は胸を隠していた手を後ろ手に組み、俺に背を向ける。
俺は嬢ちゃんに「手に縄を掛けろ」と指示を出す。
「ごめんなさい、ヴィー」
手に縄を掛けながら嬢ちゃんは女騎士に話しかける。
「いいえ、私が悪いのです。お助けできず申し訳ありません」
女騎士はさぞ悔しいのだろう。「ぎりり」と奥歯を噛みしめる音が俺の耳にも入ってきた。
結び終わった縄を俺もほどけることがないか強引に引っ張って確かめてみる。
「ぐっ」
引く力が強かったか女騎士からうめき声がもれた。
「さて……どうするか」
俺はここで一旦考えた。
わざわざ女二人を連れて歩くのは面倒だ。
それに人質にするのなら力のある女騎士よりも扱いやすい嬢ちゃんの方が良い。
殺すか?
……そうしよう。
いまだに俺に背を向ける女騎士。俺は気づかれないように腰から大鉈を抜く。
せめて一撃で苦しまず死ねるように俺は大きく鉈を振りかぶった。
「やめてっ!!」
今まで躾の行き届いた犬のように従順だった嬢ちゃんが鉈を掴んで自分に引き寄せる。
「ヴィーを殺すのなら私もここで死にます」
「エレオノーラ様っ!!」
「くそガキ!!」
鉈の刃を掴んだ嬢ちゃんの手から血が流れ出る。それは嬢ちゃん自身の腕を伝い肘からポタリ……ポタリ……と地面に落ちた。
今まで死んでいたような目に覚悟が宿る。
首に鉈の刃が押し当てられ、俺が少しでも鉈を引けば頸動脈から血が噴き出すだろう。
俺と嬢ちゃんはしばらく見つめ合う。
しかし嬢ちゃんが先に動いた。押し当てた刃を自ら引いたのだ。
「っ!!」
俺が力ずくで止めなければ本当に頸動脈を切るところだった。首から流れ出た血は、鉈の刃を流れ俺の手を伝う。
それは人形のような嬢ちゃんからは想像も出来ない熱い血潮。
「けっ!」
俺が鉈を持つ手の力を抜くと、嬢ちゃんも鉈から手を離しそのままヘナヘナと地面に尻もちをついた。
「エレオノーラ様!」
今までオロオロとしていた女騎士がしゃがみ込んで、嬢ちゃんの身を案じた。
おそらく手を縛られていなければ嬢ちゃんをその場で抱きしめていただろう。
「こんな事……こんな事しないでください!私は貴女の盾なのです。私は貴女のために命をささげる覚悟がある。どうか、どうか、その役目を奪わないでください」
「嫌です!」
ここに来るまでの様子とは打って変わって嬢ちゃんはきっぱりと答えた。
「どうして……?」
「私があなたと共にいたいからです。それは主従ではなく昔、友人のように仲良く笑い合ったあの日みたいに……。だから、私はあなたを……ヴィーを盾になどしません」
「エル……さま……」
女騎士はその言葉がよっぽど嬉しかったのか、その目にうっすらと涙を浮かべる。
俺の目の前で繰り広げられるお涙頂戴な『喜劇』に笑いがこぼれ出る。
「あはははは!!こいつぁ傑作だな!?お友達ごっこは楽しいよなぁ!?んなことやって俺が同情するとでも思ったか?」
俺の台詞が癇に障ったのか女たちが揃って俺を睨む。
その目は俺を軽蔑する光を宿すのがはっきりと分かる。
俺は腹が立ち、嬢ちゃんのケツっぺたを軽く蹴り上げた。
「さっさと立て!移動するぞ」
俺は脱いだブーツを履き嬢ちゃんの後ろに立つ。行進の先頭は女騎士だ。
今夜は満月。再び川沿いを歩く。
満月に照らされてはいるが、川の流れで削られ丸くなった石が俺達の足運びの邪魔をする。
俺や女騎士はまだ良い。しかし、俺の前を歩く嬢ちゃんは、いちいち石に躓《つまず》き、その度に遅れが出る。
「さっさと歩きやがれ!」
闇夜に俺の声が響く。
「すみません」
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